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大阪教育大学 小学校教育(夜間)

大阪教育大学小学校教育(夜間)5年専攻の編入|面接が300点

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-09​‌‌​‌​‌​‌‌​‌​‌​‌​​​​​​‌‌‌​​​​‌‌‌

大阪教育大学の学校教育教員養成課程 小学校教育(夜間)5年専攻は、働きながら小学校教員を目指せる数少ない国立の課程です。第3年次編入学の募集人員は25人と、編入試験としては大きな枠があります。

配点は小論文200点と面接300点の合計500点。面接のほうが配点が大きく、しかも集団面接(集団討論を含む)という形式です。

そして出願前に必ず知っておくべきことがあります。夜間の課程ですが、介護等体験・学校インターンシップ体験・教育実習は平日の昼間に行われます。働きながら通う場合、職場の理解が前提になります。

この記事で分かること

  • 面接が300点で、小論文(200点)より配点が大きいこと
  • 面接が集団討論を含む形式であること
  • 短期大学卒の人は小学校教諭二種免許状が必須で、4年制大学からなら学部を問わないこと
  • 夜間の課程でも、実習は平日の昼間に行われること
  • 3年次編入でも、卒業までは3年かかること(5年課程のため)

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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結論:500点満点。面接の比重が大きい

項目内容
募集人員25人
編入年次第3年次(5年課程のため、卒業までは3年
選抜方法出願書類(志望理由書)、小論文、面接、成績証明書を総合して判定
配点小論文200点+面接300点=500点
時間割小論文 10:00〜11:00(60分)/面接 12:00〜
試験日例年1月下旬〜2月上旬(令和9年度は2027年1月31日・日曜)
入学検定料18,000円

出典: 大阪教育大学「令和9年度 第3年次編入学 学生募集要項(学校教育教員養成課程 小学校教育(夜間)5年専攻)」。年度によって変わります。出願前に必ず最新の募集要項を確認してください。

募集要項には、次の注意も書かれています。

  • 総合得点が著しく低い者については、募集人員に満たない場合でも不合格とすることがある
  • 小論文、面接のどちらかを欠席した場合は、選抜の対象としない

25人という枠があっても、基準に届かなければ合格は出ません。

面接が300点。集団討論を含む

この試験のいちばんの特徴です。500点のうち300点、つまり6割が面接で決まります。

募集要項には、面接について次のように書かれています。

  • 内容——小学校を中心とした学校教育に関する理解と認識、および思考力・表現力・コミュニケーション能力をみる
  • 採点・評価基準——集団面接(集団討論を含む)を通して、論理性・表現力・応用能力をみるとともに、学校教育・教職への熱意・適性について総合的に採点・評価する

「集団討論を含む」と明記されている点が重要です。個人面接とは準備が違います。

  • 他の受験生の発言を受けて話す場面があります。用意した答えを述べるだけでは評価されません
  • 「応用能力」という言葉が評価基準に入っています。その場で出た論点に対応できるかを見られているということです
  • 教職への熱意と適性も同じ場で評価されます。議論の内容だけでなく、人としての姿勢が見られます

対策としては、教育に関するテーマで人と話す練習が要ります。1人で答えを書く準備だけでは足りません。

面接で聞かれることの一般的な考え方は編入試験の面接でよく聞かれることにまとめています。

小論文200点は資料を読んで書く形式

小論文は10:00〜11:00の60分、200点です。要項には次のように書かれています。

  • 内容——広く教育に関する資料を提示し、それに関する設問について小論文形式で筆答させる
  • 採点・評価基準——提示された資料と設問の意図について適切に理解していること、および論理構成が明確で発想力のある文章により論述していることを総合的に採点・評価する

「資料を提示し」という形式に注目してください。教育について知っていることを書く試験ではなく、その場で渡された資料を読み取り、設問に答える試験です。

評価基準に「発想力」という言葉が入っているのも特徴です。型どおりにまとめるだけでなく、自分の視点を出すことが求められていると読めます。ただし土台は「資料と設問の意図を正しく理解すること」なので、読み違えたうえでの独自性は評価されません。

60分という短さにも注意してください。資料を読む時間を含めて60分です。時間を計って、読んで書き切る練習を繰り返してください。

出願できるのはどういう人か

出願資格は4つに分かれています。短期大学を出た人と、4年制大学に在学中の人で条件がまったく違います。

区分条件
短期大学を卒業小学校教諭二種免許状を取得していること(取得見込みを含む)。これが必須です
4年制大学に在学2年以上在学し、62単位以上を修得していること(修得見込みを含む)。免許状は不要で、学部も問いません
学士の学位を持つ取得見込みを含みます
同等以上と認められた人20歳に達する人。出願期間の前に個別の入学資格審査が必要です

