南山大学経済学部の編入試験対策|英語免除・小論文・実績データを徹底解説
南山大学経済学部の編入試験は、小論文100点・英語200点・国語100点の合計400点と面接で合否を決める、名古屋の私立大学のなかでも科目負担が大きい選抜です。募集は経済学科の2年次・3年次で、いずれも若干名。試験は例年2月下旬に1日で行われます。
この試験でいちばん先に決めるべきことは、英語の免除制度を使うかどうかです。基準を満たす外部試験のスコアを出願時に申請すると英語200点が満点として扱われ、当日の英語試験も免除されます。ただし対象はTOEFL iBT・IELTS・TEAPの3つだけで、TOEICは対象外です。ここを取り違えると、配点の半分を落とした状態で本番を迎えることになります。
この記事では、2027年度の入学試験要項と、南山大学が公表している学科別の入試結果をもとに、募集の枠組み・出願資格・実際の志願者数と合格者数・科目別の対策・出願手続きの実務までを整理します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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結論:南山大学経済学部の編入試験はこういう試験
- 入口は2つ。一般の「編入学・転入学試験」(2月実施)と、「社会人入学審査[編入学]」(10月実施)があります。社会人入学審査を実施しているのは全8学部のうち人文学部キリスト教学科と経済学部経済学科の2学科だけです。
- 英語が配点の半分。外国語(経済学科は英語)が200点で、小論文100点・国語100点の2倍です。免除制度を使えるかどうかで準備の質が大きく変わります。
- 学内併願はできない。複数学部・学科・専攻への出願は認められず、8学部すべてが同一日程・同一時間割です。出願後の志望変更も認められません。
- 志願者は少ないが、合格者が出ない年もある。大学公表の入試結果では、経済学科の一般の編入学・転入学試験は2022〜2026年度の5年度で3年次が志願6名・合格1名でした。「志願者が少ない=入りやすい」とは読めない数字です。
- 試験日が2月下旬と遅い。出願は1月上旬なので、秋に行われる他大学の編入試験の結果を見てから出願を決められます。併願計画を立てやすい時期にあります。
試験概要(2027年度・最新の募集要項)
| 募集学科・年次 | 経済学部経済学科/2年次・3年次(いずれも若干名) |
|---|---|
| 選抜方法 | 書類審査・小論文・筆記試験(英語、国語)・面接 ※書類審査の評価は面接評価に含まれる |
| 配点 | 小論文100点+外国語(英語)200点+国語100点=400点/面接は〈評価ABCF〉の段階評価 |
| 出願期間 | 2027年1月8日(金)〜1月15日(金)<最終日消印有効> 郵送のみ(簡易書留速達郵便) |
| 入学検定料 | 35,000円(金融機関窓口で「電信扱」。ATM・現金・為替は不可) |
| 試験日・会場 | 2027年2月24日(水)/南山大学(名古屋市昭和区山里町18)/集合9:10 |
| 合格発表 | 2027年3月4日(木)13:00(大学Webページで受験番号を発表、合否通知書を郵送) |
| 入学手続 | 2027年3月5日(金)〜3月11日(木)<最終日消印有効> |
| 併願の可否 | 複数学部・学科・専攻への出願は不可。出願後の志望変更も不可 |
| 成績開示 | 本人の請求により試験科目別得点と面接評価を開示(2027年4月1日〜5月7日・手数料500円) |
出典: 南山大学「入学試験要項2027 編入学・転入学試験」。日程・科目・資格は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
南山大学の編入学・転入学試験は、人文・外国語・経済・経営・法・総合政策・理工・国際教養の8学部すべてが同じ要項1冊・同じ試験日で実施されます。経済学部は経済学科の1学科のみで構成されているため、学科を選ぶ迷いはありません。そのぶん「南山の経済で学びたい理由」を面接と志望理由書でどこまで具体的に語れるかが、そのまま差になります。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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合否を左右する「英語」の扱い——TOEICは使えない
要注意:南山大学経済学部の編入試験で「英語」試験の免除対象になるのは、TOEFL iBT・IELTS(アカデミックモジュール)・TEAP の3つだけです。TOEICや実用英語技能検定は要項の対象試験に挙げられていません。編入試験ではTOEICを使う大学が多いため、思い込みで準備を進めると出願直前に手が打てなくなります。
