
国際基督教大学(ICU)教養学部アーツ・サイエンス学科 編入試験を徹底解説|試験概要・倍率・出題傾向・対策ロードマップ
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こんにちは!オンライン編入学院 編入総合研究所 編集部です。
国際基督教大学(ICU)は、リベラルアーツ教育と日英バイリンガル教育を特色とする大学として、多くの学生から注目を集めています。他大学からの編入を希望する学生にとって、ICUへの編入は新たな学びの機会を追求する重要な選択肢の一つです。
本記事では、ICUの編入試験について、その概要から出願資格、試験内容、難易度、そして効果的な対策方法まで、編入総合研究所が詳細に解説します。
編入試験概要
国際基督教大学(ICU)の編入試験は、「転編入学制度」として実施されており、原則として4月入学が基本となります。一般選抜と同じ試験を受験し、合否判定も一般選抜受験者と区別なく行われる点が特徴です。
出願資格
2026年度の出願資格は以下のいずれかに該当する方とされています。
日本または外国の大学で本科学生として1年以上在学した者(見込みの者を含む)
日本または外国の短期大学を卒業(短期大学士/準学士/Associate Degree)した者(見込みの者を含む)
高等専門学校を卒業した者(見込みの者を含む)
【注意点】 休学期間は在学期間に含まれません。1年以上の在学期間を計算する際には、実際に大学で学んだ期間のみがカウントされます。
募集人員
募集人員は、教養学部アーツ・サイエンス学科の一般選抜に包含される形となります。編入学用の特別な募集枠は設けられておらず、一般選抜の受験者と同じ土俵で合否が判定されます。
出願方法と必要書類
ICUの編入試験への出願は、一般選抜と同様にWeb出願システムを利用します。2027年度の出願期間については、10月下旬に公開される入学試験要項で確認が必要です。
出願に必要な書類は以下の通りです。
高等学校調査書
現在または過去に在籍していた大学等の証明書(以下のいずれか)
大学が発行した在学期間証明書(入学年月、休学有無および休学期間が分かるもの)
原則としてICU指定の用紙(日本語版・英語版)を使用。各大学指定の様式で提出する場合は、必要事項の記載漏れに注意が必要です。
短期大学または高等専門学校の卒業証明書もしくは卒業見込み証明書
【注意点】 在籍大学の証明書発行には時間がかかる場合があります。余裕をもって準備を開始することが推奨されます。
試験科目と出題傾向
ICUの編入試験は、一般選抜と同様の選考方法が採用されます。編入希望者も一般入試と同じ試験を受験することになります。
選考科目
選考科目は以下の3科目で構成されます。
総合教養【ATLAS】
人文・社会科学 または 自然科学(選択科目)
英語
これらの科目に加え、「日英バイリンガル面接利用」や「英語外部試験利用」といった選択肢も用意されています。
配点と合格基準点(2025年度入試参考)
2025年度入試では、各科目80点満点で合計240点(日英バイリンガル面接利用の場合は160点)が配点されました。合格基準点は以下の通りです。
人文・社会科学選択: 145.5点
自然科学選択: 140.1点
日英バイリンガル面接利用: 87.3点
英語外部試験利用: 総合教養【ATLAS】の素点60点
出題傾向の分析
ICUの入試は、リベラルアーツ教育を重視する大学の特性を反映し、幅広い知識と思考力、そして高い英語力が求められます。
総合教養【ATLAS】の核心
ICU独自の試験であり、論理的思考力、分析力、そして多角的な視点から物事を捉える力が問われます。特定の知識だけでなく、与えられた情報を正確に理解し、自身の言葉で論理的に説明する能力が重視されます。過去問研究を通じて、ICUが求める思考プロセスを理解することが不可欠です。
英語試験のポイント
ICUは日英バイリンガル教育を掲げており、英語力は合否を大きく左右する要素です。リーディングとリスニングの両方が試験範囲に含まれ、アカデミックな内容の英語を理解し、運用する能力が求められます。
選択科目(人文・社会科学/自然科学)
高校までの基礎学力を前提としつつ、より深い理解と思考力を問う問題が出題されます。幅広い教養と、それを論理的に展開する力が求められる傾向にあります。
試験内容は年度によって変動する可能性がありますが、これらの基本方針は維持されると考えられます。

倍率から見た難易度
ICUの編入試験は、一般選抜と同じ基準で判定されるため、競争率は高く、決して容易な道のりではありません。
2025年度入試結果(一般選抜および転編入本科学生)
以下のデータは、2025年度入試における一般選抜および転編入本科学生の志願者数と合格者数を示しています。
選抜区分 | 選択科目 | 志願者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
