ホーム法学・政治学系九州大学

法学部

九州大学法学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年9月14日〜2026年9月18日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06‌‌​​​‌‌‌​‌‌​​‌​​‌‌‌‌‌‌​‌​​​‌‌​‌​

九州大学の編入試験まとめ(全6学部の日程・科目)

結論:九州大学法学部の編入試験はこんな試験

九州大学法学部の3年次編入試験は、第1次選抜(書類審査)第2次選抜(筆記試験+個人面接)の2段階で合否が決まります。まず志望理由書・成績証明書・英語能力試験の成績で絞り込まれ、そこを通過した人だけが筆記試験に進む仕組みです。筆記試験は「法学又は政治学に関する論述問題」で大問2問、選択科目はありません。募集人員は「若干名」ですが、大学は毎年の実施結果を公表しており、志願者数・最終合格者数は年度によって大きく変動します(最終合格者が「なし」だった年度もあります)。出願期間は9月中旬の約1週間と短く、英語能力試験の成績は願書受付最終日から過去2年以内のものが必要です。今日からできることは、憲法・民法・刑法の基本書を1冊ずつ手元に置いて論述形式に慣れること、そして英語能力試験の受験計画を立てることです。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

無料相談で出願できるか聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

試験概要(最新要項データ)

2027年度2027年度(2026年実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。

若干名募集人員
2026/10/30試験日
2段階選抜選抜方法
大問2問筆記試験
試験日2026年10月30日(金) 筆記試験 10:00〜12:00/個人面接 14:30〜 会場: 九州大学法学部(伊都地区イーストゾーン)
出願期間2026年9月14日〜9月18日17時まで(郵送の場合も同時刻必着)
合格者発表2026年11月20日(金)
募集人員若干名(3年次編入。具体的な人数は非公表)
選抜方法第1次選抜(書類審査): 編入学志望理由書・成績証明書・英語能力試験の成績の総合評価
第2次選抜: 第1次選抜の合格者に筆記試験(法学又は政治学に関する論述問題)と個人面接を実施し、第1次選抜の評価点も合わせて総合評価
出願資格次のいずれかに該当する者。①学士の学位を持つ者 ②短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者 ③4年制大学(九州大学を除く)に2年次以上在学し62単位以上を修得(見込み)の者 ④専修学校の専門課程(修了に必要な総授業時間数1,700時間以上)を修了(見込み)の者 ⑤外国において14年以上の学校教育課程を修了(見込み)の者
※62単位の要件は③で出願する場合の条件です。短大・高専卒業者や専門学校修了者は別区分での出願になります
英語能力試験の成績TOEFL iBT/TOEIC(Listening & Reading と Speaking & Writing の両方)/実用英語技能検定(英検S-CBTを含む。第1次・第2次試験の両成績)/IELTS・IELTS Indicator のいずれかの成績原本を提出。願書受付期間の最終日から過去2年以内に受験したものに限ります。要項には、法学部が3年次編入学生に求める英語力の目安として「実用英語技能検定(英検)2級相当以上」が明記されています
主な提出書類入学願書、受験票・照合票、編入学志望理由書(2,000字程度・志願者本人の自筆)、卒業(見込)証明書または在学証明書、成績証明書(GPAが確認できるもの)、英語能力試験の成績、写真3枚、検定料30,000円ほか

出願資格・提出書類・選抜方法の詳細は年度により変わる可能性があります。必ず九州大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「九州大学 法学部 編入 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

無料相談で進め方を聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

出願手続きの実務(チェックリスト)

九州大学法学部の出願期間は2027年度で2026年9月14日〜18日17時必着の約1週間しかありません。しかもこの試験は第1次選抜が書類審査なので、提出書類そのものが最初の合否判定材料になります。要項から逆算すると、次の順番で準備を進めるのが現実的です。

