神戸学院大学の編入試験|募集があるのは9学部、入学年次も科目も学部で違う
神戸学院大学には10の学部がありますが、2027年度(2027年4月入学)の編・転入学試験で募集があるのは9学部です。心理学部は募集要項に一度も登場しません。
そしてこの大学は「何年次に入れるか」が学部ごとにまったく違います。3年次まで入れる学部、2年次までの学部、1年次からしか入れない学部が同じ1冊の要項に並んでいます。試験科目も一律ではなく、経済学部と現代社会学部には英語がありません。薬学部だけは小論文がなく、専門3分野の筆記です。
試験は2026年12月5日(土)と2027年2月10日(水)の年2回ですが、2回目に受けられるのは法・経済・経営・人文の4学部だけです。この記事では、9学部の入学年次・募集人員・試験科目・試験地を1枚の表にまとめたうえで、出願資格が学部で分かれる点、単位認定の差、そして2026年8月時点で出願までにやることを、2027年度の募集要項の原本にもとづいて整理します。
この記事で分かること
- 心理学部には2027年度の募集がないこと
- 総合リハビリテーション学部は社会リハビリテーション学科だけ、栄養学部は1年次だけであること
- 経済学部と現代社会学部には英語がなく、集合時間も他学部より1時間半遅いこと
- 2回目(2月10日)に受けられるのは4学部だけで、法学部と経営学部は1回目と試験地が変わること
- 専門学校から出願するとき、学部によって「2年制でよい学部」と「4年制でないと出願できない学部」に分かれること
ランキングは志望校選びの入り口です。実際にどの大学を受けられるかは、出身校や英語資格など自分の条件で変わります。志望校と現在の状況をうかがったうえで、候補の絞り方を整理します。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
結論:9学部の年次・人員・科目の一覧
まずこの表で、自分が受けられる学部と年次を確定させてください。募集人員が「若干名」の枠と、人数が明記されている枠が混在します。
| 学部 | 学科・専攻・コース | 入学年次 | 募集人員 | 筆記(英語) | 小論文 | 面接 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 法学部 | 法律学科 | 3年次/2年次 | 3年次4名/2年次若干名 | あり | あり | あり(個人面接) |
| 経済学部 | 経済学科 | 3年次のみ | 4名 | なし | あり | あり |
| 経営学部 | 経営学科 経営・会計専攻 | 3年次/2年次 | 3年次3名/2年次若干名 | あり | あり | あり |
| 経営学部 | 経営学科 データサイエンス専攻 | 3年次/2年次 | 3年次1名/2年次若干名 | あり | あり | あり |
| 人文学部 | 人文学科 | 3年次/2年次 | 3年次4名/2年次若干名 | あり | あり | あり |
| 現代社会学部 | 現代社会学科/社会防災学科 | 2年次のみ | 各若干名 | なし | あり | あり |
| グローバル・ コミュニケーション学部 | グローバル・コミュニケーション学科 英語コース/中国語コース(日本語コースは募集なし) | 2年次のみ | 各若干名 | あり | あり | あり |
| 総合リハビリテーション学部 | 社会リハビリテーション学科のみ (理学療法学科・作業療法学科は募集なし) | 2年次または1年次 | 若干名 | あり | あり | あり |
| 栄養学部 | 栄養学科 管理栄養学専攻/臨床検査学専攻 | 1年次のみ | 各若干名 | あり | あり | あり |
| 薬学部 | 薬学科 | 3年次または2年次 | 若干名 | 専門3分野の筆記+面接(小論文なし。詳細は後述) | ||
| 心理学部 | 2027年度の募集要項に記載がありません。編・転入学の募集は行われていません | |||||
出典: 神戸学院大学「2027年度 編・転入学試験要項」(募集学部・学科・専攻・コース・募集人員/審査内容)。年度によって変わります。出願前に必ず最新の募集要項を確認してください。
読み違えやすいのは総合リハビリテーション学部と栄養学部です。総合リハビリテーション学部は社会リハビリテーション学科だけが対象で、理学療法学科・作業療法学科の募集はありません。しかも入学年次は「2年次または1年次」で、2年次で募集されるのは「生活福祉デザインコース」のみと要項に明記されています。栄養学部は管理栄養学専攻・臨床検査学専攻とも1年次のみで、2年次の枠はありません。
