同志社大学生命医科学部の編入試験対策|試験概要・出願資格・実施状況
結論:2027年度は実施なし。まず確認すべきこと
大学公式の「2027年度 転入学・編入学試験要項」によると、同志社大学生命医科学部(医工学科・医情報学科)の3年次編入学試験は、2027年度(2027年4月入学)は実施されません。実施状況表では両学科とも「×」=「転入学・編入学試験制度を設けていますが、定員の充足状況により2027年度入試は実施しません」と明記されています。また医生命システム学科は、そもそも編入学試験の制度自体が設けられていません。次の2028年度入試で実施されるかどうかは、大学が2027年6月に発行する入学試験要項で正式に公表する予定です。この記事では、直近に実際に試験が行われた2026年度(2025年秋実施)の内容を大学公式要項の原本から整理し、あわせて今後の確認方法と、実施が再開された場合に備えた対策の考え方をまとめます。「今から対策すべきか」を判断する材料として読んでください。
この学部はいま募集がありませんが、同じ分野で編入を実施している大学は他にもあります。いまの在籍区分で受けられる大学がどこかは、条件を突き合わせると見えてきます。
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【最重要】2027年度(2027年4月入学)の実施状況
同志社大学は毎年6月ごろに、翌年度の転入学・編入学試験を実施する学部・学科の一覧を公表しています。2027年度分(2026年6月発行)の一覧では、生命医科学部の扱いは次のとおりです。
| 学科 | 2027年度 第3年次転入学・編入学試験 |
|---|---|
| 医工学科 | ×(実施しません) |
| 医情報学科 | ×(実施しません) |
| 医生命システム学科 | (編入学試験の制度自体が未設置) |
出典: 同志社大学「2027年度 転入学・編入学試験要項」(大学公式サイト内PDF)掲載の「2027年度 転入学・編入学試験実施状況」一覧。「×」の定義は要項に「転入学・編入学試験制度を設けていますが、定員の充足状況により2027年度入試は実施しません」と記載。
医工学科・医情報学科は前年度(2026年度)まで実際に編入学試験を実施していた学科です。同じ一覧表で比較すると、同志社大学の理工学部(各学科)・神学部・文学部・商学部は2027年度も編入学試験を継続しており、生命医科学部・経済学部・文化情報学部・社会学部(全学科)・心理学部などが2027年度は休止という扱いになっています。編入学の募集枠を毎年見直す大学は珍しくなく、同志社大学も定員充足の状況にあわせて学部・学科ごとに実施可否を決めています。志望する学科の実施有無は、年度ごとに大学公式サイトで必ず確認してください。
なお、2026年度の要項の時点ですでに「※理工学部以外は定員の充足状況等により、2027年度入試以降の試験を実施しない場合があります」という注記があり、生命医科学部を含む理工学部以外の学部にはあらかじめ休止の可能性が予告されていました。今回の休止は、その予告どおりの結果だったといえます。
2028年度入試(2028年4月入学)で生命医科学部の編入学試験が再開されるかどうかは、2027年6月に大学が発行する入学試験要項で正式に公表されます。志望する場合は、大学公式サイトの「入学案内」→「学部入試」→「転入学・編入学試験」のページを2027年6月以降にチェックしてください。
直近実施年度(2026年度)の試験概要
2026年度・参考情報以下は、実際に試験が行われた直近の年度(2026年度、2025年秋実施)の要項データです。2027年度は実施されないため、次に生命医科学部の編入学試験が行われるとしても日程・科目・資格は変わる可能性があります。あくまで「再開されたときに何が必要になりそうか」をつかむための参考情報として読んでください(更新日: 2026-09-06)。
| 対象学科 | 医工学科・医情報学科(あわせて「若干名」の募集。医生命システム学科は対象外) |
|---|---|
| 募集人数 | 若干名(3年次編入) |
| 出願情報登録期間 | 2025年9月29日(月)〜10月10日(金)/インターネット出願サイトで登録・入学検定料を納入 |
| 出願書類の受付 | 2025年10月6日(月)〜10月10日(金)消印有効/郵送のみ(簡易書留速達郵便に限る。窓口受付なし) |
| 試験日・会場 | 2025年11月16日(日)、京田辺キャンパス |
| 試験科目・時間割 | 10:00〜11:00 数学 11:30〜 口頭試問(終了時刻は要項に非公表) |
| 合格者発表 | 2025年12月5日(金)、本人宛の速達郵便のみ。電話等での問い合わせには応じない |
| 入学検定料 | 35,000円(同志社大学の転入学・編入学試験共通) |