  • 出願2年前〜1年前: 英語能力試験を受験する。提出できるのは願書受付最終日から過去2年以内に受験したものに限られるため、早すぎる受験は無効になります。要項が示す目安は英検2級相当以上。TOEICで出そろえる場合はL&R と S&W の両方が必要な点に注意してください。
  • 出願半年前〜: 成績の中身を意識して履修する。第1次選抜では成績証明書が評価対象で、要項はGPAが確認できる成績証明書の提出を求めています。出願資格③(4年制大学に2年次以上在学)で出願する人は62単位以上の修得見込みが条件なので、履修計画に不足がないか教務課で確認します。
  • 出願3か月前〜: 編入学志望理由書(2,000字程度)の作成に着手する。志願者本人の自筆が要件で、要項には生成AIツールを含む本人以外が作成した場合は不正行為として入学許可を取り消すことがあると明記されています。2,000字を自筆で書き上げるには下書きと推敲の時間が要ります。
  • 出願1か月前〜: 卒業(見込)証明書・在学証明書・成績証明書・英語能力試験の成績原本など、発行や取り寄せに時間がかかる書類を手配する。検定料30,000円の支払い手続き(コンビニまたはクレジットカード)もこの時期に確認します。
  • 出願期間(9月14日〜18日17時): 要項の指定どおりに提出する。期間が短いため、書類はすべて事前にそろえておきます。

第1次選抜で不合格となった場合、検定料30,000円のうち23,000円が返還される旨が要項に記載されています。必要書類の正式なリストと様式、返還の条件は年度ごとに変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率

九州大学法学部は、編入学試験の実施結果を年度ごとに公表しています。募集人員は「若干名」としか書かれていませんが、実際の志願者数・第1次選抜合格者数・最終合格者数は次のとおりです。

入学
年度
志願者1次選抜
通過
最終
合格
倍率
2023
令和5
25名9名2名12.5倍
2024
令和6
4名4名なし
2025
令和7
3名3名3名1.0倍
2026
令和8
7名7名3名2.3倍

出典: 九州大学法学部が公表する各年度「法学部3年次編入学試験 実施結果について」。受験者数は公表されていないため、倍率は「志願者数÷最終合格者数」で算出しています(例: 2023年度は25÷2=12.5倍)。2024年度は最終合格者が「なし」のため倍率は算出できません。年度は入学年度で、試験はその前年の10月に実施されます。

0510152025 2023202420252026 入学年度

志願者数 最終合格者数

この4年間で読み取れることは3つあります。1つめは、年度による変動が非常に大きいことです。志願者数は25名から3名まで動いており、募集人員が「若干名」の少数選抜では、その年に誰が受けるかで倍率が大きく変わります。過去の倍率をそのまま自分の年に当てはめることはできません。

2つめは、志願者が多い年は第1次選抜(書類審査)で絞られることです。2023年度は25名の志願者に対し第1次選抜の合格者は9名で、ここで16名が筆記試験に進めませんでした。大学は同年度の実施結果で、第2次選抜の個人面接で対応可能な人数を考慮して9名にしたこと、出身校の成績はGPAだけでなく履修した科目の内容も確認したこと、英語は要項に示した「英検2級相当以上」を基準に評価したことを説明しています。一方、志願者が4〜7名だった年度は志願者全員または大半が第1次選抜を通過しています。志望理由書・成績・英語スコアは「出せば通る書類」ではなく、志願者が多い年には合否を分ける評価対象だと考えて準備してください。

3つめは、最終合格者が「なし」の年度があることです。2024年度は志願者4名全員が第1次選抜を通過して筆記試験・面接を受けましたが、合格者は出ませんでした。定員を埋めるための選抜ではなく、一定の水準に達しているかどうかで判定される試験だということです。倍率が低い年でも「入りやすい」とは限りません。大学は、筆記試験を「本学法学部2年生の平均的な学力と同等以上の学力を有しているか」という観点で作問・採点したと公表しています。この基準を満たす答案を書けるかどうかが、対策の目標地点になります。

出題傾向(過去問分析)

