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融合学域

金沢大学融合学域の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年6月1日〜2026年6月5日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06‌​‌‌​‌​‌​‌​​‌​‌‌‌‌​‌​‌​​‌​​​​​‌‌

金沢大学の編入試験まとめ(全3学部の日程・科目)

結論:金沢大学融合学域の編入試験はこんな試験

金沢大学融合学域の3年次編入試験は、英語外部試験(TOEIC L&R または TOEFL-iBT)・小論文・口述試験の3本柱で合否が決まる試験です。融合学域には先導学類・観光デザイン学類・スマート創成科学類の3学類があり、選抜方法はいずれも共通ですが、口述試験で問われる内容は学類ごとに違います。大学が公表する編入学試験実施状況によると、実質倍率(受験者数÷合格者数)は学類・年度によって1.0〜1.7倍と幅があり、年度ごとの変動が大きいのが特徴です。試験は例年6月中旬〜下旬に実施され、出願は6月上旬とほかの大学よりかなり早いため、英語外部試験のスコアづくりは前年のうちから逆算して動く必要があります。オンライン編入学院が取材した合格者の対策期間は約2か月の短期集中型から10か月前後の長期型までさまざまでした。この記事では、大学公表の入試実施状況・募集要項の原本、そしてオンライン編入学院に寄せられた合格者の体験談と試験直後アンケートをもとに、試験の全体像と学類別の対策を解説します。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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試験概要(最新要項データ)

2027年度令和9(2027)年度(2026年6月実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。

60名+若干名募集人員(3学類合計)
2026/6/20試験日
3学類先導・観光デザイン・スマート創成科学類
62単位必要修得単位の目安
試験日2026年6月20日(土)
出願期間2026年6月1日(月)〜6月5日(金)必着(Web出願の事前登録は5月25日午前9時から可能)
合格者発表2026年7月13日(月)
募集人員先導学類: 一般選抜15名(外国人留学生選抜・社会人選抜あわせて10名)
観光デザイン学類: 一般選抜15名(外国人留学生選抜・社会人選抜は若干名)
スマート創成科学類: 一般選抜20名(外国人留学生選抜・社会人選抜は若干名)
試験科目英語外部試験(TOEIC L&R または TOEFL-iBT〈Home Editionを含む〉、100点に換算)、小論文(100点)、口述試験(100点)の合計300点満点。社会人選抜は口述試験に5分程度のプレゼンテーションを含む
英語外部試験出願時の提出は不要ですが、選抜試験当日にスコアの原本またはデジタル公式認定証を持参・提示する必要があります。提示できない場合は失格。有効期限は受検日が試験日から遡って2年以内のものに限られます
出願資格(主なもの)短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、専修学校専門課程・専攻科の修了(見込み)者、大学卒業(見込み)者、大学に2年以上在学し62単位以上修得(見込み)した者、外国の14年課程修了(見込み)者など
検定料30,000円(Web出願システム利用料として別途990円が必要)

出願資格・提出書類・スコアの有効期限などの詳細は、必ず金沢大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「金沢大学 融合学域 編入学 学生募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

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出願手続きの実務(チェックリスト)

金沢大学融合学域の出願期間は6月1日〜5日の約1週間と短いうえ、試験そのものが6月中旬〜下旬という早い時期に設定されています。募集要項のデータをもとに、いつまでに何を準備すべきかを整理しました。

