同志社大学社会学部社会福祉学科の編入試験対策|試験概要・実施状況・出願資格
結論:今の同志社大学社会学部社会福祉学科の編入試験はこうなっている
同志社大学が公表している最新サイクルである2027年度(2027年4月入学)の入学試験要項によると、社会学部社会福祉学科の編入学試験(第2年次転入学試験・第3年次転入学・編入学試験のいずれも)は「定員の充足状況等により2027年度入試は実施しません」とされています。つまり、現時点ではこの学科をめざす編入学試験そのものが開かれていません。これは社会福祉学科だけの措置ではなく、同じ社会学部の社会学科・メディア学科・教育文化学科も同様です。ただし大学は毎年6月に発行する入学試験要項で実施の有無を改めて公表する運用のため、2028年度(2028年4月入学)に再開される可能性は残っています。この記事では、大学公式の募集要項・入試ガイドの原本にもとづいて、現在の実施状況とその根拠、直近まで実際に行われていた試験(2025年度・第2年次)の内容と結果、そして今すぐ検討できる選択肢を整理しました。「同志社大学社会学部社会福祉学科」への編入を考えている方は、まず現状を正確に把握したうえで次の一手を判断してください。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2027年4月入学)の「転入学・編入学試験要項」「転入学・編入学試験ガイド2027」の原本にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。
| 制度の種類 | 「第2年次転入学試験」(大学1年次修了見込者が対象)と「第3年次転入学・編入学試験」(大学2年次修了・短大卒・高専卒等が対象)の2種類の制度を、社会福祉学科は両方設けています。 |
|---|---|
| 2027年度の実施 | 実施しません。大学公表の理由は「定員の充足状況等」です。社会学部では社会学科・社会福祉学科・メディア学科・教育文化学科がそろって見送りとなっています。 |
| 直近の実施 | 第2年次転入学試験(2025年度入学向け、2024年12月7日実施)。試験科目は社会福祉学(筆記)+口頭試問でした。 |
| 次回公表の予定 | 2028年度入試における実施の有無は、2027年6月に発行される入学試験要項で正式に公表される予定です。 |
本記事は同志社大学が公表する「2027年度転入学・編入学試験要項」「転入学・編入学試験ガイド2027」の原本にもとづきます。日程・実施の有無は毎年変わるため、出願を検討する際は必ず大学公式サイトで最新の要項を確認してください。
社会学部の学科別実施状況(2027年度)
同じ社会学部でも学科によって編入学試験制度の設置状況が異なります。2027年度時点の実施状況は次のとおりです。
| 学科 | 第2年次転入学試験 | 第3年次転入学・編入学試験 |
|---|---|---|
| 社会学科 | 実施なし | 実施なし |
| 社会福祉学科 | 実施なし | 実施なし |
| メディア学科 | 実施なし | 実施なし |
| 産業関係学科 | (制度なし) | 実施なし |
| 教育文化学科 | 実施なし | 実施なし |
出典: 同志社大学「2027年度転入学・編入学試験要項」入試実施状況表。社会学部は2027年度、全学科で編入学試験を見送っています。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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なぜ実施されないのか(背景と次回の確認方法)
大学が公表している理由は一貫して「定員の充足状況等」です。編入学者を受け入れなくても学部の定員が満たせている場合、大学は翌年度の実施を見送る運用になっています。同志社大学が発行する直近3年分の「転入学・編入学試験ガイド」(2025〜2027年版)で募集学科の一覧をたどると、社会福祉学科の第3年次転入学・編入学試験は2024年度・2025年度・2026年度のいずれも募集が行われていません(この3年間で社会学部から募集されたのは、2026年度のメディア学科だけです)。第2年次転入学試験で募集が行われたのも2025年度の1回だけで、そのときの志願者は5名にとどまりました。制度はあっても実際に開かれる機会が数年に一度という状態が続いていることが、2027年度の実施見送りの背景にあると考えられます。
実施の可否は年度ごとに変わります。つまり「制度自体がなくなった」わけではなく、年度ごとの実施判断が続いている状態です。大学は「2028年度入試における実施の有無については、2027年6月に発行する入学試験要項で正式に公表します」と明言しています。同志社大学の学部入試情報サイトや「転入学・編入学試験」のページで、2027年6月以降に更新される要項を確認するのが最も確実な方法です。
直近実施時の試験内容・結果(大学公表データ)