経済学部の筆記は400点満点で、そのうち外国語(英語)が200点=ちょうど半分を占めます(心理人間学科と理工学部だけは外国語が100点ですが、経済学部は200点です)。基準スコアを出願期間内に申請して認められると、「英語」科目の得点が満点として扱われ、試験当日の英語も免除されます。つまり免除が認められた時点で400点中200点が確定し、あとは小論文100点と国語100点で競うことになります。この差は非常に大きく、対策の出発点は「基準スコアを取りに行くか、当日の英語で勝負するか」の判断です。
免除の基準スコア(2027年度入試)
| 資格・検定試験 | 総合基準 | 各技能基準 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| TOEFL iBT | 92以上 (2026年1月20日以前の受験) 4.5以上 (2026年1月21日以降の受験) | 18以上 / 4以上 | Home Edition は不可 |
| IELTS (アカデミックモジュール) | 6.5以上 | 5.5以上 | IELTS Online は不可 |
| TEAP | 360以上 | 60以上 | 出願期間最終日まで有効期間内のスコア |
- 総合と各技能の両方を、1度の受験で同時に満たす必要があります。複数回の受験のベストスコアを組み合わせることはできません。
- 有効なのは2025年1月以降に受験したスコアです(TEAPは有効期間内であれば可)。
- 免除を申請するには、志願票の「受験外国語」欄で該当項目を選び、所定用紙B「英語の資格・検定試験による『英語』試験の免除申請書」に記入したうえで、証明書の原本を提出します。
- TOEFL iBT は実施団体から南山大学へ直送(Institution Code は要項に記載)するか、出願書類に同封します。IELTS を直送する場合は大学到着まで4〜6週間かかるため、要項では11月末までに直送手続きを済ませるよう指示されています。
- 出願期間内にスコア証明書が確認できなければ、免除の対象になりません。「スコアは取ったが書類が間に合わなかった」は救済されません。
- 基準スコアは「次年度以降見直す可能性がある」と要項に明記されています。年度をまたいで準備する場合は、必ずその年度の要項で数値を確認してください。
基準は決して低くありません。TOEFL iBT 92点、IELTS 6.5は、英語圏の大学への正規留学の出願ラインに近い水準です。いまのスコアと基準の差が大きい場合は、無理に免除を狙うより当日の英語で200点を取りにいくほうが現実的なこともあります。判断の目安は、出願(1月上旬)から逆算して受験と証明書の到着に間に合うかどうかです。夏の時点で基準の8割前後まで来ているなら狙う価値があり、まったく受験経験がないなら当日勝負に切り替えて過去問演習に時間を回すほうが確実です。
入口は2つ:一般の編入学・転入学試験と社会人入学審査
南山大学経済学部には、編入で入る道が2つあります。試験時期も科目もまったく違うので、自分がどちらに該当するかを最初に確認してください。
| 項目 | 編入学・転入学試験(一般) | 社会人入学審査[編入学] |
|---|---|---|
| 対象学科 | 8学部の全学科(経済学科を含む) | 人文学部キリスト教学科・経済学部経済学科の2学科のみ |
| 年次・人員 | 2・3年次/若干名 | 2・3年次/若干名 |
| 出願期間 | 2027年1月8日〜1月15日 | 2026年9月11日〜9月17日 |
| 試験日 | 2027年2月24日(水) | 2026年10月17日(土)※予備日10月24日 |
| 試験科目 | 小論文100点/英語200点/国語100点/面接(評価ABCF) | 小論文100点/面接100点(英語・国語なし) |
| 面接の内容 | 書類審査を含む面接(15:30〜) | 社会経験・志望動機の口頭プレゼン10分+口頭試問20分(計30分程度) |
| 年齢などの条件 | 年齢条件なし。卒業・修了見込みでも出願可 | 2027年3月31日までに25歳に達していること。出願資格は卒業・修了済みの方が対象 |
| 合格発表 | 2027年3月4日 | 2026年11月2日 |
出典: 南山大学「入学試験要項2027 編入学・転入学試験」「入学審査要項2027 社会人入学審査」。
社会人入学審査の小論文は、経済学科の場合「経済・社会問題に関する文章や資料を読んで、内容に関する設問について論述する」形式だと要項に示されています。英語と国語の学力試験がないぶん、小論文100点と面接100点の200点で決まる構成です。志望理由書も所定用紙2枚と分量が大きく、社会経験を含めて書くよう指定されています。
時期に注意:社会人入学審査は2026年9月11日から出願受付で、受験上の特別な配慮の申請期限は2026年8月31日です。一般の編入学・転入学試験(配慮申請は2026年12月1日まで)よりかなり早く動きます。該当する可能性がある方は、まず自分の年齢要件と出願資格を確認してください。
出願資格:「編入学」と「転入学」で条件が違う
