ホーム工学系同志社大学

理工学部

同志社大学理工学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年6月4日〜2026年6月18日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06‌​‌‌‌‌‌​​‌​‌​‌‌‌​​‌‌‌‌​​‌‌‌‌​‌‌​

同志社大学の編入試験まとめ(全6学部の日程・科目)

結論:同志社大学理工学部の編入試験はこんな試験

同志社大学理工学部の3年次「転入学・編入学試験」は、インテリジェント情報工学科から数理システム学科までの全10学科が共通の試験内容で行われる試験です。専門科目の選択制ではなく、英語・数学の筆記試験と口頭試問の3本柱で合否が決まります。募集人員は各学科2名・計20名の少数選抜で、大学公表の実施状況によると実質倍率(受験者数÷合格者数)は2024年度2.3倍、2025年度3.0倍、2026年度3.6倍と推移しています。数学は「大問1=微分積分」「大問2=線形代数」という2本柱の構成が年度を通じて安定しており、英語は理工系テーマの長文2題を下線部和訳・内容説明で問う形式が中心です。オンライン編入学院が取材した合格者は、大学2年次から編入を目指し、試験の約13か月前に対策を開始して、TOEICと専門基礎を並行させたのち、直前期に過去問演習と口頭試問対策へ移行して合格しています。まずは要項で出願資格と試験日程を確認し、数学の基礎固めから今日はじめてください。

出典: 同志社大学「2027年度 転入学・編入学試験実施状況」(大学公式PDF)。理工学部はインテリジェント情報工学科・情報システムデザイン学科・電気工学科・電子工学科・機械システム工学科・機械理工学科・機能分子生命化学科・化学システム創成工学科・環境システム学科・数理システム学科の全10学科が2027年度も実施(○)で、理工学部内に実施しない学科はありません。なお、名称が似た「医工学科」は理工学部ではなく生命医科学部の学科で、2027年度は実施しません(×)。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

無料相談で出願できるか聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

試験概要(最新要項データ)

2027年度2027年度(2026年実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。

20名募集定員(10学科)
2026/7/4試験日
英語・数学・口頭試問全学科共通
6/18出願締切(2026年)
試験日2026年7月4日(土)※台風等の影響で翌日(7月5日)に延期する場合あり
出願期間出願情報登録: 2026年6月4日(木)〜6月18日(木)
出願書類の郵送受付: 2026年6月11日(木)〜6月18日(木)消印有効
募集人員10学科それぞれ2名・計20名(インテリジェント情報工学科/情報システムデザイン学科/電気工学科/電子工学科/機械システム工学科/機械理工学科/機能分子・生命化学科/化学システム創成工学科/環境システム学科/数理システム学科)
試験科目英語(10:00〜11:00)・数学(11:20〜12:20)の筆記試験+口頭試問(13:30〜)。学科による選択科目はなく全学科共通の内容
試験会場京田辺キャンパス
出願資格(主なもの)大学2年次修了(見込み)者、短期大学卒業(見込み)者、高等専門学校卒業(見込み)者、専修学校専門課程修了(見込み)者、高等学校等専攻科修了(見込み)者など。理工学部は出願資格の審査過程で面接や資料提出を求められる場合がある
合格発表2026年7月16日(木)・本人宛て速達郵便で通知

出願資格・提出書類・審査の詳細は、必ず同志社大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「同志社大学 転入学・編入学試験要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

無料相談で進め方を聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

出願手続きの実務(チェックリスト)

理工学部の出願情報登録期間は2026年6月4日〜6月18日の約2週間で、試験日(7月4日)も他学部(10月・12月)よりかなり早い時期に設定されています。要項データをもとに、いつまでに何を準備すべきかを逆算すると次のようになります。

  • 半年前〜: 在籍する大学・短大・高専での修得単位を確認する。大学からの出願は「休学期間を除いた在学期間が2年以上」が条件です。専修学校専門課程からの出願は修業年限2年以上・総授業時間数1700時間以上という基準があるため、該当する場合は在籍校に早めに確認してください。
  • 出願1〜2か月前: 志望理由書の下書きを始める。理工学部は出願資格の審査過程で面接や資料提出を求められる場合があるため、通常の出願書類に加えて余裕を持った準備が必要です。
  • 出願情報登録(6月4日〜18日): インターネット出願サイトで出願情報を登録し、入学検定料35,000円を納入する。
  • 出願書類の郵送(6月11日〜18日、消印有効): 成績証明書・志望理由書・在籍証明書などを、大学所定の「郵送用宛先用紙」を使って簡易書留速達郵便で送付する。窓口では一切受け付けないため、締切直前の投函は避けてください。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず同志社大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