  • 出願1年前〜: 英語外部試験(TOEIC L&R または TOEFL-iBT〈Home Editionを含む〉)の受験計画を立てる。スコアの有効期限は「受検日が試験日から遡って2年以内」なので、古すぎるスコアは使えません。逆に早く受けすぎても期限切れになるため、試験日から逆算して計画してください。
  • 出願3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。一般選抜の出願資格の一つに「大学に2年以上在学し62単位以上修得(見込み)」があります。志望する学類(先導・観光デザイン・スマート創成科学類)もこの時期までに固めておきます。
  • 出願1か月前〜: 志望理由書(自筆の場合、鉛筆・シャープペンシル・消せるボールペンは使用不可)、在籍期間証明書、成績証明書など、発行に日数がかかる書類の準備を始める。証明写真は出願直近3か月以内に撮影したものが必要です。
  • 出願期間(6月1日〜5日必着): Web出願限定です。①出願情報の登録 ②検定料の支払 ③証明写真のアップロード ④出願書類等の印刷 ⑤出願書類等の郵送(書留速達またはEMS)の5つすべてを完了させる必要があります。6月3日までの国内発信局日付印がある書留速達に限り、期間後の到着でも受理されます。
  • 試験当日(6月20日): 小論文は10:00〜11:00、口述試験は12:30〜(学類・受験番号順)で実施されます。TOEIC・TOEFLのスコア原本またはデジタル公式認定証を必ず持参してください。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず金沢大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

金沢大学は融合学域の3学類それぞれについて、「3年次編入学試験実施状況」という資料を公表しています。学類ごとの一般選抜(志願者の大半を占める区分)の実績は次のとおりです。志願者数・合格者数・入学者数は金沢大学「融合学域3年次編入学試験 実施状況(令和5〜8年度)」から、受験者数は同大学が年度ごとに公表する「入試状況(編入学)」から取りました。大学は倍率を公表していないため、実質倍率は受験者数÷合格者数で編入総研編集部が計算した値です(小数第2位を四捨五入)。合格者数には追加合格者を含みます。

学類年度志願者受験者合格者入学者実質倍率
先導学類2023年度11名11名10名9名1.1倍
2024年度6名5名4名2名1.3倍
2025年度25名25名15名12名1.7倍
2026年度9名7名6名5名1.2倍
観光デザイン学類2024年度17名17名12名12名1.4倍
2025年度23名23名14名11名1.6倍
2026年度24名24名17名※15名1.4倍
スマート創成科学類2025年度22名19名16名9名1.2倍
2026年度13名11名11名7名1.0倍

※ 観光デザイン学類2026年度の合格者17名・入学者15名には、それぞれ追加合格者2名が含まれます。

先導学類 観光デザイン学類 スマート創成科学類
2023 2024 2025 2026 (年度) 1.1 1.3 1.7 1.2 1.4 1.6 1.4 1.2 1.0

このデータから読み取れるのは次の点です。

  • 年度による変動が大きい学類があること。先導学類は2024年度の1.3倍から2025年度は1.7倍へ上昇し、2026年度は1.2倍に落ち着いています。志願者数自体が6名〜25名と年度ごとに大きく変わっているのが特徴です。
  • 観光デザイン学類は比較的安定していて、2024〜2026年度は1.4〜1.6倍の範囲で推移しています。志願者数も17〜24名と学類のなかでは振れ幅が小さめです。
  • スマート創成科学類は他の2学類より倍率が低めで、2026年度は受験11名に対し合格11名と、受験者全員が合格しています。ただし編入学試験の実績はまだ2年分しかないため、今後の年度で変わる可能性があります。
  • 多くの年度で、合格者数より入学者数が少なくなっています(例: スマート創成科学類の2025年度は合格16名に対し入学9名)。編入学試験は複数校を併願できるため、合格しても入学しない人が出るためだと考えられます。

なお、令和9(2027)年度(2026年6月実施)の出願状況・合格者数もすでに公表されています。志願者数は先導学類15名・観光デザイン学類25名・スマート創成科学類25名(3学類合計65名)、合格者数は先導学類14名・観光デザイン学類15名・スマート創成科学類19名(3学類合計48名)でした。受験者数と入学者数は本記事執筆時点でまだ公表されていないため、この年度の実質倍率は次回の実施状況公表後に更新します。

学類別出題傾向(過去問分析)