筆記試験は「法学又は政治学に関する論述問題」で、選択科目はありません。出題科目を受験生が選ぶことはできず、その年に大学が選んだ科目で全員が受けます。九州大学法学部は実施結果のなかで各年度にどの科目から出題したかを公表しており、直近4年間は次のとおりでした。

入学年度第1問第2問
2023年度憲法刑法
2024年度民法刑法
2025年度憲法民法
2026年度刑法政治学

出典: 九州大学法学部が公表する各年度「法学部3年次編入学試験 実施結果について」。いずれの年度も大問2問の構成です(設問がさらに小問に分かれることがあります)。

大問単位でならすと、出題科目の構成比は次のようになります。

刑法
38%
憲法
25%
民法
25%
政治学
13%

ここから決められることは2つあります。1つは学習時間の配分です。刑法は毎年ではないものの最も登場回数が多く、憲法・民法がそれに続きます。この3分野を軸に据えるのが基本方針になります。もう1つは政治学を捨てないことです。要項の科目名が「法学又は政治学に関する論述問題」である以上、政治学からの出題は想定内であり、実際に2026年度は第2問が政治学でした。法律科目だけを完璧にして政治学を空白にすると、その年に当たった時点で大問1問を失います。

以下では、法律3分野について、どのような内容が問われてきたかをオンライン編入学院の過去問分析からまとめます(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

刑法:財産犯と共犯・責任論の事例処理

財産犯の成否を問う問題(窃盗罪と占有離脱物横領罪の区別など)、共犯・責任能力にかかわる論点(刑事責任年齢が異なる者どうしの罪責の違い、教唆・共同正犯の区別)、事後強盗罪の要件解釈、被害者の承諾の有効性など、具体的な事例を刑法の条文・判例知識にあてはめて論じさせる出題が中心です。単なる用語の暗記ではなく、「なぜその要件が必要とされるのか」を説明できる理解が求められます。学習は、刑法総論・各論の標準的な体系書で構成要件・違法性・責任の枠組みを押さえたうえで、財産犯(窃盗・横領など)と共犯論を重点的に事例演習するのが効率的です。

民法:物権変動・契約の事例処理

虚偽の登記・通謀虚偽表示と第三者保護、売買契約の解除(手付金の扱い)、所有権移転登記と対抗要件など、物権変動と契約の基本論点を事例にあてはめて論じさせる出題が繰り返し見られます。いずれも民法総則・物権・債権各論の基礎知識があれば対応できる標準的な論点ですが、事案のどの当事者に、どの条文の要件があてはまるかを整理して書く訓練が必要です。学習は、民法の体系書で総則・物権・債権の基本構造を理解したあと、判例つきの演習書で「事案→論点抽出→条文適用」の型を繰り返し練習するのがおすすめです。

憲法:人権論を判例・学説で論じる

表現の自由にかかわる法理(敵対的聴衆の法理など)、外国人の人権享有主体性など、人権分野の論点を判例・学説を踏まえて説明させる出題が見られます。直近4年間では第1問での出題が目立ち、出題されれば大問1問分の配点になるため、人権各論の主要判例と学説の対立点は一通り押さえておく必要があります。学習は、憲法の体系書で人権総論・人権各論の基本判例を整理し、判例の結論だけでなく理由づけを自分の言葉で説明できるようにしておくと安心です。

政治学:出題実績があるため対策範囲に入れる

筆記試験の正式な科目名は「法学又は政治学に関する論述問題」で、2026年度は第2問が政治学から出題されました。政治学が出題された年度の詳しい内容についてはオンライン編入学院でも分析材料がまだ限られているため、この記事で頻出テーマを断定することは避けます。ただし、出題される可能性がある科目として学習計画に入れておくこと自体は、要項と大学公表の実施結果から確実に言えます。法律3分野の基礎固めを優先しつつ、政治学の入門的な体系書を1冊通読して、政治制度・政治思想・比較政治といった基本的な枠組みと用語を説明できる状態にしておくのが現実的な備え方です。出題科目は年度ごとに大学が決めるため、最新の実施結果の公表内容もあわせて確認してください。

