編入後のJASSO奨学金|給付・第一種・第二種の手続き【編入総研】
大学への編入後もJASSOの奨学金を利用できる場合があります。ただし、「今の奨学金を継続する手続き」と「編入先で新しく申し込む手続き」は別です。最初に、現在の学校・奨学金の種類・過去の受給歴を整理しましょう。
確認日:2026年10月17日。募集期限は編入先大学の案内を優先してください。
入試名が「編入」でも、奨学金では「転学」の場合がある
JASSOは、大学から別の大学へ途中年次で移る場合を「転学」、短大・高専・専門学校の本科を卒業・修了して大学の途中年次へ進む場合を「編入学」として扱います。入試名だけで手続きを選ばないことが大切です。転学の継続手続きは元の学校、編入の継続手続きは編入先の大学へ申し出ます。いずれも継続願の提出は原則として移った後3か月以内です。JASSO「転学・編入学」
給付奨学金は受給歴によって確認する内容が違う
すでに給付を受けていて、短大・高専・専門学校等の本科を卒業・修了して大学へ編入する人は、編入先で継続手続きを行います。大学から大学への転学は、元の学校へ申し出ます。例えば、短大等から大学3年次に編入する場合、条件を満たせば大学の修業年限まで継続できます。全員が新たに4年間受け取れるわけではなく、以前の支援期間も数えます。JASSOの支給期間の例
初めて給付を申し込む人は、編入後の在学採用の資格を確認します。編入前の学校への入学時期、そこから編入までの間隔などに条件があります。学士取得後の学士編入は給付の対象外です。また、過去に給付を受けた人が新規申込みで2回目の支給を受けることはできません。JASSO「在学採用の申込資格」
対象学年に該当するだけでは採用は決まりません。学業・家計の基準もあります。2年次以上の学力基準はGPA等が上位半分に入るか、標準単位数と学修意欲の条件を満たすかなどで判定され、編入前の学校での学業状況も確認されます。学力基準・家計基準
支給額は国公立・私立、自宅・自宅外、支援区分で異なります。例えば大学の第Ⅰ区分では、自宅外通学の月額は国公立66,700円、私立75,800円です。自宅外の区分には所定の確認が必要です。JASSO「給付奨学金の支給額」
給付と貸与の違いを先に整理したい人は、編入生向け奨学金の選び方と制度一覧も確認してください。応募資格があることと、実際に採用されることは別です。
第一種は編入時に新規申込、第二種は継続できる場合がある
短大・高専・専門学校等からの編入では、無利子の第一種をそのまま継続できません。第一種を希望する人は編入先の在学採用に申し込みます。有利子の第二種は、編入後の卒業予定期まで継続可能です。編入前に第一種を利用していた人も、編入後は第二種として継続する方法があります。大学間の「転学」は扱いが異なり、第一種も両校長の承認によって継続できる場合があります。JASSOの種別ごとの手続き
入学時特別増額貸与は、編入時にも申込対象となり、10万〜50万円から選びます。第一種か第二種との組合せが必要で、単独では申し込めません。第一種と組み合わせても増額分は有利子です。入学前の納付期限に使えるお金と決めつけず、初回振込日も学校へ確認しましょう。2026年度在学者用貸与奨学金案内
利用には、貸与額算定基準額が75,000円以下、または「国の教育ローン」に申込み等をしたものの利用できなかった世帯であることなど、家計に関する条件もあります。JASSO「入学時特別増額の利用条件」
多子世帯の授業料減免と、現金の給付は分けて考える
修学支援新制度には、入学金・授業料の減免と給付奨学金があります。多子世帯では所得制限なく一定額まで減免を受けられますが、子どもの数の判定や資産などの条件があります。現金の給付額が0円でも減免の対象になる場合があり、「授業料が減る」と「毎月お金が振り込まれる」は同じではありません。JASSO「多子世帯支援」
減免は学校、給付はJASSOが実施するため、必要な手続きを大学で確認してください。第一種との併給では貸与額が調整されることがあります。文部科学省の制度Q&A
合格後は、この4点を大学窓口へ伝える
- 現在の学校と、編入先の学部・学年
- 利用中または過去に利用した奨学金の種類
- 卒業・退学等の日と、編入する日
- 新規申込・継続・授業料減免のうち希望する手続き
学校へ送る確認文は「○○から○大学3年次へ編入予定で、現在は給付と第一種を利用しています。編入後の必要書類と学内提出期限を教えてください」のように具体的にすると、手続きの取り違えを防げます。
奨学金の初回振込より先に入学金等の支払日が来る可能性も考え、納付期限と手元資金を分けて整理しましょう。大学編入にかかる費用と資金計画では、受験から入学後までの支出を確認できます。
奨学金の対象となる進学経路も、志望校を選ぶときの確認点の一つです。オンライン編入学院の無料相談では、現在の学校や学習状況を踏まえ、志望校と出願準備を整理できます。
奨学金の応募資格・採用・支給時期の確認は、学校や財団の公式窓口へお問い合わせください。相談は無料です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。制度の内容は、JASSO・各大学・各財団の公式募集要項とFAQを確認し、編入経路や募集年度の違いを整理しています。個別の応募資格・採用・手続き期限は、それぞれの制度の公式窓口でご確認ください。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