融合学域の3学類は、英語外部試験・小論文・口述試験という選抜方法自体は共通ですが、学類ごとにアドミッション・ポリシーが異なり、口述試験で問われる内容にも違いがあります。オンライン編入学院に寄せられた合格者の体験談と試験直後アンケートをもとに、学類ごとの特徴を紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

3学類共通:小論文は社会課題×DXがテーマ

小論文は3学類共通の問題です。「自身のこれまでの学修経歴等から解決を見据える未来課題について論述する」という形式で、社会人選抜では就業経験もふまえたテーマになります。2026年6月実施回(2027年度入学)では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入による働き方と豊かな人生の実現をテーマに、課題と解決策を融合的な観点で論じる出題でした。合格者の体験談では「毎年融合的な観点で考えるような設問になっている」と振り返られており、特定の学問分野の知識よりも、複数の視点を組み合わせて社会課題を論じる力が求められています。試験時間は60分で1問、字数は試験直後アンケートによれば850字以内の指定でした。なお、金沢大学の公式サイトでは、直近の小論文の問題と出題の意図が公開されています。出願前に一度目を通しておくことをおすすめします。

先導学類:アントレプレナーシップと幅広い教養

先導学類は「人文科学・社会科学・自然科学等の多様な知見を活用しながら社会変革を先導する人材」の養成を掲げる学類です。口述試験は個人単位の質疑応答で、志望理由や学びたい内容についての深掘りに加え、数学・英語・社会など複数分野の設問が組み合わさる年度もあります。オンライン編入学院の合格者の体験談では、「インフラ」のような抽象的なテーマから連想する言葉を挙げさせたうえで一つを選んで論じさせる設問や、微積分の概念理解を問う設問、英文カードを読んで内容と自分の対処を英語で答えさせる設問などが確認されています。起業や新規事業への関心を志望理由に結びつけた合格者もおり、アントレプレナーシップ教育を重視する学類の方向性と合致する動機づけが評価されやすい傾向がうかがえます。

観光デザイン学類:データの読み取りと観光課題の考察

観光デザイン学類は「観光DXの推進や持続可能な観光地域づくりに対応する人材」の養成を掲げています。口述試験では、統計や調査データをその場で読み取らせて考察させる設問が繰り返し確認できます。合格者の体験談では、重回帰分析の結果から観光客数とバスの本数の関係を読み取らせる設問、平均・分散・標準偏差をホワイトボード上で計算させる設問、観光客の消費金額と満足度の関係を示すグラフから考察を述べさせる設問などが報告されています。あわせて、民泊と地域住民の関係、自然災害による観光業への影響といった、観光産業が抱える社会課題について自分なりの課題と解決策を答えさせる質問も定番です。日頃から観光に関するニュースや統計に触れ、自分の言葉で説明する練習をしておくと安心です。

スマート創成科学類:数理・データサイエンスの基礎力

スマート創成科学類は「仮想と現実の高度な融合を活用してスマートシティを見据えた未来の科学を創成する人材」の養成を掲げ、募集要項でも口述試験の内容として「数理・データサイエンスの学びに必要となる数学の基礎的な学力・能力」を明記している唯一の学類です。試験直後アンケートでは、関数のグラフを描かせ連続性・微分可能性を問う設問、化学の熱化学方程式からエネルギー状態の安定性を答えさせる設問、配列の並べ替えアルゴリズムや基本統計量に関する設問などが確認されています。各設問はホワイトボードに解答を書きながら口頭で説明する形式で、制限時間は大問ごとに5分程度でした。受験者は「数学は基礎的な理解を丁寧に問われた」と振り返っており、公式の暗記だけでなく、考え方を人に説明できるレベルの理解が求められます。

