教育認知心理学の展望
出版社
ナカニシヤ出版
出版日
2016/3/30
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
京都大学学士編入試験で大問2(教育心理学系)を選択する受験生は必読である。
最難関大学の心理学系問題に対応するための学習としては、本書が事実上の最高峰といっても過言ではない。内容の難易度は高く、読み込むほどに理解の深まりと共に、本番の試験問題が易しく見える可能性すらある。
ただし、一冊目として取り組むにはあまりにも歯ごたえがありすぎるため、入門書を一通り学んだ後のステップアップとして位置づけるべきである。
ターゲット大学
京都大学 教育学部(学士編入・大問2)
教育心理学を重視する難関大学(大学院入試レベルも視野に入る受験生)
使い方
本書は、教育心理学の理論や研究を高度な水準で網羅しており、大学院入試にも対応可能なレベルである。したがって、読み進める際には以下の点に留意すべきである。
前提として「教育心理学」などの基本的な教科書を読了していることが望ましい。
理解が進んだテーマや関心のある領域から読み始め、無理に全体を通読しようとしない。
一度で理解できない内容が出てくるのは当然であるため、読みながらメモを取り、自分の言葉で再整理していく姿勢が重要である。
時間をかけてでも、1テーマずつ咀嚼しながら読み進めていくことで、編入試験だけでなくその後の大学での学びにもつながっていく。
注意点
大学院レベルの記述内容を含むため、読んで理解できない部分があっても落ち込まないこと。必要に応じて補助教材を使いながら読み進めるとよい。
数年前から改訂版の刊行が噂されており、今後新版が出る可能性がある。購入前には出版社の公式情報を確認することを推奨する。
答案作成に直結するタイプの教科書ではないため、知識をどう論述に応用するかは別途練習が必要である。







