法政大学文学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ
結論:法政大学文学部の編入試験はこんな試験
法政大学文学部の編入試験は、哲学科・日本文学科・英文学科・史学科・地理学科・心理学科の6学科を対象に、2年次編入(30単位以上・募集人員15名)と3年次編入(60単位以上・募集人員10名)の2区分で実施される試験です。ただし心理学科は2年次編入のみの募集で、3年次編入は行っていません(3年次は5学科)。試験内容は学科によって大きく異なり、英文学科だけは専門科目の論文ではなく英語の読解力を問う試験になります。大学が公表する実施状況によると、実質倍率(受験者数÷合格者数)は2年次編入で3.0〜3.6倍、3年次編入で2.3〜9.5倍と、区分や年度によって振れ幅がある試験です。出題は各学科の専門分野の基礎知識と、論述で自分の考えをまとめる力が問われる傾向にあります。今日から始めるなら、まず志望学科と受験区分(2年次・3年次)を決め、出願書類として必要な英語外部試験のスコア確保に早めに着手するのが定石です。この記事では、最新要項・大学公表の実施状況・合格者の体験談をもとに、対策の全体像を解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2026年11月実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。
| 試験日 | 2026年11月8日(日)(2年次・3年次とも同日) |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年9月21日(月)〜10月2日(金)(最終日の当日消印有効) |
| 募集学科 | 2年次: 哲学科・日本文学科(文芸コースを除く)・英文学科・史学科・地理学科・心理学科の6学科 3年次: 上記のうち心理学科を除く5学科(心理学科は3年次の募集を行っていません) |
| 募集人員 | 2年次 15名(必要修得単位30単位)/3年次 10名(必要修得単位60単位) ※この人員は編入学試験・転籍/転部/転科試験・継続学士入学試験を合わせた学部・年次別の数で、試験制度別・学科別の内訳は公表されていません |
| 試験科目 | 英文学科以外: 論文(志望学科の専門)+面接 英文学科: 論文(英語の文章を用いて論理的読解力と思考力を問う試験)+英語(外部試験のスコアのみで判定)+面接。2027年度要項では2年次・3年次のいずれも英語が選抜科目に含まれます ※面接は論文の第1次合格者のみが対象(2段階選抜) |
| 出願資格(2年次・主なもの) | 短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、大学に1年以上在学した者、学士の学位を持つ者、専修学校専門課程修了者、外国における学校教育課程修了者、専攻科修了者など |
| 出願資格(3年次・主なもの) | 短期大学卒業(見込み)者、大学に2年以上在学した者、学士の学位を持つ者、専修学校専門課程修了者、外国における学校教育課程修了者、専攻科修了者など |
| 出願書類 | 英語の外部試験のスコア(原本)の提出が必須。基準は学科ごとに異なる(下記「英語外部試験の出願基準」参照) |
| 英語外部試験の出願基準 (2027年度・学科別) | 学科ごとに異なります。下の「学科別の英語外部試験の基準」を参照してください |
| 試験時間割・会場 | 第1時限 9:30〜10:30(60分)論文、第2時限は当日指示で面接。9:15までに試験教室へ入室。会場は市ヶ谷キャンパス |
| 入学検定料 | 35,000円(別途サービス利用料1,100円) |
| 合格発表・入学手続 | 2026年11月17日(火)10:00発表(Web)/編入学の入学手続期間は2026年11月17日(火)〜11月26日(木) |
学科別の英語外部試験の基準
同じ文学部でも、学科によって求められる水準がまったく違います。日本文学科と史学科・地理学科は基準点が無い(または低い)一方、英文学科は準1級相当が要ります。
| 学科 | 2027年度の基準 |
|---|---|
| 哲学科 | 英検2級以上(4技能・合格)/TOEFL iBT 40点以上(新3.0以上)/IELTS 4.0以上/TOEIC L&R+S&W 685点以上/TEAP 200点以上 |
| 日本文学科 | 英検(級・合否を問わずCSE2.0スコアを提出)/TOEFL iBT(スコア提出)/IELTS(スコア提出)/TOEIC L&R(スコア提出)。基準点なし |
| 英文学科 | 英検準1級以上(4技能・合格)/TOEFL iBT 62点以上(新3.5以上)/IELTS 5.5以上/TEAP 309点以上/GTEC検定版(Advanced) 1180点以上 |
| 史学科・地理学科 | 英検準2級以上(4技能・合格)/TOEFL iBT 40点以上(新3.0以上)/IELTS 4.0以上/TOEIC L&R+S&W 685点以上/TEAP 200点以上 |
| 心理学科 | 英検2級以上(4技能・合格)/TOEFL iBT 50点以上(新3.0以上)/IELTS 4.5以上/TOEIC L&R+S&W 800点以上/TEAP 240点以上/ケンブリッジ英語検定 140点以上 ※いずれも |
