関西大学システム理工学部の編入試験対策|学科別の出題傾向・難易度・合格ロードマップ
結論:関西大学システム理工学部の編入試験はこんな試験
関西大学システム理工学部の編入試験は、募集する学科(数学科・物理・応用物理学科・機械工学科・電気電子情報工学科)によって出題される専門科目がまったく異なる試験です。試験区分も2年次編・転入学と3年次編・転入学の2種類があり、3年次を目指す場合は9月の本出願よりも早い2026年7月21日までに「出願資格審査」を通過しておく必要があります。募集人員はいずれの学科・年次も「若干名」で、大学が公表する編・転入試(学外受験者)の実施状況によると、システム理工学部全体の志願者数は例年一桁〜10名弱、合格者数は1〜4名という小規模な選抜です。専門科目は学科ごとに完全に固定されており(例: 物理・応用物理学科は力学と電磁気学の2科目、電気電子情報工学科は筆記試験がなく面接のみ)、対策の第一歩は「自分がどの学科の、どの年次で出願するか」を早期に確定させることです。この記事では、2027年度の最新募集要項と大学公表の入試結果、オンライン編入学院の過去問分析にもとづいて、学科別の出題傾向と対策の進め方を解説します。最新の日程・出願資格は必ず大学公表の募集要項で確認してください。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2026年10月実施・2027年4月入学)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。
(2・3年次とも)
出願資格審査締切
| 出願資格審査 | 2年次編・転入学: なし/3年次編・転入学(システム理工・環境都市工・化学生命工の3学部共通): あり。単位確認書等を2026年7月21日(火)必着で送付し、結果は2026年8月28日(金)発送で通知。審査に通らないと本出願自体ができず、内容によっては2年次編・転入学への出願に振り替わることもある |
|---|---|
| 必要修得単位の目安 | 2年次: 4年制大学に1年以上在学し36単位以上を修得(見込み)/3年次: 志望学科と同一と認められる学部学科に2年以上在学し76単位以上を修得(見込み) |
| その他の資格区分(2年次) | 4年制大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)、専修学校専門課程(2年以上)修了(見込み)、高校専攻科(2年以上)修了(見込み)など |
| その他の資格区分(3年次) | ①志望学科と同一と認められる学部学科に2年以上在学し76単位以上を修得(見込み)/②理工学部系の4年制大学を卒業(見込み)/③高等専門学校・技術系短期大学を卒業(見込み)/④高校専攻科(2年以上)を修了(見込み)/⑤その他、大学が個別に認める区分。専修学校専門課程の修了は3年次の対象区分には含まれません |
| 英語外部試験 | 実用英語技能検定準2級以上/TOEFL iBT2.5以上(2026年1月20日以前受験は31点以上)/TOEIC L&R 400点以上のいずれかを、出願時から過去2年以内に取得。TOEFL ITP・TOEIC IPテストは対象外 |
| 出願期間(データ登録) | 2026年9月8日(火)9:30〜9月11日(金)23:00 |
| 必要書類送付 | 2026年9月8日〜9月11日(消印有効)。データ登録・検定料納入・書類郵送の3つがそろって出願完了 |
| 選考日・会場 | 2026年10月18日(日)・関西大学千里山キャンパス |
| 合格発表 | 2026年11月2日(月) |
出願資格・提出書類・スコアの有効期限などの詳細は、必ず関西大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「関西大学 編・転入学試験 学外受験者」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
学科別の専門科目(3年次編・転入学)
システム理工学部は数学科・物理・応用物理学科・機械工学科・電気電子情報工学科の4学科を持ち、3年次編・転入学試験では学科ごとに専門科目が固定されています。2年次編・転入学試験は学科を問わず数学(100点)と理科「物理」(100点)の共通問題+面接です。