面接対策

第2次選抜では、筆記試験のあと個人面接が行われます。要項と実施結果から、次の3点は大学公表の事実として確認できます。

  • 面接は「提出書類及び筆記試験の内容に基づいて行う」と要項に明記されています。当日の筆記試験の答案と、出願時に提出した志望理由書が、そのまま面接の話題になるということです。
  • 1人あたり20分程度で実施されたことが、各年度の実施結果に記載されています。
  • 面接の結果は単独で判定されるのではなく、第1次選抜の評価点も合わせた総合評価で最終的な合否が決まります。

ここから導ける準備は具体的です。まず、提出した志望理由書の控えを必ず手元に残し、試験当日までに読み返しておくこと。2,000字程度の文章のどこを聞かれても、書いた内容を自分の言葉で補足できる状態にしておきます。次に、筆記試験が終わったら、自分がどう書いたかを覚えておくこと。書いた結論とその理由づけを説明できるようにしておくと、面接での追加質問に落ち着いて答えられます。そのうえで、志望理由(なぜ九州大学法学部で学びたいか)、在籍校で学んだ内容との関連、法学・政治学のどの分野に関心があるかを簡潔に説明できるよう準備しておきましょう。

個別の質問内容は大学から公表されておらず、オンライン編入学院にも本学部の試験直後アンケートがまだ十分に集まっていないため、この記事では実際に聞かれた質問例は掲載していません。情報が集まりしだい追記します。

併願戦略

法学部の編入試験は、憲法・民法・刑法を中心とした論述試験+面接という組み合わせが多くの大学で共通しています。そのため、対策の重なりが大きい大学を併願先に選ぶと、追加の学習負担を抑えられます。九州地方であれば熊本大学法学部、同系統の難関大学であれば神戸大学法学部北海道大学法学部、中国地方であれば広島大学法学部などが候補になります。どの大学を併願先にすべきか比較したい場合は、法学部の編入難易度ランキングもあわせて参考にしてください。ただし出題形式・選択科目の有無・面接の実施方法は大学ごとに異なるため、併願先の要項は早めに確認してください。

合格ロードマップ(時期別の目安)

オンライン編入学院には、現時点で九州大学法学部としての合格体験談・試験直後アンケートが十分に集まっていません。ここでは、募集要項の日程(試験日2026年10月30日、出願2026年9月14日〜18日)と、大学が公表する実施結果からわかる選抜構造をもとに、対策の目安を示します。

  • 試験1年前〜:3分野の基礎固め

    憲法・民法・刑法それぞれの体系書を1冊ずつ通読し、条文の構造と基本的な判例知識をインプットします。政治学の入門書も1冊加えておくと、出題科目が政治学だった年度に対応できます。4年制大学から出願する人は62単位の修得要件があるため、在籍校の履修計画と並行して進めてください。英語能力試験(TOEFL iBT・TOEIC・英検・IELTSのいずれか)はこの時期に受験します。提出できるのは願書受付最終日から過去2年以内のスコアなので、受験時期が早すぎないかも確認しておきます。

  • 半年前〜:論述演習を本格化

    出題実績の多い順(刑法・憲法・民法)を目安に、刑法の財産犯・共犯論、憲法の人権各論、民法の物権変動・契約で事例問題の論述演習を重ねます。書いた答案は大学の教員やコーチなど第三者に読んでもらい、論理の飛躍や条文適用の誤りを都度修正するのが効果的です。並行して、編入学志望理由書(2,000字程度・自筆)の下書きを始めます。第1次選抜の評価対象であり、面接でも話題になる書類なので、時間をかける価値があります。

  • 出願期(9月中旬):書類と面接準備

    出願期間は9月14日〜18日17時必着と短いため、成績証明書・英語能力試験の成績原本などは前月までに準備を終えます。志望理由書は自筆で2,000字程度あるので、清書の時間も見込んでおきます。提出前に志望理由書の控え(コピー)を必ず取っておいてください。面接は提出書類にもとづいて行われるため、当日までに読み返す必要があります。第1次選抜の結果は10月下旬までに文書で通知されます。