試験科目は3つの型に分かれる
要項の「審査内容」の時間割を見ると、9学部は次の3つに分かれます。
| 型 | 対象 | 当日の流れ |
|---|---|---|
| 英語あり型 | 法学部・経営学部・人文学部・グローバル・コミュニケーション学部・総合リハビリテーション学部・栄養学部 | 9:30〜10:30 英語/11:00〜12:00 小論文/13:30〜 面接(集合は9:00) |
| 小論文型 | 経済学部・現代社会学部 | 11:00〜12:00 小論文/13:30〜 面接(集合は10:30。英語はありません) |
| 専門筆記型 | 薬学部 | 9:30〜12:00 筆記(150分)/13:30〜 面接(小論文はありません) |
経済学部と現代社会学部は集合時間そのものが違います。他学部が9:00集合・9:30開始なのに対し、この2学部は10:30集合・11:00開始です。前日の宿泊や当日の移動を組むときは、自分の学部の時刻を要項で確かめてください。試験開始後30分以上の遅刻は受験が認められず、試験終了までの途中退出も認められません。
英語(60分)
6学部で課される共通の筆記科目です。神戸学院大学は編入学試験の過去問題を公式サイトには掲載していませんが、入学・高大接続センターに直接請求すれば、編・転入試の過去問題等を送料無料で送ってもらえると大学の過去問題ページに明記されています。出題の形式を推測で語るより、まず現物を取り寄せてください。著作権の観点から、この記事に過去問の設問そのものは記載していません。
小論文(60分)
薬学部を除く8学部で課されます。60分という短さが最大の条件です。構想に時間を使いすぎると書き切れません。各学部が要項の冒頭に掲げているアドミッション・ポリシーは、そのまま小論文と面接で見られる観点として使えます。たとえば現代社会学部は「主体的に課題を発見し、分析し、解決しようとする人」、経済学部は「社会問題を多面的に考察し、自分なりの判断を行うことができる」を挙げています。書く前に、自分の答案がその観点に沿っているかを確かめる習慣をつけてください。
薬学部の専門筆記(150分)
薬学部だけは仕組みが違います。出願の時点でA(2年次編入)かB(3年次編入)かを選んでおく必要があり、選んだ区分によって出題が変わります。
| 区分 | 出題範囲 | 出題内容 |
|---|---|---|
| A(2年次希望) | 主に神戸学院大学薬学部1年次生が履修する範囲 | 物理化学・有機化学・生命科学から各1問の計3問、+科学的な内容の英語1問 |
| B(3年次希望) | 主に同学部1・2年次生が履修する範囲 | 物理化学・有機化学・生命科学から各1問の計3問(英語の出題はありません) |
3年次を希望した受験者に対して、教授会の審議のうえ2年次への入学を許可することがあると要項に書かれています。つまりBで出願しても、結果として2年次入学になる可能性があります。出題範囲の目安は大学が公開している薬学部シラバスとされているため、志望が固まった段階で該当年次の科目を確認してください。
日程は年2回。ただし2回目は4学部だけ
| 項目 | 第1回 | 第2回 |
|---|---|---|
| 対象学部 | 9学部すべて | 法・経済・経営・人文の4学部のみ |
| 出願期間 | 2026年11月10日(火)〜11月18日(水)必着 | 2027年1月6日(水)〜1月14日(木)必着 |
| 試験日 | 2026年12月5日(土) | 2027年2月10日(水) |
| 試験地 | ポートアイランド第1キャンパス=法・経営・現代社会・グローバル・コミュニケーション・薬 有瀬キャンパス=経済・人文・総合リハビリテーション・栄養 | 有瀬キャンパスのみ |
| 合格発表 | 2026年12月9日(水) | 2027年2月19日(金) |
| 第1次入学手続(入学金) | 12月10日(木)〜12月17日(木)厳守 | 2月22日(月)〜3月1日(月)厳守 |
| 第2次入学手続(学費等) | 12月10日(木)〜2027年1月29日(金)厳守 | 2月22日(月)〜3月8日(月)厳守 |
| 入学検定料 | 35,000円(金融機関取扱期間は第1回2026年11月4日〜11月18日、第2回2027年1月6日〜1月14日) | |
法学部と経営学部は、第1回と第2回で試験地が変わります。第1回はポートアイランド第1キャンパス(神戸市中央区)、第2回は有瀬キャンパス(神戸市西区)です。2つのキャンパスは市内でも離れており、ポートアイランド第1は三宮からポートライナー「みなとじま(キャンパス前)駅」下車徒歩約6分、有瀬はJR明石駅または地下鉄伊川谷駅からバスで13〜20分です。受験票に書かれた試験地を必ず確認してください。
