東海大学海洋学部の編入試験対策|学科の選び方・出願資格・合格への準備
結論:東海大学海洋学部の編入試験はこんな試験
東海大学海洋学部の編入試験は、海洋理工学科(海洋理工学専攻・航海学専攻)・水産学科・海洋生物学科のいずれかを志望し、小論文(600〜800字)+面接試験+口述試験で合否が決まる試験です。独立した専門科目の筆記試験はなく、そのぶん口述試験で学科に応じた基礎学力(英語・数学・理科・海洋理工学・海洋生物学など)が問われます。募集人員は学科・専攻ともに「若干名」で、大学が公表する実施状況を見ると、2023〜2026年度の4年間、志願者数はごく少数にとどまっています。編入後は原則として第5セメスター(3年次)からの受入れですが、修得単位の認定状況によっては第3セメスター(2年次)になる場合もあります。この記事では、最新の募集要項データと大学公表の実施状況をもとに、学科ごとの試験内容・出願資格・単位認定の仕組み・出願手続きの実務までを整理しました。まずは大学の事前相談窓口(静岡カレッジオフィス)へ早めに相談することが、対策の第一歩になります。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2026年秋実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。
| 試験日 | 2026年11月8日(日) |
|---|---|
| 試験会場 | 静岡キャンパス(静岡県静岡市清水区折戸3-20-1) |
| 出願期間 | 2026年10月1日(木)〜10月10日(土)締切日必着 |
| 募集学科・専攻 | 海洋理工学科(海洋理工学専攻/航海学専攻)、水産学科、海洋生物学科(各若干名) |
| 選抜方法 | 小論文(600〜800字)+面接試験+口述試験。独立した専門科目の筆記試験はなし |
| 入学検定料 | 35,000円 |
| 合格発表 | 2026年11月17日(火)Web登録 |
| 入学手続期間 | 2026年11月17日〜27日 17:00締切(学費を2回に分割納入する場合、2回目の締切は2027年2月26日) |
| 出願資格(主なもの) | 大学卒業(学士)者、大学に2年以上在学し62単位以上修得した者(見込み含む)、短期大学・高等専門学校卒業者(見込み含む)、外国の16年または14年課程修了者、専門学校専門課程・高校専攻科(2年以上)修了者など |
| 受入れセメスター | 原則第5セメスター(3年次)。認定単位数によっては第3セメスター(2年次)の場合あり |
出願資格の詳細区分、必要書類、選抜方法の年度ごとの変更点は、必ず東海大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「東海大学 一般編入学選抜 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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学科の選び方(試験内容から見る違い)
東海大学海洋学部は、学科・専攻によって小論文のテーマと口述試験の科目が異なります。「どの学科・専攻で受けるか」は志望理由だけでなく、口述試験で問われる基礎学力の準備範囲にも直結するため、募集要項に記載された試験内容から選択の目安を整理します。
| 学科・専攻 | 小論文テーマ | 口述試験の科目 |
|---|---|---|
| 海洋理工学科 海洋理工学専攻 | 「人と海洋の共生」「海洋開発」「地球環境」の3つのうち1つをテーマに考察 | 英語、数学、海洋理工学についての基礎学力 |
| 海洋理工学科 航海学専攻 | 海運業界における課題の把握とその解決に向けた論理的思考力を問う | 英語及び数学の基礎学力 |
| 水産学科 | 日本の水産業の将来展望を問う | 英語・数学・理科についての基礎学力 |
| 海洋生物学科 | 海洋生物に関する内容で論理的思考を問う | 海洋生物に関する基本的知識 |
面接試験はいずれの学科・専攻も「編入学を志望する理由等、一般的な質問」が中心です。学科選びの目安は次のとおりです。
- 海洋理工学専攻: 英語・数学に加えて海洋理工学の基礎学力が問われます。工学・理数系の視点から海洋の開発や環境問題に取り組みたい人向けです。
- 航海学専攻: 英語・数学が中心で、理科は問われません。ただし海技士の資格取得を目指す場合は同専攻に4年間以上在籍し、卒業後に6か月の乗船実習課程へ進学する必要があるため、最短2年での資格取得にはなりません(詳細は後述)。