社会福祉学科が最後に実際に試験を行ったのは、第2年次転入学試験の2025年度入学向け(2024年12月7日実施)です。要項原本に記載された内容は次のとおりです。
| 出願資格 | 大学1年次に在学中で、翌年3月までに1年次修了見込みの者(外国の大学で同等の課程を修了した者・修了見込みの者を含む)。加えて、TOEFL iBT/TOEIC Listening & Reading/実用英語技能検定(英検)のいずれかのスコアまたは合格証明書により英語力を証明できることが条件でした。 |
|---|---|
| 出願期間 | 2024年11月1日〜11月7日(郵送のみ受付、11月7日の消印有効。必着ではありません) |
| 試験日 | 2024年12月7日(土) |
| 試験科目 | 社会福祉学(筆記100点、10:00〜11:30)+口頭試問(12:45〜)。試験科目「社会福祉学」は学科の専門に関する基礎的知識を問うものとされています。合格判定は出願書類・筆記試験・口頭試問により総合的に行われます。 |
| 試験会場 | 今出川校地・新町キャンパス |
| 合格発表 | 2024年12月20日(金) |
この年度の実施結果は次のとおりです(実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算。出典: 同志社大学「転入学・編入学試験ガイド2026」記載の第2年次転入学試験結果)。
| 区分 | 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第2年次転入学試験 | 2025年度 | 5名 | 5名 | 1名 | 5.0倍 |
志願者5名に対して合格者1名という結果でした。募集人員は「若干名」で公表されており、少人数の選抜であることに加えて、そもそも出願する人自体が少ないことが分かります。なお、もう一方の第3年次転入学・編入学試験については、社会福祉学科では直近3年間(2024〜2026年度)いずれも募集が行われていないため、比較できる実施結果がありません。
出題傾向(参考・過去問分析)
2027年度は試験が実施されないため、この節は「制度が再開されたときに備える」ための参考情報として読んでください。オンライン編入学院の過去問分析によると、社会福祉学科の試験科目「社会福祉学」では、次のようなテーマを軸に出題されてきました。
- 児童福祉領域: 児童虐待の現状と対策、児童養護施設の小規模化・地域分散化のメリットとデメリット、里親制度など、子どもを社会でどう支えるかというテーマ
- 子どもの権利・社会的孤立: 児童の権利に関する条約の原則、ヤングケアラーの定義と予防的・事後的な対策
- ソーシャルワーカーの専門職倫理: ソーシャルワーク専門職のグローバル定義(多様性の尊重など)を、英文の出典を読ませたうえで日本語で説明・論述させる出題例
- 社会保障・福祉制度の重要用語: 相対的貧困率、地域包括支援センター、生活困窮者自立支援制度、成年後見制度、障害者差別解消法、セルフネグレクトなど
出題形式は、指定字数でまとめる用語説明と、現状を整理したうえで自分の考えを述べる論述の組み合わせが中心でした。年度によっては英文の読解を絡めた出題もあり、社会福祉の専門知識だけでなく、それを英語・日本語の両方で説明する力が問われています。著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません。制度の再開に備えるなら、社会福祉学の標準テキストで児童福祉・社会保障制度の基本用語を押さえつつ、子ども・貧困・地域包括ケアなどの時事的な社会福祉の話題に日頃から触れておくことが土台になります。
試験の合否は、筆記試験の得点だけでなく出願書類・筆記試験・口頭試問を総合して判定されると要項に明記されています。用語を暗記するだけでなく、自分の意見や志望理由と関連づけて説明できるようにしておくと、口頭試問でも一貫した受け答えがしやすくなります。学習の進め方としては、まず社会福祉学の入門テキストで制度・用語の全体像をつかみ、そのうえで児童虐待・ヤングケアラー・地域包括ケアといった時事性の高いテーマについて、新聞やニュースで背景と論点を追いながら自分の考えを言葉にする練習を重ねる、という2段構えが基本になります。
出願資格・出願の流れ(制度が再開された場合の実務チェックリスト)
同志社大学の転入学・編入学試験は、大学第1年次修了見込者を対象にする「第2年次転入学試験」と、大学第2年次修了・短期大学卒業・高等専門学校卒業などを対象にする「第3年次転入学・編入学試験」の2種類があり、社会福祉学科はその両方の制度を設けています。実施が再開された場合に備えて、出願の流れと準備しておきたいことを整理します。