出典: 同志社大学「2026年度 転入学・編入学試験要項」(大学公式サイト内PDF)。日程・人数・科目は年度ごとに変わります。実施が再開された場合も、必ず該当年度の募集要項の原本で最新情報を確認してください。
試験会場となる京田辺キャンパスは、大学公式のアクセス案内によると、近鉄「興戸」駅から徒歩15分、近鉄「新田辺」駅からバス・タクシーで10分、近鉄「三山木」駅からバスで7分、JR学研都市線「同志社前」駅から徒歩10分の立地です。今出川キャンパス(神学部・文学部・商学部などの会場)とは別のキャンパスのため、併願する学部によっては試験会場が異なる点にも注意してください。
出願資格(英語スコアの基準を含む)
生命医科学部の出願資格は、同志社大学の編入学試験に共通する資格に加えて、生命医科学部だけに課される英語スコアの基準があります。以下は2026年度要項にもとづく内容で、実施が再開された場合は基準が変わる可能性があるため、最新の要項で必ず再確認してください。
共通の出願資格(主なもの)
- 大学第2年次修了者、または修了見込みの者(休学期間を除いた在学期間が2年以上であること)
- 短期大学卒業者、または卒業見込みの者
- 高等専門学校卒業者、または卒業見込みの者
- 専修学校専門課程の修了者(見込み含む)。修業年限2年以上・総授業時間数1700時間以上などの文部科学大臣の定める基準を満たすものに限る
- 高等学校等の専攻科修了者、または修了見込みの者(大学入学資格を有する者に限る)
- 外国の学校教育における14年(または15年)の課程を修了した者、および同等の課程を修了した者 など
生命医科学部のみの英語要件
上記の資格に加えて、次のいずれかを満たしている必要があります(2026年度要項)。
| TOEFL iBT | テストスコア52点以上。Test Dateスコアのみ有効(MyBestスコアは不可) |
|---|---|
| TOEIC L&R | Listening & Readingテストのスコア550点以上 |
| 実用英語技能検定(英検) | 2級以上合格 |
TOEFL ITP・TOEIC(IP)は対象外。出願時はスコアカードや合格証明書の原本を提出(コピー不可、合格発表後に返却)。TOEIC L&Rのスコアを使う場合は、二次元コード付きの公式認定証(紙)の原本提出が必要で、デジタル公式認定証は出願に使えません。出典: 同志社大学「2026年度 転入学・編入学試験要項」。
あわせて、志望理由書(本学所定用紙)の提出が必須とされていました。現在在学中の者が提出する成績証明書には、修得済み科目に加えて履修中の科目名と単位数の記入が求められるなど、在学中の受験生に配慮した書式になっています。文学部の一部学科・商学部・社会学部にも学部固有の英語要件がありますが、基準となるスコア(TOEFL iBT・TOEIC L&R・IELTSなど)や必要点数は学部ごとに異なります。他学部と併願する場合は、学部ごとの基準を混同しないよう、志望する学部それぞれの要項を個別に確認してください。
学科の違い:医工学科・医情報学科・医生命システム学科
生命医科学部には3つの学科があり、編入学試験の扱いも学科によって異なります。志望学科を選ぶ前に、学びの内容の違いを押さえておきましょう。
医工学科
機械工学と医学の融合領域を学ぶ学科です。動作補助を行う医用ロボット、医療・福祉機器、再生組織材料、生体・環境適合材料などの研究・開発に取り組みます。
2027年度は編入学試験なし医情報学科
情報・電子工学と医学が融合した分野を学ぶ学科です。脳内の情報処理メカニズムの解明、電子工学技術を使った生体情報の計測、各種の医用機器の研究・開発に取り組みます。
2027年度は編入学試験なし医生命システム学科
他の2学科とは異なり、分子生物学・細胞生物学から解剖学・薬理学・内科学まで、幅広い医学領域そのものに重点を置いた学びが中心です。
編入学試験制度なし学部全体としては「次代の医療と健康を担うエンジニアや研究者」の育成を掲げており、数学・物理学・化学・生物学といった基礎科学に、生命医科学概論・生化学・内科学概論・外科学概論などの専門科目を重ねるカリキュラムが組まれています。生命科学・医学寄りの学びを志望する場合、医生命システム学科は編入学試験のルートがないため、一般選抜など別の入学方法を大学公式サイトで確認する必要があります。工学・情報系の視点から医療分野に関わりたい場合は医工学科・医情報学科が該当しますが、前述のとおり2027年度は編入学試験そのものが実施されません。
難易度をどう考えるか
生命医科学部の編入学試験について、志願者数・受験者数・合格者数といった公式の実施状況データは確認できませんでした。数値がない以上、倍率で難易度を語ることはできませんが、次の2点から準備の負担は小さくないと考えられます。
- 募集人数が「若干名」の少数選抜であること(2026年度は医工学科・医情報学科あわせての募集)
