プレップ民法 <第5版増補版>
出版社
弘文堂
出版日
2024/7/23
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、売買契約を中心としながら、民法の基本的な制度を俯瞰的に学べる構成となっている。定評ある「プレップシリーズ」の一冊であり、一定の学習水準を前提とした説明がなされているため、民法の基礎を一通り学習済みの編入受験生が、理解をさらに深めたい段階で手に取るのに適している。
まっさらな状態からの読み始めにはやや難易度が高いため、入門書で民法全体の概要を掴んだ後の「ステップアップ教材」として活用するのが望ましい。
ターゲット大学
北海道大学 法学部
法政大学 法学部
名古屋大学 法学部
京都大学 法学部
大阪大学 法学部
大阪公立大学 法学部
神戸大学 法学部
広島大学 法学部
愛媛大学 法文学部 など
使い方
基本的には一読することを前提にした構成となっており、通読によって売買契約という民法の基本的制度を軸に、民法全体とのつながりを学ぶことができる。
理解を深めたいトピックがある場合は、その箇所に集中して読むのもよいが、本書の構成上、通読によって体系的理解を得ることに重点が置かれているため、部分的に拾い読みするよりは全体を把握する読み方が推奨される。
注意点
本書は、民法の理解を深めるには有用な教材であるが、編入試験における即効性という点ではやや弱い。出題範囲が民法全体に及ばない大学や、民法が出題されない大学を志望する場合には、優先度は低くなるだろう。
一方で、民法が出題される大学を志望している編入受験生にとっては、一読しておくことで答案作成の背景理解が格段に深まるため、志望校の出題傾向に応じて取り入れる価値がある一冊である。







