入門刑事法〔第8版〕
出版社
有斐閣
出版日
2022/3/30
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、刑法・刑事訴訟法・刑事学の三つの分野を一冊でカバーした総合入門書である。刑事法全体について基礎から体系的に理解したい編入受験生に適しており、特に複数分野にまたがる出題がなされる可能性のある大学を志望する場合には有用である。
また、すでにどれか一つの分野について学習した経験のある受験生にとっても、他分野の理解を補ったり、過去問との関係で関連箇所を調べたりと、柔軟に参照できる一冊となっている。
さらに、コラムも充実しており、単なる知識の習得にとどまらず、法の背景や制度の意義に関する理解を深める補助的な役割も果たす。
ターゲット大学
北海道大学 法学部
法政大学 法学部
名古屋大学 法学部
京都大学 法学部
大阪大学 法学部
大阪公立大学 法学部
神戸大学 法学部
広島大学 法学部
愛媛大学 法文学部 など
使い方
まずは全体を一読し、初見の用語や難解な説明はメモしておくのが望ましい。再読時にはそのメモを起点に理解を深め、必要に応じて条文や判例を確認すると効果的である。
また、過去問との関連性が高いトピックや分野ごとに辞書的に参照する使い方も推奨される。その際には、単元のつながりやコラムの補足説明を手掛かりに、体系的な理解を意識するとなおよい。
注意点
本書には特段の欠点は見られないが、網羅性が高い分、出題範囲に直接関係しない記述も含まれているため、全体を無理に読み込もうとすると時間を要する可能性がある。
そのため、「刑法だけ深く知りたい」などのニーズがある場合には、必要な分野に絞って利用するというスタンスが効率的である。







