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神戸大学経済学部

神戸大学 経済学部 編入の合格体験記|りょうさん・受験の悔しさを1年半の勉強量に変えるまで

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​‌‌‌‌​‌‌​‌‌​‌‌‌​‌‌​​‌​‌​‌​​‌​​​‌

結論:先にTOEICを800まで上げてから、経済学と数学に残り全部を注いだ

私立大学(文系)の経済学科から、神戸大学 経済学部 経済学科へ編入した方の記録です。きっかけは大学受験に失敗した悔しさで、「このままじゃ終われない」という気持ちがずっと引き金にあったと振り返っています。志望校は、経済学部として全国的に強いこと、西日本であること、そして毎年20人ほどを安定して採っていることから、自分の努力量と合格可能性が見合う場所として選びました。

対策を始めたのは2024年4月、本番は2025年11月です。最初の10か月はTOEICだけに使い、2025年1月に800点を取ったところで英語を切り上げました。そこからは経済学と数学の2科目に絞り、11月まで一本で走り切っています。1日の学習時間は6時間前後から始まり、直前期には12時間を超えました。当日の経済学は過去問では見たことのないレベルまで難化した一方、数学は基本問題が中心だったといいます。

私立大学(文系)前籍
2.4前籍GPA
2校受験した大学
20か月対策にかけた期間
合格校神戸大学 経済学部 経済学科
前籍私立大学(文系)
前籍の学部・学科政治経済学部経済学科
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 大学受験の悔しさから編入を決めるまで
  • 神戸大学と名古屋大学、出願した2校と結果
  • 2024年4月から2025年11月まで、月ごとの積み上げ方
  • TOEIC・経済学・数学で使った教材と、その回し方
  • 試験当日の出題と、志望理由書の組み立て

なぜ編入を目指したのか

大学受験に失敗したのがいちばん大きい理由で私立4年間通う金銭的な面ももちろんありましたが、自分の将来やこのままじゃ終われないという悔しさの方がトリガーとしてずっとあったと振り返ると思います。

志望校を選んだ決め手

経済学部では全国的に強いことや就活の上でも在籍校より有利になると感じたのと、西日本に行きたかったこと、京大阪大に比べて毎年しっかり20人取っているところが固かったからなど羅列的ですが、いちばん大きかったのはやはり合格可能性と努力量が現状から見合っていたというところです。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前

本当にみんな応援してくれて、話した人の中で反対した人は1人もいませんでした。家族は前向きに応援してくれて、自分が落ち込んだり不安になった時も「絶対できる、やり切れる」と励ましてくれました。友達は合格したら離れるのは寂しいけどそれ以上に応援したい気持ちが強いと言ってくれて飲みや遊びも負担になりすぎないようにと適度に誘ってくれて、それが息抜きかつ励みになっていました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)神戸大学 経済学部 経済学科3年次一般編入854.3倍
不合格名古屋大学 経済学部 経済学科3年次一般編入503.3倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年4月 、本番の試験は 2025年11月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
3h
中期
6h
直前期
10h

休日

開始期
6h
中期
8h
直前期
12h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年4月
6h
2024年5月
6.5h
2024年6月
5.5h
2024年7月
6h
2024年8月
5.5h
2024年9月
6.5h
2024年10月
5.5h
2024年11月
6h
2024年12月
9h
2025年1月
8.5h
2025年2月
6.5h
2025年3月
7h
2025年4月
10h
2025年5月
10.5h
2025年6月
10h
2025年7月
10h
2025年8月
10.5h
2025年9月
12.5h
2025年10月
13h
2025年11月
12h

月ごとの学習の中身

  • 2024年4月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 1/5

    まずはTOEICからということでひたすら土台作り。この時期は悔しさが大きかったのでその力で頑張れていた。

  • 2024年5月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    4月と同様に金フレを中心に土台固めに注力していた。

  • 2024年6月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    4.5月と同様基礎固めを注力。徐々にこの時期には固まってきていた。

