無料相談を予約

ホーム人文学系

大正大学仏教学部

大正大学仏教学部の編入試験|2027年度は10月2日が出願締切

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-11​​‌​‌​‌​​​‌​​‌​​‌​​​‌​​‌​​​​‌‌‌‌

大正大学仏教学部の3年次編入学試験は、2027年度(2027年4月入学)から日程が1か月以上前倒しになりました。第1回にあたる編入学試験Ⅰの出願受付は2026年9月25日(金)〜10月2日(金)必着、試験日は2026年10月17日(土)です。前年度は11月4日〜13日の出願・11月22日の試験でしたので、去年の日程を頭に入れたまま準備していると、Ⅰ期の締切をそのまま逃します。

募集人員は仏教学科33名。大正大学全体の編入学の募集は45名なので、その7割以上が仏教学部です。1年次入学の仏教学科が2027年度で70名ですから、編入の枠はかなり大きいほうに入ります。出願は仏教学専攻/仏教文化遺産専攻/宗学専攻の3つから1つを選ぶ形で、提出後の変更は一切認められません。

そして、この学部でいちばん多い誤解を先に片付けます。編入学試験の出願資格に、僧籍・得度・寺院の子弟・宗派への所属といった条件は一切ありません。一般区分8つ・社会人区分9つの条件はすべて学歴に関するもので、宗門関係者向けの区分も、一般の受験生に対する制限も設けられていません。この記事は、大学公式の編入学試験ページ・2027年度の募集人員表・2026年度の募集要項・過去5年分の入試結果にもとづいて、募集単位・日程・出願資格・試験科目・実績を整理したものです。

33名募集人員(全学45名中)
10月2日Ⅰ期の出願締切(必着)
3専攻出願時に1つへ確定
300点小論文・英語・面接 各100点

この記事で分かること

  • 2027年度Ⅰ期の出願は2026年9月25日〜10月2日必着。前年より1か月以上早いこと
  • 出願資格に宗派・僧籍の条件は無いこと。要項の条文はすべて学歴の要件であること
  • 募集33名は仏教学科という学科1つに対する数字で、専攻別の内訳は非公表であること
  • 過去5年の合格128名のうち116名が宗学専攻で、実績が1つの専攻に集中していること
  • 国際教養コースは2027年度の編入募集から名前が消えていること
  • 小論文と面接は専攻別、英語だけが全学共通であること

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

無料相談で出願できるか聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

2027年度の要項の要点

項目内容
入学年次3年次のみ。大学の編入学ページの見出しが「編入学を希望される方(3年次編入のみ)」で、要項の表題も「3年次編入学 学生募集要項」です。2年次編入の区分はありません
募集単位仏教学部 仏教学科(学科は1つ)。出願時に仏教学専攻/仏教文化遺産専攻/宗学専攻のいずれかを選びます
募集人員33名(編入学試験Ⅰ・Ⅱの合計。専攻ごとの内訳は公表されていません)。全学の編入募集45名のうち33名がここです
出願期間Ⅰ期 2026年9月25日(金)〜10月2日(金)必着(Web登録〆切 10月1日(木)16時)
Ⅱ期 2027年1月6日(水)〜1月20日(水)必着(Web登録〆切 1月19日(火)16時)
試験日Ⅰ期 2026年10月17日(土)/Ⅱ期 2027年2月2日(火)
合格発表Ⅰ期 2026年11月2日(月)/Ⅱ期 2027年2月10日(水)。いずれもマイページでの照会のみ
入学手続締切Ⅰ期 2026年11月11日(水)消印有効/Ⅱ期 2027年2月17日(水)消印有効
選抜方法小論文(60分・学科コース別)+英語(60分)+面接(15分程度・学科コース別)。社会人区分は小論文と面接のみ
配点各100点・合計300点(2026年度の募集要項。2027年度の配点は公表されていません)
出願資格一般区分は8つの条件のいずれか1つ宗派・僧籍に関する条件はありません
必要単位62単位以上。ただしこれは「4年制大学に2年以上在籍」の区分にだけかかる条件です
検定料30,000円(2026年度要項。クレジット/コンビニ/銀行ATMのペイジー)
出願方法ネット出願で登録・納入したうえで、角2封筒に「簡易書留」「速達」で郵送
試験会場巣鴨校舎(東京都豊島区西巣鴨3-20-1)。8時30分開門

