オリエンテーション民法〔第3版〕
出版社
有斐閣
出版日
2024/10/21
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、民法全体をカバーしながら、具体的なケース(事例)を通して法的な制度や思考を解説するスタイルの概説書である。図表も多く掲載されており、複雑な概念や制度についても視覚的にイメージを掴みやすくなっている。
巻末の第4部には、全体の内容を整理するまとめも収録されており、知識の定着や復習に非常に便利である。初めて民法を学ぶ初学者から、すでに一通り民法の基礎を学習済みの編入受験生まで、幅広く対応できる一冊として高い汎用性を誇る。
ターゲット大学
北海道大学 法学部
名古屋大学 法学部
京都大学 法学部
大阪大学 法学部
大阪公立大学 法学部
神戸大学 法学部
広島大学 法学部 など
使い方
初学者はまず一通り全体を通読し、読みながらわからなかった用語や説明は必ずメモに残しておく。再読時にはそのメモを中心に重点的に復習することで、より深い理解に結びつく。
一方で、入門書をすでに読んだことがある編入受験生にとっては、過去問対策や苦手分野の補強のために、該当する箇所だけを辞書的に参照する使い方も有効。まとめの章を確認するだけでも、全体像を俯瞰することができる構成となっている。
注意点
初学者でも読み進めることは可能だが、全体としてページ数が多く、情報量も豊富であるため、途中で挫折しないように注意が必要である。いきなり本書に取り組むのが重いと感じる場合は、やさしい入門書で基礎を固めてから読み進めると、より効果的に活用できる。
しっかり読めば非常に有益な内容である一方で、計画的に読む姿勢が求められる教材である。