南山大学の要項は、「編入学」と「転入学」を別の区分として書き分けています。データだけを見ると「30単位」「60単位」という数字が目に入りますが、これは転入学だけにかかる要件です。短大や高専を卒業して出願する方には適用されません。ここを取り違えると、必要のない単位計算で不安になったり、逆に足りない条件を見落としたりします。
編入学の出願資格(いずれか1つ)
- 大学を卒業した方、または2027年3月までに卒業見込みの方
- 短期大学を卒業した方、または2027年3月までに卒業見込みの方
- 高等専門学校を卒業した方、または2027年3月までに卒業見込みの方
- 専修学校の専門課程のうち、文部科学大臣の定める基準(修業年限2年以上かつ総授業時間数1,700時間以上)を満たす課程を修了した方、または修了見込みの方。ただし学校教育法第90条に規定する大学入学資格を有する方に限ります
- 高等学校の専攻科の課程のうち、同じ基準を満たす課程を修了した方、または修了見込みの方(同じく大学入学資格が必要)
転入学の出願資格(すべてを満たすこと)
- 大学に1年以上在籍した方(見込みを含む)、または外国において学校教育における13年以上の課程を修了した方
- 2年次へ志願する場合:大学に1年以上在籍し、在籍した大学で30単位以上を修得(2027年3月までの修得見込みを含む)
- 3年次へ志願する場合:大学に2年以上在籍し、在籍した大学で60単位以上を修得(同上)
南山大学の学部に在籍している方は出願できません。南山の学生が学部・学科を移る場合は、同じ日に実施される「転部・転科試験」が別に用意されています。
また、卒業(修了)見込みや単位の修得見込みで受験した方が、2027年3月末までに条件を満たせなかった場合、入学は許可されません。ぎりぎりの単位計画で出願する場合は、卒業判定・単位認定のスケジュールを在籍校に確認しておいてください。
2年次と3年次、どちらで出願するか
出願時に提出する「志願者調書」で、志望学部・学科とあわせて年次(2または3)と種別(編入学/転入学)を自分で選んで記入します。ただし要項には次の注意が明記されています。
- 2027年3月までの修得単位数や試験結果により、3年次に志願しても2年次への入学しか認められないことがある
- 本学において認定される単位が不足する場合、2年次合格者は3ヵ年、3年次合格者は2ヵ年で卒業できないことがある
これは形式的な但し書きではありません。実際に、経済学科の社会人入学審査で3年次に志願した方が2年次合格になった年度が、大学公表の入試結果に記録されています(後述の表を参照)。「3年次で出願したから3年次に入れる」とは限らない前提で、卒業までの年数と学費を試算しておくのが安全です。
選抜の実績(大学公表データ)
南山大学は毎年「入試結果〈その他の入試〉」を公開しており、編入学・転入学試験の志願者数と合格者数が、学部・学科別かつ2年次/3年次別に掲載されています。編入試験の実績をここまで細かく出している私立大学は多くありません。以下は経済学部経済学科の行を抜き出したものです。
| 入学年度 | 編入学・転入学試験(一般) | 社会人入学審査[編入学] | ||
|---|---|---|---|---|
| 2年次 志願/合格 | 3年次 志願/合格 | 2年次 志願/合格 | 3年次 志願/合格 | |
| 2022年度 | 1/0 | 1/0 | 0/0 | 1/1 |
| 2023年度 | 1/0 | 0/0 | 0/0 | 1/1 |
| 2024年度 | 0/0 | 2/0 | 0/1※ | 1/0 |
| 2025年度 | 0/0 | 2/1 | 0/0 | 0/0 |
| 2026年度 | 0/0 | 1/0 | 0/0 | 0/0 |
| 5年度合計 | 2/0 | 6/1 | 0/1 | 3/2 |
出典: 南山大学「2022〜2026年度 入試結果〈その他の入試〉」(2024〜2026年度は大学公式サイト、2022・2023年度はアーカイブで確認)。※印は「3年次志願者の2年次合格者」を示す大学側の注記です。
この数字の読み方
- 倍率は算出していません。公表されているのは志願者数と合格者数の2列だけで、受験者数の列がありません。仮に計算するなら「志願者数÷合格者数」になりますが、合格者0名の年度が複数あるうえ母数が1〜2名しかなく、倍率として示すと実態を誤って伝えます。
- 「編入学・転入学試験」の列は編入学と転入学の合算です。大学側が内訳を分けていないため、どちらの区分の志願者だったかは分かりません。
- 志願者が少ないことは、入りやすさを意味しません。5年度のうち3年度は経済学科の合格者が0名です。募集人員が「若干名」であることと合わせて読むと、定員を埋めるための選抜ではなく、基準に達した人だけを採る選抜だと考えるのが妥当です。
- 2年次は志願者自体がほとんどいません。5年度で2名です。2年次を検討する場合は、前例がきわめて少ないことを踏まえ、単位認定や卒業年数について事前に大学へ問い合わせておくことをおすすめします。
全学部で見た規模感
経済学科だけでは母数が小さすぎるため、南山大学全体(8学部)の編入学・転入学試験の数字も並べておきます。2年次と3年次の合計です。