- 出願資格(直近実施時の第2年次の例): 大学1年次に在学中で、翌年3月までに1年次修了見込みであること。加えてTOEFL iBT・TOEIC L&R・実用英語技能検定(英検)のいずれかで英語力を証明できることが条件でした。第3年次は、大学2年次修了者・短期大学卒業者・高等専門学校卒業者・外国において14年(または15年)の課程を修了した者などが対象です。専修学校の専門課程修了者と高等学校等の専攻科修了者については、要項ごとに対象学部が指定されます(2027年度要項では神学部・文学部・理工学部のみ)。自分の在籍区分が対象に含まれるかは、実施が公表された年度の要項で必ず確認してください。
- 入学検定料: 同志社大学の転入学・編入学試験は共通で35,000円です(2027年度要項の共通事項より)。
- 出願方法: インターネット出願サイトで出願情報を登録・検定料を納入したうえで、出願書類一式を簡易書留速達郵便で郵送します。窓口での受付は行っていません。締切日の消印があれば有効(必着ではない)扱いが同志社大学の転入学・編入学試験では採られています。
- 必要書類の目安: 出願確認票、成績証明書、卒業(見込み)証明書または在籍証明書、志望理由書(学部により提出要否が異なります)、英語外部試験のスコアカードや英検合格証明書の原本など。詳細は実施年度の要項で必ず確認してください。
- 準備の目安: 英語外部試験のスコアは取得から有効期限が設けられている場合が多いため、実施が公表され次第、早めに受験計画を立てる。証明書類は発行に時間がかかることがあるため、出願期間の判明後すぐに手配を始める。
出願資格・提出書類・検定料などの詳細は年度により変わります。実施が公表された年度は、必ず同志社大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
英語外部試験の位置づけ
社会福祉学科の編入学試験には、専門科目とは別に英語外部試験のスコア提出という出願資格が課されてきました。試験当日に英語の筆記や面接があるわけではなく、出願までに基準となるスコアや合格証明書をそろえておく方式です。TOEFL iBT・TOEIC L&R・英検はそれぞれ受験の申込から結果通知までに数週間〜1か月程度かかるため、実施が公表されてから慌てて申し込むと出願期間に間に合わない可能性があります。志望を維持する場合は、専門科目の学習と並行して、早い段階から英語のスコアを更新できる状態にしておくことが実務上のポイントです。
今、志望者にできる4つの選択肢
2027年度に試験がない以上、今すぐできることは限られますが、指をくわえて待つ以外にも検討できる選択肢があります。
①2028年度の公表を待つ
最も直接的な選択肢です。大学は2027年6月に発行する入学試験要項で2028年度の実施有無を正式発表するとしています。志望を変えないまま公表を待つ場合は、英語外部試験のスコア取得や社会福祉学の基礎学習を今のうちに進めておくと、実施が決まってからの準備期間を有効に使えます。
②同志社大学の一般選抜など別の入り口を検討する
編入学試験にこだわらず、一般選抜など通常の入学試験で社会学部社会福祉学科を志望するルートもあります。同じ大学の商学部の編入試験のように、学部によっては編入学試験が継続して実施されている例もあるため、同志社大学内での学部変更を含めて検討する場合は、学部ごとの実施状況もあわせて確認してください。
③社会福祉を専門に学べる他大学の編入試験を検討する
社会福祉学を専門に学べる学部の編入学試験を実施している大学が他にもあります。立正大学社会福祉学部や岩手県立大学社会福祉学部は、社会福祉を専門とする学部として編入試験の情報を公開しています。学びたい領域が「社会福祉学そのもの」であれば、大学名にこだわらずこうした選択肢も比較検討する価値があります。
④関西圏で社会学系の学部を検討する
同志社大学にこだわらず、関西圏で社会学系の編入試験を実施している大学を広く比較する方法もあります。関西大学社会学部や龍谷大学社会学部は編入試験の実施情報が確認できる大学です。全国の社会学部の編入試験を横断的に比較したい場合は、社会学部編入試験一覧もあわせて参考にしてください。
おすすめ参考書
社会福祉学科の試験科目に直結する演習書はありませんが、出題テーマの土台になる社会学・教育学の基礎を押さえる定番書を紹介します。制度の再開に備えた基礎固めの参考にしてください。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。
いずれも社会福祉学の専門書ではなく、周辺分野の教養書です。試験科目「社会福祉学」の対策としては、社会福祉学の入門テキストを別途1冊用意したうえで、補助的にご活用ください。
合格者の声(現状と参考情報)
社会福祉学科は直近の実施年度の志願者が少なく、オンライン編入学院として同学科単独の合格体験談・試験直後アンケートは現時点で確認できていません。データがないことを埋め合わせるような体験談は掲載しません。同志社大学の他学部の編入合格者インタビューは記事末尾にまとめていますので、大学の雰囲気や編入生活のイメージづくりの参考にしてください。
よくある質問
2027年度、同志社大学社会学部社会福祉学科の編入試験はありますか?