- 出願資格として英語スコアの基準(TOEFL iBT52点以上、TOEIC L&R550点以上、英検2級以上のいずれか)を満たす必要があること。出願前の準備期間が必要で、当日の試験対策だけでは間に合いません
正確な情報は、大学が実施を公表した時点で発行される最新の募集要項を必ず確認してください。数字のない状態で「難しい/簡単」と断定することは避けるべきです。
出願書類・手続きの実務チェックリスト
実施が再開された場合に備えて、2026年度要項に記載されていた出願実務のポイントを整理します(詳細は年度により変わるため、実施が公表された年の要項で必ず再確認してください)。
- 出願方法: インターネット出願サイトでの登録と入学検定料の納入に加えて、出願書類一式を郵送する必要があります。窓口受付は一切なく、郵送は「簡易書留速達郵便」に限られていました。
- 語学力を証明する書類: TOEFL iBT・TOEIC L&Rのスコアカード、または実用英語技能検定(英検)の合格証明書のいずれかの原本を提出します。コピーは受け付けられず、原本は合格発表後に返却される扱いでした。
- 志望理由書: 本学所定用紙での提出が必須でした。
- 成績証明書: 出身校(在学中含む)の学長・学校長が証明するもの。現在在学中の場合は、修得済み科目の成績・単位数に加えて、履修中の科目名と単位数も記入する必要がありました。
- 在籍証明書: 4年制大学に在学中(在学していた)場合、本学所定用紙での提出が必要(卒業証明書・卒業見込証明書を提出する場合は不要)。
- 入学検定料: 35,000円。クレジットカードまたは現金等(コンビニ・銀行のペイジー)で納入します。
出願受付後の志望学部・学科・コースの変更はできません。いったん受け付けた書類は、語学力を証明する書類を除いて返却されません(2026年度要項)。
再開に備える:数学・口頭試問対策の考え方
2027年度は実施がないため、今すぐ専門対策を始める必要はありません。ただし、実施が公表されてから出願・試験本番までの期間は決して長くないため(2026年度は出願情報登録の開始から試験日まで約1か月半でした)、実施の発表を待つあいだにできる準備を進めておくと安心です。ここでは、直近実施年度の試験科目の構成から考えられる準備の方向性を紹介します。
英語スコアは先に固める
出願資格として英語スコアの基準(TOEFL iBT52点以上、TOEIC L&R550点以上、英検2級以上のいずれか)を満たす必要があるため、これは試験科目の対策より先に着手すべき項目です。スコアの取得には申込みから受験、結果反映まで一定の時間がかかるため、実施の公表を待つ段階から候補となる試験(TOEIC L&Rなど、対策教材が豊富で受験機会も多い試験)を決めて準備を始めておくと、実施発表後にあわてずに済みます。
数学の基礎固め
医工学科・医情報学科は、機械工学・電気工学・情報系の科目を扱う学科であり、直近の試験科目にも数学が含まれていました。工学系・情報系の編入試験で広く問われる微分積分・線形代数(行列)を中心に、基礎から演習まで一冊で通せる教材を早めに1周しておくと、実施発表後の追い込みがしやすくなります。下の参考書カードに、微分積分の基礎を整理できる教材を紹介しています。
口頭試問への準備
口頭試問は、志望する学科でどのような分野を学びたいか、なぜ同志社大学の生命医科学部でなければならないかを、自分の言葉で説明できるかが問われる形式です。学部が掲げる「次代の医療と健康を担うエンジニアや研究者」の育成という方向性を踏まえ、自分の興味と結び付けて話せるように準備しておくとよいでしょう。志望理由書の提出も必須のため、口頭試問の受け答えと志望理由書の内容に一貫性を持たせることも大切です。
ここでは、工学系・情報系の編入試験で広く使われる数学の定番教材を紹介しています。実施が公表された段階で、募集要項に記載の出題範囲もあわせて確認してください。
併願・進路の選択肢
2027年度に生命医科学部の編入学試験が実施されない以上、同じ2027年度に同志社大学の編入学試験を受けたい場合は、他学部を検討する必要があります。工学・情報系に関心があるなら、同じ京田辺キャンパスで実施が続いている同志社大学理工学部(各学科2名の募集で2027年度も実施継続)が候補になります。人文・社会系であれば同志社大学文学部や同志社大学商学部も2027年度の実施が予定されています。
生命科学・医療系の学びそのものを他大学で探す場合は、法政大学生命科学部のように編入学試験を実施している生命科学系学部を比較検討する方法もあります。工学系の編入学試験を幅広く比較したい場合は、立命館大学理工学部や関西大学システム理工学部など、関関同立クラスの理工系学部の記事もあわせて参考にしてください。
よくある質問
同志社大学生命医科学部の編入試験は2027年度も実施されますか?