バーの長さは志願者数(2年次+3年次の全学部合計)。出典: 南山大学「入試結果〈その他の入試〉」
5年度を合計すると、全学部で志願96名・合格24名です。志願者数を合格者数で割ると4.0倍になりますが、この数字は一般的に使われる「受験者数÷合格者数」とは分母が違う点に注意してください。それでも、南山大学の編入学・転入学試験が全学部を合わせても年間20名前後の志願者しかいない小さな入口であり、そのうち合格者は年0〜8名にとどまるという規模感は読み取れます。
試験当日の流れと時間配分
南山大学の編入学・転入学試験は、朝から夕方まで1日で完結します。筆記3科目に加えて面接があるため、拘束時間が長いのが特徴です。
| 時刻 | 内容 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 9:00 | 試験室棟 開場 | — | 試験室は2月19日頃に大学Webページで発表 |
| 9:10 | 集合・着席 | — | 受験票を机上に置く |
| 9:30〜10:30 | 小論文(60分) | 100点 | 志望学科に関する基礎学力を問う(学科別に出題) |
| 11:00〜12:30 | 外国語=英語(90分) | 200点 | 基準スコア提出者は免除・満点扱い |
| (昼休み) | 昼食 | — | 昼食は各自持参。学内の共有スペースか試験室の自席で食べる |
| 13:30〜15:00 | 国語(90分) | 100点 | 現代文・古文(漢文を除く) |
| 15:15まで | 面接控室に入室 | — | — |
| 15:30〜 | 面接 | 評価ABCF | 書類審査の評価を含む。順番により待機が長くなることがある |
- 9:30の試験開始から20分以上遅刻すると、その後の面接を含むすべての試験科目を受験できません。最初の小論文に遅れた時点で1日が終わります。前泊も含めて余裕のある移動計画を立ててください。
- 持ち込めるものが厳しく制限されています。定規(定規機能付きの鉛筆を含む)・コンパス・電卓・そろばん・グラフ用紙は使用不可、携帯電話やスマートウォッチなどのウェアラブル端末・電子辞書・イヤホンも使用不可です。下敷きも認められていません。
- 試験室に時計がありません。通信・電卓・辞書機能のない、アラームを解除できる時計を各自で持参します。秒針音が大きいものや大型のものは使えません。
- 面接は最後で、順番によっては長く待つことになります。丸1日の日程だと考えて体力面の準備もしておきましょう。
科目別の対策
南山大学は、編入学・転入学試験の過去問題と「出題の意図」「解答例」を公式サイトで公開しています。ただし著作権の関係で提供されるのは直近の1年度分だけで、それ以前の年度は掲載されません。また、「出題の意図」と「解答例」が用意されているのは英語・国語・数学と各外国語だけで、小論文については問題のみが公開され、意図や解答例は示されません。以下は大学が公表している出題の意図と、学部の3つのポリシーに示された評価のねらいから読み取れる内容です。著作権の観点から、過去の設問そのものは記載していません。
小論文(100点・60分)
要項には「志望学科に関する基礎学力を問う」と書かれており、小論文は学科ごとに別の問題が用意されます。経済学部経済学科の受験生は、経済学科向けに作られた問題を解くことになります。
直近に公開された経済学科の問題は、ある経済・社会のテーマについて立場の異なる2つの意見が示された資料を読み、それぞれの主張を150〜200字で要約する設問が2問、最後に自分の考えを400字程度で論じる設問が1問という構成でした。60分で合計800字前後を書き切る計算になります。
ここから逆算できる対策は具体的です。
- 要約の訓練がそのまま得点になります。設問の半分は「筆者の主張を150〜200字でまとめる」形式です。自分の意見を書く練習より先に、新聞の社説やオピニオン記事を200字で要約する練習を毎日1本続けるほうが効果的です。
- 対立する2つの立場を整理する型を持っておく。「誰にとっての利益/誰にとっての負担か」「短期と長期でどう変わるか」という軸で両論を並べられるようにしておくと、要約でも論述でも使えます。
- 400字で結論から書く。60分のうち論述に使えるのは実質20分程度です。「結論→理由2つ→反論への配慮→再結論」の型を先に固め、書きながら考えない状態にしておきます。
- 時事の下地を作る。賃金、物価、雇用、財政、社会保障、産業構造といった、新聞の経済面で繰り返し扱われるテーマは、背景知識があるかどうかで書ける中身が変わります。
経済学科の3つのポリシーには、小論文の評価のねらいとして「文章による表現力や論理的思考力、判断力を評価します。また、その基となる知識の程度についても評価します」と明記されています。書き方だけでなく、知識の裏づけも見られると考えてください。
英語(200点・90分)
