大学編入の準備は何をやればいい?

1. はじめにー編入とは?
なんとなく編入学という言葉だけは聞いたことがあるものの、いまいちどういったものかよくわからないという方に向けて、この段落では簡単に編入学とはどういったものなのかを説明していきます。
(以下の文章は下記出典からの引用です)
「編入学」とは、学校を卒業した者が、教育課程の一部を省いて途中から履修すべく他の種類の学校に入学すること(途中年次への入学)と解されています。
出典:「大学への編入学について」(文部科学省)(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111315.htm)
より詳しく伝えると、大学や短期大学、高等専門学校等で一定以上の学問を修めた人が、2年生や3年生といった教育課程の途中から(他の)大学に入り直すことで、これまで学んできた分野と異なる分野を学んだり、さらなる高度な教育を受けたりすることのできる制度が編入学です。
編入学をするためには、それぞれの大学が実施している試験に合格する必要があります。
それでは、編入学をしたいけど何からはじめたらいいか分からない、そんな疑問を解消するべく、この記事では編入学を志した時にまず何をすればいいのかについて紹介していきます!
2. 志望する学部を決める
この記事を読まれているみなさんの中には、主に2パターンの方がいるかと思います。
学びたい学問が変わり編入を志された方。
大学受験がうまくいかなかったためリベンジをしたいと思っている方
編入試験では大学受験の一般入試と異なり、入りたい学部の専門科目を勉強する必要があります。
学びたい学問がすでに決まっており編入を志した方は問題ないかと思いますが、特には決まっていないという方は、まずはココからです。
ただし、学部によって編入試験を実施している大学の数が大きく変わるので、自分の希望する学部の編入試験がどのくらい実施されているのかを調べてから編入試験を目指すか検討するといいと思います。
3. 気になる大学について調べる
学部が決まったら、その学部への編入試験を実施している大学のリサーチを始めます。
探す基準としては、学びたい専門分野が学べるのか、指導を受けたい教授がいるのか、国立か私立か、どこの地域にあるか、学力レベルがどれほどかなどが挙げられると思います。
自分に合う条件を元にどこの大学を受けるかある程度の目星をつけておきましょう。
また、ある程度受験する大学の目星がついたら、その学校では何が必要とされているのかを調べます。
受験にはどの科目が必要なのか、英語の外部試験は何を受ければいいのか、いつ試験があるのかなどを調べておくと、この先何をしていけばいいのかがなんとなく見えてくるとともに、モチベーションが上がること間違いなしだと思います。
4. 情報を集める
編入試験は、とにかく情報戦と言われています。
試験では専門科目を解くことになりますが、
具体的にどの教材を使用して勉強していけばいいのか
最終的に何ができるようになればいいのか
現状ではまったく分からないのではないでしょうか?
また過去問を公開していない大学も多かったり、編入試験対策用の教材が一般に流通していなかったりするため、どれだけ能動的に情報を収集できるかが合格への鍵です。
情報収集の手段について
情報収集の手段は、主に以下の2つが挙げられます。
合格者の方の話を聞く
予備校を利用する
合格者の方の話を聞く
編入を経験した方も、今のみなさんと同じように情報が少なかったために、対策に困った経験があるという方が多いです。
そのため今後の編入受験生が少しでも楽に受験に臨めるように、SNSやブログ等で情報発信をしている方がいます。
こうした先人の知恵を積極的に利用していくと対策がしやすいでしょう。
予備校を利用する
予備校の利用も検討してみるといいと思います。
試験対策に最も役立つのが過去問ですが、十分な量を個人で入手するのはかなり困難です。
予備校は、多くの大学の過去問を豊富に所有しており、大学が公開していない解答を独自で作成していることも多いので、一番の合格への近道はやはり予備校を利用することでしょう。
5. 長期計画を立てる
情報を集めていく中で、今後何をやっていけばいいか何となく分かってきたかと思います。
しかし、やることが多く、かえって混乱してしまうかもしれません。
そこで長期計画を立てることが大切です。
例えば…
1月から6月はTOEICの対策をする
目標点は900点だけど850点取れれば良しとする
それが終わったら6月から経済学を勉強する
夏休みに入った8月から会計の勉強
9月からは過去問に取り組んで、本番までに3周は解く
単位数は今45単位で出願には65単位が必要だから2年前期には20単位を履修する
というように、具体的にどの教材をやるというようなことまでは決めなくとも、どのような流れで試験まで過ごしていくのかある程度は見通しを立てておきましょう。
6. 志望理由を明確にしておく
みなさんが編入を志してある学部を受験することに決めたことには、何かしら理由があることだと思います。
編入試験ではほぼすべての大学で、出願時に志望理由書を提出する必要があります。
ただ何となく、「この学部は試験を実施している大学が多いからこの学部でいいか」というような状態のまま出願時期に近づくと、志望理由書を書く際にとても苦労します。
やりたいことがしっかりした状態で志望されている方も、志望理由書はかなり時間をかけて丁寧に書くことになると思います。
あらかじめ志望理由を明確にしておくと試験数ヶ月前に提出書類制作に割く時間を削減できるため、なぜ編入をしたいのか、その学部なのかをはっきりさせておきましょう。
また志望理由を明確にするもう1つのメリットとして、モチベーションが上がることがあります。より将来に向けた具体的な像が想像できるようになるため、より勉強を頑張ろうと思えるかと思います!