大学が公開しているQ&Aに、はっきりした説明があります。

  • 4年制大学の人——その大学に2年以上在学し62単位以上を修得していれば、卒業・中退を問わず、教育学部以外の学部からでも編入学できる
  • 短期大学を卒業した人——小学校教諭二種免許状を持っている人のみ受験資格がある。それ以外の免許状しか持っていない場合は受験資格がない

短大で幼稚園教諭や中学校教諭の免許を取った人は、この条件に当たりません。出願前に必ず確認してください。

外国の大学に在学した人や、専修学校の専門課程を修了した人(1,700時間以上かつ小学校教諭二種免許状を取得)は、出願期間の前に個別の資格審査が必要です。令和9年度では11月9日が期限でした。出願の1か月前なので、早めに大学へ連絡してください。

出願資格の一般的な考え方は編入の出願資格と必要単位で整理しています。

夜間でも、実習は平日の昼間にある

これは働きながら通おうと考えている人にとって、いちばん重要な情報です。大学は入試ページに、次の注意を明記しています。

介護等体験、学校インターンシップ体験、教育実習等は、必修科目等であり、平日の昼間に実施されます。有職者の場合は、職場の理解を事前に得ていただく必要があります——

さらに編入学案内には、小学校教諭の免許状を取得していない編入学生は、教育実習を4回生時と5回生時にそれぞれ履修する必要があると書かれています。

  • 教育実習は平日昼間の2週間にわたって学校現場で行われます
  • それが2回あります(4回生と5回生)
  • 大学は「単位取得には教師になりたいという強い意志と体力が必要」と書いています

「夜間だから仕事を続けたまま卒業できる」とは限りません。実習の期間に休みを取れるかどうかを、出願前に職場と相談しておく必要があります。

なお5年課程のため、3年次に編入しても卒業までは3年かかります(3回生・4回生・5回生)。2年で卒業する編入とは、生活設計が変わります。

卒業生はどこへ進んでいるか

大学は卒業生の進路を公表しています。編入を考えるうえで、実際の出口が見える資料です。

年度進路の内訳
令和5年度公立小学校の教諭6人・講師6人/公務員・企業等7人/進学2人
令和6年度公立小学校の教諭14人・講師5人/公立学校以外の教員1人/公務員・企業等4人
令和7年度公立小学校の教諭7人・講師5人/公立学校以外の教員1人/公務員・企業等8人/進学1人/その他1人

出典: 大阪教育大学「第3年次編入学案内2027」に掲載されている卒業生の進路状況(令和8年5月1日現在)。

2つのことが読み取れます。

  • 公立小学校へ進む人が多数ですが、教諭と講師に分かれています。採用試験に合格して教諭になる人と、講師として働き始める人の両方がいます
  • 公務員・企業等へ進む人も毎年4〜8人います。教員以外の道を選ぶ人も一定数いるということです

大学自身も編入学案内で、「卒業後の進路について、教員採用試験の受験資格等、社会の状況も冷静に把握し、本専攻に編入することでご自身の夢を叶えられるのか、よく考えたうえで、強い意志を持って出願するように」と書いています。大学が慎重な出願を促していること自体を、判断材料にしてください。

日程は年内に出願、年明けに試験

令和9年度(2027年4月入学)の日程です。年度で変わるため、目安として見てください。

  • 11月上旬

    個別の入学資格審査の連絡期限(令和9年度は11月9日)。外国の大学や専修学校の専門課程から出願する人が対象です

  • 12月中旬

    出願期間(令和9年度は12月10日〜12月16日必着)。出願書類は大学ウェブページから印刷して使います

  • 1月下旬

    入試実施日(令和9年度は1月31日・日曜)。小論文10:00〜11:00、面接12:00〜

  • 2月上旬

    合格者の発表(令和9年度は2月5日9時・大学ウェブページ)

出典: 大阪教育大学「令和9年度 第3年次編入学 学生募集要項」。最新の日程は必ず大学公式の募集要項で確認してください。

試験が1月末にある点は、秋に集中する他大学の編入試験と大きく違います。秋の試験の結果が出たあとに挑戦できる日程です。出願手続き全体の段取りは編入の出願手続きとスケジュールで解説しています。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

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対策の組み立て方

  1. 集団討論の練習をする。500点のうち300点が面接で、集団討論を含みます。教育に関するテーマで、人と議論する場を作ってください
  2. 資料を読んで60分で書く練習をする。知識を書く試験ではなく、その場の資料に答える試験です
  3. 志望理由書を早めに仕上げる。出願書類も選考材料に含まれ、面接の起点にもなります
  4. 在籍校の成績を落とさない。成績証明書も選考材料です
  5. 実習の時期に休めるかを職場と相談する。平日昼間の実習が2回あります。合格してから困らないよう、出願前に確認してください