同志社大学が毎年発行する「転入学・編入学試験ガイド」には、理工学部を含む第3年次転入学・編入学試験の実施状況(志願者数・受験者数・合格者数)が学科別・学部合計で掲載されています。大学サイトで確認できた直近3年度の理工学部合計は次のとおりです(出典: 同志社大学「転入学・編入学試験ガイド2025」「転入学・編入学試験ガイド2026」「転入学・編入学試験ガイド2027」記載の第3年次転入学・編入学試験結果。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。

年度志願者受験者合格者実質倍率
2024年度16名14名6名2.3倍
2025年度7名6名2名3.0倍
2026年度23名18名5名3.6倍
2024年度 2025年度 2026年度 志願16名 志願7名 志願23名 受験14名 受験6名 受験18名 志願者数 受験者数

この3年間のデータから読み取れるのは次の点です。

  • 募集人員(各学科2名・計20名)に対して、実際の志願者数は学部合計で7〜23名と、年度によって変動が大きい状況です。学科単位で見ると志願者0名の学科がある年度も珍しくなく、学科ごとの倍率は年度によって大きく振れます。
  • 実質倍率は2024年度2.3倍→2025年度3.0倍→2026年度3.6倍と2年続けて上昇していますが、母数が一桁〜二十数名と小さいため、数名の増減で倍率が大きく動く点に注意してください。
  • 志願者数と受験者数の差(2024年度は2名、2025年度は1名、2026年度は5名)から、出願後に受験を辞退する人が毎年一定数いることが分かります。
  • 2026年7月に実施された試験(合格者すーぎさんが受験した回)の結果は、本記事の作成時点ではまだ大学から公表されていません。上表の2026年度は、その1つ前の回(2025年7月実施)の結果です。

大学公表の実施状況は「転入学・編入学試験ガイド」の発行年度によって掲載範囲が変わり、より古い年度のデータは大学サイト上で確認できませんでした。表は確認できた直近3年度分です。

併願戦略:単願か併願か

理工学部は学科ごとの募集人員が各2名と少数のため、多くの受験者にとって併願は現実的な選択肢になります。オンライン編入学院が取材した合格者(すーぎさん、2027年度合格)は結果的に同志社大学一本で受験しましたが、対策中に指導講師から次のような助言を受けたと振り返っています。

「同志社大学は難関であり、しかも一校だけの受験では精神的にも厳しい戦いになる」

— すーぎさん(2027年度合格)が対策中に講師から受けた助言より

同志社大学理工学部の試験日は7月上旬と、同大学の他学部(商学部・神学部は10月、文学部は12月)や多くの国公立大学の編入試験より早い時期に設定されています。この日程の早さを踏まえると、併願候補は大きく2つに分かれます。第一に同大学内の他学部です。理工学部の合格発表(7月16日)を待ってから、8月下旬以降に出願が始まる商学部・神学部・文学部などを検討する余地があります(ただし出願資格・試験科目は学部ごとに異なるため個別の確認が必要です)。第二に他大学の理工・工学系学部です。関関同立では立命館大学理工学部関西大学システム理工学部も編入試験を実施しており、試験科目に数学・英語が含まれる大学であれば対策の重なりが大きくなります。併願先の試験日程・科目は年度ごとに変わるため、対策を始める段階で候補校の要項を横並びで確認しておくことをおすすめします。

出題傾向と科目別対策(過去問分析)

理工学部は選択科目がない全学科共通の試験なので、この節は「何が出るか」を先に知って学習の優先順位を決めるための材料として読んでください。オンライン編入学院の過去問分析にもとづく出題形式の傾向を科目ごとに紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

数学:大問1=微積分、大問2=線形代数の2本柱

重積分・偏微分(多変数の微積分)
25%
固有値・固有ベクトル
25%
微分方程式(初期値問題・一般解)
19%
行列式・階数・連立方程式
19%
対角化の可否の判定
13%
1変数関数の微分計算
6%