英語外部試験:絶対値より配点の位置づけを意識する

英語外部試験(TOEIC L&R または TOEFL-iBT)は、小論文・口述試験とあわせて300点満点のうち100点分に換算されます。オンライン編入学院が取材した合格者の提出スコアの実例はTOEIC L&R 605点・640点・695点で、他大学の編入試験でよく見る800点台・900点台のような高スコアが必須というわけではありません。ただし換算方式の詳細は非公表のため、高いスコアほど有利になる可能性は十分あります。スコアの有効期限が「試験日から遡って2年以内」と定められている点にも注意が必要です。早く受けすぎると出願時に失効し、逆に対策の後回しにすると小論文・口述試験の準備期間を圧迫します。合格者の中には、開始直後の数か月をTOEIC対策に充て、スコアを確保してから専門的な対策に移った人もいれば、直前の数週間で一気にスコアを伸ばした人もいました。

併願戦略

金沢大学融合学域の試験は例年6月に実施されるため、10〜11月に試験が集中するほかの多くの国公立大学・私立大学より早い時期に結果が出ます。オンライン編入学院の合格者の実例から、併願の考え方を整理します。

  • 併願で合格した例: 神田外語学院から編入したNさんは、金沢大学融合学域観光デザイン学類に合格したほか、香川大学経済学部(受験19名中の合格)、神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科(内部選考)にも合格しました。TOEICのスコアが伸び悩み志望校のレベルを下げるか迷った時期もあったそうですが、「金沢と香川は6月試験だったので、『もし落ちても、11月の試験に切り替えればいい』と自分の中で吹っ切ることにした」と気持ちを切り替えたことが結果的に良い方向に働いたと振り返っています。
  • 単願で合格した例: 国公立大学から先導学類に編入したるろあさんは、前期入試で不合格だった第一志望への再挑戦として編入を選び、金沢大学一本で合格しています。

6月試験という早さを活かし、「まず金沢大学融合学域を受けてみて、結果を見てから秋の併願先を調整する」という進め方は選択肢の一つです。ただし小論文・口述試験の対策と、秋に向けた別の大学の対策(英語外部試験の種類が異なる場合もあります)を同時に進める負担も考慮してください。系統の近い学部としては東海大学文理融合学部宇都宮大学地域デザイン科学部、観光分野に関心がある場合は東海大学観光学部も選択肢になります。

合格ロードマップ(時期別)

オンライン編入学院が取材した合格者3名の学習記録をもとにした標準スケジュールです。対策期間は人によって幅があり、約2か月の短期集中型から10か月前後の長期型まで合格実績があります。自分に合ったペースを選ぶ参考にしてください。

  • 10か月前〜:長期型は英語から

    神田外語学院から編入したNさんは、前年9月から対策を開始。最初の数か月はTOEIC対策のみに絞り、単語帳の反復とリスニングの先読みを習慣化しました。1月から前所属校の編入講座で経営学・小論文の基礎学習も並行させています。「TOEICは早めに仕上げて専門科目の対策に時間を充てるべきだった」と振り返っており、英語を先に片づける重要性を強調しています。

  • 3か月前〜:中期は専門と小論文を並行

    北陸大学から観光デザイン学類に編入したSさんは、対策開始が試験の約2か月前という短期集中型でした。小論文は「ワークで覚える小論文テーマ」を3周し、TOEICは「金のフレーズ」とコーチに勧められた文法特急を反復。開始期は平日2時間・休日3時間、直前期には平日4時間・休日5時間まで学習時間を引き上げています。「TOEICの対策をもっと早くから行うべきだった」という振り返りは、短期集中型に共通する反省点です。

  • 1か月前〜:過去問と口述試験対策

    大学の公式サイトで公開されている過去の小論文問題(3年分程度)を解き、志望理由書の内容を整理します。Sさんは「コーチから面接は口に出すというアドバイスをいただいてからとにかく口に出して言うことで本番を意識でき、不安が和らいだ」と振り返っており、口述試験は書く練習だけでなく声に出して答える練習が効果的だったといいます。国公立大学から先導学類に編入したるろあさんのように、事前に先輩から出題傾向を聞き取り、AIツールで想定問答を作成して備えた合格者もいます。