合格発表は大学ホームページのみで、学内掲示は行われません。掲載は発表日を含め5日間です。合格者には合格通知書と入学手続書類が同日に速達で発送されますが、不合格通知書は発送されません。
出願資格は学部で分かれる。専門学校生は特に注意
ここが神戸学院大学でいちばん間違えやすいところです。専修学校(専門課程)から出願する場合の「文部科学大臣の定める基準」が、学部によって2通りあります。
| 専修学校の基準 | 対象 |
|---|---|
| 修業年限4年以上・総授業時間数3,400時間以上 | 経済学部、経営学部(3年次の枠)、人文学部(3年次の枠)、薬学部 |
| 修業年限2年以上・総授業時間数1,700時間以上 | 法学部、経営学部(3年次または2年次の枠)、人文学部(2年次の枠)、現代社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、総合リハビリテーション学部、栄養学部 |
2年制の専門学校を修了する見込みの方は、経済学部と薬学部には出願できません。一方、経営学部と人文学部は2年制でも出願できますが、その場合は入れる年次が変わります(経営学部は3年次または2年次、人文学部は2年次)。どちらの基準でも学校教育法第90条に規定する大学入学資格を有することが条件です。
さらに薬学部だけは、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)が出願資格に入っていません。薬学部に出願できるのは、大学を卒業した方(2027年3月卒業見込みを含む)と、4年制以上の専修学校専門課程を修了した方だけです。
人文学部は入口によって年次が変わる仕組みで、大学卒業(見込み)と4年制専修学校修了は3年次、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)は「3年次または2年次」、2年制専修学校修了は2年次と定められています。出願資格の一般的な考え方は編入の出願資格と必要単位、学校種別の実施校は専門学校から大学編入できる大学一覧と短大から編入できる大学一覧にまとめています。
もう一つの入口、転入学という枠
神戸学院大学の要項は、編入学と転入学を1冊で扱っています。転入学は他大学に在籍したまま移るための区分で、必要単位の考え方が編入学と違います。
| 学部 | 転入学年次 | 必要な在籍期間と単位 |
|---|---|---|
| 法学部 | 3年次または2年次 | 4年制以上の他大学に2年以上在籍し62単位以上 |
| 法学部 | 2年次 | 短期大学または4年制以上の他大学に1年以上在籍し30単位以上 |
| 経済学部・経営学部 | 3年次 | 4年制以上の他大学に2年以上在籍し62単位以上 |
| 人文学部 | 3年次または2年次 | 4年制以上の他大学に2年以上在籍し62単位以上 |
| 現代社会学部 | 2年次 | 短期大学または4年制以上の他大学に1年以上在籍し30単位以上 |
| 総合リハビリテーション学部 | 2年次または1年次 | 短期大学または4年制以上の他大学に1年以上在籍し30単位以上 |
| 栄養学部 | 1年次 | 4年制以上の他大学に1年以上在籍し30単位以上 |
グローバル・コミュニケーション学部と薬学部には転入学の枠がありません。この2学部は編入学だけです。
要項の中で数字が一致していない箇所があります。出願資格の表では総合リハビリテーション学部の転入学は「30単位以上」ですが、「入学時に必要な書類」の欄では同学部について「24単位以上」と書かれています。どちらで判断するかによって出願できるかどうかが変わるため、総合リハビリテーション学部へ転入学で出願する方は、必ず入学・高大接続センター(078-974-1972)へ事前に確認してください。
単位認定は学部で大きく違う
入学後に何単位が認められるかは、卒業までの年数に直結します。神戸学院大学は「一括認定」の学部と「個別認定」の学部が混在します。
| 学部 | 2年次編・転入 | 3年次編・転入 |
|---|---|---|
| 法学部 | 個別認定 合計32単位(うち憲法IA・刑法概論・民法Iの8単位と基礎演習Aの2単位は確定、残り22単位が上限) | 一括認定 合計60単位 |
| 経済学部 | ― | 共通教育24単位を一括免除+専門36単位を修得済みとみなす(計60単位) |
| 経営学部 | 個別認定 合計32単位を上限 | 一括認定 合計60単位 |
