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阿南工業高等専門学校

阿南高専からの大学編入 |大学編入105名(23%)の実績と対策

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-19​‌‌​‌​‌‌​​​​‌‌​​​‌‌​​‌‌​‌​‌​‌​‌‌

この記事は、阿南工業高等専門学校(阿南高専)に在学中で、大学への編入学を考えている方に向けたガイドです。反対に「阿南高専へ入学したい」方は、この記事の対象ではありません。阿南高専の入試情報は阿南高専公式サイトの入試情報ページをご確認ください。

この記事で分かること

  • 阿南高専公式が公表する、大学編入の実績データ(令和5〜7年度卒業生)
  • 阿南高専から編入者数・登場学科数が多い主な大学と、その顔ぶれ
  • 豊橋技術科学大学が5学科すべてで実績を持つ理由と、徳島大学など他の編入先の位置づけ
  • 編入対策を始める時期の目安(学年別の進め方)
  • 阿南高専の主な編入先大学に合格した高専出身者の体験談

阿南高専からの編入を考え始めたばかりでも大丈夫です。いまの学年と興味のある分野をうかがって、何から始めるべきかをその場で整理します。

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阿南高専の大学編入実績。公式データで見る全体像

阿南高専は本科に機械コース・電気コース・情報コース・建設コース・化学コースの5コース(創造技術工学科)を持つ高専です。公式サイトのキャリア支援室ページでは、卒業生の進路について「約7割が就職し、約3割が大学に編入したり、専攻科に進学したりします」と説明しています。より詳しい人数は、同ページからリンクされている「令和7年度卒業生の卒業後の進路」PDF(R7shinro2.pdf)と、コースごとの編入先大学を年度別(令和5〜7年度)にまとめた「過去の進路先」PDF(R7shinro.pdf)で確認できます(いずれも2026年8月19日取得)。掲載されているのは「卒業者数」「就職者数」「進学者数」という区分で、公式資料は「合格者数」という語を使っていません。

公式の「進学者数」には、大学への編入学に加えて、阿南高専自身の専攻科(本科卒業後に進む2年制の専門課程)への進学も含まれています。大学ごとの編入学者数は公式に公表されていないため、この記事では「進学者数」から公式資料に記載の専攻科への進学者数を差し引いた人数を、編入総研が「大学への編入学」として算出しています(学校側が公表している区分ではありません)。

卒業者数・進学者数・大学編入学者数(令和5〜7年度)

区分令和5年度令和6年度令和7年度3年計
卒業者数155名154名147名456名
進学者数(専攻科+大学、公式)48名56名43名147名
うち阿南高専専攻科への進学16名17名9名42名
うち大学への編入学(編入総研算出)32名39名34名105名

出典: 阿南工業高等専門学校公式サイト「令和7年度卒業生の卒業後の進路」PDFの年度別グラフ(H16〜R7)と、「令和6年度卒業者の進路」PDF・「過去の進路先」PDFに記載のコース別・年度別データ(いずれも2026年8月19日取得)。「うち大学への編入学」は、各年度の進学者数からコース別専攻科進学者数の合計を差し引いて編入総研が算出した人数です。卒業者数に対する大学編入学者の割合は、3年計で105名/456名=約23%です。

主な編入先大学(令和6・7年度の「主な進学先」に掲載された大学)

阿南高専公式が年度・コースごとに公表している「主な進学先」の一覧を編入総研が整理すると、令和6年度・令和7年度の2年間で登場する回数が多い大学は次のとおりです。5コース(機械・電気・情報・建設・化学)のうち、その大学が「主な進学先」として掲載された学科数を示しています。

大学令和6年度令和7年度
豊橋技術科学大学5コース中5コース5コース中5コース
徳島大学5コース中4コース5コース中2コース
広島大学5コース中3コース記載なし
岡山大学5コース中2コース5コース中2コース
長岡技術科学大学5コース中2コース5コース中1コース
早稲田大学5コース中2コース5コース中1コース
愛媛大学5コース中1コース5コース中2コース

出典: 阿南高専公式「令和6年度卒業者の進路」PDF・「令和7年度卒業生の卒業後の進路」PDFのコース別「主な進学先」欄(2026年8月19日取得)。このほか、令和6・7年度の「主な進学先」には九州大学・同志社大学・大阪公立大学・京都工芸繊維大学・熊本大学・北海道大学・神戸大学・千葉大学・東京工業大学(令和7年度は東京科学大学と表記)・東京都立大学・東京大学・高知大学・電気通信大学・奈良女子大学・関西外国語大学も、いずれか1学科の進学先として掲載されています。学科ごとの人数までは公式に公表されていないため、この記事では大学名の掲載状況までを紹介しています。