免除制度を使わない場合、ここが最大の得点源であり最大の失点源です。大学が公表した直近の出題の意図によると、英語は大きく次の構成でした。
- 文法・語彙の運用力を問う設問(文の意味を正確に理解し、適切な語句や文法形式を選ぶ)
- 400〜600語程度の文章に最も適した文法形式・語彙・表現を選ぶ設問
- 200〜400語程度の文章について同様に問う設問
- 日常的な状況の短い会話を完成させる設問
- 短文中の文法・語彙の誤りを見つける設問
- 社会的・教育的なテーマについて英語で意見を論理的かつ説得的に述べるライティング
公開された解答例では、選択式の設問が60問を超えていました。短時間で多くの設問を正確に処理する力と、英語で意見を書く力の両方が必要という構成です。
- 選択式部分は、語法・語彙・前置詞・時制といった基礎文法の精度が直接点数になります。大学受験用の標準的な文法問題集を1冊、間違いがなくなるまで反復するのが最短です。
- 文章単位の空所補充は、単語だけでなく論理の流れ(対比・因果・言い換え)を追えるかが問われます。段落ごとに要旨をメモしながら読む訓練が効きます。
- ライティングは型を決めて時間内に書き切ることが第一です。テーマは社会や教育に関わるものなので、小論文の対策と内容面で重なります。日本語で考えた論点を英語に落とす練習を、週1本でも続けてください。
国語(100点・90分)
要項に「現代文・古文(漢文を除く)」と明記されています。漢文の対策は不要です。直近に公開された出題の意図では、次のように示されていました。
- 現代文:評論からの出題で、漢字の書き取り、空欄補充、脱文挿入によって国語の基礎力を問い、記述問題で読解力と表現力を問う。大学は「本学一年次あるいは二年次相当の国語力と教養があるかどうかを問う問題」と説明しています。
- 古文:古典作品からの出題で、基礎的な古語と古典文法の知識をもとに内容を理解する読解力、表現力、および基本的な文学史の知識を問う。
ポイントは3つです。第一に、漢字の書き取りが実際に出題されるため、対策すれば確実に取れる部分があります。第二に、古文が必ず出ます。編入試験で古文が課される大学は多くないので、大学入試以来触れていない方は文法(助動詞・敬語)と古語の基礎からやり直す時間を見込んでください。第三に、文学史も問われます。作品名・成立時代・ジャンルの対応を一覧で押さえておくだけで数点が変わります。
面接と志望理由書
面接は点数ではなく〈評価ABCF〉の段階評価で、書類審査の評価が面接評価に含まれます。つまり志望理由書と志願者調書は、提出した時点で採点対象に入っていると考えるべきです。
経済学科の3つのポリシーには、面接(書類審査を含む)の評価のねらいがこう書かれています。「本学科において勉学する目的の明確さや適性について評価します。また、口頭による表現力や論理的思考力、判断力を評価するとともに、志望する学問分野の知識の程度についても評価します」。意欲だけでは足りず、経済学の知識も見られるということです。
あわせて、経済学科のアドミッション・ポリシーは受け入れたい学生像を次のように示しています。
- 経済学科で学ぶために十分な、高等学校卒業レベル以上の基礎学力(特に、外国語、国語、数学、歴史に関する知識・技能)を身につけている
- 自身の考えを口頭または文章で的確に表現できる
- 社会・経済に強い関心を有し、経済学科で学ぶ知的総合力を活かして社会に貢献する意欲を持っている
筆記に数学はありませんが、アドミッション・ポリシーには数学が挙げられています。面接で数学の学習歴を問われる可能性を考えて、統計や数式に対する構えを言葉にできるようにしておくと安心です。
提出書類の実務面も押さえておきましょう。
- 志望理由書(所定用紙)の課題は「本学部・本学科への志望理由を記述しなさい」で、自筆またはWordでの作成が指定されています。字数の指定はありませんが、用紙1枚に収める前提で構成を考えます。
- 志願者調書には、高等学校卒業以降の学歴を空白期間がないように現在まで記入し、職歴も記入します。休学や中退がある方は、その期間をどう説明するかを面接前に整理しておいてください。
- 志願者調書で志望年次(2または3)と種別(編入学/転入学)を自分で申告します。
南山大学経済学部は経済学科の1学科のみで、専攻分野科目は「経済分析の方法」「政策」「国際」「歴史と思想」の4つの領域に整理されています。この4領域のどこに関心があるのかを言葉にできるかどうかが、志望理由書と面接の説得力を大きく左右します。
出願手続きの実務チェックリスト
南山大学の編入学・転入学試験は郵送出願のみで、Web出願はありません。書類の種類が多く、金融機関の窓口手続きも必要なため、締切間際の準備では間に合いません。
- 出願の3〜4週間前:証明書の手配。卒業(修了)証明書または卒業(修了)見込証明書、成績証明書(厳封)を在籍校・出身校に依頼します。見込証明書と、卒業見込者・転入学志願者の成績証明書は出願6ヵ月以内に発行されたものという条件があります。古い証明書は使えません。