| 人文学部 | 一括認定 合計30単位 | 一括認定 合計60単位 |
| 現代社会学部 | 一括認定 合計30単位 | ― |
| グローバル・コミュニケーション学部 | 個別認定 合計32単位を上限 | ― |
| 総合リハビリテーション学部 | 2年次は一括30単位/1年次は個別審査 | ― |
| 栄養学部 | 1年次のみ。個別審査で合計30単位を上限 | |
| 薬学部 | 共通16単位+専門23.5単位=39.5単位 | 共通16単位+専門56.5単位=72.5単位 |
「個別認定」の学部は、出身校で何を履修したかによって認定単位が変わります。法学部・経営学部・グローバル・コミュニケーション学部の2年次編入と、栄養学部・総合リハビリテーション学部1年次がこれに当たります。薬学部は認定した科目であっても、シラバスとの照合と入試の成績によって受講を課すことがあると要項に書かれている点に注意してください。単位認定の一般的な考え方は編入の単位認定はどれくらい?で整理しています。
実際に何人が受けて、何人が入っているか
神戸学院大学は編・転入学試験の合格者数を公表していません。入試サイトの「過去の入試結果」(2024〜2026年度)に編・転入試の集計はなく、掲載されているのは総合型選抜・公募制推薦・一般選抜などの区分だけです。したがって倍率は算出できません。
ただし大学が法令にもとづいて公表している「情報の公表」のなかに、編・転入学生の志願者数と入学者数を学部別に載せた資料があります。次は2025年度(2025年4月入学、2025年5月1日現在)の数字です。
| 学部 | 志願者数 | 入学者数 |
|---|---|---|
| 法学部 | 1 | 0 |
| 経済学部 | 0 | 0 |
| 経営学部 | 7 | 3 |
| 人文学部 | 1 | 1 |
| 現代社会学部 | 2 | 0 |
| グローバル・コミュニケーション学部 | 0 | 0 |
| 総合リハビリテーション学部 | 0 | 0 |
| 栄養学部 | 1 | 1 |
| 薬学部 | 1 | 0 |
| 合計 | 13 | 5 |
出典: 神戸学院大学「情報の公表」内の入学定員・入学者数(学部/編・転入学生)。2025年5月1日現在。編入学と転入学の合算で、合格者数の列はありません(志願者数と入学者数のみ)。1年度分のみの公表のため、年度による変動は判断できません。
この数字を「入りやすさ」と読み替えないでください。合格者数が公表されていない以上、志願者13名に対して入学者5名という数字から倍率は出せません。志願して入学に至らなかった人のなかには、不合格だった人と、合格しても他大学へ進んだ人の両方が含まれます。ここから読み取れるのは、この大学の編・転入学は学部ごとに一桁の規模で動いているという事実だけです。
出願と当日の実務でつまずくところ
- 検定料35,000円は「電信扱い」の振込のみです。ゆうちょ銀行では取り扱えず、ATM振込・文書扱振込も認められません。金融機関の窓口へ、志願票と一体になった振込依頼書を切り離さずに持参します。三菱UFJ銀行の本・支店から振り込む場合に限り手数料が不要です
- 収納印のない志願票は無効です。振込後、志願票(A票)と領収書(C票)に金融機関の収納印が押されているか必ず確認してください
- 納入は出願開始の1週間前から可能です。第1回は2026年11月4日から受け付けられます。出願期間が9日間しかないので、検定料は先に済ませておくのが安全です
- 出願は郵送(簡易書留・必着)か窓口持参です。窓口は有瀬キャンパス4号館3階またはポートアイランド第1キャンパスA号館1階で、9:00〜17:00(11:45〜12:45を除く/土日祝と2027年1月12日を除く)
- 学業成績証明書は厳封のまま提出します。開封されたものは無効です。高校卒業後に複数の学校に在籍した場合は、そのすべての成績証明書が必要です
- 成績照会は不合格者のみ申請できます。各審査項目の評価を、合格発表日から2027年6月30日まで窓口で確認できます。次の受験に向けて、どの項目で届かなかったかを知る数少ない手段です(過年度分は不可)
出願手続の全体像は編入の出願手続きとスケジュールにまとめています。
学内で受け直せるか
同じ回のなかで複数の学部を併願することはできません。9学部が同じ日・同じ時間割で実施されるためです。
ただし神戸学院大学には「入学時納入金の流用」という制度があります。入学手続を済ませたあとに本学の別の入学試験を受け、他の学部・学科・専攻・コースに合格してそちらへ入学する場合、すでに納入した入学時納入金をそのまま流用できると要項に書かれています。金額に差があれば差額を返還または徴収します(専願制入学試験で合格・手続した場合は対象外)。
