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新・らくらくミクロ経済学入門

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新・らくらくミクロ経済学入門

ミクロ経済学は編入試験でよく出題される科目ですが、経済学を学んだことがない受験生にとっては、需要曲線や消費者余剰といった基本概念の理解が大きな障壁になります。本書は「らくらく」というシリーズ名の通り、難しいミクロ経済学の考え方を図表を使ってわかりやすく説明しており、編入対策の入り口として多くの受験生に選ばれています。

この本の位置づけ

本書は経済学を学んだことがない受験生や、ミクロ経済学の基礎概念がまったく頭に入っていない受験生を対象としています。「経済学は初めて」という状態から「編入試験の基本的な問題なら解ける」というレベルまでを目指す参考書です。

同じ著者による「らくらくマクロ経済学入門」と異なり、本書は供給曲線・需要曲線といった市場メカニズム、独占市場、比較優位による国際貿易など、ミクロ経済学に特化した内容になっています。より詳しく学びたくなった場合に備え、次のステップとなる参考書を用意しておくことをお勧めします。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

着手は編入対策を始めた直後、遅くとも1年生の後期までが目安です。ミクロ経済学は多くの編入試験で出題されるため、この基礎を早期に固めることで、その後の応用問題や他科目の学習がスムーズになります。

もし導入が遅れると、編入試験の過去問を見たときに「基本的な用語や考え方がわからない」という状態に陥り、直前期の準備が間に合わなくなる可能性があります。反対に早すぎることはありませんが、数学の基礎(グラフの読み書き、簡単な計算)ができていないと、せっかく読んでも理解が進まないため、必要に応じて先に高校数学の復習をしておくと効果的です。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

名古屋大学経済学部

ミクロ経済学

頻出テーマ完全競争市場、市場メカニズム、総余剰、市場均衡、完全競争、需要曲線と供給曲線

本書の該当ページ代替効果と所得効果(p.76)、完全競争市場(p.170)、完全競争(p.170)

中央大学経済学部

経済学

頻出テーマ消費者余剰、完全競争市場、総余剰、需要曲線、死荷重、市場均衡

本書の該当ページ完全競争市場(p.170)、消費者余剰(p.26)、均衡点(p.142)

法政大学経営学部

経済学

頻出テーマ独占市場、需要曲線、消費者余剰、完全競争市場、独占企業、供給量

本書の該当ページ供給量(p.141)、代替関係(p.138)、消費者余剰(p.26)

長崎大学経済学部

ミクロ経済学

頻出テーマ需要曲線、消費者余剰、死荷重、価格効果

本書の該当ページ価格効果(p.72)、消費者余剰(p.26)、需要曲線(p.141)

大阪経済大学全学部

経済学

頻出テーマ総余剰、完全競争市場、独占企業、限界収入、比較優位、国際貿易

本書の該当ページ完全競争市場(p.170)、比較優位(p.238)、総余剰(p.27)

福島大学人文社会学群

経済学

頻出テーマ価格変化、効用最大化、完全競争市場、操業停止点、市場均衡

本書の該当ページ操業停止点(p.120)、価格変化(p.68)、完全競争市場(p.170)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

合格者の体験談から、最低でも2〜3周することが推奨されています。1周目は「全体の概観をつかむ」という意識で、理解できなかった部分は飛ばしてもよいペースで読み進めます。2周目以降で、各章についている問題を丁寧に解き、計算過程が正確かどうかを意識しながら進めることが大切です。

本書を読み終わった後、実際の編入試験の過去問を解いてみることをお勧めします。本書では「完全競争市場」「死荷重」「限界収入」といったテーマが扱われていますが、過去問でどのような形で出題されるか確認することで、知識が定着しやすくなります。わからない部分があったら、本書に戻って該当箇所を読み直す往復学習が効果的です。

もし映像授業が利用できる環境であれば、著者による解説動画と組み合わせて学習することで、テキストだけでは伝わりにくい概念の理解が進みやすくなります。

この本を使った合格者の声

オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。

経済学に触ったことのない学生が基礎的な枠組みを掴むために3周使用した。章についている問題は正確さを意識して解いた。

神戸大学 経営学部 合格(2025年度) / 経済学

ミクロ経済学の基礎を固められ、みんな最初に取り組んでいる参考書。編入試験では計算過程も問われるので、それを念頭に計算の練習を何度もした。

神戸大学 経営学部 合格(2026年度) / 経済学

3周実施。1周目は概観、2周目で理解、3周目でさらに深い理解を目指した。全ての基礎になる重要な参考書。

滋賀大学 経済学部 合格(2026年度) / ミクロ経済学

2周した。編入を目指す方が多く使っていたため選んだ。らくらくマクロ経済学と同様に著者の映像を活用して勉強した。

長崎大学 経済学部 合格(2026年度) / 経済学

注意点

本書の出版年が不明なため、その点は各自確認してください。もし版が古い場合、経済学の考え方そのものは変わりませんが、統計データや具体例が現在の状況と異なる可能性があります。

本書はあくまで「基礎を学ぶ参考書」であり、編入試験で頻出の応用問題(例えば、複雑な計算が必要な独占企業の利潤最大化問題)まで対応していません。そのため、本書を3周した後は、より詳しい専門書や過去問演習集に進むことが必要です。また、国際経済学の内容が限定的である可能性があるため、国際貿易をテーマにした編入試験を受ける予定があれば、別途対策が必要か確認しておきましょう。

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