マクロ経済学 第2版(二神・堀)
出版社
有斐閣
出版日
2017/4/5
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、入門書でマクロ経済学の基礎を学び終えた編入受験生にとって、中級レベルへのステップアップとして最適な一冊である。とりわけ、「経済成長理論」などの理論モデルの解説が丁寧であり、マクロ経済学の理解を完成させたい受験生に向いている。標準的なテキストとして、本書の内容を体系的に理解すれば、インプットとしては十分といえる。
ターゲット大学
京都大学経済学部
大阪大学経済学部
神戸大学経済学部
神戸大学経営学部
名古屋大学経済学部
横浜国立大学経済学部
東北大学経済学部
上智大学経済学部
中央大学経済学部
福島大学経済経営学類
筑波大学社会学類
新潟大学経済科学部
埼玉大学経済学部
滋賀大学経済学部
使い方
【1週目】
※印が付された単元は後回しにして構わないため、まずは全体を通読する。各章末の練習問題には必ず取り組むこと。最初は解答を参照しながらでよい。解答は出版社Webサイトに掲載されている。理解が不十分な箇所には目印を付ける。巻末の数学補論も必要に応じて活用する。
【2週目】
1週目で理解できなかった論点を中心に、丁寧に再読する。志望大学の過去問と照らし合わせて、必要に応じて※印の単元にも取り組む。ただし、第9章および第15〜17章は発展的な内容であり、基本的に出題されない。ERE受験生も、出題された場合に備えて確認する程度で良い。
【3週目】
主要な論点を概ね理解し、計算問題も解答を見ずに解けるようになった段階で学習完了とする。
【補足】
第4章は名古屋大学「ファイナンス論」の対策としても活用可能である。誤植や補足解答については、以下の公式ブログで確認できる:
http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2017/04/16502.html
注意点
編入試験対策においては、本書の内容を押さえることで追加のインプットは基本的に不要である。また、練習問題を通じたアウトプットも可能であり、次のステップとして過去問演習へ進むのが自然な流れである。
特に、数式やグラフの意味を「理解したつもり」で終わらせず、なぜその式が必要なのかを納得できるまで精読することが重要である。
ERE受験生は、本書に加えてERE対策問題集にも並行して取り組むことで、より確実な定着が期待できる。