つまり、第1回(12月5日)で法・経済・経営・人文のいずれかを確保し、第2回(2月10日)で同じ4学部のうち別の学部に挑むという動きが、制度上は成り立ちます。ただし第2回に他学部の枠はありません。グローバル・コミュニケーション学部・総合リハビリテーション学部・栄養学部・薬学部・現代社会学部を志望する方にとって、2027年度の機会は12月5日の一度だけです。
なお入学手続後に進路が変わった場合、2027年3月31日23時59分までに入学前ポータルから辞退を申請すれば、入学金を除く納入済みの学費等は返還されます。他大学との併願で結果待ちがある方は、この期限を押さえておいてください。
ここからの進め方
-
いま(8月)
志望学部と入学年次を確定させる。この大学は学部ごとに入れる年次が違うため、ここが決まらないと必要書類も科目も決まりません。心理学部に募集がないこと、総合リハビリテーション学部が社会リハビリテーション学科だけであることも先に確認してください
-
8〜9月
入学・高大接続センターへ編・転入試の過去問題等を請求する(送料無料)。出題形式が分かってから対策を組むほうが、はるかに無駄が少なくなります。同時に、出願資格を満たすかどうか(専修学校の年限、転入学の単位数)も電話で確認しておく
-
9〜10月
英語と小論文の土台を作る。英語60分・小論文60分という時間の短さが実質的な難所です。時間を計って書き切る練習を早い段階から入れてください。薬学部志望はA・Bどちらで出願するかを決め、対応する年次のシラバス範囲を確認する
-
10〜11月上旬
証明書を集める。学業成績証明書は厳封で、複数校に在籍した場合はすべての学校分が必要です。発行に日数がかかる学校もあるため、出願期間(11月10日〜18日)から逆算して動きます
-
11月4日〜18日
検定料を金融機関の窓口で振り込み、出願する。電信扱いのみでATM不可、ゆうちょ銀行不可。収納印を確認してから郵送(簡易書留・必着)または窓口へ持参します
-
12月5日
試験当日。試験地が学部で分かれます。経済学部・現代社会学部は10:30集合、それ以外は9:00集合。30分以上の遅刻は受験できません
-
12月9日以降
合格発表はWebのみ。不合格だった場合は成績照会を申請し、法・経済・経営・人文であれば2月10日の第2回に向けて弱点を絞り込みます
まとめ
- 2027年度に募集があるのは9学部。心理学部は募集していません
- 入学年次は学部で違います。経済学部は3年次のみ、現代社会学部とグローバル・コミュニケーション学部は2年次のみ、栄養学部は1年次のみです
- 総合リハビリテーション学部は社会リハビリテーション学科のみで、入学年次は2年次または1年次。2年次は生活福祉デザインコースだけの募集です
- 経済学部と現代社会学部には英語がなく、集合時間も10:30と遅くなります
- 薬学部は小論文がなく、専門3分野の筆記150分。英語が出るのは2年次希望(A)のみです
- 試験日は12月5日と2月10日。2回目は法・経済・経営・人文の4学部だけで、法・経営は試験地が変わります
- 2年制の専門学校からは経済学部・薬学部へ出願できません。薬学部は短大・高専からも出願できません
- 合格者数は公表されておらず、倍率は算出できません。公表されているのは志願者数と入学者数だけです
よくある質問
神戸学院大学の編入は、どの学部で募集がありますか。
2027年度(2027年4月入学)の編・転入学試験要項に記載があるのは、法学部・経済学部・経営学部・人文学部・現代社会学部・グローバル・コミュニケーション学部・総合リハビリテーション学部・栄養学部・薬学部の9学部です。神戸学院大学には10学部ありますが、心理学部は要項に一度も登場せず、編・転入学の募集は行われていません。また学部内でも対象が限られており、総合リハビリテーション学部は社会リハビリテーション学科のみ(理学療法学科・作業療法学科は募集なし)、グローバル・コミュニケーション学部は英語コースと中国語コースのみ(日本語コースは募集なし)です。年度によって変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
何年次から入れますか。学部で違うと聞きました。