同志社大学が公表している「2027年度転入学・編入学試験要項」によると、社会福祉学科は第2年次転入学試験・第3年次転入学・編入学試験のいずれも「定員の充足状況等により2027年度入試は実施しません」とされています。同じ社会学部の社会学科・メディア学科・教育文化学科も同様に見送られており、社会福祉学科だけの措置ではありません。
次にいつ実施されるか分かりますか?
大学は「2028年度入試における実施の有無については、2027年6月に発行する入学試験要項で正式に公表します」としています。2028年度(2028年4月入学)に向けた発表が最初の確認ポイントです。同志社大学の学部入試情報サイトで要項の公表状況を定期的に確認してください。
直近まで実施されていたときは、どんな試験でしたか?
直近の実施は第2年次転入学試験で、2025年度入学(2024年12月7日実施)向けの試験でした。試験科目は「社会福祉学」(筆記100点)と口頭試問の2つで、今出川校地・新町キャンパスで行われました。出願資格は大学1年次に在学中で1年次修了見込みであることに加え、TOEFL iBTまたはTOEIC L&R、実用英語技能検定(英検)のいずれかで英語力を証明できることが条件でした。
倍率はどのくらいでしたか?
同志社大学公表の入学試験結果によると、2025年度の第2年次転入学試験は志願者5名・受験者5名・合格者1名でした。実質倍率(受験者数÷合格者数)は5.0倍です。もう一方の第3年次転入学・編入学試験は、社会福祉学科では直近3年間(2024〜2026年度)いずれも募集が行われておらず、比較できる実施結果はありません。
過去問は入手できますか?
著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません。オンライン編入学院の過去問分析にもとづく出題テーマの傾向は本記事内で紹介しています。大学が入試ガイドとして過去問を掲載している年度もあるため、詳細は大学公式サイトでご確認ください。
社会福祉を学べる編入試験は他にありますか?
はい。立正大学社会福祉学部や岩手県立大学社会福祉学部など、社会福祉を専門に学べる学部の編入試験を実施している大学があります。関西圏で社会学系を検討する場合は、関西大学社会学部や龍谷大学社会学部も選択肢になります。各大学で試験科目・出願資格・実施状況が異なるため、それぞれの最新要項を確認してください。
同志社大学の別の入り口から社会福祉を学ぶことはできますか?
編入学ではなく、一般選抜など通常の入学試験で社会学部社会福祉学科を志望する方法もあります。編入学試験は毎年の実施可否が変わるため、編入だけにこだわらず、一般選抜のスケジュールもあわせて確認しておくと選択肢が広がります。詳しくは大学公式の入学試験要項でご確認ください。
まとめ
同志社大学社会学部社会福祉学科の編入学試験は、2027年度時点で第2年次・第3年次とも実施が見送られています。理由は大学が公表する「定員の充足状況等」で、社会福祉学科に限らず社会学部の複数学科に共通する措置です。直近の実施(2025年度・第2年次)では、社会福祉学(筆記)+口頭試問という試験構成で、志願者5名に対し合格者1名という結果でした。今この学科をめざす場合は、2027年6月に公表される2028年度要項を待つと同時に、社会福祉を学べる他大学の編入試験や、一般選抜など別の入り口も並行して検討しておくことをおすすめします。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年8月5日





