民法入門〔第2版〕
出版社
法律文化社
出版日
2021/9/10
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、図表を多用しながら民法の基本的な制度を丁寧に解説していくタイプの入門書であり、民法を初めて学ぶ編入受験生にとって安心して取り組める構成になっている。
解説はプレーンかつ丁寧で、専門用語に不慣れな段階でもつまずくことなく読み進めることができるため、民法に対する苦手意識を払拭する導入教材として非常に有用である。
また、ある程度入門書を読んだ経験のある編入受験生が、理解をさらに深めるための補助教材としても活用可能であり、簡単な事例問題が出題される大学を志望する編入受験生にもおすすめできる。
ターゲット大学
北海道大学 法学部
法政大学 法学部
名古屋大学 法学部
京都大学 法学部
大阪大学 法学部
大阪公立大学 法学部
神戸大学 法学部
広島大学 法学部
愛媛大学 法文学部 など
使い方
初学者の場合は、まずは全体を通して一読し、わからない用語や論点が出てきたら必ずメモに残すこと。再読の際にはそのメモを中心に重点的に確認することで、効率的に理解を深めることができる。
さらに、本書の特徴を活かして、自分で図やフローチャートを書きながら事例を整理する勉強法も効果的である。入門書をすでに読んだことのある編入受験生であれば、気になるテーマだけを拾い読みする形でも有益な学習ができる。
注意点
制度解説は非常に丁寧で親切だが、情報量という観点では『民事法入門[第9版]』などに比べてやや簡潔である。より専門的な知識や網羅性を求める段階に入った編入受験生にとっては、補助的な教材として位置づけるとよい。
一方で、図表による視覚的理解や初期のインプット段階には非常に適しており、学習の導入期から理解の橋渡し段階まで幅広く対応できる一冊である。