数値は、オンライン編入学院が数学の過去問を設問単位で分類した際の、各分野を含む設問の割合です。1つの設問が複数の分野にまたがる場合は重複して数えているため、合計は100%になりません。

数学は毎年ほぼ同じ構成で出題されており、大問1が微分・積分(多変数関数の偏微分・重積分、微分方程式の初期値問題を含む)、大問2が線形代数(固有値・固有ベクトル・対角化可能性・行列の階数)という2本柱です。合格者すーぎさんの体験談でも「微分積分 偏微分 二重積分 微分方程式」「線形代数 固有値 対角化できない条件」と、まさにこの2系統が出題されたと記録されています。2026年7月実施回の試験直後アンケートでも「ログの二次偏導関数」「初期値問題」「行列Aの固有値になるcの値」「対角化不可能のc」が出題されたと報告があり、パラメータ(文字定数)を含む条件を求めさせる形式が繰り返し使われています。同アンケートの回答者は「数学は青と緑と黄色の参考書だけでは足りないかも」と振り返っており、大学受験レベルの定番教材だけでなく、編入試験向けの問題集で数値ではなく文字定数を含む応用問題に慣れておく必要があります。学習は、微分積分・線形代数それぞれの基本計算を教材で反復したあと、過去問と同型の「多変数関数の偏微分・重積分」「対角化可能性の判定」に絞って演習を積むのが効率的です。理系大学編入全般の参考書ルートは理系の編入試験の参考書ルート|数学・物理・化学を何からどの順ででも解説しています。

英語:理工系テーマの長文2題。下線部和訳が中心

下線部の和訳
60%
内容説明・指示内容の特定
35%
論述(本文にもとづく具体例など)
5%

英語は長文が2題出題され、下線部を日本語に訳す設問が半数以上を占めます。残りは「下線部の指示内容を日本語で説明する」「本文に沿って具体例を挙げる」といった内容理解を問う設問です。過去に出題された長文のテーマは、電磁気学・静電気学、人工知能、フーリエ解析と数学史、暗号、環境モニタリングなど理工系の話題が中心で、専門用語を含む英文を正確に読み取る力が求められます。2026年7月実施回の試験直後アンケートでも「一つ目は、長文に三つ下線部がありそれらを和訳」「二つ目は、全文和訳」と報告されており、下線部和訳と全文和訳を組み合わせる形式が続いています。理工学部は文学部や商学部のように英語外部試験のスコア提出を出願資格として求めていないため、TOEIC等のスコアではなく筆記試験そのものへの対策が直接評価に直結します。学習は、単語・熟語を大学受験レベルまで仕上げたうえで、理工系トピックの英文に日常的に触れ、和訳を書く練習を積むのが有効です。英語力の一般的な目安を確認したい場合は編入試験の英語(外部試験を取るかの判断)も参考になります。

口頭試問:専門分野の理解と覚悟を問う

口頭試問は面接官2名(1名が質問し、もう1名が記録する形式)による個人面接で、10〜15分程度です。合格者すーぎさんの体験談では「今学んでいる分野」「大学院に行く意味」「転入後、留年する可能性があるが大丈夫か」の3点を聞かれたと記録されています。2026年7月実施回の試験直後アンケートでも「志望理由」「今学んでいる内容」「その深掘り」「博士まで行く理由」が挙げられ、「面接官が2人で個人」「かなり深掘りが多かった」と報告されています。共通しているのは、志望理由書に書いた内容だけでなく、現在の大学で学んでいる内容についても深掘りされる点です。すーぎさんは「転入後の研究や将来については重点的に対策していた一方で、現在の大学で特に力を入れたことについて十分に準備できておらず、深掘りされた際にうまく答えられなかった」と振り返っており、志望理由と現状の学習内容の両方について、深い質問に耐えられる準備をしておくことが重要です。

合格ロードマップ(時期別)

オンライン編入学院が取材した合格者すーぎさん(大阪工業大学 情報科学部データサイエンス学科から編入、対策期間は2025年6月〜2026年7月の約13か月)の学習記録をもとに、試験日(7月上旬)から逆算した標準スケジュールを示します。

  • 13か月前〜:英語の基礎固め

    2025年6月に対策を開始し、まずは英単語帳とTOEIC対策教材、C言語・力学といった専門基礎の学習からスタートしました。この時期の学習時間は1日約2時間です。TOEICは2025年8月の355点からのスタートで、10月に505点、11月に535点と伸ばしています。