宗派の条件はあるのか

仏教学部という名前から、「檀家の家に生まれていないと受けられないのでは」「得度していないと門前払いでは」と考える人が多いところです。結論から書きます。大正大学の編入学試験に、その種の条件はありません。

2027年度の編入学試験ページに載っている一般区分の出願資格は、次の8つのいずれか1つを満たせばよいという形です。

  1. 日本の4年制大学を卒業した者
  2. 日本の4年制大学に2年以上在籍(休学期間除く)し、62単位以上を取得した者、又は2027年3月取得見込みの者
  3. 日本の短期大学、高等専門学校を卒業した者
  4. 日本の専修学校の専門課程(修業年限2年以上、総授業時数1,700時間以上又は62単位以上)を修了した者
  5. 修業年限2年以上その他文部科学大臣が定める基準を満たす高等学校専攻科修了者
  6. 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を取得した者、又は取得見込みの者
  7. 旧制の専門学校、高等学校高等科、大学予科などの課程を卒業又は修了した者
  8. 外国において学校教育における14年以上の課程を修了した者

8つとも学歴の条件だけで、宗教に関する条件は1つもありません。2026年度の募集要項本文を通しても、僧籍・得度・寺院・宗門といった語が出願資格の条文に現れることはありませんでした。仏教をこれから学びたい人が、まったくの外部から出願できる試験です。

誤解の元になりやすいのが、大正大学に「宗門子弟特別入試」という区分が別にあることです。こちらの出願資格には「本学設立宗派および時宗の僧籍登録をしている徒弟で、将来僧侶として寺院を後継する明確な意志を持つ者」という条文が入っています。ただしこの入試は、同じ資格欄に「2027年3月に高等学校または中等教育学校卒業見込の者」が並ぶ1年次入学向けの入試です。編入学試験とは別物で、編入には宗門関係者向けの区分も、一般の受験生に対する制限もありません。

ただし、宗学専攻だけは中身を確かめてから選んでください。大学は宗学専攻について「宗学専攻の使命は、現代社会で活躍できる僧侶・仏教者を養成することです」「自らが所属する宗派の教理や法儀をしっかりと学ぶことができます」と説明しており、すでに宗派に所属している人を前提にしたカリキュラムであることを明示しています。さらに「僧侶の資格は各宗派で認定されるため、大学の学びだけでは取得できません。詳細は個別にお問い合わせ下さい」とも書かれています。出願資格の上では誰でも出願できますが、宗派に属していない状態で宗学専攻を志望する場合は、事前に大学へ相談しておくのが安全です。

3つの専攻の違いと選び方

仏教学部は仏教学科という学科1つで構成され、その中に3つの専攻があります。出願書類の提出後は志望を変更できないため、この選択が対策そのものになります。

専攻大学が示している内容
仏教学専攻ブッダの教えを軸に、インド・中国・日本の仏教の思想・歴史・文化を学ぶ。仏教漢文・サンスクリット語・チベット語・パーリ語などの語学が並び、3・4年次に思想系/美術・文化・教養系/現代社会系へ分かれます
仏教文化遺産専攻有形・無形の仏教文化遺産を対象に、調査・分析と保存の方法を実践的に学ぶ。学外でのフィールドワークを重視し、2023年4月には京都にサテライトキャンパス「大正大学京都アカデミア」が開設されています
宗学専攻僧侶・仏教者の養成が使命。大正大学設立の四宗派(天台学・真言豊山学・真言智山学・浄土学)と時宗学を少人数で学ぶ。宗派ごとの勤行室があり、法儀の実習と所定道場での加行が組み込まれています

ここでもう1つ押さえておきたいのが、「国際教養コース」が2027年度の編入募集に無いことです。2026年度の募集要項の募集人員表には仏教学/仏教文化遺産/国際教養/宗学の4つが並んでいましたが、2027年度の編入学試験募集人員の表は仏教学専攻・仏教文化遺産専攻・宗学専攻の3つだけになっています。一方で、大学サイトの資格課程のページには在学生向けに国際教養コースの記載が残っています。ページに名前が残っていることを募集の根拠にしないでください。募集単位は募集人員表で確認するのが確実です。

募集33名の中身。実績は宗学専攻に集中している

大正大学は編入学試験だけの志願者数・受験者数・合格者数を、学科と専攻の単位で公表しています。入試Q&Aでも「編入試験の難易度を教えてください」という質問に対して「過去の入試結果をご参照ください」と案内しており、大学自身がここを判断材料として示しています。編入学試験Ⅰ・Ⅱを合算した5年分が次の表です。