- 水産学科: 英語・数学・理科の3分野が問われ、4学科・専攻のなかでは基礎学力の出題範囲が最も広めです。水産資源や漁業、食料生産に関心がある人向けです。
- 海洋生物学科: 口述試験は海洋生物に関する基本的知識に絞られます。海洋生態系や生物そのものを学びたい人向けで、専門分野が明確な人ほど対策範囲を絞りやすい学科です。
著作権の観点から、小論文・口述試験の設問そのものは記載していません。上記はいずれも募集要項に記載されたテーマ・科目の要約です。
航海学専攻と海技士資格の関係
航海学専攻を志望する人の多くが意識するのが、船舶の航海に関わる国家資格「海技士」です。募集要項によると、海技士の資格取得を希望する場合は航海学専攻に4年間以上在籍し、同専攻を卒業したあとに乗船実習課程(6か月)へ進学し、これを修了する必要があります。編入学で在学期間を短縮できる仕組みではないため、資格取得までのスケジュールは入学前に確認しておく必要があります。また、「船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則」が定める身体検査基準(矯正視力が両眼とも0.5以上であること、船舶職員としての職務に支障をきたす色覚異常がないこと、5メートル以上の距離で話声語を弁別できる聴力、心臓疾患や視覚・言語・運動機能の障害がないことなど)を満たしていないと、海技士国家試験の身体検査で不合格になります。資格取得を前提に受験する場合は、出願前にこの基準を確認しておくことをおすすめします。
出願資格・受入れセメスターの仕組み
東海大学の一般編入学選抜は、出願資格を満たせば学士取得者から大学2年次修了者、短期大学・高等専門学校卒業者まで幅広く出願できる一方、「何年次から受け入れるか」は出願書類の内容によって個別に決まるという特徴があります。この仕組みを理解しておくと、出願前に準備すべき書類の優先順位が見えてきます。
- 出願資格: (1)大学卒業(学士)者、または大学に2年以上在学し62単位以上修得した者(2027年3月31日までの見込みを含む)、(2)短期大学卒業者(見込み含む)、(3)高等専門学校卒業者(見込み含む)、(4)外国において16年または14年の課程を修了した者、(5)専修学校の専門課程または高校専攻科(修業年限2年以上など文部科学大臣の定める基準を満たすもの)を修了した者、(6)構造改革特別区域計画で認定された省庁系大学校等の卒業者、のいずれかに該当する必要があります。
- 単位認定の仕組み: 編入学時の単位認定は「一括認定」(科目を指定せず単位数だけを認定するもので、基礎教養科目4単位・発展教養科目6単位・自己学修科目最大30単位などが一括で認定されます)と「個別認定」(出身校の科目と本学科目の内容が同じと判断される場合に振り替える)を併用し、概ね50単位から70単位を目途に行われます。
- 受入れセメスターの決まり方: 原則として第5セメスター(3年次)で受け入れますが、編入前の専攻分野が志望学科と著しく異なる場合など、認定単位数が少ないと判断されると第3セメスター(2年次)の受入れになります。第5セメスターで入学しても、認定単位が少ない場合や学科カリキュラムの特性上、卒業までに2.5年以上を要する場合があると募集要項に明記されています。
- 入学セメスターの通知時期: 実際にどのセメスターで受け入れるかは合格発表時に通知されます。出願段階では確定しないため、出願前の事前相談で見通しを相談しておくと安心です。
単位認定の判断材料になるのは、出願時に提出する成績証明書・履修証明書(在学中の場合)・授業要覧やシラバスのコピーです。在学中で履修中の科目がある場合、その分の書類を提出しないと認定単位数が少なくなり、第3セメスター(2年次)受入れの可能性が高くなるとされています。
難易度(大学公表の実施状況)
東海大学は「一般編入学選抜 結果」を年度ごとに公表しています。海洋学部について2023〜2026年度の4年分を確認すると、志願者数はごく少数で推移しています(出典: 東海大学「2023〜2026年度 一般編入学選抜 結果」。列は志願者数・受験者数・合格者数)。
| 年度 | 学科 | 志願者 | 受験者 | 合格者 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 環境社会学科(学科再編前) | 1名 | 1名 | 0名 |
| 海洋生物学科 | 2名 | 2名 | 0名 | |
| 2024年度 | 海洋生物学科 | 1名 | 1名 | 0名 |
| 2025年度 | 海洋生物学科 | 1名 | 1名 | 0名 |