  • 11〜8か月前:数学を本格化

    2025年8月から微分積分・線形代数・複素数平面・論理回路・C言語を並行させ、学習時間は1日約6時間まで上がりました。ただし9〜11月は1日2〜3時間まで落ち込み、本人の記録でもメンタルは5段階中1〜2でした。「思うように成績が伸びなかったり、モチベーションが下がったりする時期が何度かあった」と振り返っています。一人で抱え込まず担当講師や運営に相談したことに加え、実際に同志社大学のキャンパスを訪れて「ここで学びたい」という気持ちを再確認したことが立て直しのきっかけになったといいます。

  • 7〜4か月前:数学中心に再加速

    2025年12月に学習時間を1日約4時間へ戻し、2026年1月から3月は1日約8時間を確保して、数学(微分積分・線形代数)とアルゴリズム・情報理論・論理回路を中心に据えました。TOEICは2026年1月に670点(リスニング390点・リーディング280点)まで伸びています。

  • 3か月前〜:過去問と志望理由書

    2026年4〜5月にかけて過去問演習・口頭試問対策・志望理由書の作成を本格化させました。過去問の入手は、直近1年分をインターネットで申し込んで郵送で取り寄せ、それより前の年度はオンライン編入学院を通じて入手し、さらに古い年度は同志社大学の事務室を訪問して閲覧・書き写す、という複数の方法を組み合わせています。

  • 直前期(6月〜7月): 総仕上げ

    試験直前の6月は1日約6.5時間、7月は約7.5時間の学習時間を確保し、過去問演習と口頭試問の練習を繰り返しました。5月以降は志望理由書・面接対策と、英語の和訳・単語・熟語、そして過去問に時間を配分しています。試験当日は9時45分集合、英語10時、数学11時20分、口頭試問13時30分という時間割でした。

直前期のチェックリスト

合格者の体験談と試験直後アンケートから、直前期の実務的な注意点をまとめます(時間割などは年度により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。

  • 形式の変化に備える: 数学は「パラメータを含む条件を求める」出題が繰り返し見られます。数値が具体的に決まらない問題への対応力を、直前期の演習で仕上げておきましょう。
  • 英語は時間配分の練習を: 2026年7月実施回のアンケートでは「英語は簡単だが少し時間が厳しめ」との声がありました。下線部和訳と全文和訳を制限時間内に書き切る練習をしておくと安心です。
  • 口頭試問は「今の学び」も準備する: 志望理由・将来設計だけでなく、現在の大学で力を入れて取り組んでいることについても、深掘りされる前提で言語化しておきましょう。
  • 会場は京田辺キャンパス: 今出川キャンパスで実施される他学部と会場が異なります。当日の交通手段と所要時間を事前に確認してください。

おすすめ参考書

オンライン編入学院の過去問分析で同志社大学理工学部の出題分野との対応が確認できた参考書を紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

合格者すーぎさんは「編入の線形代数徹底研究」「編入の微分積分徹底研究」を6回以上、「編入数学の過去問特訓」を3周解いたと振り返っています。1周目を通したあと、間違えた問題だけを2周目・3周目で解き直す反復が有効だったとのことです。

合格者の声

すーぎさん(2027年度合格・大学2年次から編入)

大阪工業大学 情報科学部データサイエンス学科から、約13か月の対策を経て同志社大学理工学部情報システムデザイン学科に合格。医療と情報を融合した研究室を志望理由に挙げています。

「私が同志社大学を志望した理由は、医療と情報を融合した研究環境に魅力を感じたためです。特に大崎美穂教授の研究室では、電子計測と機械学習を組み合わせた脳動脈閉塞の早期検知に関する研究が行われており、私の研究関心と一致しています。」

— すーぎさん(2027年度合格)の体験談より

「最も後悔したことは、志望校を決めるのが遅かったことです。私は当初、神戸大学を志望していたため、専門科目や物理、TOEICの勉強に多くの時間を費やしました。」

— すーぎさん(2027年度合格)の振り返りより

すーぎさんの体験談を読む

試験直後アンケートから(2026年7月4日受験者)

「英語は、簡単。少し時間が厳し目。数学は、線形代数が難化した。口頭試問は、今の学びを深く聞かれた。」
「英語は、単語、英熟語、長文を大学受験レベルまで。数学は、青と緑と黄色の参考書だけでは足りないかも。」

— 2026年7月4日受験者(理工学部 情報システムデザイン学科志望)の試験直後アンケートより

よくある質問

同志社大学理工学部の編入試験に選択科目はありますか?

