上智大学総合人間科学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ
上智大学で編入を実施している学部の全体像は上智大学の編入試験対策にまとめています。この記事は総合人間科学部を扱います。
結論:上智大学総合人間科学部の編入試験はこんな試験
上智大学総合人間科学部の3年次編入試験は、2027年度(2027年4月入学)は教育学科・社会学科の2学科だけが募集対象です。前年度(2026年度)まで実施されていた心理学科・社会福祉学科は2027年度の募集がなく、志望学科がすでに決まっている人はまず募集の有無を確認する必要があります。選考は学科試問(教育学科は教育学90分、社会学科は文章理解力・表現力・思考力についての試問60分)と面接、書類審査による総合判定です。大学が公表する「入学試験データ」によると、直近4年間の合格者は教育学科が計1名、社会学科が計0名ときわめて少なく、募集人員「若干名」という言葉どおりの狭き門であることが数字からも裏づけられます。出願には実用英語技能検定準1級やTOEFL iBT・TOEIC L&R+S&W・IELTSなど外国語検定試験のスコアが必須で、準備には時間がかかります。この記事では、大学公式の最新要項・オンライン編入学院の過去問分析・受験者アンケートをもとに、対策の全体像を解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2027年4月入学)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。
| 試験日 | 2026年11月29日(日) 学科試問・面接(午前10:00開始、9:30までに着席) |
|---|---|
| Web出願期間 | 2026年10月1日(木)10:00〜10月7日(水)23:59 |
| 出願書類提出期限 | 2026年10月8日(木)当日消印有効 |
| 受験票公開日 | 2026年11月24日(火)午前10:00頃〜(Web出願システムのマイページから各自印刷し、試験当日に持参) |
| 合格発表 | 2026年12月10日(木)午前10:00(マイページ発表のみ。合格通知書の郵送はありません) |
| 入学手続締切 | 2027年1月8日(金)当日消印有効 |
| 募集学科・人員 | 教育学科・社会学科(各学科とも第3年次 若干名) |
| 出願資格(主なもの) | ①または②、および③を満たすこと(③は必須) ①本学を除く、学位授与権のある4年制大学の2年次までの課程を修了(2027年3月までに修了見込み)し、出願時に60単位以上修得済みの者 ②学位授与権のある短期大学を卒業し短期大学士(準学士)を取得(2027年3月までに取得見込み)の者、または高等専門学校を卒業(2027年3月までに卒業見込み)の者 ③各学科が指定する外国語検定試験のいずれかの基準を満たす者 ※専修学校の専門課程からの出願は原則認められません。ただし修業年限2年以上等の要件を満たし、文部科学大臣が指定した課程を修了して専門士の称号を取得(予定)の者は出願できます。 |
| 外国語検定試験の基準 (教育・社会とも共通) | 実用英語技能検定準1級/TOEFL iBT 72点(0〜120のスコア)または4(0〜6のバンドスコア)/TOEIC L&R785点かつS&W310点(合計スコア)/国連英検B級/IELTS5.5/TEAP330点(各70点)/GTEC1180点/ケンブリッジ英検162点/独検準1級/Goethe-Institut B2/ÖSD B2/仏検準1級/DELF・DALF B2/TCF B2のいずれか1つ |
| 選考方法 | 学科試問+面接を実施し、書類審査とあわせて総合判定 |
| 試験会場 | 四谷キャンパス(北門より入構) |
| 入学検定料 | 35,000円(別途サービス利用料1,100円) |
出願資格・提出書類・スコアの有効期限などの詳細は、必ず上智大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「上智大学 編入学試験」と検索)で確認してください。なお、試験結果や既修得単位・科目内容によっては、編入学年次にかかわらず2年次までの必修専門科目の履修が求められる場合があり、卒業に必要な修業年数が3年以上になることがあると要項に明記されています。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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2027年度の学科変更について
