名古屋工業大学 工学部 編入の合格体験記|いれぶんさん・3か月を数学と物理に使うまで
結論:英語を先に持っていたから、3か月をまるごと数学と物理に使えた
高専に入る時点で編入を前提にしていた方の記録です。1年生のときに大手重工で働く親戚から、高専卒と大卒では大卒のほうが優遇される場面がまだ多いと聞いたことで決意が固まりました。高等専門学校の機械工学科から、名古屋工業大学 工学部 物理工学科へ。家から近いこと、就職実績、そして自分でも届くレベルであることが志望校の決め手です。受験したのは2校。併願先にも受かりましたが、そちらは辞退しました。
対策を始めたのは2026年3月、本番は6月。実質3か月です。3月と4月の気持ちの記録は5段階の1で、「2か月後に試験があるのに全然分からなかったため正直かなり焦っていた」と書かれています。それでも間に合ったのは、TOEIC755点を先に持っていて英語に時間を取られなかったからでした。数学は編入数学徹底研究を5周して理解を作り、演習は編入のための数学問題集を3周。志望校でほぼ出ない章は最初から飛ばし、偏微分・重積分・線形代数に絞っています。物理は大学生の初等力学を4周、大学生の電磁気学を3周。1日の学習時間は3月の3.5時間から6月の10.5時間まで上げました。
| 合格校 | 名古屋工業大学 工学部 物理工学科 |
|---|---|
| 前籍 | 高等専門学校 |
| 前籍の学部・学科 | 機械工学科 |
| 入学年 | 2027年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2027年度入学 |
この記事で分かること
- 高専に入る時点で編入を決めていた経緯と、決意が固まった瞬間
- 実際に出願した2校と、その結果
- 3か月しかない中で、数学と物理にどう時間を配ったか
- 数学・物理で使った教材と、切り捨てた章
- 試験当日の流れと、数学4問・物理6問・英語5問の中身
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の1年目・後期 のことでした。
もともと高専に入学したあと編入すると決めていた。1年の時に親戚の大手重工で働いている人の話を聞き、高専卒と大卒では大卒のほうが優遇されるケースがまだまだ多いと聞き、やはり編入しようと決意した。
志望校を選んだ決め手
家から近く、就職実績も旧帝国大学に並ぶほど良く、自分でも入れるレベルの大学だったため
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー / 伝えた時期: 試験の1年以上前
もともと編入を条件に高専に入ることになっていたので当然のような反応
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 名古屋工業大学 工学部 物理工学科 | 3年次 | 一般編入 | 6 | 2.0倍 |
| 合格(辞退) | 東京農工大学 工学部 生体医用システム工学科 | 3年次 | 一般編入 | 11 | 2.8倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2026年3月 、本番の試験は 2026年6月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2026年3月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 1/5
数学問題集を使い、とりあえず基礎を理解することに専念した。低学年時にやったことなど何も覚えていなかったのでかなり苦労した。
- 2026年4月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 1/5
同じく数学問題集をこなしつつ、物理に手を出した。物理も最初は何も分からなかったが、力学、電磁気学ともに少しずつ着実に理解することを意識した。2ヶ月後に試験があるのに全然分からなかったため正直かなり焦っていた。
- 2026年5月
主な科目: 数学, 物理学, 英語 / 気持ちの状態 2/5
得意科目だった英語も勉強を始めた。もともとTOEIC755点は持っていたので英語の勉強はあまり苦にならなかった。一日最低6時間は勉強することを心がけた。悩んでいても仕方ないと割り切り、勉強の質をあげることを意識した。過去問をひたすらに極め、問題を見るだけで解法が即座に分かるくらいにした。
- 2026年6月
主な科目: 面接/口頭試問, 数学, 物理学, 英語 / 気持ちの状態 4/5
試験日が近づいていくほど勉強時間は増えていった。直前は12時間ほど勉強した日もあった。解いた問題や過去問の復習に専念しつつ、面接対策も並行して行った。やはりメンタルにかなり来たが、友達や彼女に支えられながら何とか最後まで勉強した。
勉強場所と環境
平日は授業中はもちろん教室、授業が終わってからは研究室に移動し、同じく編入組の友達と静かな空間で勉強していた。 休日は基本家で勉強していた。カフェに行けばお金がかかるし、図書館は家から遠く時間の無駄だったので、家以外で勉強することはほぼなかった
スランプとメンタル回復
試験直前の6月は本当に受かるかどうかとても不安だったが、不安がっている暇があったら勉強するべきだと自分に言い聞かせ、勉強に専念した。志望校のインスタを調べたりし、今頑張れば来年ここにいけるんだと考えることでなんとかモチベーションを保った。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
数学
2026年3月 〜 2026年6月
編入数学徹底研究 5周
選んだ基準: 解説が丁寧でまずはこれからやるべき。昔やってわからなくなった単元などもこれ一冊あれば理解できる
章末問題の難易度は高いので無理にやらなくてもいい。きちんと解き方を理解し、演習は数学問題集でこなした。
物理
2026年3月 〜 2026年6月
弱点克服大学生の電磁気学 3周
選んだ基準: 問題が豊富でこれ一冊で編入試験の範囲は基本網羅できる。
誤植がとても多いのでかなりストレスは溜まるが問題自体はいいので根気よく使った。誤植自体も問題文だったり大学名だったりで解く分にはあまり影響はなかった。それぞれしっかり理解しながら進めていくことを意識した。
過去問対策(入手・分析・周回)
名工大、農工大はホームページに過去問が三年分公開されているので、それを使用した。名工大に関しては先輩がさらに昔の過去問を持っていたのでそれを譲ってもらった。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
英語は早い段階で勉強しておくべきだと思う。TOEICが使えない大学でもTOEICの勉強は英語試験の役に立つし、TOEICが使える大学なら年内のうちに700点はほしい。
AIの活用方法
参考書の解説で分からない部分があればGeminiに聞いたり、写真を撮ってGoogleレンズで聞いたりもした。AIが間違っていることも多々あるので、真偽は見極めること。
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
名古屋工業大学 工学部 物理工学科
| 当日の受験者数 | 12人 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 9時半頃に名工大に到着し、10時半頃から数学の試験がスタート。12時から昼休憩があり、13時から英語があり、15時から物理があった。 |
| 当日の気づき | 鶴舞駅から徒歩5分、迷うことはほぼないと思う。教室には掛け時計がないので腕時計は必須。止まってしまう可能性があるので一応腕時計は2個持っていくべき。 |
東京農工大学 工学部 生体医用システム工学科
| 当日の受験者数 | 11人 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 8時すぎに教室に、到着し、9時から数学の試験開始。10時半から英語の試験があり、13時半から物理があった。数学と英語の間はほとんど時間がなかった。 |
| 当日の気づき | 東小金井駅から徒歩10分ほど。迷うことはないと思うがなるべく早めに着けるように。教室はかなり広く、たくさんの学科が一つの教室で受ける形式だった。時計はないので腕時計必須。一応2個持っていくべき。 |
いれぶんさんが名古屋工業大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
志望理由書のどこを突かれたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥10,000 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥0 |
| ④ 出願関連費 | ¥60,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥30,000 |
| ⑥ その他 | ¥0 |
| 合計 | ¥100,000 |
編入したあとの生活
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-21
この合格者が使った参考書
本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。