| 数学科 | 専門科目1: 微分積分学(微分方程式を含む)/専門科目2: 線形代数/面接: あり |
|---|---|
| 物理・応用物理学科 | 専門科目1: 力学/専門科目2: 電磁気学/面接: あり |
| 機械工学科 | 専門科目1: 応用数学/専門科目2: 機械工学基礎(材料力学・機械力学・熱力学・流体力学)/面接: あり |
| 電気電子情報工学科 | 専門科目の筆記試験なし。面接のみで合否判定(電気回路・電磁気学の口頭試問を含む) |
専門科目1・2はそれぞれ90分100点で、9:30〜11:00と12:30〜14:00に実施され、15:30〜面接という時間割です。電気電子情報工学科だけは筆記試験がなく、15:30からの面接(電気回路・電磁気学に関する口頭試問を含む)のみで合否が決まります。書いて解く力より口頭で説明しきる力が問われるため、対策の方向性が他の3学科と大きく異なる点に注意してください。物理・応用物理学科と電気電子情報工学科は、出願のデータ登録時にコース(基礎・計算物理コース/応用物理コースなど)を必ず選択する必要があります。志望動機の中でどのコースに進みたいかを整理しておくと、出願書類の作成に役立ちます。
出願手続きの実務(チェックリスト)
関西大学システム理工学部で特に注意すべきは、3年次編・転入学の「出願資格審査」が本出願より約7週間早いことです。2027年度の日程をもとに、いつまでに何を準備すべきかを逆算すると次のようになります。
- 出願1年前〜(3年次希望者は最優先): 出願資格審査の書類準備。出願資格審査用単位確認書、出身校の教育課程表(卒業所要単位・必修科目がわかるもの)、成績証明書、修得見込み科目の履修登録表、単位認定を希望する科目のシラバスなどを揃え、2026年7月21日(火)必着で関西大学 入試センターへ送付します。審査結果は2026年8月28日(金)発送で通知され、通らなければ9月の本出願自体ができません。
- 出願1年前〜: 英語外部試験の受験計画。実用英検準2級・TOEFL iBT2.5(旧31点)・TOEIC L&R400点のいずれかを、出願時から過去2年以内に取得しておく必要があります。専門科目の対策と並行して早めに受験しておくと安心です。
- 出願3か月前〜: 在籍校の単位修得状況を確認する。2年次は36単位以上、3年次は志望学科と同一と認められる学部学科での76単位以上が目安です。不足がないか教務課などで早めに確認してください。
- 出願1か月前〜: 成績証明書・在学(卒業見込み)証明書など、発行に時間がかかる書類の手配を始める。
- 出願期間(2026年9月8日〜11日): 『関西大学入学試験ポータルサイト』でのデータ登録、入学検定料35,000円の納入、必要書類の郵送(消印有効)の3つがそろって初めて出願完了となります。データ登録だけでは出願したことになりません。
必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず関西大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
関西大学は、編・転入試(学外受験者・9月募集)の志願者数・合格者数を年度ごとに公表しています。ただし受験者数(実際に受験した人数)は公表されていません。そのため本記事の倍率は、他大学記事で使う「実質倍率(受験者数÷合格者数)」ではなく、志願者数÷合格者数で編入総研編集部が算出した「志願倍率」である点にご注意ください(出典: 関西大学 Kan-Dai web「編・転入試(学外受験者)入試結果」各年度ページ)。
| 年度 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 4名 | 2名 | 2.0倍 |
| 2023年度 | 6名 | 2名 | 3.0倍 |
| 2024年度 | 7名 | 3名 | 2.3倍 |
| 2025年度 | 9名 | 4名 | 2.3倍 |
| 2026年度 | 9名 | 1名 | 9.0倍 |
公表データから読み取れるのは次の点です。