  • 2024年7月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    土台が固まったところで公式問題集を用いて演習し始めた

  • 2024年8月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    7月と同様演習していた。自分の弱点がリスニングにあることに気づき、対策しなければと思い始める。

  • 2024年9月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    金フレもやりつつリスニングに力を入れ始めた。この時期に問題集を購入してリスニングのスコア向上で全体を引き上げることにした。

  • 2024年10月

    主な科目: この時期に公式テストを受けたが、720程度で800への壁を感じた。リスニング中心に1月試験に向けて演習 / 気持ちの状態 3/5

  • 2024年11月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    10月と同様演習していて、リスニングの向上を、感じてきていた。

  • 2024年12月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    公式問題集とリスニング問題集を中心にひたすら演習、時期的に1月の試験が最後にしたかったので800越えられるか不安感が強かった。

  • 2025年1月

    主な科目: 1/26の公式テストまで最後の追い込みで公式問題集を回す / 気持ちの状態 4/5

  • 2025年2月

    主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 4/5

    公式テストで無事800の壁を越えられて一安心。ぼちぼちスーパー過去問ゼミのマクロ経済学をやり始めた。TOEICで少し燃え尽き。

  • 2025年3月

    主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 3/5

    2月同様ダラダラしてしまった。ここが今では少し後悔。

  • 2025年4月

    主な科目: 経済学, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    年度が変わって焦り始めて経済学はマクロを完璧に、数学は微分から入り始めた

  • 2025年5月

    主な科目: 一旦数学は置いといて芦屋のミクロに全集中して3周した。 / 気持ちの状態 4/5

  • 2025年6月

    主な科目: 経済学, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    芦屋をさらに回しつつ数学は編入数学徹底研究と編入数学入門講座をやっていた

  • 2025年7月

    主な科目: 経済学, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    6月同様数学と並行して経済もやっていた。意外と時間が無くなってきていることに気づき焦る。

  • 2025年8月

    主な科目: 志望理由書, 経済学, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    志望理由書を書きながら、過去問演習にも取り組み始めた。この時期は弱点補強の方が割合高め。

  • 2025年9月

    主な科目: 経済学, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    専門科目もあらかた出来上がって来ていたのでひたすら過去問中心に苦手を潰していた。

  • 2025年10月

    主な科目: 経済学, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    11/3に神戸大学の試験だったのでひたすら過去問で追い込み。不安とか戦いながらの勉強だった。

  • 2025年11月

    主な科目: 経済学, 数学 / 気持ちの状態 5/5

    いざ受験。

勉強場所と環境

平日は基本大学の図書館では無い普通の建物の机で自習(静かな図書館より多少の雑音の方が勉強が続きました) 休日はずーーーっとスタバにいました。(バイト代の半分はほぼスタバと昼夕食の吉野家に消えていきました) 自宅では勉強しません。

スランプとメンタル回復

2025/01/26のTOEICで800取れてから一旦3月までだらだらマクロの勉強してました。基本1年生はTOEICやりながらサークルいってバイトいってずっとだらだら勉強しつつ年度末には800取ろうくらいのつもりでした。2年生になってからは飲みを減らしつつもサークルやバイトは普通に行っていました。(結局試験直前 その後もペースは変わらず週3-4はサークルかバイトでした夜)試験直前がいちばん不安とかでメンブレしかけていました。でも友達や親が励ましてくれて頑張れました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

TOEIC

2024年4月 〜 2025年1月

公式問題集10 4周

選んだ基準: 公式問題集に勝るTOEIC対策本はないと断言できるし多くの受験者が同意見だと思います。本番どおり演習できるのはもちろん解説の豊富さ、音源もあることなど演習側のニーズを余すことなく拾っている問題集だと思います。

時間を意識して本番どおり解いて、その後の復習はとくに力を入れました。オーバーラッピングやリーディングの音読など何周も覚えるくらいまでやりました。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 6回以上