出典: 法政大学「2027年度 編入学、転籍・転部・転科、継続学士入学 試験要項」。TOEIC L&Rのスコアだけで基準を超えていても、学科によってはS&Wの提出も必要です。最新の要項で必ず確認してください。
出願資格・提出書類・スコアの有効期限などの詳細は、必ず法政大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「法政大学 文学部 編入 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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学科ごとの試験構成の違い
法政大学文学部の編入試験でまず決めるべきは「どの学科を、2年次と3年次のどちらの区分で受けるか」です。試験科目そのものが学科によって変わるため、対策の中身も学科ごとに変わります。
ポイントは、英文学科だけ試験の性質がまったく違うという点です。他の5学科は「専門分野の知識をどれだけ論述できるか」が勝負になりますが、英文学科は英語そのものの読解力・論理力を問う試験であり、さらに英語外部試験のスコアが直接、合否判定の材料になります(2027年度要項では2年次・3年次とも)。しかも英文学科の外部試験基準は英検準1級以上・TOEFL iBT 62点以上など、文学部のほかの学科より一段高く設定されています。志望学科を専門分野の興味だけでなく、自分の得意科目(専門知識の論述か、英語の運用力か)で選ぶのも一つの考え方です。なお心理学科は2年次編入のみの募集なので、心理学科を志望する場合は受験区分が2年次に限られる点に注意してください。
出願手続きの実務(チェックリスト)
法政大学文学部の2027年度の出願期間は2026年9月21日〜10月2日の約2週間です。出願直前になってからでは間に合わない準備がいくつかあるため、要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。
- 出願半年〜1年前〜: 英語外部試験の受験計画を立てる。学科を問わず出願書類として英語の外部試験スコア(原本)の提出が必須です。2027年度要項では2024年12月以降に受験したスコアのみ有効(英検は2024年度第3回以降に二次試験を受験したもの)とされているため、受験時期にも注意してください。求められる級・点数は学科ごとに異なります(上表参照)。
- 出願3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。2年次編入は30単位以上、3年次編入は60単位以上の修得(見込み含む)が目安です。教務課などで早めに確かめておきます。
- 出願1か月前〜: 成績証明書・在学(卒業見込み)証明書・英語外部試験の成績証明書など、発行に日数がかかる書類の手配を始める。
- 出願期間(2026年9月21日〜10月2日): インターネット出願登録・入学検定料35,000円(別途サービス利用料1,100円)の支払い・出願書類の郵送(最終日の当日消印有効)をすべて期間内に完了させる。
- 試験日〜入学手続(2026年11月): 受験票の印刷は11月4日(水)15:00から、試験は11月8日(日)、合格発表は11月17日(火)10:00。編入学の入学手続期間は11月17日(火)〜11月26日(木)です。
法政大学は同日(2026年11月8日)に国際文化学部(3年次のみ募集)の編入試験も実施しています。文学部・国際文化学部とも試験は第1時限(9:30〜10:30)の論文からで、同じ日の同じ時間帯にあたるため、事実上どちらか一方しか受験できません。志望学部・学科は出願前に一本化しておく必要があります。必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
法政大学が公表する「教育情報の公表」資料(編入学定員・編入学者数)には、2年次編入・3年次編入それぞれの志願者数・受験者数・合格者数・入学者数が学科別に掲載されています。文学部全体の直近3年分の実施状況は次のとおりです(出典: 法政大学「教育情報の公表 2-b-1-6 編入学定員・編入学者数」各年度版。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。表の「年度」は入学年度で、例えば2025年度は2024年11月に実施された試験の結果です。また数値は編入学試験のみを取り出したもので、転籍・転部・転科試験や継続学士入学試験の人数は含みません。
2年次編入(30単位・募集人員15名)
| 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 35名 | 32名 | 9名 | 7名 | 3.6倍 |
| 2024年度 | 31名 | 30名 | 9名 | 9名 | 3.3倍 |
| 2025年度 | 39名 | 33名 | 11名 | 10名 | 3.0倍 |
3年次編入(60単位・募集人員10名)
| 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 9名 | 7名 | 3名 | 2名 | 2.3倍 |
| 2024年度 | 19名 | 19名 | 2名 | 2名 | 9.5倍 |