一般選抜 | 人文・社会科学 | 885名 | 256名 |
自然科学 | 198名 | 73名 | |
転編入本科学生 | 人文・社会科学 | 52名 | 6名 |
自然科学 | 7名 | 0名 |
合格ラインの考察
上記のデータから、編入試験の難易度の高さが明確に見て取れます。特に転編入本科学生においては、人文・社会科学選択で約10倍、自然科学選択では合格者なしという非常に厳しい結果となっています。
これは、編入学用の特別な枠が設けられておらず、一般選抜受験者と同等の学力と英語力が求められることに起因します。一般選抜の合格者数と比較しても、編入希望者の合格者数は極めて少数であり、高い競争率を勝ち抜くための徹底した準備が不可欠であると結論付けられます。
試験対策(科目別アドバイス)
ICUの編入試験に合格するためには、各科目の特性を理解した上で、戦略的な学習を進めることが重要です。
総合教養【ATLAS】対策の核心
総合教養【ATLAS】はICU独自の試験であり、単なる知識の有無だけでなく、論理的思考力、分析力、文章構成力が問われます。
過去問の徹底分析: 過去問を数多く解き、出題形式、問題文の意図、求められる解答の質を把握することが最重要です。解答解説を丁寧に読み込み、なぜその解答が導き出されるのかという思考プロセスを理解することが、応用力を養う上で不可欠です。
幅広い教養の習得: 哲学、歴史、文学、科学、時事問題など、多岐にわたる分野の基礎知識を身につけることが、問題文の理解を深め、多角的な視点から考察する力を養います。日頃から新聞や質の高いニュースサイトに目を通し、社会の動きや論点に敏感になる習慣をつけましょう。
論理的思考力の強化: 複雑な情報を整理し、矛盾なく論理的に展開する訓練を積みます。要約力、分析力、批判的思考力を意識的に高める学習が効果的です。
英語試験のポイント
ICUの英語試験は、高いレベルの英語力が求められます。
リーディングとリスニングのバランス: 試験ではリーディングだけでなくリスニングも重要な要素となります。日常的に英語のニュースやポッドキャストを聞き、アカデミックな内容の英文記事を読むことで、総合的な英語力を向上させましょう。
語彙力と文法力の強化: 長文読解やリスニングの基礎となる語彙力と文法力を徹底的に強化します。特にアカデミックな文脈で用いられる語彙に慣れておくことが重要です。
外部試験の活用: TOEFLやIELTSなどの外部英語試験対策も並行して行うと、ICUの英語試験に必要なスキルを効率的に養うことができます。これらの試験形式に慣れることで、本番でのパフォーマンス向上にもつながります。
選択科目(人文・社会科学または自然科学)の基礎力向上
選択科目は、高校までの学習内容を基盤としつつ、より高度な思考力を問う問題が出題される可能性があります。
基礎知識の徹底: 選択した科目の基礎知識を徹底的に復習し、確固たる土台を築きます。教科書や参考書を用いて、概念や理論を深く理解することが重要です。
応用問題への挑戦: 基礎知識が定着したら、応用問題や論述問題に挑戦し、知識を実際の問題解決に応用する力を養います。
合格へのロードマップ
ICUの編入試験は長期的な準備が必要です。現在の大学での学業と両立させながら、計画的にステップを踏むことが成功への鍵となります。
情報収集と目標設定(初期段階):
ICUの編入試験に関する最新情報を収集し、出願資格、試験科目、日程などを正確に把握します。
自身の学力レベルとICUが求めるレベルとのギャップを分析し、現実的な学習目標を設定します。
長期的な学習スケジュールを立て、各科目にどの程度の時間を割くかを計画します。
基礎学力の確立(準備期間前半):
英語: 毎日継続して学習します。単語・文法を固め、リーディングとリスニングの練習をバランス良く行います。TOEFL/IELTS対策も視野に入れましょう。
選択科目: 自身の選択した科目(人文・社会科学または自然科学)の基礎を徹底的に復習し、高校レベルの知識を完璧にします。
総合教養【ATLAS】: 幅広い教養を身につけるため、新聞や質の高い書籍・記事を読み、知的好奇心を刺激します。
過去問演習と分析(準備期間中盤):
各科目の過去問を入手し、時間を計って解きます。
特に総合教養【ATLAS】は、ICU独自の形式であるため、複数年分の過去問を徹底的に分析し、出題傾向と解答プロセスを理解します。
解答後には自己採点だけでなく、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを深く考察します。
弱点克服と応用力強化(準備期間後半):
過去問演習で見つかった弱点を集中的に克服します。
専門予備校の講座や模擬試験を活用し、実践的な演習を積むことで、本番で通用する応用力を養います。
論述問題の対策として、記述力を高める練習を重ねます。
出願準備と最終確認(直前期間):