  • 直前期:基礎の抜け漏れ確認

    直前期はTOEIC・TOEFLのスコアが確定しているか、志望理由書の内容と口述試験での受け答えが一致しているかを最終確認します。るろあさんは数学の口述試験対策を後回しにした結果、本番でほとんど解答できなかったと振り返っており、「最低限そこは対策していれば」と後悔を語っています。得意分野に偏らず、基礎知識の抜け漏れを最後に点検しておくことが重要です。

試験当日のチェックリスト

合格者の体験談から、当日の実務的な注意点をまとめます(時間割などは年度により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。

  • 時間割: 小論文10:00〜11:00、昼食・休憩をはさんで口述試験12:30〜(受験番号順)という構成が続いています。1科目の配分を意識した過去問演習をしておくと当日慌てません。
  • アクセス: 試験会場は金沢大学自然科学本館(金沢市角間町)です。合格者の体験談では「駅から大学までは45分くらいかかる。長いと1時間」「バスの本数も少ないので必ず調べておく必要がある」「かなり遅延の多いバス会社であるため余裕をもつ必要がある」との声があり、時刻表の事前確認と余裕を持った移動が推奨されています。
  • 昼食: 待ち時間が長いため、昼食を持参している合格者が多くいます。「昼食は持ち込むのが理想だと思いますが、昨年(2025年)は、敷地内のコンビニで買えました」という声もありますが、確実ではないため持参が安心です。
  • 口述試験の待ち時間: 合格者の体験談によれば「電子機器の使用以外は基本自由」でした。志望理由書を見返したり、想定問答を頭の中で整理したりして過ごすことになります。

おすすめ参考書

金沢大学融合学域は小論文が3学類共通の必須科目です。オンライン編入学院の参考書データベースで融合学域との対応が確認できている小論文の参考書から紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

融合学域の小論文はDXや観光、社会課題など分野横断のテーマが出やすいため、特定分野に偏らず複数ジャンルの小論文教材に触れておくことをおすすめします。スマート創成科学類を志望する場合は、口述試験で問われる数学・統計の基礎(微分、標準偏差など)の復習もあわせて進めてください。

合格者の声

Nさん(2026年度合格・専門学校から観光デザイン学類へ)

神田外語学院(英語専攻科)から約10か月の対策で合格。大学受験に2度失敗した経験から編入を決意し、香川大学経済学部・神田外語大学外国語学部にも合格したなかで金沢大学を選びました。TOEICは320点から695点まで伸ばして提出しています。

「TOEICや英語など一科目でディスアドバンテージがあると、合格可能性がかなり下がった気がしてしんどくなることもあると思う。でも、最後まで粘れば意外となんとかなるし、一科目が弱くても可能性がある学校は絶対ある。諦めそうになった時こそ、まず受けてみてほしい。」

— Nさん(2026年度合格)の体験談より

Nさんの体験談を読む

Sさん(2027年度合格・私立大学から観光デザイン学類へ)

北陸大学(言語学・国際学系)から約2か月の短期集中で合格。TOEICは640点を提出し、小論文と口述試験の練習に重点を置きました。

「1番焦ったのは、試験直前。面接がうまくできずどうしようととても焦っていた。しかし、コーチから面接は口に出すというアドバイスをいただいてからとにかく口に出して言うことで本番を意識でき、不安が和らいだ。」

— Sさん(2027年度合格)の体験談より

Sさんの体験談を読む

るろあさん(2026年度合格・国公立大学から先導学類へ)

前期入試で不合格だった第一志望への再挑戦として、国公立大学(社会学系)から先導学類に合格。TOEIC L&Rのスコアを提出しています。起業への関心を志望理由に結びつけて臨み、編入後に後輩へ向けてこう書き残しています。