大学公式の「2027年度 転入学・編入学試験要項」に掲載された実施状況表によると、生命医科学部の医工学科・医情報学科はいずれも「×」=2027年度(2027年4月入学)の編入学試験は実施されません。理由は「定員の充足状況等」とされています。次の2028年度入試における実施の有無は、2027年6月に発行される入学試験要項で正式に公表される予定です。
医生命システム学科は編入学試験で入学できますか?
できません。同志社大学の転入学・編入学試験実施状況表では、医生命システム学科は2026年度・2027年度のどちらも「転入学・編入学試験制度を設けていません」の区分(網掛け)になっており、そもそも編入学試験の制度自体がありません。医生命システム学科を志望する場合、編入学以外の入学ルート(一般選抜など)を大学公式サイトで確認してください。
出願資格の英語要件はどのくらい必要ですか?
直近実施年度(2026年度)の要項では、生命医科学部の志願者はTOEFL iBTスコア52点以上、TOEIC Listening & Readingスコア550点以上、実用英語技能検定(英検)2級以上合格のいずれかを満たす必要がありました。TOEFL ITPやTOEIC(IP)は対象外で、TOEICは紙の公式認定証の原本提出が必須(デジタル版は不可)とされています。実施が再開された場合も、最新の基準は必ず募集要項の原本で確認してください。
直近の試験ではどんな内容が出題されましたか?
直近実施年度(2026年度、2025年11月16日実施)の要項によると、試験科目は数学(10時〜11時)と口頭試問(11時30分〜)の2つで、京田辺キャンパスで実施されました。配点は要項に公表されておらず、著作権の観点から過去問の設問そのものはここに記載していません。出題分野の詳細については、実施が再開された年度の募集要項で出題範囲を確認するのが確実です。
同志社大学生命医科学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
志願者数・合格者数など倍率を算出できる公式データは確認できていません。募集人数は医工学科・医情報学科あわせて「若干名」という少数選抜で、出願資格として英語スコアの基準(TOEFL iBT52点以上など)を満たす必要がある点から、出願段階からの準備が求められる試験だったといえます。数値のない中で難易度を判断するのは危険なので、必ず大学の公式発表で最新情報を確認してください。
2028年度の実施有無はいつ、どこで確認できますか?
同志社大学の「2027年度 転入学・編入学試験要項」に、2028年度入試における実施の有無は2027年6月に発行する入学試験要項で正式に公表すると明記されています。大学公式サイトの「入学案内」→「学部入試」→「転入学・編入学試験」のページを2027年6月以降に確認してください。
実施が再開されたら対策はいつから始めるべきですか?
直近実施年度の試験は例年11月中旬で、出願は9月末〜10月上旬でした。出願資格である英語スコアの取得には数か月かかるため、実施が公表され次第、早い段階でTOEFL iBTやTOEIC L&Rの受験計画を立てることが欠かせません。数学と口頭試問の対策は、英語スコアの目処が立ってから本格化させるのが無理のない進め方です。
まとめ
同志社大学生命医科学部の編入学試験は、2027年度(2027年4月入学)は医工学科・医情報学科とも実施されません。医生命システム学科はもともと編入学試験の制度がありません。直近の実施年度(2026年度)は、数学と口頭試問の2科目、募集人数「若干名」、出願資格としてTOEFL iBT52点以上などの英語スコア基準が課される試験でした。2028年度の実施有無は2027年6月に大学が公表するため、志望する場合はまずそのタイミングで公式サイトを確認し、実施が決まったら英語スコアの取得から準備を始めるのが現実的な進め方です。それまでの間は、同じ京田辺キャンパスで実施が続く理工学部や、他大学の生命科学系学部もあわせて検討することをおすすめします。
この学部は受けられませんが、志望の分野で編入できる大学は他にあります。いまの状況をうかがったうえで、選択肢を整理します。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。本記事の試験概要・出願資格は、同志社大学が公表する転入学・編入学試験要項の原本にもとづいて構成しています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日