ありません。インテリジェント情報工学科から数理システム学科まで全10学科共通で、英語・数学の筆記試験と口頭試問の3本柱で行われます。学科によって試験科目が変わる選択制ではないため、対策すべき科目に迷う必要がない一方、英語・数学とも手を抜ける範囲がありません。

同志社大学理工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?

大学公式の「転入学・編入学試験ガイド」に掲載された第3年次転入学・編入学試験結果によると、理工学部全体(10学科合計)の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2024年度が2.3倍(志願16名・受験14名・合格6名)、2025年度が3.0倍(志願7名・受験6名・合格2名)、2026年度が3.6倍(志願23名・受験18名・合格5名)でした。学科ごとの募集人員は各2名と少数のため、年度や学科によって倍率が大きく振れる点には注意してください。

出願資格はどうなっていますか?

2027年度要項では、大学第2年次修了(見込み)者、短期大学卒業(見込み)者、高等専門学校卒業(見込み)者に加え、理工学部は専修学校専門課程修了(見込み)者や高等学校等専攻科修了(見込み)者も対象です。理工学部は出願資格を審査する過程で、審査資料の提出や面接を求められる場合があると要項に明記されています。詳細は必ず大学公式の最新要項で確認してください。

数学と英語はそれぞれどんな内容が出ますか?

オンライン編入学院の過去問分析によると、数学は大問2つの構成が安定しており、大問1は微分・積分(重積分、偏微分、微分方程式の初期値問題など)、大問2は線形代数(固有値・固有ベクトル・対角化・階数)が中心です。英語は理工系のテーマ(電磁気学、人工知能、数学史など)の長文が2題出され、下線部の和訳と内容説明が主な出題形式です。過去問の設問そのものは著作権の観点から記載していません。

口頭試問では何を聞かれますか?

合格者の体験談と試験直後アンケートによると、面接官2名(1名が質問、1名が記録)による個人形式で10〜15分程度、志望理由、今学んでいる内容とその深掘り、大学院進学の意思、転入後に留年する可能性への対応など、専門分野の理解と覚悟を確認する質問が中心です。回答に対してさらに深掘りされる場面が多いと報告されています。

対策はいつから始めるべきですか?

オンライン編入学院が取材した合格者(すーぎさん、2027年度合格)は、試験の約13か月前(大学2年次の6月)から対策を始めました。最初の半年でTOEIC対策と専門基礎(微分積分・線形代数・プログラミング)を並行し、直前3か月で過去問演習と口頭試問・志望理由書の対策に重点を移しています。理工学部は試験日が7月と他学部より早いため、逆算した準備期間の確保が特に重要です。

併願はしたほうがいいですか?

学科ごとの募集人員が各2名と少数のため、多くの受験者にとって併願は現実的な選択肢です。合格者の体験談でも、指導講師から「同志社大学は難関であり、しかも一校だけの受験では精神的にも厳しい戦いになる」と助言を受けたという声があります。同志社大学理工学部の試験日は7月と早いため、10〜12月に試験がある同大学の他学部や、他大学の理工・工学部を併願先として検討する受験者もいます。

まとめ

同志社大学理工学部の編入試験は、全10学科共通で選択科目がない代わりに、「数学は微積分+線形代数の2本柱」「英語は理工系テーマの長文2題」「口頭試問は志望理由と現状の学びの両方を深掘り」という出題の型がはっきりしている試験です。募集人員は各学科2名・計20名と少数で、実質倍率は2024年度2.3倍・2025年度3.0倍・2026年度3.6倍と2年続けて上昇しています。試験日が7月と早いぶん、専門基礎を早めに固め、直前期は過去問演習と口頭試問対策に時間を割く逆算スケジュールが合格の近道です。まずは要項で出願資格と試験日程を確認し、数学の基礎固めから今日はじめてください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

無料相談で何から始めるか聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

関連記事・関連動画

工学系の一覧へ戻る

運営: 大学編入専門の予備校 オンライン編入学院
本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
無料受験相談に申し込む