「先輩から直接話を聞くことと、AIなど活用しインターネットの情報を集め切ることができれば難しくないと感じる。自分の得意分野の影響もあるかもしれないが、対策が必要なのは数学の基礎的な知識のみだと思う。」

— るろあさん(2026年度合格)の体験談より

るろあさんの体験談を読む

K.Kさん(2026年度合格・先導学類)

高等専門学校からの編入/TOEIC L&R 600点。

「今振り返っても、これもやっておけばよかったと思うことは特にありません。 英語のスコアをどう上げたか 受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。」

— K.Kさん(2026年度合格)の体験談より

K.Kさんの体験談を読む

issaさん(2025年度合格・先導学類)

国立大学(文系)からの編入/TOEIC L&R 570点。

「正直に言うと、TOEICにもっと早くから本気で取り組んでおけばよかった、というのが一番大きい後悔。金沢大学融合学域の編入では英語の比重が高く、周りの合格者は700〜800点台を持っている人が多かった印象だが、自分は受験時で570点しかなく、英語が完全に足を引っ張る形になった。小論文や面接で巻き返す前提で戦うしかなく、本番までずっと不安がつきまとった。1〜2年生のうちから金フレや公式問題集を継続的に回し、せめて700点台を持って臨めていれば、精神的な余裕も戦」

— issaさん(2025年度合格)の体験談より

issaさんの体験談を読む

T.Mさん(2027年度合格・先導学類)

高等専門学校からの編入/TOEIC L&R 635点。

「試験の半年前に編入を決めたが、直前すぎてtoeicが635点しか取れなかった。1年前から決めていたら750点くらい取れて安心できたと思う。数学は得意だったのが幸いだった」

— T.Mさん(2027年度合格)の体験談より

T.Mさんの体験談を読む

ゆさん(2026年度合格・先導学類)

高等専門学校からの編入。

「高専生活では専門知識や技術力を身につけることに力を入れてきましたが、今振り返ると、もっと早い段階から自分の将来について深く考え、進路研究や情報収集をしておけばよかったと感じています。特に、大学ごとの特色や学べる内容、編入試験の対策については、早めに知っていれば、より計画的に準備できたと思います。 また、英語学習やプレゼンテーションなど、専門分野以外の力にももっと積極的に取り組んでおけばよかったと感じています。編入を目指す中で、それらの力」

— ゆさん(2026年度合格)の体験談より

ゆさんの体験談を読む

試験直後アンケートから(2026年6月実施回)

試験当日に受験者から寄せられた回答です(一部を省略して引用しています)。

「面接は、そこまで深掘りされない印象。また、化学が口頭試問で出てくるのは想定外であった。……ただ全体としての難易度は普通くらいだと思う。」
(スマート創成科学類)
「面接が思っていたよりも難しかったです。志望理由などなど面接で聞かれそうなことを対策していましたが、まさか数式が出てきてそれを説明しなさいと言われるとは思いませんでした。……資料を読み取る力とかが必要だと思いました。」
(観光デザイン学類)

— 2026年6月20日受験者の試験直後アンケートより

よくある質問

金沢大学融合学域の編入試験の倍率はどのくらいですか?

金沢大学が公表する編入学試験実施状況(一般選抜)によると、実質倍率(受験者数÷合格者数)は学類・年度によって幅があります。先導学類は2023〜2026年度で1.1〜1.7倍、観光デザイン学類は2024〜2026年度で1.4〜1.6倍、スマート創成科学類は2025・2026年度で1.0〜1.2倍でした。年度による変動が大きいため、直近数年の推移を見て準備することをおすすめします。

対策はいつから始めるべきですか?