| 2025年度 | 15名 | 13名 | 4名 | 4名 | 3.3倍 |
このデータから読み取れるのは次の点です。
- 2年次編入は倍率3.0〜3.6倍で比較的安定しています。志願者は31〜39名で推移し、合格者数は9〜11名でした。
- 3年次編入は年度による振れ幅が大きい試験です。2024年度は志願者19名に対し合格者はわずか2名(倍率9.5倍)でしたが、2025年度は志願者15名に対し合格者4名(倍率3.3倍)まで戻っています。
- どちらの区分も合格者数が募集人員(2年次15名・3年次10名)に届かない年が続いています。募集人員は「入学を認めることのできる最大の人数」と要項に明記されており、枠を無理に埋めず、大学側が定める基準に達した人数だけを合格させる運用とみられます。
- 志願者のうち受験を辞退する人は毎年数名にとどまり、出願者のほとんどが実際に受験しています。また合格者と入学者の数はほぼ一致しており、合格後に辞退する人は少ない傾向です。
学科別の内訳(2025年度)
文学部全体の数字だけでは学科ごとの実態が見えないため、直近の2025年度(2025年4月入学)分を学科別にまとめました(出典は上記と同じ。手続者数は省略)。
| 学科(2年次) | 志願 | 受験 | 合格 | 入学 |
|---|---|---|---|---|
| 哲学科 | 7名 | 5名 | 3名 | 3名 |
| 日本文学科 | 10名 | 9名 | 2名 | 2名 |
| 英文学科 | 3名 | 3名 | 1名 | 1名 |
| 史学科 | 8名 | 7名 | 1名 | 1名 |
| 地理学科 | 7名 | 6名 | 2名 | 2名 |
| 心理学科 | 4名 | 3名 | 2名 | 1名 |
| 学科(3年次) | 志願 | 受験 | 合格 | 入学 |
|---|---|---|---|---|
| 哲学科 | 1名 | 1名 | 1名 | 1名 |
| 日本文学科 | 7名 | 5名 | 2名 | 2名 |
| 英文学科 | 4名 | 4名 | 1名 | 1名 |
| 史学科 | 3名 | 3名 | 0名 | 0名 |
| 地理学科 | 0名 | 0名 | 0名 | 0名 |
| 心理学科 | 3年次は募集なし | |||
心理学科は3年次編入の募集自体を行っていないため、上の表では「募集なし」としています。一方、地理学科は募集はあるものの2025年度は志願者ゼロでした。このように学科別の志願者数は年度によって大きく変動します。学科を絞って比較検討する場合は、必ず大学公式サイトで最新年度の実施状況を確認してください。
出題形式と対策(合格者の実例から)
過去問の設問そのものは著作権の観点から本記事に記載していませんが、心理学科に合格した受講生の体験談から、試験の形式と対策の考え方を紹介します。DB規模での傾向分析は今回のデータでは確認できていないため、あくまで一つの実例として参考にしてください。
心理学科の出題形式(2026年度入学)
2026年度に心理学科(2年次)へ合格したW.Mさんの体験談によると、2025年11月に実施された専門科目(心理学)は大問2構成でした。大問1は心理学の実験計画法に関する記述式で、独立変数・従属変数の設定方法や、実験で考慮すべき剰余変数とその対処法、適切な統計的手法の説明などが問われました。大問2は心理学の主要用語を100字程度で説明させる問題が4問出題され、記憶・学習・社会的認知・統計といった基礎分野からまんべんなく問われています。試験時間は9:30〜10:30の1時間で、その後に一次試験(専門科目)の合否発表、合格者のみ面接という流れでした。
この実例から読み取れる対策の方向性は2つです。第一に、用語を100字前後で自分の言葉で説明する練習。単なる暗記ではなく、制限字数内で定義・具体例・関連概念を過不足なく書く訓練が要ります。第二に、実験計画法の基礎(独立変数・従属変数・剰余変数・統計的検定の考え方)を体系的に押さえること。心理学科を目指す場合は、統計の計算そのものよりも「どの手法を、なぜ使うか」を言葉で説明できるようにしておくと安心です。
過去問の入手方法
合格者の体験談によると、法政大学の公式サイトでは直近3年分の過去問が公開されています。それに加えて、大学の学生課の窓口で編入試験の過去問を閲覧できる制度もあり(コピー・写真撮影は不可、メモは可能)、W.Mさんはその場でメモした内容も対策に活用していました。まずは大学公式サイトで公開されている分を確認し、不足があれば学生課への問い合わせも検討する価値があります。
学科別の対策の考え方
学科ごとに専門科目の内容が異なるため、対策の軸も変わります。哲学科は西洋哲学史を中心とした思想史の理解と用語の論述、地理学科は人文地理学・自然地理学の基礎知識、心理学科は上記のような実験計画法と用語説明が軸になります。日本文学科・英文学科・史学科については、今回のデータでは合格者の出題実例を確認できなかったため、志望学科の標準的な教科書・概説書で基礎知識を体系的に押さえたうえで、大学公式サイトで公開されている過去問にあたるのが確実な進め方です。英文学科は専門知識の論述ではなく英語の読解力そのものが問われるため、精読と論理展開の把握を中心にした英語対策が必要になります。
合格ロードマップ(時期別)
心理学科に合格したW.Mさんの学習記録(対策期間は2025年5月〜11月の約半年)をもとに、試験日(11月上旬)から逆算した進め方を紹介します。