- 転入学で出願する方:単位修得見込証明書(出願時に履修中の科目と単位数が確認できる書類・厳封)が追加で必要です。成績証明書に履修中の科目と単位数が記載されていれば不要、すでに必要単位を修得済みの場合も不要です。
- 英語免除を申請する方:所定用紙Bとスコア証明書の原本が必要です。IELTSの直送は到着まで4〜6週間かかるため、要項の指示どおり11月末までに手続きを終えてください。
- 専修学校専門課程・高等学校専攻科から出願する方:当該課程が文部科学大臣の定める基準を満たしていることを証明する、学校発行の証明書が追加で必要です。
- 入学検定料35,000円:所定用紙を切り離さずに金融機関の窓口へ持参し「電信扱」で納入します。ATM・現金・為替は受け付けられません。窓口の営業時間があるため、出願直前の平日を1日確保しておきましょう。
- 提出書類は原本が原則。再発行できない書類は、出身校が原本証明(機関印つき)をした複写を提出します。原本証明が受けられない場合は、出願前に入学センターへ問い合わせが必要です。
- 郵送は簡易書留速達郵便。所定用紙「出願用封筒表書」を角2以上の封筒に貼り、所定用紙を折り曲げずに入れます。受験票返送用封筒(長3・速達料金分の切手)と宛名シールも同封します。
- 締切は最終日消印有効。2027年1月8日〜1月15日の8日間しかありません。年始をまたぐため、郵便局の営業日も確認しておいてください。
- 書類に不備があると受理されないことがあります。不備は電話等で連絡されますが、出願期間内に解消できなければ出願を受理できないと要項に明記されています。締切当日の投函は避けましょう。
- 受験上の配慮が必要な方は2026年12月1日までに申請します(社会人入学審査は2026年8月31日まで)。出願を検討している段階での申請でも構わないとされています。
併願の組み立て方
学内併願はできない
要項の募集学部一覧に「複数学部・学科・専攻への出願はできません」と明記され、8学部すべてが2027年2月24日の同一日程・同一時間割です。経済学部と経営学部、経済学部と総合政策学部といった学内併願はできません。出願後の志望変更も認められないため、出願前に志望を1つに確定させる必要があります。
ただし小論文が学科別に作られていることを考えると、これは受験生にとって必ずしも不利ではありません。学科を絞って準備できるぶん、志望学科向けの小論文対策に時間を集中できます。
他大学との併願では「最後の1枚」に置ける
編入試験は6月から11月に集中する大学が多く、2月下旬という南山大学の試験日はかなり遅い部類です。出願が1月8日からなので、秋までの併願校の結果を見てから出願を判断できます。次のような組み立てが可能です。
- 夏(6〜8月)に国公立大学の経済系を受験し、秋(9〜11月)に私立大学の編入試験を受け、1月に南山大学へ出願、2月に受験する。
- 秋の結果が思わしくなかった場合の再挑戦先として確保しておく。英語の免除申請まで狙うなら、TOEFL・IELTS・TEAPの受験は遅くとも11月までに済ませておく必要があります。
注意点もあります。合格発表が3月4日、入学手続の締切が3月11日で、国公立大学の後期日程の合格発表と時期が重なります。入学手続後に辞退した場合、入学金は返還されません(授業料と教育充実費等は、期限内に所定の手続きをすれば返還されると要項に定められています)。併願する場合は、この費用の扱いを事前に確認しておいてください。
合格後:単位認定と学費
単位認定の仕組み
経済学科の卒業に必要な単位は128単位です。編入後の単位認定は次の2つの方法で行われます。
- 包括認定:短期大学・高等専門学校を卒業した方、大学に2年以上在学し62単位以上修得した方、基準を満たす専修学校専門課程・高等学校専攻科の課程を修了した方に対し、50単位を上限に認定。
- 読み替え認定:前の学校で履修した科目のうち、南山大学の開講科目に相当するものについて、その修得単位数を認定。
- この2つを合わせて、卒業に必要な総単位数の2分の1(=64単位)が上限です。
つまり3年次に編入した場合、認定が上限いっぱいでも残り64単位を2年間で修得することになります。経済学科の卒業要件には演習科目12単位・基礎科目8単位の必修が含まれ、3年次に専門演習(ゼミ)、4年次に卒業論文という流れが組まれています。編入直後からゼミに入って卒論に向かうスケジュールになるため、学びたいテーマをある程度固めてから入学するほうがスムーズです。
単位認定の申請には成績証明書とシラバス(講義概要)が必要です。ガイダンスは2027年3月12日・15日・16日のいずれかに行われます。前籍校のシラバスは卒業後に入手しづらくなることがあるので、在学中にPDFなどで保存しておくことを強くおすすめします。
初年度の納入金(2027年度)
| 区分 | 入学手続時 | 秋学期(9月下旬) | 初年度合計 |
|---|---|---|---|
| 3年次編入学・転入学 | 764,750円 | 512,000円 | 1,276,750円 |
| 2年次編入学・転入学 | 740,600円 | 537,000円 | 1,277,600円 |
