教育政策・行政の考え方
出版社
有斐閣
出版日
2020/12/8
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
教育学の入門書を一通り読み終えた後、より専門的な内容へと進みたい編入受験生におすすめ。
特に、教育行政学や教育政策学といった、制度や政策の仕組みに関心のある受験生にとっては最適な一冊であり、教育を“制度”の側面から捉えたい人にとっての登竜門ともいえる。
ターゲット大学
教育行政学・教育政策学が出題される全大学
使い方
本書は、教育制度や行政、教育政策の基本的な枠組みを、理論と現実の双方から整理して学べる構成になっている。
「教育は誰のために」「国家と教育の関係」「教育の地方分権」など、教育を取り巻く大きな社会的・制度的枠組みを理解することができる。
特に編入試験では、教育政策や制度改革などを論述形式で問われることも多く、本書で得た視点を答案作成に活かすことができる。
ただし内容は平易とは言い難く、特に高校レベルの「現代社会」や「政治経済」にあたる知識(例:三権分立、官僚制、地方自治など)が前提となっている部分も多い。
読んでいて理解できない章があれば、一度立ち止まり、高校レベルの社会科や教育学入門書を復習し直してから読み進めることが効果的である。
注意点
教育学の基本的知識や、国家・社会の制度に関する理解が不十分な場合、本書の議論は抽象的かつ制度的で難解に感じられることが多い。読み進める中で詰まる部分があれば、無理に読み進めるのではなく、必要に応じて前提知識を補うこと。
初学者にはやや歯ごたえがある内容であるため、最初から通読を目指すのではなく、関心のある章から読み進める方法も有効。
出題頻度が高い「教育行政と分権化」「教育政策の変遷」などの章は、特に重点的に読み込むと良い。