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対策開始〜2か月:英語を先に
W.Mさんはまず「はじめての新TOEICテスト完全攻略バイブル」で出題傾向を把握し、単語帳を通学中に繰り返し読み込みました。心理学の学習は在籍校の授業復習にとどめ、専門科目より先に英語のインプットを進めています。この時期の学習時間は平日・休日とも1日3時間程度でした。
-
3〜4か月目:英語を仕上げ、専門科目へ
TOEIC S&Wの対策とTOEIC L&Rの実戦演習を並行し、7月に本番でスコアを提出。試験が終わった直後から心理学の概説書を読み始め、専門科目の学習へ切り替えています。学習時間は1日4時間程度でした。
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5〜6か月目:専門科目のアウトプット強化
概説書や統計のテキストを繰り返し読み、心理学用語を100字程度でまとめるノートを作成。9月からは学習時間を1日7時間まで引き上げ、過去問や類題演習を通じて自分の知識の抜けを洗い出しています。10月以降は新しい参考書を増やさず、アウトプットの反復に絞り込みました。
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直前期(10月〜11月):面接対策も並行
面接で聞かれそうな質問をリストアップして回答を紙に書き出し、家族に試験官役を頼んで本番を想定した練習を重ねました。直前期の学習時間は平日7時間・休日も同程度に達しています。
この対策期間・学習時間は合格者1名の実例です。在籍校のカリキュラムや志望学科によって最適な期間は変わるため、あくまで目安として参考にしてください。
面接対策
W.Mさんが心理学科の面接で実際に聞かれた質問のテーマは、志望動機、統計科目の学習進度、前籍校の良い点・改善点、興味のある授業、これまでの課外活動と今後の抱負、そして受験者からの逆質問でした。志望動機については「認知心理学や社会心理学などの基礎心理学を専門的に学びたい。在籍校は臨床心理学の教員が多く、学びたい内容とずれがあった」という前籍校との違いを具体的に説明する形で答えたとのことです。
「内発的動機づけの理論を自分の編入試験に当てはめて説明したら、少し和やかな雰囲気になった。」
— W.Mさん(2026年度合格)の体験談より
面接対策としては、想定質問への回答を実際に紙に書き出し、声に出して練習しておくこと、そして志望理由を「自分の在籍校で学べないこと」と結びつけて具体的に語れるようにしておくことが有効です。
費用の目安
W.Mさんの体験談にもとづく、編入試験対策全体(半年間)にかかった費用の内訳です。予算感の参考にしてください。
| 教材・書籍代 | 3,500円 |
|---|---|
| 対策指導費 | 33,000円 |
| 試験関連費 | 20,000円(英語外部試験の受験料など) |
| 出願関連費 | 37,000円 |
| 当日関連費 | 600円 |
| 合計 | 94,100円 |
費用は受験校数・利用する対策サービス・英語外部試験の受験回数によって変わります。この内訳は単願(法政大学のみ受験)の実例です。
編入後の単位認定・大学生活
W.Mさんは前籍校で45単位を取得し、そのうち40単位が認定されました(認定率89%)。振り返りとして「一年次の履修は、英語・体育の単位は取っておき、教養科目は最低限にして心理学の授業を優先した」ものの、「心理学の単位認定にも上限があるため、教養科目もバランスよく履修しておいたほうが、結果的に認定される単位数は多くなる」との反省を挙げています。編入後の生活面では、「自分から行動すれば友人はできる」「編入生が入れないサークルはほとんど感じなかった」という一方で、「課題をこなしてついていくことはできるが、周りの学生よりは遅れている実感がある。編入直後の数か月は新しいことを何個も同時に始めないほうがよい」とも述べています。
おすすめ参考書
法政大学文学部の学科構成と参考書レビューの対応が確認できた本から、学科別におすすめを紹介します。日本文学科・英文学科・史学科については今回対応が確認できた参考書がなかったため掲載していません。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。
「西洋哲学史(熊野純彦)」は法政大学文学部での出題分野との対応が直接確認できている参考書です。哲学科は思想史の理解、心理学科は研究法・統計の基礎、地理学科は人文地理学・自然地理学の用語整理を軸に選んでいます。
合格者の声
W.Mさん(2026年度合格・私立大学から編入)
私立大学人文学部心理学科(GPA3.87)から、法政大学文学部心理学科(2年次・単願)に合格。対策開始から試験まで約半年で、TOEIC L&R 580点・TOEIC S&W 260点を提出しました。
「編入試験は受験者数も倍率も関係ない。自分が合格基準を満たせて、教授がうちの大学に入れてもやっていけるだろうと判断したら合格できる。だから周りを気にしなくていい。」
「編入試験の勉強は、自分がしたい学問を勉強することで、絶対未来に活きる。無駄なことはない。」
— W.Mさん(2026年度合格)の体験談より
よくある質問
法政大学文学部の編入試験に面接はありますか?