7. 勉強に臨む環境を作る
編入試験は比較的マイナーな試験であるからこそ、周りで編入を目指している友達がいるという方も少ないかと思います。
特に大学生は、自由だからこそ自ら律していかなければ、勉強習慣をつけることは難しいです。
サークルの友達に遊びに誘われる、バイトが忙しい、一人暮らしをしていて家事に時間が取られるなど、勉強ができない言い訳をしようと思ったらいくらでもできてしまいます。
また意識しなければ自然と勉強に回す時間がなくなっていくのではないでしょうか。
そのため、勉強に取り組めるような環境を作っていくことが大切です。
今大学1年生の方は1年生のうちに単位をできる限りとって、試験のある2年生ではほとんど授業を取らなくても良いようにする。
サークルをやめる。友達からの誘いは勇気を持って断るようにする。長期休み期間はバイトを休んで実家にこもって勉強する。というようにできることは多くあります。
空きコマはすぐ図書館に行って勉強するようにする
など、早いうちから少しずつでも勉強に取り組む習慣をつけていきましょう。
8. 英語の試験を受ける
編入試験では、基本的にはどこの大学でも英語の試験が課されます。独自の試験が課される大学もありますが、ほとんどの大学では外部試験のスコアを利用するという方針を取っています。
主に用いられる外部試験としてTOEIC、TOEFL、IELTSが挙げられます。
学校によって採用している試験が異なるので、自分の受けるべき試験を確かめておきましょう。また一定以上のスコアを取得していることを出願条件としている大学もあります。
早めに対策を始めるほど何度も挑戦することができるので、今のうちから勉強をはじめていきましょう!
私はTOEIC L&Rを5回、TOEFL iBTを6回受験して編入試験に臨みました!
9. 終わりに
編入を志した際には、以上のことをまずはじめにやることになります。
編入をするかどうかを迷っている方も、上記のステップを踏んでみて考えてみるといいと思います。
ここまで読まれている方の多くはやる気になった方だと思いますので、今のうちから早めに対策をはじめていきましょう。
学校に通いながら対策するというのはやはり難しいものです。準備ができているほど精神的にも安定し本番に力が出し切れると思いますので、明るい未来へ向けて一歩ずつ歩んでいきましょう!
10. おまけー編入について周りに話す?
編入試験を受ける方の悩みとしてよくあるのが、人間関係についてです。
友達に話したほうがいいのか、教授に相談したほうがいいのかなど現在悩まれている方もいるのではないでしょうか。
私は必ずしも言う必要はないと思います。
私の場合は友達に「将来のキャリアのための試験がある」とだけ伝えて、遊びの誘いを断っていました。
編入は、周りの人も頑張って勉強して入った学校であるにも関わらず、それをやめて他の学校に行こうとしているということなので、正直に言うと友達との関係を悪くしてしまう恐れがあります。
なので、はっきりとは言わずとも勉強を頑張っているとだけ伝えておくと、意外と優しく応援してくれるかと思います。
一方で、周りに話すことによるメリットもあります。
私は、編入前の学部が志望していた経済学部ではなかったため、専門科目の勉強に苦戦しました。
その際に、経済学部の友人に編入を目指していることを打ち明け、時折質問を聞いてもらっていました。また志望理由書についての意見をもらったりすることもできたので、必要とあらば相談してみるのも良いと思います。
そのあたりは、みなさんの交友関係を考慮しながら程よい線引きを考えていけばいいと思います。
また、私は大学の教授志望理由の添削をお願いしたりしましたし、他の方で専門科目の質問をしに行っていたりしたという方もいらっしゃいましたので、使える環境はできる限り生かすという意味で、教授に相談しておくのは良い選択だと思います。
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