いつどのタイミングの受験生におすすめか
本書は、国際政治学を中心とした国際関係論の基本的な枠組みを学べる入門書であり、政治学の中でも「国際」という観点に特化した内容が展開されている。図表を活用した解説や章末問題の設置など、受験生が知識を整理・確認しながら学習できる構成となっているのも魅力である。
国際政治の理解を深めたい受験生には非常に有用な一冊であるが、内容にはある程度の前提知識が求められるため、政治学の基礎を一通り学習した後に手に取るのが望ましい。いきなりこの書籍から入るのは、理解のハードルがやや高くなる可能性がある。
ターゲット大学
北海道大学 法学部
法政大学 法学部
名古屋大学 法学部
京都大学 法学部
大阪大学 法学部
大阪公立大学 法学部
神戸大学 法学部
広島大学 法学部 など
使い方
きちんと体系的に学習したい場合は、一度通読した上で、用語や論点をメモしながら理解を深めていくのが基本。章末問題を解くことで理解度の確認もできるため、復習とセットで活用すると効果的である。
一方で、既に政治学全体の学習がある程度進んでいる受験生であれば、興味のある章やテーマだけをピックアップして読むという補充的な使い方もできる。志望校の過去問と照らし合わせながら読むのもおすすめ。
注意点
本書はあくまで「国際政治」に特化した専門的な内容を扱っており、基礎的な政治理論の理解があることを前提として書かれている。そのため、政治学に不慣れな初学者がいきなり読み始めると、内容が難解に感じられることがある。
入門段階ではより基礎的な政治学の概説書を読んだうえで、本書に進むというステップを踏むことが望ましい。