入学金(3年次250,000円/2年次200,000円)、授業料、教育充実費、学生教育研究災害傷害保険、後援会入会金・後援会費、同窓会入会金・年会費を含む金額です。出典: 南山大学「入学試験要項2027 編入学・転入学試験」。2028年度以降の金額は改定される可能性があります。
- 南山大学の学部卒業者および南山学園内の短期大学卒業者は、入学金が免除されます。該当する場合は入学手続時に申請書等の提出が必要です。
- 学部により、入学時に学会費やその他の費用が必要になる場合があります。
- 高等教育の修学支援新制度の支援を受けている方は、編入・転入後も支援を継続するために、出願後すみやかに大学の学生課へ連絡するよう要項に記載されています。
学習ロードマップ
2027年2月24日の試験に向けた標準的な進め方です。英語の免除を狙うかどうかで前半の中身が変わります。
- 〜9月(方針決定)
まず英語の免除を狙うかどうかを決めます。TOEFL iBT・IELTS・TEAPのいずれかで模試や体験受験を1回受け、基準との距離を測ってください。狙う場合は受験日程を逆算して予約します。並行して、自分の出願区分(編入学か転入学か)と年次(2年次か3年次か)を、在籍校の成績表で確定させます。社会人入学審査の対象になる方は、この時点で出願が9月11日から始まります。
- 9月〜11月(基礎固め)
英語は文法問題集を1冊仕上げ、400〜600語程度の英文を毎日1本読む習慣をつけます。国語は古文の文法(助動詞・敬語)と古語の基礎、漢字の書き取り、文学史の一覧を並行して進めます。小論文は、新聞のオピニオン記事を200字で要約する練習を毎日1本。免除を狙う方は11月までに外部試験の受験を終えるのが目安です(IELTSの直送は到着まで時間がかかります)。
- 11月〜12月(書類と実戦)
志望理由書の下書きを作り、経済学科の4領域のうちどこに関心があるかを言語化します。志願者調書の学歴・職歴を空白期間なく書けるよう資料をそろえます。証明書の発行条件(出願6ヵ月以内)を踏まえて、発行時期を逆算して依頼します。小論文は60分で要約2問+400字論述を時間内に書き切る練習に切り替えます。受験上の配慮が必要な方は12月1日までに申請します。
- 1月上旬(出願)
1月8日〜15日に出願。入学検定料は金融機関の窓口で「電信扱」、書類は簡易書留速達で郵送します。免除申請をする方は所定用紙Bとスコア証明書の原本を忘れずに。締切当日の投函は避け、余裕をもって発送してください。
- 1月〜2月(直前期)
大学が公開している直近1年度分の過去問題と出題の意図・解答例に必ず目を通します。時間配分を体に入れるため、9:30小論文→11:00英語→13:30国語という本番の並びで通し演習を2回はやっておきましょう。面接は、志望理由書に書いた内容をもとに「なぜ経済学か」「なぜ南山か」「入学後に何を研究したいか」を口頭で3分話せる状態にします。2月19日頃に試験室の案内が大学Webページに掲載されます。
- 2月24日(本番)
9:10集合。昼食と、通信・電卓・辞書機能のない時計を持参します。9:30の開始から20分以上の遅刻で全科目が受験できなくなります。面接は15:30から順次で、待機時間が長くなることがあります。合格発表は3月4日13:00、入学手続は3月11日まで。不合格だった場合も、4月1日から5月7日の間に請求すれば科目別得点と面接評価の開示を受けられます。再挑戦するなら、この開示は次の一手を決める材料になります。
よくある質問
南山大学経済学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
南山大学は「入試結果〈その他の入試〉」で編入学・転入学試験の志願者数と合格者数を学科別・年次別に公表しています。経済学科の一般の編入学・転入学試験は、2022〜2026年度の5年度で3年次が志願6名・合格1名、2年次が志願2名・合格0名でした。ただし公表されているのは志願者数と合格者数だけで受験者数の列がなく、合格者が出ていない年度もあるため、倍率という形では算出していません。志願者が少ないことは競争率が低いことを意味せず、基準に届かなければ合格者を出さない選抜だと読むのが実態に近い数字です。
英語はTOEICのスコアでも免除されますか?
免除されません。2027年度入学試験要項で免除の対象になると定められているのは、TOEFL iBT(Home Edition は不可)、IELTS のアカデミックモジュール(IELTS Online は不可)、TEAP の3つだけで、TOEIC や実用英語技能検定は挙げられていません。基準は TOEFL iBT が総合92以上かつ各技能18以上(2026年1月21日以降の受験は総合4.5以上かつ各技能4以上)、IELTS が総合6.5以上かつ各技能5.5以上、TEAP が総合360以上かつ各技能60以上です。総合基準と各技能基準の両方を1度の受験で満たす必要があります。
英語の免除を受けると、どのくらい有利になりますか?