はい、2年次・3年次とも全学科で面接が実施されます。専門科目の論文試験(英文学科は英語の読解試験)に加えて面接があり、合格者の体験談によると専門科目試験の合格者のみが面接に進む形式でした。選抜方法は年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
英文学科と他の学科で試験内容は違いますか?
はい、大きく異なります。哲学科・日本文学科・史学科・地理学科・心理学科は志望学科の専門科目についての論文試験ですが、英文学科は英語の文章を用いた論理的読解力・思考力を問う試験です。さらに3年次編入では英文学科のみ、英語の外部試験のスコアそのものが合否判定に使われる選抜科目が加わります。
TOEICは何点くらい必要ですか?
大学は合格基準点を公表していません。オンライン編入学院の合格者の実例では、心理学科に合格したW.Mさんの提出スコアはTOEIC L&R 580点(L315/R265)・TOEIC S&W 260点(S110/W150)でした。専門科目の対策に比重を置きつつ、出願書類として提出できる水準のスコアを早めに確保しておくと安心です。
法政大学文学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
法政大学が公表する実施状況によると、2年次編入(募集人員15名)の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2023〜2025年度で3.0〜3.6倍、3年次編入(募集人員10名)は2.3〜9.5倍と年度による振れ幅が大きくなっています。特に3年次編入は合格者数が2名まで絞られる年もあるため、両方の区分を視野に入れておくことをおすすめします。
過去問はどうやって入手すればいいですか?
合格者の体験談によると、法政大学の公式サイトで直近3年分の過去問が公開されているほか、大学の学生課で編入試験の過去問を閲覧できます(コピー・写真撮影は不可、メモは可能)。著作権の観点から本記事に過去問の設問そのものは記載していませんので、まずは大学公式の公開分を確認してください。
2年次編入と3年次編入はどちらを受けるべきですか?
必要修得単位が異なり、2年次編入は30単位以上、3年次編入は60単位以上が目安です。ただし心理学科は2年次編入のみの募集で、3年次編入は行っていないため、心理学科志望なら選択肢は2年次に限られます。他の5学科は、在籍校での取得単位数と、編入後にどれだけの期間その学部で学びたいかで選ぶのが基本です。大学公表の実施状況では両区分とも合格者数が募集人員に届かない年があり、単位要件を満たせるならどちらの区分も検討する価値があります。
出願資格の主な条件は?
2027年度要項では、2年次編入は短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者や大学に1年以上在学した者など、3年次編入は短期大学卒業者や大学に2年以上在学した者、学士の学位を持つ者などが対象です。学科によって英語外部試験のスコア提出など追加の出願書類が必要な場合があるため、詳細は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。
まとめ
法政大学文学部の編入試験は、6学科・2つの受験区分(2年次・3年次)があり、学科によって試験の性質そのものが変わる試験です。心理学科だけは2年次編入のみの募集なので、志望学科によっては受験区分が最初から決まります。大学公表の実施状況では、2年次編入は倍率3.0〜3.6倍で比較的安定している一方、3年次編入は年度による振れ幅が大きく、志望学科と受験区分の組み合わせによって難易度の見え方が変わります。心理学科の実例では、専門科目は実験計画法の記述と用語の100字説明が軸で、暗記だけでなく「言葉で説明する力」が問われました。まずは志望学科と受験区分を決め、出願書類として必要な英語外部試験のスコア確保から今日はじめてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年8月5日






