年度仏教学仏教文化遺産宗学学科計
2022年度6/5/4表に行なし24/23/2130/28/25
2023年度5/5/4表に行なし22/22/2127/27/25
2024年度2/1/1表に行なし29/28/2731/29/28
2025年度0/0/01/1/133/33/3334/34/34
2026年度2/2/20/0/018/18/1420/20/16
5年計15/13/111/1/1126/124/116142/138/128

各セルは志願者数/受験者数/合格者数です。国際教養コースは表に行がある年度もすべて0名だったため、列そのものを省いています。仏教文化遺産専攻が編入の結果表に現れるのは2025年度からで、それ以前は行そのものがありません。

過去5年(2022〜2026年度)の合格者数 ― 専攻別

宗学専攻116名
仏教学専攻11名
仏教文化遺産専攻1名
国際教養コース0名

5年間の合格128名のうち116名、9割超が宗学専攻です。募集33名という数字を「仏教を学びたい人に33名分の枠が開いている」と読むと、実像から離れます。宗学専攻は先に見たとおり、すでに宗派に所属している人を前提にした専攻です。この33名という数字は、その層の受け皿を含んだ学科単位の数字だと理解してください。

では仏教学専攻・仏教文化遺産専攻が不利なのかというと、そうは言えません。仏教学専攻は5年間で志願15名・受験13名・合格11名で、受験した人の多くが合格しています。母数が小さいので確率として語れる数字ではありませんが、「志願者が少ないから門前払いされている」というデータではないことははっきりしています。

倍率を受験者数÷合格者数で出すと、学科全体では2022年度から順に1.1倍・1.1倍・1.0倍・1.0倍・1.3倍です。ただしこれを「ほぼ通る試験」と読むのは危険です。直近の2026年度は受験20名に対して合格16名で、4名が不合格になっています。大学は募集人員のページに「試験種類ごとに募集人数を定めておりますが、合格基準点に達しない場合は、定員を下回ることがあります」と明記しており、枠が埋まることを保証していません。実際、同じ大学の別の学科では、受験者がいながら合格者0名で締めた年度が複数あります。

試験科目。何が問われるか

試験は小論文・英語・面接の3つで、2026年度の募集要項では各100点・合計300点と定められています。この配点の欄は3つの科目にまたがる結合セルになっており、どれか1つに重みが置かれているという形ではありません。2027年度の配点は大学サイトに記載がないため、ここは2026年度の要項の値として扱ってください。

小論文(60分・専攻別)

要項の表記は「小論文(学科・コース別)」です。つまり専攻ごとに別の問題が用意されます。仏教学専攻・仏教文化遺産専攻・宗学専攻では学びの対象がはっきり違うので、志望する専攻の学びの範囲に沿った準備が必要になります。過去問題集は2023年度から2027年度までの5本がPDFで公開されていますが、いずれもパスワードがかかっており、マイページ「ココカラプラス」への登録が必要です。大学の入試Q&Aも「過去問題を送ってほしいです」という質問に、ココカラ内の編入学試験ページかココカラプラスからダウンロードするよう案内しています。出願を考えているなら、まず登録して現物を見るのが最短です。なお本記事では、著作権の観点から過去問の設問そのものは記載していません。

英語(60分・全学共通)

英語は学科・専攻の区別なく共通の1科目です。要項の表記に「学科・コース別」が付いているのは小論文と面接だけで、専攻によって英語の中身や難度が変わるという記載は大学の資料にはありません。またTOEICや英検などの外部スコアを提出する要件も、それによる免除・加点の制度もありません。スコアで先回りして稼ぐことができない代わりに、当日の60分で得点すれば足ります。社会人区分では英語そのものが課されません。

面接(15分程度・専攻別)

面接も専攻別です。出願書類には本学所定の志望理由書と履歴書が含まれており、面接はこの2枚が土台になります。専攻を1つに絞って出願する仕組みである以上、「なぜ仏教学部か」ではなく「なぜこの専攻か」まで踏み込んで説明できる状態が求められると考えるのが自然です。

2026年度要項の時間割は、小論文9:30〜10:30/英語11:00〜12:00/面接13:00〜でした。2027年度の開始時刻は公表されていません。

社会人区分は英語が課されない

2027年度の編入学試験ページには、一般とは別に「編入学試験(社会人)」の出願資格と試験科目が載っています。ここを取り違えると出願そのものができなくなるので、条件を並べます。