試験は例年6月に実施され、出願は6月上旬と大学入試のなかでもかなり早い時期です。オンライン編入学院が取材した合格者の対策期間は、約2か月の短期集中から10か月前後の長期型までさまざまでした。ただしTOEIC・TOEFLなど英語外部試験のスコアづくりには時間がかかるため、専門知識より先に英語対策から始めるのが合格者に共通する動き方です。

金沢大学融合学域の編入試験の出願資格は?

令和9(2027)年度要項では、短期大学卒業(見込み)、高等専門学校卒業(見込み)、専修学校専門課程修了(見込み)、専攻科修了(見込み)、大学卒業(見込み)、大学に2年以上在学し62単位以上修得(見込み)、外国における14年以上の課程修了(見込み)のいずれかに該当する者が一般選抜の対象です。詳細は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。

先導学類・観光デザイン学類・スマート創成科学類はどう選べばいいですか?

3学類は英語外部試験・小論文・口述試験という選抜方法は共通ですが、アドミッション・ポリシーと口述試験の出題方向が異なります。先導学類は人文・社会・自然科学を横断した課題解決に関心がある人、観光デザイン学類は観光産業の課題やデータ分析に関心がある人、スマート創成科学類は数理・データサイエンスの基礎学力を活かしたい人に向いています。学びたい内容から学類を選ぶのが基本です。

TOEICは何点あれば合格できますか?

大学は合格基準点を公表していません。英語外部試験のスコアは選抜試験当日に100点満点に換算され、小論文100点・口述試験100点と合わせた300点満点の一部として扱われます。オンライン編入学院が取材した合格者の提出スコアの実例は605〜695点でした。英語だけで合否が決まる配点ではないため、小論文・口述試験の対策とバランスよく進めることが重要です。

小論文はどんな内容が出ますか?

小論文は3学類共通の問題で、自身のこれまでの学修経歴等をふまえて解決を見据える未来課題について論述させる形式です。2026年実施回では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入による働き方と豊かな人生の実現をテーマに、課題と解決策を融合的な観点で論じる出題でした。過去の問題と出題の意図は大学公式サイトでも公開されています。

口述試験の内容は学類でどう違いますか?

口述試験は個人単位の質疑応答で、学類ごとに出題の方向が異なります。オンライン編入学院の取材では、観光デザイン学類は重回帰分析の読み取りや観光データにもとづく考察、スマート創成科学類は関数のグラフや熱化学方程式、アルゴリズムなど数理・データサイエンスに関する設問が確認されています。志望理由や学びたい内容についての質疑応答は3学類共通です。

他の大学と併願はできますか?

できます。オンライン編入学院の合格者には、香川大学経済学部や神田外語大学外国語学部との併願合格の実例があります。金沢大学融合学域の試験日は例年6月で、多くの私立大学・国公立大学の編入試験(秋〜11月頃)より早いため、「まず6月に受けてみて、結果次第で秋の併願先を調整する」という進め方をした合格者もいます。

編入後の単位認定はどうなりますか?

募集要項では、出身校で修得した単位を融合学域の定めにより60単位を上限として認定するとされています。実際の認定単位数は出身校での取得単位の内容をもとに個別審査されるため一律ではありません。合格者の体験談では、出身校の成績証明書の取得を早めに進めておくと手続きがスムーズだったとの声があります。

まとめ

金沢大学融合学域の編入試験は、英語外部試験(100点換算)・小論文・口述試験の合計300点満点で選抜される試験です。試験日が例年6月と早く、出願期間も1週間程度と短いため、まず英語外部試験のスコアを試験日から2年以内という期限を意識して確保し、そのうえで3学類共通の小論文と、学類ごとに異なる口述試験の対策を並行するのが基本の進め方です。大学公表の実施状況では実質倍率が1.0〜1.7倍と学類・年度で幅があり、対策期間も合格者によって2か月〜10か月とさまざまでした。まずは自分が学びたい学類を決め、募集要項で出願資格と日程を確認するところから始めてください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、倍率は大学が公表する入試実施状況にもとづき、出題傾向・合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

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