| 2026年度 | 海洋生物学科 | 1名 | 1名 | 0名 |
このデータから読み取れるのは次の点です。
- 海洋理工学科・水産学科は、2023〜2026年度の4年間、志願者の記載がありません。大学公表の資料は「志願のあった学部・学科のみ記載」としているため、記載がない年度・学科は志願者0名を意味します。この4年間に限れば、この2学科での編入学の実施例は公表資料からは確認できません。
- 海洋生物学科(2023年度は学科再編前の環境社会学科を含む)は毎年1〜2名の志願者があり、全員が受験していますが、4年間の合格者はいずれも0名です。
- 母数が1〜3名ときわめて少なく、受験者数に対する合格者数の割合(倍率)という指標では実態を表しにくい選抜です。本記事では倍率を計算せず、公表された実数をそのまま紹介しています。
- 海洋学部の学科構成は近年見直されており、2023年度時点の「環境社会学科」は現行の募集要項(2027年度)には存在しません。年度をまたいで比較する際は学科名の変更に注意が必要です。
この4年間の公表データだけで「難しい」「易しい」と単純に評価することはできません。母数が極めて少ないため、年度によって結果が大きく変わり得る選抜です。出願を検討する場合は、必ず大学の事前相談窓口(静岡カレッジオフィス)に学科ごとの状況を確認することをおすすめします。
出願手続きの実務(チェックリスト)
海洋学部の出願期間は2026年10月1日〜10月10日の約1週間強です。出願書類には発行に日数がかかるものも含まれるため、要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。
- 出願3〜6か月前〜: 志望する学科・専攻を1つに決める。海洋理工学専攻・航海学専攻・水産学科・海洋生物学科では小論文のテーマと口述試験の科目が異なるため、早めに絞り込むほど対策範囲を狭められます。海技士資格の取得を考えている場合は、この時点で身体検査基準(視力・色覚・聴力など)を確認しておきます。
- 出願2〜3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。入学時までに62単位以上の修得(見込み含む)が必要です。あわせて成績証明書・履修証明書(在学中の場合)・授業要覧やシラバスのコピーなど、単位認定の判断材料になる書類の発行方法を教務課などで確認します。
- 出願1〜2か月前〜: 志願票用の証明写真(最近3か月以内撮影、縦4cm×横3cm、正面上半身・脱帽・無背景)を準備し、志望理由書(本学科・専攻を志望する理由、入学後に学びたいこと)の下書きを始めます。日本語または英語以外の言語で書かれた証明書がある場合は、訳文の添付準備も必要です。
- 出願期間(2026年10月1日〜10日): 入学検定料35,000円を「入学検定料決済サイト」で支払い、出願書類一式(志願票・志望理由書・最終学歴の証明書・成績証明書・履修証明書等・授業要覧等のコピー・資格取得希望状況確認書)を宛名ラベルを貼った封筒に入れ、簡易書留で郵送します。海洋学部・人文学部の宛先は東海大学静岡キャンパス 静岡カレッジオフィス(〒424-8610 静岡県静岡市清水区折戸3-20-1)です。締切日必着のため、余裕を持って発送してください。
- 試験日(2026年11月8日): 静岡キャンパスで小論文・面接・口述試験を受験します。
- 合格発表〜入学手続(2026年11月17日〜27日): 合格発表はWeb登録で2026年11月17日。入学手続は同日から27日17:00締切です(分割納入の場合、2回目の締切は2027年2月26日)。入学するセメスター(第5または第3)はこの時点で通知されます。
必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず東海大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
学費(初年度の目安)
2027年度(第5セメスター編入時)の学費・諸会費は、入学金150,000円に加え、授業料691,000円(春学期・秋学期各回)、実習実技費81,000円(各回)、諸会費などを合わせて初年度総合計1,761,430円です(学費・諸会費の返還は原則不可。入学辞退の場合の入学金以外の返還手続には期限があります)。第3セメスター(2年次)受入れの場合は在学期間が延びる分、卒業までの総額も変わる点に注意してください。
対策の進め方