ここまでで、試験の形と必要な準備は見えたと思います。あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

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まとめ

  • 募集25人、第3年次編入。5年課程のため、卒業までは3年かかります
  • 配点は小論文200点+面接300点=500点。面接のほうが大きく、集団討論を含みます
  • 小論文は資料を読んで答える形式で、60分です
  • 短期大学卒の人は小学校教諭二種免許状が必須。4年制大学から出願する場合は学部を問いません
  • 夜間の課程でも、実習は平日の昼間に行われます。教育実習は2週間×2回です
  • 総合得点が著しく低い場合、募集人員に満たなくても不合格になることがあります
  • 出願は12月、試験は1月末と、他大学より遅い日程です

教育学部の編入を実施している大学の一覧は教育学部編入|実施大学一覧・難易度ランキングをご覧ください。

よくある質問

大阪教育大学の小学校教育(夜間)5年専攻の編入試験の配点を教えてください。

小論文200点と面接300点の計500点です。面接のほうが配点が大きく、500点のうち6割を占めます。時間割は小論文が10時00分から11時00分までの60分、面接が12時00分からです。選抜は出願書類(志望理由書)、小論文、面接、成績証明書を総合して行われます。なお募集要項には、総合得点が著しく低い者については募集人員に満たない場合でも不合格とすることがあると明記されており、小論文と面接のどちらかを欠席した場合は選抜の対象になりません。年度によって変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

面接はどのような形式ですか?

集団面接で、集団討論を含みます。募集要項の採点・評価基準には、集団面接(集団討論を含む)を通して論理性・表現力・応用能力をみるとともに、学校教育・教職への熱意・適性について総合的に採点・評価すると書かれています。個人面接とは準備が異なり、他の受験生の発言を受けて話す場面があるため、用意した答えを述べるだけでは評価されません。評価基準に応用能力という言葉が入っていることからも、その場で出た論点に対応できるかが見られていると読めます。教育に関するテーマで人と議論する練習が必要です。

短期大学を卒業していれば誰でも出願できますか?

できません。短期大学を卒業した人は、教育職員免許法第5条別表第1により小学校教諭二種免許状を取得していること(取得見込みを含む)が条件です。大学が公開しているQ&Aでも、短期大学卒業の方は小学校教諭二種免許状を持っている方のみ受験資格があり、それ以外の免許状しか取得していない場合は受験資格がないと明記されています。短大で幼稚園教諭や中学校教諭の免許を取った場合はこの条件に当たらないため、出願前に必ず確認してください。

教育学部以外の大学からでも編入できますか?

できます。大学が公開しているQ&Aによると、4年制大学の場合はその大学に2年以上在学し62単位以上を修得していれば、卒業・中退を問わず、教育学部以外の学部からでも編入学できるとされています。免許状の取得も条件になっていません。出願の際には受験資格が確認できる証明書(単位修得見込証明書など)の提出が必要で、合格後の入学手続時に成績証明書および退学証明書で最終確認が行われます。

夜間の課程なら働きながら通えますか?

授業は夜間ですが、実習は平日の昼間に行われます。大学は入試ページで、介護等体験、学校インターンシップ体験、教育実習等は必修科目であり平日の昼間に実施されるため、有職者の場合は職場の理解を事前に得る必要があると明記しています。さらに編入学案内には、小学校教諭の免許状を取得していない編入学生は教育実習を4回生時と5回生時にそれぞれ履修する必要があり、教育実習は平日昼間の2週間にわたって行われると書かれています。実習の期間に休みを取れるかを、出願前に職場と相談しておく必要があります。

3年次編入なら2年で卒業できますか?

できません。この専攻は5年課程のため、第3年次に編入しても卒業までは3年かかります(3回生・4回生・5回生)。編入学案内にも、小学校教諭の免許状を取得していない編入学生は4回生時と5回生時に教育実習を履修する必要があると書かれており、5回生まで在籍することが前提になっています。2年で卒業して時間を取り戻すタイプの編入とは生活設計が変わるため、学費と働き方を含めて計画してください。

卒業生はどのような進路に進んでいますか?

大学が編入学案内で卒業生の進路を公表しています。令和5年度は公立小学校の教諭6人・講師6人、公務員や企業等が7人、進学2人。令和6年度は教諭14人・講師5人、公立学校以外の教員1人、公務員・企業等4人。令和7年度は教諭7人・講師5人、公立学校以外の教員1人、公務員・企業等8人、進学1人、その他1人でした。公立小学校へ進む人が多数ですが教諭と講師に分かれており、教員以外の道を選ぶ人も毎年一定数います。大学自身も、社会の状況を冷静に把握したうえで強い意志を持って出願するようにと案内しています。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験・出願に関する情報は、各大学が公表する募集要項・入試情報をもとに確認しています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年8月18日

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