出願に必要な書類(在学期間証明書、卒業証明書など)の発行には時間がかかる場合があるため、余裕をもって準備を進めます。
出願期間を厳守し、不備がないように最終確認を行います。
体調管理に留意し、万全の状態で試験に臨めるよう調整します。
学習スケジュールの目安: 現在の大学での学業と並行して対策を進めるため、数ヶ月から1年以上の準備期間を確保することが理想的です。特に英語や総合教養【ATLAS】は短期間での習得が難しいため、早期からの着手をおすすめします。
国際基督教大学(ICU)教養学部アーツ・サイエンス学科の特色
国際基督教大学(ICU)は、その独自の教育理念と環境により、編入生にとっても魅力的な学びの場を提供しています。
リベラルアーツ教育の追求
ICUは、特定の専門分野に限定せず、幅広い学問分野を横断的に学ぶリベラルアーツ教育を実践しています。入学後にメジャー(専攻)を選択する制度を採用しており、編入学生は登録3学期目にメジャー選択を行います。これにより、入学前に専門を決めずとも、多様な分野を学びながら自身の興味や適性を見極めることが可能です。
日英バイリンガル教育
ICUは日英バイリンガル教育を特徴としており、転編入学制度を利用して入学した場合の必修語学科目は「英語」(リベラルアーツ英語プログラム)となります。高い英語力を身につけ、グローバルな環境で活躍できる人材の育成を目指しています。英語を主体とした選抜方法として「総合型選抜 English Language Based Admissions」も別途設けられています。
少人数教育と手厚いサポート
ICUは少人数教育を重視しており、教員と学生の距離が近いことが特徴です。編入生も一般の学生と同様に、アカデミックアドバイザーによる履修指導や学習サポートを受けることができます。これにより、新しい環境への適応や学習計画の立案において、きめ細やかなサポートが期待できます。
単位認定制度と卒業要件
編入が認められた場合、前の大学で修得した単位をICUの単位として認定してもらえる可能性があります。認定される単位数は合計60単位を上限とし、一般教育科目12単位、保健体育講義科目1単位、保健体育実技科目1単位、専門科目のうち基礎科目9単位、選択科目41単位が上限とされています。
ただし、ICUを卒業するためには、所定の卒業要件を満たし、最終学年を含め3年以上ICUに在学する必要がある点に留意が必要です。最大限の単位が認められたとしても、ICUでの最低在学期間が定められています。
国際色豊かな環境
ICUは国際色豊かなキャンパスで知られ、多様なバックグラウンドを持つ学生との交流は、グローバルな視野を広げる貴重な機会となります。編入生も様々な学生団体やサークル活動に積極的に参加することで、充実した学生生活を送ることが可能です。
編入後のキャリアパスと学びの強み
ICUで培われる幅広い教養、批判的思考力、そして高い英語力は、卒業後のキャリアにおいて大きな強みとなります。国際機関、多国籍企業、教育・研究機関、ジャーナリズムなど、多様な分野で活躍する卒業生を輩出しており、編入生も自身の興味と能力に応じて幅広いキャリアパスを選択できます。
オンライン編入学院からのアドバイス
国際基督教大学(ICU)への編入は、リベラルアーツ教育という独自の学びの環境と国際的な視野を求める学生にとって、非常に魅力的な選択肢です。しかし、一般選抜と同じ基準で合否が判定されるため、その道のりは決して容易ではありません。
編入総合研究所としては、ICU編入試験において以下の点を特に重視した対策を推奨します。
早期かつ計画的な学習の開始: 英語力や総合教養【ATLAS】で問われる思考力は、一朝一夕で身につくものではありません。現在の学業と両立しながら、数ヶ月から1年以上の期間を見据えた計画的な学習が不可欠です。
ICU独自の試験形式への適応: 特に総合教養【ATLAS】は、他大学の入試とは異なる形式です。過去問を徹底的に分析し、ICUが求める思考プロセスや解答スタイルを理解することが、得点力向上に直結します。
英語力の徹底的な強化: ICUの教育理念からも明らかなように、英語力は合否を左右する重要な要素です。リーディング、リスニング、語彙、文法をバランス良く強化し、アカデミックな内容に対応できる高い英語力を目指してください。
この難関を突破するためには、独学だけでなく、専門的なサポートを活用することも有効な戦略です。オンライン編入学院では、編入合格経験のある専属コーチによるマンツーマン指導を提供しており、2025年度試験では148名の合格実績を誇ります。完全オンライン形式のため、地理的制約なく、現在の大学での学業と両立しながら効率的に対策を進めることが可能です。
ICUへの編入は、あなたの学習意欲と将来の可能性を大きく広げる挑戦となるでしょう。この解説記事が、あなたの挑戦の一助となれば幸いです。
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