- 志願者数は4名から9名へ緩やかに増加している一方、合格者数は1〜4名の範囲で推移しており、募集人員「若干名」のとおり少人数選抜が続いています。
- 2026年度は志願9名に対し合格1名で志願倍率9.0倍と、直近5年で最も狭き門になりました。少人数選抜は1〜2名の合格者数の増減が倍率に大きく響くため、年度ごとの振れ幅が大きい点が特徴です。今後も同水準が続くとは限りません。
- 学科別(数学科・物理応用物理学科・機械工学科・電気電子情報工学科)の内訳は大学から公表されていないため、上の数値はシステム理工学部全体の合算値です。学科によって実際の競争率が異なる可能性があります。
- 受験者数が非公表のため、志願したものの受験しなかった人数はわかりません。合格発表の数値だけを見て「合格しやすい」と判断しないよう注意してください。
2年次編入と3年次編入、どちらを目指すか
年次の選択は、まず在籍校での単位修得状況で決まります。2年次編・転入学は4年制大学に1年以上在学し36単位以上を修得(見込み)していること、3年次編・転入学は志望学科と同一と認められる学部学科に2年以上在学し76単位以上を修得(見込み)していることが主な条件です。3年次は「志望学科と同一と認められる」学部学科の在籍という要件があるため、文系学部や畑違いの理系学部からの3年次編入は難しく、2年次編入のほうが現実的な選択肢になる場合があります。制度上も、3年次の出願資格審査で許可が下りなかった場合は2年次編・転入学試験への出願に切り替わることがあり、大学側もこの2段構えを前提にしています。自分の在籍学部・学科と修得単位数を早めに確認し、どちらの年次で戦うかを出願資格審査の締切(7月21日)より前に決めておくことが重要です。
関西大学の編・転入学試験(学外受験者)の募集要項には、志望(出願)できる学部・学科は1つのみで、本制度内での併願は認められない旨が明記されています。同じ出願資格審査の仕組みを持つ環境都市工学部・化学生命工学部であっても、システム理工学部との併願はできません。学科の間でも同様で、数学科と物理・応用物理学科を同時に出願するといったことはできないため、出願前に志望学部・志望学科を1つに絞り込む必要があります。関西大学以外の大学であれば、同じ受験シーズンに別の大学の編入試験へ出願すること自体は妨げられません。同志社大学理工学部や立命館大学理工学部など他大学の理工系学部を検討する場合は、英語外部試験の種類やスコア基準、出願資格審査の有無、試験日程が重ならないかを、それぞれの募集要項で個別に確認してください。
出題傾向(学科別・過去問分析)
オンライン編入学院の過去問分析にもとづいて、学科ごとの出題傾向を紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。分析できている年度は科目によって異なり、2年次共通「数学」は2023〜2025年度、2年次共通「物理」は2023〜2024年度、3年次機械工学科の専門科目は2023年度、3年次物理・応用物理学科の専門科目は2025年度の分析にもとづきます。3年次数学科の専門科目については過去出題を確認できていません。関西大学システム理工学部は学科によって出題科目がまったく異なるため、これから志望学科を決める方は、下記を「自分の得意・不得意とどれだけ噛み合うか」を判断する材料にしてください。
数学科(微分積分学・線形代数)
数学科の3年次専門科目1「微分積分学(微分方程式を含む)」・専門科目2「線形代数」については、オンライン編入学院でも過去の出題を確認できていません。要項に定められている出題科目はこの2つだけなので、教科書レベルの微分積分学・線形代数を体系的に押さえることが対策の基本になります。参考情報として、数学科を含む2年次編・転入学の共通「数学」(システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部の3学部共通、2023〜2025年度に確認)では、極限(自然対数の底 e を用いる形や、はさみうちを使う形)、マクローリン展開・テイラー近似、逆関数の導関数、部分分数分解や置換積分を使う定積分、広義積分の計算が出題されています。2年次共通数学と3年次数学科の専門科目は出題範囲・難易度が同一とは限りませんが、微分積分の基礎を固める教材としては参考になります。