基準スコアを提出して認められると「英語」科目の得点が満点として扱われ、試験当日の英語も免除されます。経済学部の筆記は小論文100点・外国語(英語)200点・国語100点の合計400点で、英語だけで配点の半分を占めます。つまり免除が認められた時点で400点中200点が満点で確定し、残りは小論文と国語の200点で競うことになります。免除を使わない受験生との差が非常に大きいため、出願までに基準スコアを取れるかどうかは戦略の中心になります。
何年次に編入できますか。2年次と3年次のどちらを選べばよいですか?
南山大学経済学部経済学科は2年次と3年次の両方で若干名を募集しています。出願時に志願者調書で年次を選びますが、要項には「2027年3月までの修得単位数や試験結果により、3年次に志願しても2年次への入学しか認められないことがあります」と明記されています。実際に、経済学科の社会人入学審査で3年次に志願した方が2年次合格になった年度も公表データに記録されています。修得単位が60単位に届くかどうかが分かれ目になるため、まず自分の単位数を確認してから年次を決めてください。
「編入学」と「転入学」は何が違いますか?
編入学は大学・短期大学・高等専門学校を卒業した方や、基準を満たす専修学校専門課程・高等学校専攻科の課程を修了した方(いずれも見込みを含む)が対象です。転入学は大学に在籍したまま移る区分で、2年次志願は大学に1年以上在籍し在籍大学で30単位以上、3年次志願は大学に2年以上在籍し在籍大学で60単位以上の修得(見込みを含む)が必要です。つまり30単位・60単位という条件は転入学の要件であり、短大や高専を卒業して編入学で出願する方にはかかりません。なお南山大学の学部に在籍している方は出願できません。
南山大学の他の学部・学科と併願できますか?
できません。2027年度入学試験要項の募集学部一覧に「複数学部・学科・専攻への出願はできません」と明記されており、8学部すべてが2027年2月24日の同一日程・同一時間割で実施されます。また出願後の志望学部・学科・専攻の変更もいかなる理由でも認められません。学内併願はできない前提で志望を1つに絞る必要があります。一方で試験日が2月下旬と編入試験としては遅く、出願は2027年1月8日からなので、秋に実施される他大学の編入試験の結果を見てから出願を判断できるという利点があります。
過去問は手に入りますか?
南山大学は編入学・転入学試験の過去問題を公式サイトで公開しています。ただし著作権の関係で直近の1年度分だけが提供され、それ以前の年度は掲載されません。問題集には英語・国語・数学・各外国語に加えて学科別に作成された小論文が収録され、直近の公開分には経済学部経済学科の小論文も含まれています。なお「出題の意図」と「解答例」が用意されているのは英語・国語・数学と各外国語だけで、小論文には付きません。この記事では著作権の観点から、過去の設問そのものは記載していません。最新の掲載状況は大学の入試情報ページで確認してください。
編入後は2年間で卒業できますか。単位はどこまで認定されますか?
経済学科の卒業に必要な単位は128単位です。単位認定には包括認定(短期大学・高等専門学校卒業者、大学に2年以上在学し62単位以上修得した方などに対して50単位を上限に認定)と読み替え認定の2つがあり、合わせて卒業に必要な総単位数の2分の1、つまり64単位が上限になります。要項には、認定される単位が不足する場合「3年次合格者は2ヵ年で卒業できないことがあります」と明記されています。認定申請には成績証明書とシラバスが必要で、ガイダンスは入学前の3月中旬に行われます。
まとめ
南山大学経済学部の編入試験は、小論文100点・英語200点・国語100点の400点+面接で決まる、科目負担の大きい選抜です。学内併願はできず、志望は経済学科ひとつに絞ることになります。
最初に決めるべきは英語の免除を狙うかどうか。対象はTOEFL iBT・IELTS・TEAPの3つだけで、TOEICは使えません。免除が認められれば配点の半分が満点で確定するため、この判断が準備計画のすべてを規定します。免除を狙わない場合は、文法の精度と英語ライティングに時間を配分してください。
大学が公表している入試結果を見ると、経済学科の志願者は年に0〜2名と少ない一方、合格者が出ない年度もあります。「志願者が少ないから入りやすい」ではなく「基準に届いた人だけが通る」試験だと考えるのが実態に近いはずです。小論文の要約と論述、国語の古文と漢字、そして「なぜ南山大学の経済学科なのか」を語れる志望理由書。この3つを積み上げることが、そのまま合格への近道になります。まずは自分の修得単位数を確認し、英語の外部試験を1回受けてみるところから始めてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要・出願資格・実施状況は、南山大学が公表する募集要項および入試結果をもとに毎年度確認し、更新しています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日