上智大学は2027年度(2027年4月入学)編入学試験の募集学科を「教育学科、社会学科」と公表しました。2026年度まで実施されていた心理学科・社会福祉学科は、2027年度は募集を行いません。募集要項には「募集学科は学生数の変動により年度ごとに異なります」と明記されており、総合人間科学部は特定の学科に固定して毎年募集されているわけではない点が特徴です。心理学科・社会福祉学科への編入を志望していた人は、2027年度はこの2学科での出願ができないため、①教育学科・社会学科のいずれかに志望を切り替える、②心理学系・福祉系の学部がある他大学と併願する、③翌年度以降の募集再開を待つ、といった選択肢を検討する必要があります。募集学科は毎年変わる可能性があるため、出願を検討する年度が近づいたら、必ず上智大学の入試情報サイトで最新の募集要項を確認してください。
出願手続きの実務(チェックリスト)
上智大学総合人間科学部の2027年度のWeb出願期間は2026年10月1日〜10月7日、出願書類の提出期限は10月8日(当日消印有効)と、あわせて約1週間しかありません。外国語検定試験の成績証明書や講義概要のコピーなど準備に時間のかかる書類が多いため、要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。
- 出願1年前〜: 外国語検定試験の受験計画を立てる。TOEIC・TOEFL・IELTS・GTECは出願書類提出期限(2027年度は2026年10月8日)から遡って2年以内に受験したものに限られます。一方、TEAPは2025年度・2026年度に受験したものだけが有効という独自の期限があるため、TEAPを使う人は特に注意してください。実用英語技能検定(英検)は2016年度第1回以降に受験・合格したものであれば利用できます。
- 出願3か月前〜: 単位修得状況を確認する。大学2年次修了ルートで出願する場合、出願時に60単位以上の修得が必要です。在籍する大学・短期大学・高等専門学校の教務窓口で早めに確かめておきます。
- 出願1か月前〜: 成績証明書、在学(卒業見込み)証明書、修得済み科目すべての講義概要のコピー(科目名に下線)など、発行や準備に時間がかかる書類を手配する。志望理由書(800字程度)・学業計画書(1200字程度、3項目)はWeb出願システム上での入力になるため、この時期に下書きを仕上げておくと安心です。
- 出願期間(Web出願:2026年10月1日〜10月7日/書類提出:10月8日消印有効): Web出願システムでマイページを作成し、出願情報の入力・入学検定料の納入(35,000円+サービス利用料1,100円)まで済ませたうえで、志願票などの出願書類を10月8日消印有効で郵送します。検定料納入後は志願学科や志望理由・学業計画等の登録内容を変更できないため、送付前に見直しておきます。
必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず上智大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
上智大学は「入学試験データ」として、編入学試験の学部・学科別の志願者数・合格者数を毎年公表しています(受験者数は公表されていません)。総合人間科学部のうち2027年度も募集がある2学科の直近4年間の数値は次のとおりです(出典: 上智大学「入学試験データ」編入学試験 志願者・合格者数一覧、各年度版。年度は入学年度)。
| 年度 | 教育学科 | 社会学科 | ||
|---|---|---|---|---|
| 志願者 | 合格者 | 志願者 | 合格者 | |
| 2023年度 | 3名 | 0名 | 2名 | 0名 |
| 2024年度 | 0名 | 0名 | 1名 | 0名 |
| 2025年度 | 5名 | 0名 | 2名 | 0名 |
| 2026年度 | 2名 | 1名 | 1名 | 0名 |
この4年間のデータから読み取れるのは次の点です。
- 教育学科は志願者計10名に対し合格者は2026年度の1名のみ。それ以外の3年間(2023・2024・2025年度)は合格者0名でした。
- 社会学科は志願者計6名に対し、4年間を通じて合格者は0名です。
- 募集人員は「若干名」ですが、実際には0〜1名しか合格していない年がほとんどで、志願すれば合格できる規模の選抜ではありません。
- 大学は受験者数(実際に試験を受けた人数)を公表していないため、実質倍率(受験者数÷合格者数)は計算できません。志願者数と合格者数の落差から、上記の水準の難関であることが読み取れます。