  • 条件は2027年4月1日時点で満23歳以上であること、および学歴の要件を満たすこと
  • ただし大学の注記に「上記資格(2〜7)については、卒業(修了)見込者は不可」とあり、社会人区分は卒業・修了済みの人だけが使えます
  • 一般区分は「上記資格(1〜5、8)については、2027年3月卒業(修了)見込者を含む」なので、在学中でも出願できます
  • 試験科目は社会人が小論文・面接の2つ、一般が小論文・英語・面接の3つ。社会人には英語がありません

つまりいま大学や短大に在籍している人は、年齢の条件を満たしていても一般区分になります。準備すべき科目が1つ変わるので、出願前に自分がどちらかを確定させてください。なお社会人区分は2026年度の募集要項の試験科目表には存在せず、2027年度のページで独立した区分として現れたものです。

出願の実務。知らないと詰まるところ

  • Web登録の締切が郵送の必着日より1日早い。Ⅰ期はWeb登録が2026年10月1日(木)16時、郵送が10月2日(金)必着です
  • 郵送は市販の角2封筒に、志願票と一緒に印刷される宛名ラベルを貼り、「簡易書留」「速達」で送ります
  • 出願書類は5点。志願票/志望理由書(本学所定)/履歴書(本学所定)/出身校の成績証明書/卒業・修了(見込)証明書です。成績証明書に卒業・修了の記載があれば卒業証明書は不要です
  • 証明書は発行責任者が厳封したもので、出願時点6か月以内に作成されたものに限られます。出身校の発行に時間がかかるため、ここは早めに動いてください
  • 出願資格2(大学に2年以上在籍)で出願する人は、取得単位数と在学期間が明記された成績証明書が必要です。履修中の科目があれば、その旨が記載された書類も併せて提出します
  • 出願書類提出後の志望(学部・学科・コース)変更は一切認められません。したがって学内の併願はできません
  • 受験票は郵送されません。オンライン受験票のみで、受験票A・BをそれぞれA4で印刷して持参します(両面印刷不可)
  • 合格発表もオンラインのみです。マイページの「合否の照会」で確認し、合格通知書もそこからダウンロードします。学内掲示はなく、電話での照会も一切できません。確認期間は合格発表日の14時から10日間です
  • 受験上の配慮が必要な場合は、出願期間開始の1か月前までにアドミッションセンターへ相談します
  • 試験当日は8時30分開門。試験開始から20分以上の遅刻は受験できません。昼食は各自で持参します(2026年度要項では学内販売なし)
  • 感染症で受験できない場合、Ⅰ期の出願者はⅡ期へ振替受験が可能、Ⅱ期の出願者は受験料の返還という扱いです

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

無料相談で進め方を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

ⅠとⅡ、どちらで出すか

編入学試験Ⅰと編入学試験Ⅱは別々の出願で、募集人員33名はこの2回を合わせた数です。過去の入試結果ページにも「※募集人員は、編入学試験Ⅰと編入学試験Ⅱの合計数」と注記されています。

日程の並びを見ると、Ⅰ期の合格発表が2026年11月2日、Ⅱ期の出願開始が2027年1月6日なので、Ⅰ期の結果を見てからⅡ期に向かう時間はあります。ただし実績を見ると、Ⅱ期は志願者そのものが少なくなります。仏教学科のⅡ期は2025年度が志願5名、2026年度が志願3名でした。Ⅰ期のほうが受験者も合格者も多いという形です。準備が間に合うなら、Ⅰ期を本命に置くのが素直な組み立てになります。

編入後に取れる資格・免許と学費

大学の資格課程・教職課程のページによると、仏教学科として課程が用意されているのは次のとおりです。3専攻とも対象は同じで、専攻によって取れる資格が割れるという構造にはなっていません。

  • 中学校教諭1種免許状… 社会/宗教
  • 高等学校教諭1種免許状… 宗教/公民
  • 学芸員/司書/司書教諭
  • 日本語教員(養成課程)… 大学自身が「『登録日本語教員』(国家資格)ではありません」と注記しています
  • 社会教化者(養成講座)… 「仏教者として地域社会などでの活躍を考える学生が、教化・伝道の理論と実践について体系的に学べます」と説明されています