物理・応用物理学科(力学・電磁気学)
物理・応用物理学科を含む2年次編・転入学の共通「物理」では、2024年度に平面内を運動する質点の位置・速度・加速度、空気抵抗(速度に比例する抵抗力)を受ける落下運動、保存力と位置エネルギー、力のつり合いを扱う問題が、2023年度にはポテンシャルの安定点まわりの微小振動を求める問題(ばねではなく、与えられたポテンシャルの形から安定点まわりの微小振動を導く設問です)が確認できています。3年次編・転入学の専門科目1「力学」では、2025年度に摩擦力を受ける物体のつり合い、壁に立てかけた棒など剛体のつり合いとモーメント、慣性モーメントを使う剛体の回転運動、極座標を使った運動方程式に加えて、磁場中を運動する荷電粒子の円運動(ローレンツ力)も力学の大問として出題されています。専門科目2「電磁気学」では、同年度に一様に帯電した球のつくる電場・静電ポテンシャルを問う大問と、無限に長い円柱内の定常電流がつくる磁束密度を問う大問の、合わせて2題の出題が確認できています。2年次共通物理は2年分、3年次専門科目は2025年度の1年分の分析にとどまるため、同じテーマが毎年出るとは限りませんが、いずれも公式を当てはめるだけでなく運動方程式やグラフを自分で立てる誘導形式の出題が中心なので、公式の丸暗記よりも導出過程を書ける状態を目指す学習が有効です。
機械工学科(応用数学・機械工学基礎)
専門科目1の応用数学(大問3問のうち2問を選択して解答する形式)は、点と直線から定まる平面の方程式や2平面の交線・なす角を求める空間図形、行列式・逆行列、変数分離形などの常微分方程式、2重積分、ベクトル場の面積分といった、線形代数・微積分を機械系の問題に応用する内容です。専門科目2の機械工学基礎は、熱力学(理想気体の状態方程式、定積比熱・定圧比熱、等圧・等温・断熱変化それぞれの仕事の計算)、流体力学(連続の式、ベルヌーイの定理、運動量保存則を使う噴流の力の計算)、材料力学(曲げモーメント図・せん断力図、断面二次モーメント、たわみ曲線)、機械力学(ばねの直列・並列合成、減衰振動の運動方程式、固有角振動数と減衰比)と、4分野を横断する構成です。これらは2023年度の1年分の分析にもとづくため、出題形式や範囲が今後も同じとは限りませんが、出題範囲が広いこと自体は変わらないとみられるため、まず4分野それぞれの基本公式と代表的な計算パターン(熱力学のサイクル計算、はりのたわみ、ばね-質点系の振動など)を一通り押さえておくことが効率的です。
電気電子情報工学科(面接・口頭試問)
電気電子情報工学科は専門科目の筆記試験がなく、電気回路および電磁気学に関する口頭試問を含む面接のみで合否が判定されます。書いて解く練習ではなく、電気回路の基礎(オームの法則、キルヒホッフの法則、交流回路のインピーダンスなど)や電磁気学の基礎概念を、その場で口頭で説明しきる練習が対策の中心になります。志望理由や関西大学で学びたいテーマを自分の言葉で語れるようにしておくことに加え、電気電子情報工学の基礎用語を人に説明するつもりで声に出して整理しておくと、当日の口頭試問に対応しやすくなります。
合格ロードマップ(時期別)
2027年度の募集日程から逆算した、標準的な準備スケジュールです。特に3年次編入を目指す場合は、本出願(9月)より早い出願資格審査の締切(7月21日)が最初の山場になります。
-
試験1年前〜:志望学科・年次を確定
4学科(数学科・物理応用物理学科・機械工学科・電気電子情報工学科)のうち、どの専門科目で戦うかをまず決めます。3年次を目指す場合は、志望学科と同一と認められる学部学科に在籍しているか、76単位以上に届く見込みかを確認し、出願資格審査に向けて出身校の教育課程表・シラバス・成績証明書の準備を始めます。英語外部試験(実用英検準2級・TOEFL iBT2.5・TOEIC400のいずれか)の受験計画もこの時期に立てておきます。
-
7月21日:出願資格審査提出締切(3年次)