参考として、2027年度は募集がない心理学科・社会福祉学科の同じ4年間の数値にも触れておきます。心理学科は志願者計42名に対し合格者は2025年度・2026年度に各1名ずつの計2名、社会福祉学科は志願者計14名に対し合格者は0名でした。総合人間科学部全体でみても、編入学試験の合格者は2023年度0名・2024年度0名・2025年度1名・2026年度2名と、年に0〜2名にとどまっています。
出題傾向と対策(学科試問)
上智大学総合人間科学部は、学科によって学科試問の内容がまったく異なります。オンライン編入学院の過去問分析をもとに、2027年度に募集がある教育学科・社会学科それぞれの出題の特徴を紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。
教育学科:教育学(90分)
教育学科の学科試問は「教育学」(90分)の1科目です。オンライン編入学院の過去問分析では、教育学科の過去問データの蓄積が現時点で確認できていないため、具体的な頻出分野をお示しすることができません(データが確認でき次第、本記事を更新します)。対策の考え方としては、教育原理・教育史・教育制度・現代の教育課題(いじめ・不登校・特別支援教育・教育格差など)といった教育学の基礎的なテキストを1冊通読し、専門用語を自分の言葉で説明できるようにしておくことが出発点になります。あわせて、志望理由書・学業計画書で自分が上智大学の教育学科で何を研究したいかを具体的に説明できるよう、興味のあるテーマを早めに絞り込んでおくとよいでしょう。
社会学科:文章理解力・表現力・思考力についての試問(60分)
社会学科の学科試問は「文章理解力・表現力・思考力についての試問」(60分)です。オンライン編入学院の過去問分析では、この試問は例年1つの社会学的な評論文を読ませる現代文読解の形式で、字数を指定した内容説明が出題の中心です。ただし組み合わせは固定されておらず、漢字の書き取り・読みや語句の空所補充が加わる年(2022〜2024年度)、文章全体の要約論述(200〜300字)が出る年(2024・2025年度)があります。直近4年間の出題テーマと設問構成は次のとおりです。
| 年度 | 出題テーマ | 設問構成 |
|---|---|---|
| 2022年度 | 人間関係論(人間関係の「濃密化」とネット環境) | 漢字書き取り、内容説明(100〜200字)など計6問 |
| 2023年度 | 生活史論(沖縄から本土への若者の移動、質的調査の方法論) | 漢字書き取り、空所補充(選択式)多数、内容説明(20〜100字)など計11問 |
| 2024年度 | 民俗学(日本民俗学の本質と方法論、学問の専門化) | 漢字の書き取り・読み、内容説明(50〜100字)、全体要約(200字)など計7問 |
| 2025年度 | 現代社会論(監視社会・国家安全保障、フィルターバブル) | 内容説明(40〜200字)、全体要約(200〜300字)など計5問 |
この4年間を見ると、社会学の入門書や新書で扱われるようなテーマ(人間関係論、生活史・エスノグラフィー、民俗学、監視社会論など)を素材にした評論文が毎年出題されており、特定の分野に的を絞った対策よりも、社会学的な視点で書かれた評論文を幅広く読み慣れておくことが有効だとわかります。学習の中心は、①新書レベルの社会学系評論を日常的に読む、②本文中の重要語句を自分の言葉で説明する練習、③指定字数(50〜300字)で過不足なく要約する練習、の3点です。書いた要約は第三者に読んでもらい、字数内で論旨が伝わっているかを確認するとよいでしょう。
合格ロードマップ(時期別)
オンライン編入学院が確認できた情報をもとに、試験日(11月下旬)から逆算した対策の考え方を時期別に整理します。
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出願1年前〜:外国語検定試験のスコア確保
実用英検準1級、TOEFL iBT・TOEIC L&R+S&W・IELTS・GTEC・ケンブリッジ英検・独検・仏検・DELF/DALF・TCFのいずれか1つで基準を満たす必要があります。TOEFL・TOEIC・IELTS・GTEC・TCFは出願書類提出期限から遡って2年以内、TEAPは受験できる年度そのものが2025・2026年度に限定されるため、対策の早い段階でどの試験を使うか決めておくと計画が立てやすくなります。
