民事法入門 第9版
出版社
有斐閣
出版日
2025/3/27
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、民法全体を体系的に解説した入門書であり、法学初学者にとっての標準的な一冊として位置づけられる。民法の全体像を学ぶために適しており、条文の背景や制度趣旨に触れながら進めることができる。
また、必要な範囲で民事訴訟法や会社法にも言及しており、民法を中心に据えつつも、周辺法分野との関連を踏まえた学習が可能となっている点も本書の特徴である。
これから民法の基礎を固めていきたい編入受験生にとって、十分な情報量と広がりを持つ良書である。
ターゲット大学
北海道大学 法学部
法政大学 法学部
名古屋大学 法学部
京都大学 法学部
大阪大学 法学部
大阪公立大学 法学部
神戸大学 法学部
広島大学 法学部
愛媛大学 法文学部 など
使い方
まずは全体を通して一読し、内容の流れを把握することを優先する。その際、わからなかった用語や説明については必ずメモしておき、再読時に重点的に復習することで効率よく理解を深めることができる。
本書は民法の「概観」を目的とした入門書であるため、細かい知識の網羅を目指すよりも、構造や制度趣旨を理解することを意識した読み方が効果的である。
注意点
本書は「18歳からはじめる民法〔第5版〕」に比べると情報量が多く、より本格的な内容となっている一方で、図表はほとんど使われておらず、文章主体の構成となっている。そのため、文章をじっくり読み込むタイプの編入受験生には向いているが、視覚的に理解したいタイプの学習者にとっては、ややとっつきにくく感じることもある。
図解が欲しい場合は、他のビジュアル教材と併用するのも一つの方法である。