海洋学部の編入試験は独立した専門筆記科目がないぶん、小論文と口述試験でどれだけ具体的に「学科への理解」を示せるかが鍵になります。募集要項に記載された試験内容から、進め方の目安を整理します。
小論文(600〜800字)
いずれの学科・専攻もテーマは事前に固定されておらず、当日に与えられたテーマについて600〜800字でまとめる形式です。海洋理工学専攻は「人と海洋の共生」「海洋開発」「地球環境」のいずれかを扱うテーマ、航海学専攻は海運業界の課題把握、水産学科は日本の水産業の将来展望、海洋生物学科は海洋生物に関する論理的思考が問われます。600〜800字という字数の中で「現状の整理→課題の指摘→自分の考え」という構成を組み立てる練習を、志望学科に関連するニュースや白書(水産白書・海洋基本計画関連資料など公開情報)を読みながら重ねるのが土台になります。
口述試験(学科ごとの基礎学力)
口述試験は学科・専攻によって範囲が異なります。海洋理工学専攻は英語・数学・海洋理工学、航海学専攻は英語・数学、水産学科は英語・数学・理科、海洋生物学科は海洋生物に関する基本的知識が対象です。「基礎学力」という表現から、専門書の高度な知識よりも、自分が学んできた関連分野の内容を口頭で説明できる状態を目指すのが現実的な準備です。出身校の授業ノートや教科書を見直し、専門用語を自分の言葉で説明できるようにしておくと、口述試験での受け答えがスムーズになります。
面接試験
面接試験は「編入学を志望する理由等、一般的な質問」が中心です。なぜ他大学・他学科ではなく東海大学海洋学部のこの学科を選んだのか、入学後にどのような学びをしたいのかを、自分の経験(出身校での学び、興味を持ったきっかけなど)と結びつけて説明できるように準備しておくことが基本になります。
併願を検討するときの考え方
海洋学・水産学系の学部を置く大学は全国的に多くありません。単願にするか併願にするかを考えるときは、同じ系統の学部を持つ大学の選択肢を早めに把握しておくと計画が立てやすくなります。編入総研では、海洋・水産系の他大学についても募集要項にもとづく解説記事を公開しています。試験科目や日程を比較し、自分の学びたい分野(工学系か、水産・生物系か)に近い大学を候補に加えることを検討してみてください。
よくある質問
東海大学海洋学部の編入試験に、専門科目の独立した筆記試験はありますか?
2027年度募集要項によると、海洋学部の一般編入学選抜は小論文(600〜800字)・面接試験・口述試験の3つで構成されており、数学や理科などの独立した専門筆記科目は課されていません。ただし口述試験では学科に応じて英語・数学・理科・海洋理工学・海洋生物学の基礎学力が問われるため、内容としては専門知識の準備が必要です。
東海大学海洋学部の出願資格は?
2027年度要項では、(1)大学を卒業した者、または大学に2年以上在学し62単位以上修得した者(2027年3月31日までの見込みを含む)、(2)短期大学卒業者、(3)高等専門学校卒業者、(4)外国の16年または14年課程修了者、(5)文部科学大臣の定める基準を満たす専門学校の専門課程または高校専攻科(2年以上)修了者、(6)構造改革特別区域計画で認定された省庁系大学校等の卒業者、のいずれかに該当する必要があります。詳細は必ず大学公式の最新募集要項で確認してください。
編入後は3年次からのスタートですか、2年次からですか?
東海大学の一般編入学選抜は原則として第5セメスター(3年次)での受入れです。ただし編入前の専攻分野が志望学科と大きく異なる場合など、認定単位数が少ないと判断されると第3セメスター(2年次)の受入れになることがあります。単位認定は「一括認定」と「個別認定」を併用し、概ね50〜70単位を目途に行われます。入学するセメスターは合格発表時に通知される仕組みで、出願前の書類だけでは確定しません。
東海大学海洋学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
東海大学は「一般編入学選抜 結果」を年度ごとに公表しています。ただし海洋学部は2023〜2026年度の4年間、志願者の記載があったのは海洋生物学科(2023年度は学科再編前の環境社会学科も含む)のみで、志願者は各年度1〜2名、4年間の合格者はいずれも0名でした。海洋理工学科と水産学科はこの4年間、志願者の記載自体がありません(大学の公表資料は「志願のあった学部・学科のみ記載」のため、記載がない年度は志願者0名を意味します)。母数が極めて少なく倍率という指標では表しにくい選抜のため、本記事では公表された実数をそのまま紹介しています。
海洋理工学科・水産学科・海洋生物学科はどう選べばいいですか?