編入先の定番と難易度帯。豊橋技科大と徳島大学という選択肢

上の表のとおり、阿南高専からの編入先としてもっとも実績が安定しているのは豊橋技術科学大学です。令和6年度・令和7年度の2年間、機械・電気・情報・建設・化学の5学科すべてで「主な進学先」に掲載されており、コース横断で継続的に編入学者を送り出している大学といえます。豊橋技術科学大学は高専卒業生の受け入れを主軸に据えて設立された技術科学大学(技科大)で、学内に高専出身の学生が多く、高専で学んだ専門分野の延長線上でカリキュラムが組まれているのが特徴です。

これに次ぐのが徳島大学です。阿南高専と同じ徳島県内にキャンパスがあり、理工学部が高専からの編入を受け入れています。令和6年度は5コース中4コース、令和7年度も5コース中2コースで「主な進学先」に掲載されており、直近年度でも編入学者が出ていることが公式データから確認できます。地理的な近さもあり、阿南高専生にとって身近な選択肢の一つです。

このほか、広島大学・岡山大学・愛媛大学のような中国・四国地方の国立大学や、長岡技術科学大学(豊橋と同じ技科大)にも複数学科で実績があります。件数としては1学科・1年度あたり1〜2名程度とみられますが、九州大学・北海道大学・神戸大学・東京大学・同志社大学・早稲田大学・東京工業大学(現・東京科学大学)といった難関国立・難関私立への編入実績も、令和6・7年度の公式データに掲載されています。難関大学への編入は募集人員が少なく倍率も高くなりやすいため、志望する場合は早めの情報収集と対策が必要です。

阿南高専から出願できる大学は、上記以外にも数多くあります。学部・学科ごとの出願資格や試験内容を大学名・学部から検索したい場合は「高専から大学編入できる大学一覧」、工学部全体の実施大学一覧や難易度の目安は「工学部編入|実施大学一覧・難易度ランキング」で確認できます。

編入準備の始め方。学年別のスケジュール

大学編入の対策は、大学や個人によって差がありますが、阿南高専を含む多くの高専生は、おおむね次のような流れで準備を進めています。

  • 3年生: 志望する学部・大学の情報収集を始める時期です。上の表を参考に、どの大学の実績が多いかをつかみつつ、自分の興味に近い分野(機械・電気・情報・建設・化学のどの領域か)を意識しておくと、その後の科目学習の方向性が定まりやすくなります。
  • 3年生の終わり〜4年生の前半: 英語・数学など、多くの大学で共通して必要になる基礎科目の学習を本格化させる時期です。編入試験特有の出題形式に早めに慣れておくと、専門科目の対策に時間を割きやすくなります。
  • 4年生: 志望校を絞り込み、専門科目(力学・電磁気学・情報工学・構造力学・化学工学など、志望学科に応じた分野)の対策と、過去問演習・面接対策・出願書類の準備を進める時期です。多くの大学で、3年次編入の試験がこの学年の後半に実施されます。
  • 4年生の終わり〜5年生: 出願・受験本番の時期です。豊橋技術科学大学と徳島大学など複数校を併願する場合は、志望校ごとの試験日程が重ならないか早めに確認しておくと、選択肢を狭めずに済みます。

出願資格そのもの(必要単位・在学年数など)は大学ごとに条件が異なるため、対策を始める前に「編入の出願資格と必要単位」もあわせて確認してください。

高専→大学編入のメリットやデメリット 対策の進め方など学長が解説

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※調査対象期間 2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
※調査方法: 企業担当者へのヒアリング、企業発表情報、デスクリサーチ/調査対象: 大学編入試験対策の予備校・個別指導塾(医学部・看護学部系除く)/調査項目: 2025年度と2026年度の大学編入試験合格者数

オンライン編入学院 公式サイト(2026年8月19日確認)

2年連続で大学編入試験の合格者数No.1(注釈参照)のオンライン編入学院では、阿南高専のような高専出身者のサポートも豊富に行っています。2027年度入学では東京大学工学部への合格者も出しています(詳しくはオンライン編入学院の合格者速報)。

阿南高専からの編入先は、豊橋技術科学大学を中心に、徳島大学など全国の国公立大学まで幅があり、大学ごとに出願資格や専門科目の範囲も異なります。いまの学年・得意科目・志望分野をうかがったうえで、進め方を整理します。

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阿南高専の主な編入先に合格した先輩の体験談

編入総研では、高専出身者の合格体験記を多数公開しています。ここでは、阿南高専からの主な編入先である大学に、高専から合格した方の体験談を紹介します。いずれも本文中で高専出身であることが確認できる体験談で、阿南高専出身と名乗っているものではありません。

よくある質問

阿南高専からはどんな大学に編入できますか?