単位確認書と必要書類を関西大学 入試センターへ必着で送付します。結果は8月28日発送で通知され、許可が下りなければ9月の本出願自体ができません。この期限に間に合うよう、専門科目の学習と並行して書類準備を早めに終わらせておくことが最優先事項です。
-
夏〜9月上旬:専門科目の仕上げ
志望学科の専門科目1・2(例: 数学科なら微分積分学+線形代数、物理・応用物理学科なら力学+電磁気学)を中心に演習量を増やします。面接対策として、志望理由や専門知識を口頭で説明する練習もあわせて行います(電気電子情報工学科は電気回路・電磁気学に関する口頭試問を含む面接のみで合否が判定されるため、特に重点的な準備が必要です)。
-
9月8日〜11日:出願手続き
『関西大学入学試験ポータルサイト』でのデータ登録、入学検定料35,000円の納入、必要書類の郵送(消印有効)の3つを期間内にすべて完了させます。
-
10月18日:試験当日
9:30〜11:00に専門科目1(または数学)、12:30〜14:00に専門科目2(または理科「物理」)、15:30〜面接という時間割です(電気電子情報工学科は15:30〜の面接のみ)。
試験当日のチェックリスト
募集要項に記載の時間割をもとにした、当日の実務的な注意点です(時間割は年度により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。
| 9:30〜11:00 | 専門科目1(数学科・物理応用物理学科・機械工学科)/数学(2年次) |
|---|---|
| 12:30〜14:00 | 専門科目2(数学科・物理応用物理学科・機械工学科)/理科「物理」(2年次) |
| 15:30〜 | 面接(電気電子情報工学科はこの面接のみで合否判定。口頭試問を含む) |
- 会場は千里山キャンパス: 当日の交通手段と所要時間、キャンパス内の集合場所を前日までに確認しておきましょう。
- 受験票の印刷: 出願完了後、受験票は自分で印刷する方式です。印刷環境(自宅プリンタまたはコンビニのマルチコピー機)を早めに準備してください。
- 電気電子情報工学科は筆記試験なし: 他学科と同じ時間割で会場に入りますが、面接(口頭試問)だけで合否が決まる点を再確認しておきましょう。
おすすめ参考書
オンライン編入学院の参考書データベースで、関西大学システム理工学部との対応が確認できた参考書を紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。
掲載しているのは、いずれも微分積分・線形代数系の参考書で、主に数学科(および機械工学科の応用数学)の対策に対応します。物理・応用物理学科の力学・電磁気学、機械工学科の機械工学基礎(材料力学・機械力学・熱力学・流体力学)に対応する参考書は、データベース上で対応が確認できなかったため掲載していません。該当学科を志望する方は、大学基礎レベルの力学・電磁気学、機械系の標準テキストを別途用意してください。
よくある質問
関西大学システム理工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
関西大学が公表する編・転入試(学外受験者)の入試結果によると、システム理工学部(9月募集)の志願者数・合格者数は2022年度4名・2名、2023年度6名・2名、2024年度7名・3名、2025年度9名・4名、2026年度9名・1名でした。大学は受験者数(実際に受験した人数)を公表していないため、一般的な実質倍率(受験者数÷合格者数)ではなく、志願者数÷合格者数で算出した志願倍率は2.0〜9.0倍の範囲で年度により変動しています。学科別の内訳は公表されていません。
2年次編入と3年次編入はどちらを選ぶべきですか?
在籍校での単位修得状況と出願資格で決まります。2年次編・転入学は4年制大学に1年以上在学し36単位以上を修得(見込み)していることが主な条件、3年次編・転入学は志望学科と同一と認められる学部学科に2年以上在学し76単位以上を修得(見込み)していることが主な条件です。3年次は出願に先立つ出願資格審査に通る必要があり、審査結果によっては2年次編・転入学試験への出願に切り替わる場合があります。自分の単位修得状況が要件に届くか、在籍校の教務窓口で早めに確認してください。
出願資格審査とは何ですか。いつまでに提出が必要ですか?
システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部の3年次編・転入学試験だけに課される事前審査です。出願資格審査用単位確認書や出身校の教育課程表、成績証明書などを2026年7月21日(火)必着で関西大学 入試センターへ送付し、2026年8月28日(金)に結果が通知されます。この審査で出願許可を受けた者以外は、9月の本出願そのものができません。本出願の出願期間(9月8日〜11日)より約7週間早い締切のため、3年次編入を目指す場合は最優先で準備するべき期限です。
学科によって出題される専門科目は違いますか?
はい、3年次編・転入学試験では学科ごとに専門科目が固定されています。数学科は微分積分学(微分方程式を含む)と線形代数、物理・応用物理学科は力学と電磁気学、機械工学科は応用数学と機械工学基礎(材料力学・機械力学・熱力学・流体力学)が出題されます。電気電子情報工学科だけは専門科目の筆記試験がなく、電気回路および電磁気学に関する口頭試問を含む面接のみで合否が判定されます。2年次編・転入学試験は学科を問わず数学と理科(物理)の共通問題です。
英語外部試験はどのスコアが必要ですか?
出願時点で、実用英語技能検定準2級以上、TOEFL iBT 2.5以上(2026年1月20日以前に受験した場合は31点以上)、TOEIC Listening & Reading 400点以上のいずれかを、出願時から過去2年以内に取得している必要があります。文系学部と比べて基準は高くありませんが、英語の筆記試験自体は課されないため、この外部試験スコアの確保が出願できるかどうかを左右する必須条件になります。TOEFL ITP・TOEIC IPテストは対象外です。
対策はいつから始めるべきですか?
3年次編入を目指す場合、出願資格審査の書類(単位確認書・教育課程表・シラバスなど)を7月21日までに揃える必要があるため、遅くとも試験前年の春には準備を始めるのが安全です。英語外部試験のスコアも出願前2年以内という制限があるので、専門科目の対策と並行して早めに受験計画を立ててください。試験本体は例年10月中旬に実施されます。
必要な修得単位数はどのくらいですか?
2027年度要項では、2年次編・転入学は4年制大学に1年以上在学し卒業に必要な単位のうち36単位以上、3年次編・転入学は志望学科と同一と認められる学部学科に2年以上在学し卒業に必要な単位のうち76単位以上の修得(見込みを含む)が主な条件です。このほか、4年制大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)や、理工学部系大学の卒業(見込み)など、単位数によらない資格区分もあります。詳細は必ず最新の募集要項で確認してください。
過去問は入手できますか?
大学による過去問の一般公開は確認できていません。著作権の観点から、本記事でも過去問の設問そのものは記載せず、出題分野の傾向にとどめて紹介しています。オンライン編入学院の受講生は、コーチを通じて学科別の対策情報の提供を受けられます。
この記事の情報はいつ時点のものですか?
2027年度(2026年10月実施・2027年4月入学)の募集要項と、大学公表の2022〜2026年度入試結果にもとづき、2026年8月5日に更新しています。募集人員・出願資格・日程は年度により変わる可能性があるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。
まとめ
関西大学システム理工学部の編入試験は、「学科ごとに専門科目がまったく違う」「3年次は出願資格審査という早い締切がある」という2点を押さえられるかどうかで準備の質が変わる試験です。募集人員は各学科・年次とも若干名で、大学公表の実施状況でも合格者数は年1〜4名の少人数選抜が続いています。専門科目は数学科なら微分積分学・線形代数、物理・応用物理学科なら力学・電磁気学、機械工学科なら応用数学・機械工学基礎、電気電子情報工学科なら面接のみと、学科によって求められる準備がまったく異なります。まずは志望学科と出願する年次を確定させ、3年次を目指す方は7月21日締切の出願資格審査から逆算して、今日から書類準備と英語外部試験の受験計画を始めてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析にもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年8月5日