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6か月前〜:学科試問の対策を開始
社会学科志望なら新書レベルの社会学的評論を読む習慣と要約練習、教育学科志望なら教育学の基礎テキストの通読と重要概念の説明練習を進めます。過去問データが確認できる社会学科は、上の表のテーマ傾向を参考に読解の幅を広げておくと安心です。
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3か月前〜:出願書類の作成
志望理由書(800字程度)・学業計画書(1200字程度、3項目)を作成します。「これまでの学業生活その他において特筆したいこと」「編入学後学びたい専門科目の内容」「将来の進路計画等」の3項目を、項目名も含め各400字を目安に記入します(合計1200字程度)。編入学後に何年間で卒業する計画かも学業計画書に記載する必要があるため、履修要覧・シラバスを見ながら卒業までの見通しを立てておきます。
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直前期(10月〜11月):最終確認
出願書類の最終確認と模擬面接を行います。面接では志望理由・上智大学を選んだ理由・卒業研究で扱いたいテーマなどが定番の質問です。第三者(大学の先生や編入予備校のコーチなど)に模擬面接をしてもらい、想定外の深掘り質問にも落ち着いて答えられるよう練習しておくと安心です。
試験当日の持ち物・注意事項
上智大学の募集要項に記載された当日の実務的な注意点をまとめます(年度により変わる可能性があるため、最新の受験票・要項の記載を優先してください)。
- 入構・集合: 試験会場(四谷キャンパス)には北門から午前8時30分より入構でき、試験室には試験開始30分前までに入室します。
- 持参するもの: 受験票、鉛筆またはシャープペンシル(黒のH・F・HB)、プラスチック製消しゴム、鉛筆削り、時計機能のみの腕時計、昼食(学内の食堂は営業していません)。
- 持ち込み禁止: 携帯電話・スマートフォン・タブレット端末・ウェアラブル端末、電卓・電子辞書・翻訳機、万年筆・ボールペン・色鉛筆・マーカーペン、定規・分度器・コンパスなど。試験室に時計はなく、貸し出しも行われません。
- 遅刻の扱い: 個人的な事情による遅刻でも、試験開始後20分以内に北門から入構すれば受験は認められます(ただし試験時間の延長はありません)。公共交通機関の乱れによる遅刻は、状況に応じて考慮される場合があります。
おすすめ参考書
2027年度に募集がある教育学科・社会学科の学科試問に対応する教材から紹介します。教育学科は過去問データの蓄積が確認できていないため教育学の参考書は掲載を見送り、社会学科の現代文読解・要約に対応する教材を中心に選びました。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。
心理学科向けの参考書は、2027年度は同学科の募集がないため今回は掲載していません。教育学科の参考書は、過去問データが確認でき次第あらためて紹介します。
受験の声(アンケートより)
上智大学総合人間科学部について、オンライン編入学院には教育学科・社会学科の合格体験談・試験直後アンケートの蓄積が現時点でありません(データ不足で書けなかった点として本記事末尾にも記載します)。参考として、2025年11月に実施された2026年度入試の心理学科(2027年度は募集していません)受験者の試験直後アンケートを紹介します。総合人間科学部の面接の雰囲気を知る手がかりとして役立ててください。
「穏やかだった印象です。長い面接を想像していましたが面接は一瞬でした。」
— 2025年11月30日受験・心理学科志願者の試験直後アンケートより(面接官3人、質問は志望理由・上智大学である理由・短大での活動内容・研究内容について。心理学科は2027年度は募集していません)
よくある質問
上智大学総合人間科学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
大学が公表する「入学試験データ」では、受験者数は公表されていませんが志願者数と合格者数が公表されています。教育学科は直近4年間(2023〜2026年度)で志願者計10名に対し合格者は2026年度の1名のみ、社会学科は志願者計6名に対し4年間を通じて合格者は0名でした。募集人員は「若干名」ですが、実際には0〜1名しか合格していない年がほとんどで、志願すれば合格できる規模の選抜ではありません。
2027年度に心理学科・社会福祉学科への編入学試験はありますか?