学部ごとに違います。3年次と2年次の両方があるのは法学部・経営学部・人文学部で、経済学部は3年次のみ、現代社会学部とグローバル・コミュニケーション学部は2年次のみです。総合リハビリテーション学部は「2年次または1年次」で、2年次で募集されるのは生活福祉デザインコースだけと要項に明記されています。栄養学部は管理栄養学専攻・臨床検査学専攻とも1年次のみで、2年次の枠はありません。薬学部は「3年次または2年次」で、出願時にどちらを希望するかを選びます。志望学部が決まったら、まずこの入学年次を確定させてください。必要な書類も試験科目も、ここが決まらないと決まりません。
試験科目を教えてください。英語は全学部で出ますか。
全学部ではありません。英語(9時30分から10時30分)が課されるのは法学部・経営学部・人文学部・グローバル・コミュニケーション学部・総合リハビリテーション学部・栄養学部の6学部で、経済学部と現代社会学部には英語がなく、小論文(11時から12時)と面接(13時30分から)だけです。そのため経済学部と現代社会学部の集合時間は10時30分で、他学部の9時よりも遅くなります。薬学部だけは構成が異なり、9時30分から12時までの専門筆記と面接で、小論文はありません。法学部の面接は要項に「個人面接」と明記されています。
試験は年2回ありますが、どちらでも同じ学部を受けられますか。
違います。第1回の2026年12月5日(土)は9学部すべてが実施しますが、第2回の2027年2月10日(水)は法学部・経済学部・経営学部・人文学部の4学部だけです。現代社会学部・グローバル・コミュニケーション学部・総合リハビリテーション学部・栄養学部・薬学部を志望する方にとって、2027年度の機会は12月5日の一度だけになります。また試験地も変わります。第1回は法・経営・現代社会・グローバル・コミュニケーション・薬がポートアイランド第1キャンパス、経済・人文・総合リハビリテーション・栄養が有瀬キャンパスで、第2回は4学部とも有瀬キャンパスです。法学部と経営学部は回によって試験地が変わるため、受験票の記載を必ず確認してください。
専門学校からでも出願できますか。
学部によります。専修学校の専門課程からの出願には「文部科学大臣の定める基準」を満たすことが必要ですが、その基準が学部で2通りに分かれています。修業年限4年以上・総授業時間数3,400時間以上が求められるのは経済学部、経営学部の3年次の枠、人文学部の3年次の枠、そして薬学部です。修業年限2年以上・総授業時間数1,700時間以上でよいのは法学部、経営学部の3年次または2年次の枠、人文学部の2年次の枠、現代社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、総合リハビリテーション学部、栄養学部です。つまり2年制の専門学校からは経済学部と薬学部に出願できません。いずれの場合も学校教育法第90条に規定する大学入学資格を有することが条件です。
倍率はどれくらいですか。
算出できません。神戸学院大学は編・転入学試験の合格者数を公表しておらず、入試サイトの「過去の入試結果」(2024年度から2026年度)にも編・転入試の集計はありません。公表されているのは、大学が法令にもとづいて公開している情報のなかにある志願者数と入学者数だけです。2025年度(2025年5月1日現在)は全学部合計で志願者13名、入学者5名で、内訳は経営学部が志願7名・入学3名、現代社会学部が志願2名、法学部・人文学部・栄養学部・薬学部が各志願1名、経済学部・グローバル・コミュニケーション学部・総合リハビリテーション学部が志願0名でした。志願して入学に至らなかった方には不合格だった方と他大学へ進んだ方の両方が含まれるため、この数字を倍率として扱うことはできません。
過去問は手に入りますか。
入手できます。神戸学院大学の過去問題ページには、赤本オンラインや入学試験問題集に掲載されていない編・転入試などの過去問題等について、入学・高大接続センターへ直接請求すれば送料無料で送付すると明記されています。連絡先は電話078-974-1972、メールはnyushi@j.kobegakuin.ac.jpです。編・転入試の過去問題は公式サイト上では公開されていないため、出題形式を推測で判断せず、まず現物を取り寄せてから対策を組み立てることをおすすめします。なお著作権の観点から、この記事に過去問の設問そのものは記載していません。
関連記事
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入試験に特化した完全オンラインの予備校です。志望校の出願条件の読み解きから、小論文の添削、面接対策まで、一人ひとりの状況に合わせて伴走します。
この記事は神戸学院大学が公表している2027年度 編・転入学試験要項および情報の公表資料にもとづいて作成しています。出願前には必ず大学公式の最新情報をご確認ください。