  • 直前期(10月):時間内演習と総復習

    筆記試験は10:00〜12:00の2時間で大問2問です。この時間配分で書き切る演習を繰り返します。法律3分野と政治学を横断して知識の抜けを確認し、判例の結論だけでなく理由づけを言葉で説明できるかを最終チェックします。面接は14:30〜なので、筆記のあとに自分の答案の要点を整理する時間があることも想定しておきます。

直前期チェックリスト

  • 出題範囲: 科目名は「法学又は政治学に関する論述問題」です。憲法・民法・刑法に加えて政治学からの出題実績もあるため、選択科目がない以上どれが出ても対応できる状態にしておきます。
  • 時間配分: 筆記試験は10:00〜12:00の2時間・大問2問(小問を含むことがある)です。この形式で時間内に書き切る練習を本番形式でしておきます。
  • 志望理由書の控え: 面接は提出書類にもとづいて行われます。自分が書いた2,000字を読み返し、どこを聞かれても補足できるようにしておきます。
  • 面接: 1人20分程度です。志望理由・学びたい分野を簡潔に説明できるよう、声に出して練習しておきます。筆記試験の答案内容も聞かれる前提で臨みます。
  • 当日の動き: 会場は伊都地区イーストゾーンです。筆記10:00〜12:00、面接14:30〜と間隔があるため、昼の過ごし方も決めておきます。

おすすめ参考書

オンライン編入学院の過去問分析で、九州大学法学部の出題分野(とくに民法)との対応が確認できた参考書を紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。憲法・刑法については、下記の民法の体系書と同じ出版社・シリーズの憲法編・刑法編を選ぶと学習の進め方をそろえやすくなります。

掲載しているのは、過去問分析で九州大学法学部の出題分野(民法の物権変動・契約)への対応が確認できた参考書です。「図解による法律用語辞典」は法学全般の用語整理に使えます。憲法・刑法の頻出分野(前節参照)に対応する体系書・演習書は、在籍校のシラバスや指導教員の推薦も参考にしながら別途そろえてください。

合格者の声

この記事の作成時点で、オンライン編入学院に九州大学法学部としての合格体験談・試験直後アンケートが十分に集まっていません。他学部の実例をそのまま流用すると学部ごとの試験実態と食い違うおそれがあるため、この記事には掲載していません。情報が集まりしだい、この記事に追記します。関連する動画や他大学法学部の合格者インタビューは、記事末尾の関連記事・関連動画からご覧いただけます。

よくある質問

九州大学法学部の編入試験に面接はありますか?

はい、あります。選抜は第1次選抜(書類審査)と第2次選抜(筆記試験・個人面接)の2段階で、個人面接は第1次選抜を通過した人に対して行われます。募集要項には、面接は「提出書類及び筆記試験の内容に基づいて行う」と明記されており、大学が公表する実施結果によると1人あたり20分程度で実施されています。最終的な合否は、第1次選抜の評価点も合わせた総合評価で決まります。

九州大学法学部の編入試験の出題科目は?

筆記試験の科目名は「法学又は政治学に関する論述問題」で、受験生が科目を選ぶことはできません。大学が公表する実施結果によると、直近4年間の出題は、2023年度が憲法と刑法、2024年度が民法と刑法、2025年度が憲法と民法、2026年度が刑法と政治学でした。いずれの年度も大問2問の構成で、設問がさらに小問に分かれることがあります。

九州大学法学部の編入試験の出願資格は?

2027年度要項では、次のいずれかに該当する者が対象です。学士の学位を持つ者、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、4年制大学(九州大学を除く)に2年次以上在学し62単位以上を修得(見込み)の者、専修学校の専門課程(修了に必要な総授業時間数1,700時間以上)を修了(見込み)の者、外国において14年以上の学校教育課程を修了(見込み)の者。62単位の要件は4年制大学から出願する場合の条件で、短大・高専の卒業者や専門学校の修了者は別の区分での出願になります。詳細な条件は必ず大学公式の募集要項で確認してください。

九州大学法学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?