ただしこれは学科としての案内であり、3年次編入で入学した人が残り2年で取り切れるかは別の問題です。大正大学の募集要項には、社会福祉学科について「同系列学科・専攻でないと卒業までに3年以上かかる場合があります」、臨床心理学科について「原則として2年を超える在籍が必要」という注記がありますが、仏教学科にはこの種の注記が付いていません。それでも教職課程は科目数が多く履修の順序にも制約があるため、免許の取得を目的に編入するなら、出願前にアドミッションセンターへ確認してください。ここは断定するより、確かめてから決めたほうが損が小さい部分です。

学費は、大学の学費一覧ページに「2026年度 編入学者」専用の表があります。仏教学部は入学金200,000円(初年次のみ)/授業料950,000円/施設設備費250,000円/父母会費5,000円/同窓会費15,000円で、年間合計1,420,000円です。分割納入なら春学期820,000円・秋学期600,000円。同窓会費は一般入学者の表と金額が違うので、一般の表の数字を当てはめないでください。なおこれは2026年度の表で、2027年度版はまだ公表されていません。

出願までの進め方

  • いま(8月中)

    まず志望する専攻を1つに決める。出願後の変更が一切できないため、ここが最初の関門です。

    • マイページ「ココカラプラス」に登録し、編入学試験の過去問題集を入手する(パスワード制)
    • 3専攻の学科ページを読み比べ、小論文と面接が専攻別である前提で志望を確定させる
    • 出願資格の8区分のうち自分がどれに当たるかを決める(62単位が要る区分かどうか)
    • 受験上の配慮が必要な方は8月下旬までにアドミッションセンターへ相談
  • 8月下旬〜9月中旬

    書類を先に固める。証明書は出身校の発行に時間がかかります。

    • 出身校へ成績証明書・卒業(見込)証明書を依頼する(厳封・作成から6か月以内)
    • 本学所定の志望理由書と履歴書を作成する。面接はこの2枚が土台になります
    • 小論文を60分で書き切る練習を始める。骨組みを先に決める型を作っておく
  • 9月25日〜10月2日

    Ⅰ期の出願。Web登録は10月1日16時まで、郵送は10月2日必着です。

    • ネット出願で登録 → 検定料30,000円を納入 → 角2封筒に宛名ラベルを貼り簡易書留・速達で郵送
  • 10月上旬〜10月17日

    3科目の総仕上げ。配点は各100点で並びます。英語だけ、小論文だけに寄せないでください。

    • オンライン受験票をマイページから印刷(A4・受験票A/Bの2枚・両面印刷不可)
    • 会場は巣鴨校舎。昼食は各自で用意(2026年度要項では学内販売なし)
  • 11月2日〜

    合格発表はマイページで。確認期間は14時から10日間、手続締切は11月11日消印有効です。

    • 結果によってはⅡ期(出願2027年1月6日〜1月20日/試験2月2日)に切り替える

よくある質問

仏教学部の編入は、僧侶や寺院の関係者でないと出願できませんか。

そのような条件はありません。2027年度の編入学試験の出願資格は、大学の編入学試験ページに一般区分8つ・社会人区分9つの条件が並んでいますが、そのすべてが学歴に関する条件です。僧籍・得度・寺院の子弟・宗派への所属を求める条文は、編入学ページにも2026年度の募集要項にも一切ありません。なお大正大学には宗門子弟特別入試という区分もありますが、こちらは出願資格に「本学設立宗派および時宗の僧籍登録をしている徒弟」と高等学校卒業(見込み)が並ぶ1年次向けの入試で、編入学試験とは別のものです。編入学試験には宗門関係者向けの区分も、一般の受験生に対する制限も設けられていません。

募集人員33名というのは、どの単位の数字ですか。

仏教学部仏教学科という学科1つに対する数字で、しかも編入学試験Ⅰと編入学試験Ⅱを合わせた数です。大正大学の2027年度編入学試験の募集人員は全学で45名ですが、その33名が仏教学科です。残りは文学部の3学科が各2名、人間学部の2学科が各2名、臨床心理学部が2名で、表現学部・地域創生学部・情報科学部には編入学の募集がありません。なお仏教学科には仏教学専攻・仏教文化遺産専攻・宗学専攻の3つがありますが、33名という数字は学科単位で示されており、専攻ごとの内訳は公表されていません。過去の入試結果ページでも、募集人員の欄は3専攻とも「33」と学科の値が入っています。