募集要項の口述試験科目から見た目安は次のとおりです。英語・数学に加えて海洋理工学の基礎学力を問われる海洋理工学専攻は、工学・理数系の学びを続けたい人向け。英語・数学の基礎学力が問われる航海学専攻は、海技士資格の取得まで見据える人向け(4年間以上の在籍と卒業後の乗船実習が必要)。英語・数学・理科の基礎学力が問われる水産学科は、水産資源や漁業に関心がある人向け。海洋生物に関する基本的知識が問われる海洋生物学科は、海洋生態系や生物そのものを学びたい人向けです。小論文のテーマも学科ごとに異なるため、志望理由と結びつけて早めに1つに絞り込むことをおすすめします。
海洋理工学科航海学専攻に編入すると、海技士の資格は取れますか?
航海学専攻で海技士の資格取得を希望する場合、同専攻に4年間以上在籍し、卒業後に6か月の乗船実習課程へ進学して修了する必要があります。編入学だからといって最短2年での資格取得ルートにはならない点に注意してください。また「船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則」が定める身体検査基準(矯正視力が両眼とも0.5以上であること、色覚・聴力・疾病や身体機能の障害の有無など)を満たしている必要があり、出願前に自分が基準を満たすか確認しておくことが重要です。
単位認定はどのように決まりますか?
東海大学では編入学時の単位認定を「一括認定」(科目を指定せず単位数だけを認定)と「個別認定」(出身校の科目と本学科目の内容が同じと判断される場合に振り替える)を併用し、概ね50〜70単位を目途に行います。判断材料になるのは、出願時に提出する成績証明書・履修証明書(在学中の場合)・授業要覧やシラバスのコピーです。在学中で履修中の科目がある場合、その科目分の書類を提出しないと認定単位数が少なくなり、第3セメスター(2年次)受入れの可能性が高くなるとされています。
出願から入学までのスケジュールは?
2027年度は、出願期間が2026年10月1日〜10月10日(必着)、試験日が2026年11月8日(日・静岡キャンパス)、合格発表が2026年11月17日(火・Web登録)、入学手続期間が2026年11月17日〜27日17:00締切です(学費を2回に分割して納入する場合、2回目の締切は2027年2月26日)。入学検定料は35,000円です。年度により日程は変わるため、必ず最新の募集要項を確認してください。
対策はいつから始めるべきですか?
海洋学部の選抜は小論文・面接・口述試験のみで、出願期間は10月上旬とほかの多くの大学より早めです。出願書類には成績証明書や履修証明書、授業要覧のコピーなど発行や準備に時間のかかるものが含まれるため、遅くとも出願の3〜6か月前には志望学科を固め、小論文のテーマ整理と口述試験で問われる基礎学力(学科により英語・数学・理科・海洋理工学・海洋生物学)の見直しを並行して進めるのが安全です。学科の特徴や単位認定の見通しは、大学の事前相談窓口(静岡カレッジオフィス)に早めに問い合わせることをおすすめします。
この記事の情報はいつ時点のものですか?
2027年度(2026年秋実施)の東海大学一般編入学選抜募集要項にもとづき、2026年8月6日時点で作成しています。日程・選抜方法・出願資格・学費は年度によって変わる可能性があるため、出願前には必ず大学公式サイトで最新の募集要項を確認してください。
まとめ
東海大学海洋学部の編入試験は、海洋理工学科(海洋理工学専攻・航海学専攻)・水産学科・海洋生物学科のいずれかを選び、小論文・面接・口述試験で合否が決まる試験です。募集人員は各学科・専攻とも若干名で、公表されている実施状況を見ても母数はきわめて少数です。だからこそ、学科ごとに異なる小論文のテーマと口述試験の科目を早めに把握し、志望理由を具体的に語れるように準備しておくことが重要になります。編入後のセメスター(3年次か2年次か)は単位認定の結果によって決まるため、出願前に成績証明書などの準備状況を整理し、大学の事前相談窓口に相談しておくと安心です。まずは志望する学科・専攻を1つに絞り込み、募集要項の原本を取り寄せるところから始めてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認しています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日