阿南高専公式が公表する実績では、令和6・7年度の2年間、豊橋技術科学大学が5学科すべてで「主な進学先」に掲載されているほか、徳島大学・広島大学・岡山大学・長岡技術科学大学・早稲田大学・愛媛大学などにも複数学科で実績があります(2026年8月19日取得)。このほか、九州大学・北海道大学・神戸大学・東京大学・同志社大学・東京工業大学(現・東京科学大学)など、難関国立・難関私立への編入実績も公式データに掲載されています。大学ごとの人数までは公式に公表されていません。

大学への編入学者数はどのくらいですか?

阿南高専公式の「進学者数」から、公式資料に記載の専攻科への進学者数を編入総研が差し引いて算出すると、令和5〜7年度の3年間で大学への編入学者数は合計105名(卒業者456名の約23%)でした。年度別では令和5年度32名、令和6年度39名、令和7年度34名です。この算出方法は学校側が公式に公表しているものではなく、編入総研が公式データをもとに計算したものです。

豊橋技術科学大学への編入が特に多いのはなぜですか?

豊橋技術科学大学は高専卒業生の受け入れを主軸に据えて設立された技術科学大学(技科大)で、学内に高専出身の学生が多いのが特徴です。阿南高専からも令和6年度・令和7年度の2年間、機械・電気・情報・建設・化学の5学科すべてで「主な進学先」に掲載されており、コース横断で継続的に編入学者を送り出しています。高専で学んだ専門分野の延長線上でカリキュラムが組まれているため、工学系の学びをそのまま続けたい場合に有力な選択肢になります。

徳島大学への編入は今も実施されていますか?

阿南高専公式データでは、令和6年度は5コース中4コース、令和7年度も5コース中2コースで徳島大学が「主な進学先」に掲載されており、直近年度まで継続して編入学者が出ています。ただし出願資格・募集人員・試験内容は年度によって変わることがあるため、志望する場合は必ず徳島大学公式の最新の募集要項を確認してください。

阿南高専の専攻科と大学編入、どちらを選べばいいですか?

阿南高専公式の実績データでは、専攻科への進学者数は令和5年度16名・令和6年度17名・令和7年度9名でした。専攻科は阿南高専に残って2年間、より専門的な学びを続ける進路で、大学編入は他大学に移って学ぶ進路です。学びたい分野の環境や、卒業後に取得できる学位、通学のしやすさなどを踏まえて、早めに阿南高専の先生に相談しながら検討することをおすすめします。

阿南高専から大学編入の対策はいつから始めればいいですか?

大学や個人差が大きく断定はできませんが、多くの高専生は3年生から志望校の情報収集と基礎科目(英語・数学)の学習を始め、4年生で専門科目の対策や過去問演習を本格化させる、という進め方をとっています。編入試験の多くは3年次・4年次修了時点での出願となるため、出願資格の確認は早めに済ませておくと選択肢が広がります。

阿南高専へ入学したい場合はどうすればいいですか?

この記事は阿南高専から大学へ編入する方向けのガイドです。阿南高専への入学(高校入試段階の入学)については、阿南高専公式サイトの入試情報ページをご確認ください。

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阿南高専からの大学編入は、豊橋技術科学大学を中心に、徳島大学や早稲田大学など難関大学への実績もあります。いまの学年・成績・志望分野を踏まえて、無理のない志望校の組み合わせを一緒に考えます。

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監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入に特化した完全オンラインの予備校です。阿南高専からの編入は、高専出身者の受け入れを主軸とする豊橋技術科学大学が5学科すべてで実績を持ち、これに地元・徳島大学が続くのが特徴です。この記事の実績データは阿南高専公式の公表値にもとづいており、最新の出願資格・試験内容は必ず大学公式の募集要項でご確認ください。無料相談では、いまの学年・成績・興味のある分野を整理したうえで、志望校の絞り込みと対策の進め方をご提案しています。

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