はじめての特別支援教育--教職を目指す大学生のために 改訂版
出版社
有斐閣
出版日
2014/12/20
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
将来的に教職を志す受験生、または教員養成系の大学を志望する受験生におすすめである。
特に、「特別支援教育」に関する出題がある大学を受験する場合には、本書での体系的な学習が効果的である。
ただし本書は、教育学の基本的な枠組みに慣れた二冊目以降に読むべき教科書であり、いきなり読み始めるとやや抽象的に感じられる可能性もある。
ターゲット大学
教育大学
愛媛大学(ただしコースによる)
使い方
本書は、「特別支援教育とは何か」から始まり、その目的や歴史的背景、現代的課題までを広く扱っている。
各章において、「障害とは何か」「誰が支援を行うのか」「学校制度との関係はどうなっているのか」といった根本的な問いを通じて、支援教育の理論と実践の両面をバランスよく学べる構成になっている。
最初は通読しながら、各テーマの基本的な構造をつかむ。
その後、志望先の過去問に出題されたテーマ(インクルーシブ教育、教育現場での課題、特別支援学校制度など)に関係する章を繰り返し読むことで、実際の答案作成に直結させることができる。
さらに余裕があれば、教育基本法や学習指導要領などと絡めて、政策的な背景と接続しながら理解を深めると良い。
注意点
特別支援教育の出題頻度には大学間の大きな差がある。
教育大学の多くでは頻出だが、一般大学ではほとんど出題されないこともあるため、受験予定の大学の要項や過去問で出題傾向を必ず確認すること。初学者にとっては「支援の定義」や「制度の歴史」が抽象的に感じられる箇所もあるため、最初は用語の意味をしっかり確認しながら進めるのが望ましい。