九州大学法学部は年度ごとの実施結果を公表しています。志願者数と最終合格者数は、2023年度が25名に対し2名、2024年度が4名に対し合格者なし、2025年度が3名に対し3名、2026年度が7名に対し3名でした。受験者数は公表されていないため、志願者数÷最終合格者数で計算すると、2023年度が12.5倍、2025年度が1.0倍、2026年度が2.3倍となります(2024年度は合格者がいないため算出できません)。年度による変動が大きいため、過去の倍率をそのまま自分の受験年に当てはめることはできません。

政治学の対策も必要ですか?

必要です。筆記試験の科目名が「法学又は政治学に関する論述問題」であり、大学が公表する実施結果によると2026年度は第2問が政治学から出題されました。受験生が科目を選ぶことはできないため、法律科目だけを対策して政治学を空白にすると、政治学が出題された年に大問1問分を失うことになります。憲法・民法・刑法の基礎固めを優先しつつ、政治学の入門的な体系書を1冊通読しておくことをおすすめします。

九州大学法学部と併願しやすい大学はどこですか?

法学部の編入試験は、憲法・民法・刑法を中心とした論述試験と面接という組み合わせが多くの大学で共通しています。九州地方であれば熊本大学法学部、同系統の難関大学であれば神戸大学法学部・北海道大学法学部などが対策の重なりが大きく、併願候補として検討しやすい大学です。ただし出題形式や選択科目の有無、書類審査の有無は大学ごとに異なるため、併願先の要項は早めに確認してください。

対策はいつから始めるべきですか?

出願期間は2027年度で2026年9月14日〜18日17時まで、試験日は2026年10月30日です。英語能力試験の成績は願書受付期間の最終日から過去2年以内に受験したものに限られるため、逆算すると出願の2年前から1年前には受験計画を立てておく必要があります。編入学志望理由書も2,000字程度を志願者本人の自筆で作成するため、直前では間に合いません。大学1〜2年生のうちから憲法・民法・刑法の基礎固めを始めるのが現実的です。

英語の試験対策は必要ですか?

必要です。英語は筆記試験の科目ではなく、第1次選抜(書類審査)の評価対象です。2027年度要項では、TOEFL iBT、TOEIC(Listening & Reading と Speaking & Writing の両方)、実用英語技能検定(英検S-CBTを含む。第1次・第2次試験の両成績)、IELTSまたはIELTS Indicatorのいずれかの成績原本を提出します。提出できるのは願書受付期間の最終日から過去2年以内に受験したものに限られます。要項には、法学部が3年次編入学生に求める英語力の目安として「実用英語技能検定(英検)2級相当以上」が明記されています。

まとめ

九州大学法学部の編入試験は、第1次選抜(書類審査)と第2次選抜(筆記試験+個人面接)の2段階で合否が決まる、募集人員「若干名」の少数選抜です。大学が公表する実施結果によると、志願者数は年度により3名から25名まで大きく変動し、志願者が多い年は第1次選抜で半数以上が絞られました。最終合格者が「なし」だった年度もあり、定員を埋めるためではなく、一定の水準に達しているかで判定される試験だとわかります。筆記試験は「法学又は政治学に関する論述問題」で大問2問。直近4年間では刑法・憲法・民法に加えて政治学からの出題もありました。まずは要項を取り寄せて自分がどの出願資格に当てはまるかを確認し、英語能力試験の受験計画を立て、憲法・民法・刑法の基本書を読み始めることから始めてください。志望理由書は第1次選抜の評価対象であり面接の材料にもなるので、直前に書き始めないことが大切です。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

無料相談で何から始めるか聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、志願者数・合格者数および年度ごとの出題科目は九州大学法学部が公表する各年度の「実施結果について」に、出題内容の分析はオンライン編入学院の過去問分析にもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

関連記事・関連動画

法学・政治学系の一覧へ戻る

運営: 大学編入専門の予備校 オンライン編入学院
本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
無料受験相談に申し込む