2027年度の出願はいつまでですか。前年から変わりましたか。

大きく変わりました。2027年度(2027年4月入学)の編入学試験Ⅰは、出願が2026年9月25日(金)〜10月2日(金)必着、試験日が2026年10月17日(土)、合格発表が2026年11月2日(月)です。前年度の2026年度は出願が2025年11月4日〜13日、試験日が2025年11月22日でしたので、1か月以上前倒しになりました。編入学試験Ⅱは出願が2027年1月6日〜1月20日必着、試験日が2027年2月2日(火)です。Ⅱ期の試験日は前年も2月2日でしたが年が違います。ネット出願のWeb登録の締切は郵送の必着日より1日早く、Ⅰ期は2026年10月1日(木)16時までです。

3つの専攻は、どれを選んでも試験は同じですか。

英語は同じですが、小論文と面接は違います。2026年度の募集要項では、試験科目が「小論文(学科・コース別)」「英語」「面接(学科・コース別)」と書き分けられており、専攻ごとに別の小論文と面接が用意される形です。英語だけが全学共通の1科目で、学科や専攻によって英語の中身が変わるという記載は大学の資料にはありません。さらに要項には「出願書類提出後の志望(学部・学科・コース)変更は一切認めません」とあり、出願の時点で3専攻のうち1つに確定させる必要があります。学内で複数の専攻を併願することもできないため、専攻の選択がそのまま対策の中身になります。

実際の合格者は、どの専攻に多いのですか。

宗学専攻に集中しています。大学が公表している過去5年(2022〜2026年度)の入試結果を編入学試験Ⅰ・Ⅱ合算で集計すると、仏教学科全体の合格者128名のうち116名が宗学専攻でした。仏教学専攻は11名、仏教文化遺産専攻は1名です。ただしこれは志願者の分布がそうなっているという話で、他の専攻が不利に扱われているという意味ではありません。仏教学専攻は5年間で志願15名・受験13名・合格11名なので、受験した人の多くは合格しています。仏教文化遺産専攻が編入の結果表に現れるのは2025年度からで、それ以前の年度には行そのものがありません。国際教養コースは5年間の志願者が0名で、2027年度の編入募集からは名前が消えています。

倍率はどれくらいですか。合格しやすいと考えてよいですか。

受験者数を合格者数で割った倍率は、仏教学科全体で2022年度から順に1.1倍・1.1倍・1.0倍・1.0倍・1.3倍です。ただし合格しやすいと決め込むのは危険です。直近の2026年度は受験20名に対して合格16名で、4名が不合格になっています。大学は募集人員のページに「試験種類ごとに募集人数を定めておりますが、合格基準点に達しない場合は、定員を下回ることがあります」と明記しており、募集人員33名という枠が埋まることを保証していません。実際、同じ大学の他学部では受験者がいても合格者0名で締めた年度が複数あります。母数が小さく年ごとの振れも大きいので、倍率は難易度の目安にはなりません。

編入後に教員免許や資格は取れますか。

仏教学科として課程が用意されているのは、中学校教諭1種免許状(社会・宗教)、高等学校教諭1種免許状(宗教・公民)、学芸員、司書、司書教諭、日本語教員(養成課程)、社会教化者(養成講座)です。これらは仏教学専攻・仏教文化遺産専攻・宗学専攻の3専攻すべてが対象になっています。ただしこれは学科としての案内であり、3年次編入で入学した人が残り2年で取り切れるかは別の問題です。教職課程は科目数が多く、履修の順序にも制約があるため、免許の取得を目的に編入するなら出願前にアドミッションセンターへ確認してください。なお日本語教員(養成課程)には「『登録日本語教員』(国家資格)ではありません」という大学自身の注記が付いています。

関連記事

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入に特化した完全オンラインの予備校です。志望校ごとの試験科目に合わせて、小論文の添削と面接の対策を個別に進めます。大正大学のように専攻を1つに絞って出願し、小論文と面接がその専攻別に出題される大学では、志望の決め方そのものが合否を左右します。無料相談では、いまの在籍状況と出願資格の区分を整理したうえで、出願までの進め方をご提案しています。

本記事は大正大学が公表している編入学試験ページ・2027年度の編入学試験募集人員・過去の入試結果・2026年度の3年次編入学 学生募集要項・資格課程および学費のページにもとづいて作成しています(2026年8月11日時点)。出願にあたっては必ず大学公式サイトの最新情報をご確認ください。

人文学系の一覧へ戻る

運営: 大学編入専門の予備校 オンライン編入学院
本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
LINEで無料相談を予約