選んだ基準: 銀フレの単語がわかるひとは単語帳はこれだけでいいです。それくらいTOEICに特化した完璧な単語帳だと思います。

ひたすら覚えて英単語見た瞬間に日本語訳が出てくるようにしていました。

極めろ!リスニング解答力TOEIC L&Rの表紙

極めろ!リスニング解答力TOEIC L&R 2周

選んだ基準: 860点レベルの本でリスニングに特化していたので、700で800の壁を越えられない自分にぴったりだと思って買いました。

ひたすら演習し続ける。とにかく問題量が多いので、解いてはしっかり復習をし続けると、2周する頃にはリスニングは文句ない状態になっているはずです。

経済学

2025年4月 〜 2025年11月

マクロ経済学の表紙

マクロ経済学 3周

選んだ基準: マクロはこれだ!という参考書がないのでこれでほとんど網羅的にインプット兼アウトプットができるから。

レクチャーパートでしっかりインプットした後に演習パートで演習する

ミクロ経済学 (芦谷)の表紙

ミクロ経済学 (芦谷) 6回以上

選んだ基準: 神戸大学経済学部を目指す人はこれ以外ミクロ経済やらなくていいくらい必携の参考書だからです。

ひたすら何周も読んで読んでインプットして例題を完璧にする、その繰り返しです。

過去問 6回以上

選んだ基準: 過去問は必ずとかねばなりません。

時間通りに演習→無制限で残りを解く→解答解説で復習→該当箇所を参考書で再インプットをひたすら繰り返す。

数学

2025年4月 〜 2025年11月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 3周

選んだ基準: 編入で必要な数学の知識を最小手数でインプット、アウトプットできる本で、界隈では有名だから。

チャートと使い方は同じでひたすら演習

サピエンティア経済数学 4周

選んだ基準: 神大経済受験者は必携だから。

ひたすら問題を解いては解放を覚える。

編入数学入門講座 4周

選んだ基準: 神大の桜井先生が書いているから。

編入数学徹底研究と併用しながら問題を解いて分からないところを無くすまでやる

過去問対策(入手・分析・周回)

僕はnoteで販売してる方がいたのでそちらで回答付きで購入しました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

TOEICは本当に取れる最短のスパンでとって専門科目に回すべきです。

AIの活用方法

ChatGPTに課金して自分の回答の添削をしてもらっていました。(想像よりはるかに正確です。)AIが無ければ独学では受かれなかったと思います。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2025年1月800 (L 450 / R 350 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

神戸大学 経済学部 経済学科

当日の受験者数85
試験時間の構成詳細は覚えていませんが10:00-12:00が経済兼数学の試験でした。2時間で2教科解く形。
当日の気づき六甲か六甲道から絶対にバスに乗ってください(そのバスも混んでいます)。混んでいてもバスをおすすめします。歩くと体力ほんとうに持っていかれます。

名古屋大学 経済学部 経済学科

当日の受験者数50名程度
試験時間の構成あまり記憶がないが11:00-12:00で試験だった気がする
当日の気づき名古屋駅ではなく栄駅の方が1本で行けて良いと思う。

りょうさんが神戸大学の試験で実際に解いた問題

志望理由書でどのような内容を書いたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で試験の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥10,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥7,500
④ 出願関連費¥60,000
⑤ 当日関連費¥50,000
合計¥127,500

編入したあとの生活

差分: −11単位 (認定率 85% )

単位はどれくらい認定されたか

72単位編入前の取得単位
61単位認定された単位
11単位認定されなかった単位
85%認定された割合

認定された 61単位(85%)認定されなかった 11単位(15%)

編入前に取得した72単位のうち、編入先に引き継がれたのは61単位です。残りの11単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

りょうさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

絶対的な勉強量を確保しないと受かることはまずない。要領とかは二の次、勉強量を確保したあとの話。普段の勉強習慣は早いうちに形作るべき。

— りょうさん(神戸大学 経済学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

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