いいえ。上智大学が公表した2027年度(2027年4月入学)編入学試験要項によると、総合人間科学部の募集学科は教育学科と社会学科のみで、2026年度まで実施されていた心理学科・社会福祉学科の募集はありません。募集学科は学生数の変動により年度ごとに異なるため、志望学科がある場合は出願を検討する年度の最新の募集要項を必ず確認してください。
出願に必要な外国語検定試験のスコアは?
教育学科・社会学科とも共通で、実用英語技能検定準1級、TOEFL iBT72点(0〜120のスコア)、TOEIC L&R785点かつS&W310点、国連英検B級、IELTS5.5、TEAP330点、GTEC1180点、ケンブリッジ英検162点、独検準1級、仏検準1級、DELF・DALF B2、TCF B2のいずれか1つの基準を満たす必要があります。TOEFL・TOEIC・IELTS・GTEC・TCFは出願書類提出期限(2027年度は2026年10月8日)から遡って2年以内に受験したものに限られる一方、TEAPは2025年度・2026年度に受験したものだけが有効、英検は2016年度第1回以降に受験・合格したものが有効という違いがあるため注意してください。
学科試問はどんな内容ですか?
教育学科は「教育学」の試験(90分)、社会学科は「文章理解力・表現力・思考力についての試問」(60分)です。オンライン編入学院の過去問分析では、社会学科の試問は例年1つの評論文を読ませる現代文読解形式で、字数を指定した内容説明が中心です。年度により、漢字の書き取り・読みや語句の空所補充、文章全体の要約論述(200〜300字)が加わります。教育学科は過去問データの蓄積が確認できておらず、具体的な傾向はお示しできません。
面接はありますか?
あります。学科試問と面接を同日に実施し、書類審査とあわせて総合判定が行われます。2027年度(2027年4月入学)の試験日は2026年11月29日です。
対策はいつから始めるべきですか?
外国語検定試験のスコア確保に時間がかかるため、出願の1年前を目安に着手すると安全です。特にTEAPは受験できる年度が限定されているため、直前に慌てて受けることのないよう早めに計画してください。学科試問の対策は、社会学科であれば新書レベルの社会学的な評論文を読み、要約・記述の練習を積むことが有効です。
出願資格や必要単位は?
4年制大学に在籍し2年次までの課程を修了(2027年3月までに修了見込み)かつ出願時60単位以上修得済みであること、または短期大学卒業(短期大学士取得)・高等専門学校卒業(見込み含む)であることが基本条件です。加えて、各学科が指定する外国語検定試験の基準を満たす必要があります。詳細は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。
編入後、必ず3年で卒業できますか?
保証されていません。上智大学の募集要項には、試験結果や既修得単位・科目内容によっては、編入学年次にかかわらずカリキュラム上2年次までの必修専門科目の履修が求められる場合があり、その結果卒業に必要な修業年数が3年以上になる可能性があると明記されています。合格者には「卒業までに必要な最低修業年数(目安)」が郵送で通知されるため、合格後に必ず確認してください。
併願はどう考えるべきですか?
教育学科・社会学科とも合格者が年0〜1名という年がほとんどのため、単願はリスクが高い選択です。試験科目に現代文読解・小論文が重なる大学(法政大学社会学部、東洋大学社会学部など)や、外国語検定試験の基準が近い大学とあわせて出願を検討する受験生が一般的です。
まとめ
上智大学総合人間科学部の編入試験は、2027年度は教育学科・社会学科の2学科のみが対象という大きな制度変更があった年です。大学公表データでは、直近4年間の合格者が教育学科1名・社会学科0名ときわめて少なく、募集人員「若干名」のとおりの狭き門であることが数字からも裏づけられます。対策の軸は、①外国語検定試験のスコアを早期に確保すること、②社会学科なら社会学的な評論文の読解・要約練習、教育学科なら教育学の基礎固めを進めること、③合格者が極めて少ない現実を踏まえて併願先も並行して検討すること、の3点です。まずは大学公式の最新要項で自分の学科が募集対象かどうかを確認し、外国語検定試験の受験計画から今日はじめてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年8月5日







