無料相談を予約

ホーム合格体験記

筑波大学理工学群

筑波大学 理工学群 編入の合格体験記|Natsさん・英語を先に片付け、2月から専門へ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌​​‌​‌‌​​‌​​​‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌​‌​​​‌​‌

結論:9月から2月はTOEIC一本。そこから数学と力学に全部まわした

高専の電気系の学科から、筑波大学 理工学群 工学システム学類へ編入した方の記録です。きっかけは高専4年で参加した大手企業のインターンシップでした。高専を出てすぐ就職すると現場対応や生産技術への配属が多く、設計や開発に関われる機会は限られると聞いたことが引き金になっています。志望校に付けた条件は3つ。学費のために国立であること、2年次ではなく3年次編入ができること、そして落ち着いて学べる環境であることでした。

進め方は前半と後半できれいに分かれています。2024年9月から2025年2月まではTOEIC一本。540点から始めて600点、625点と刻み、2月に695点で提出しました。数学に手を付けたのは1月、力学は2月から。以降は『編入数学徹底研究』『編入数学過去問特訓』『大学生の初等力学』をそれぞれ2周しています。1日の学習時間も2月の2.5時間から本番月の6時間へ上がりました。ただし本人は「TOEICはもっと早く取っておくべきだった」と書いていて、そこだけが心残りだったようです。

高専前籍
3.9前籍GPA
3校受験した大学
11か月対策にかけた期間
合格校筑波大学 理工学部 工学システム学類
前籍高専
前籍の学部・学科電気・電子システム工学科
入学年2025年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2025年度入学

この記事で分かること

  • インターンで知った現実から編入へ、志望校に付けた3つの条件
  • 出願した3大学(筑波・京都工芸繊維・豊田工大)と、それぞれの結果
  • 前半はTOEIC、後半は数学と力学。11か月の切り替え方
  • 数学・力学で使った3冊と、模範解答のない過去問との付き合い方
  • 3大学ぶんの試験当日の流れと、実際に出題された内容

なぜ編入を目指したのか

私が編入学を考え始めたきっかけは、高専4年次に参加した大手BtoB企業のインターンシップで、高専卒業生の就職先や仕事内容について詳しく知ったことです。高専卒業後は、大手企業であっても現場対応や生産技術などの職種に配属されることが多く、設計や開発に携わる機会は限られると聞きました。当時から設計・開発を強く志望していたわけではありませんが、将来の選択肢を狭めず、より幅広い進路を目指したいと考え、編入学を決意しました。

志望校を選んだ決め手

志望校を選ぶ際は、学費面を重視し、国立大学であることを第一条件としました。また、2年次編入ではなく3年次編入が可能であることも大きな決め手でした。さらに、落ち着いた環境でのびのびと学習したいという思いがあり、学習環境も重視しました。そのうえで、自分の得意科目や併願校の試験科目、日程、興味のある研究分野を総合的に考慮し、志望校を決定しました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

編入学を考えていることを家族に伝えた時、全員が「挑戦してみたらいい」「自分で決めたなら応援するよ」と背中を押してくれました。一方で、高専では編入試験の勉強を自分主導で進める必要があったため、親からは何度か「計画は大丈夫?」「無理しすぎていない?」と声をかけられ、心配をかけていたと思います。友人には同じように編入を目指す人が多く、「今日はここまでやろう」「この問題どう解いた?」と話しながら、ライバルであり仲間として一緒に勉強しました。先生からは特別な反応はありませんでしたが、難しい過去問を持って相談に行くと、快く一緒に解いてくださり、応援してくれました。また、先輩からは大学の情報や過去問を教えてもらい、とても心強かったです。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)筑波大学 理工学部 工学システム学類3年次一般編入508.3倍
合格(辞退)京都工芸繊維大学 設計工学域 電子システム工学課程3年次一般編入3511.7倍
合格(辞退)豊田工業大学 工学部 先端工学基礎学科3年次推薦編入201.2倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年9月 、本番の試験は 2025年7月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
3h
直前期
4h

休日

開始期
4h
中期
6h
直前期
7h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年9月
3h
2024年10月
1.5h
2024年11月
2h
2024年12月
1.5h
2025年1月
2h
2025年2月
2.5h
2025年3月
4.5h
2025年4月
5h
2025年5月
5.5h
2025年6月
6h
2025年7月
6h

月ごとの学習の中身

  • 2024年9月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    金フレじゃない単語集の600点くらいまでのやつを2周くらい あまり結果意識していない

  • 2024年10月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    金フレ700点までを1周 Youtubeのリスニング動画を見る TOEICは540点で少し焦る

  • 2024年11月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 2/5

    金フレ700点までを1周 8割くらいわかるようになる Youtubeのリスニング動画を見る

  • 2024年12月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 2/5

    文法特急を1周 金フレ830点を1周 Youtubeのリスニング動画を見る TOEICは600点リスニングが上がりやすかったので重点的にやる

  • 2025年1月

    主な科目: TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    文法特急を1周 予想問題集を1周 TOEICは625点 終わりを意識 編入数学徹底研究を解き始める

  • 2025年2月

    主な科目: TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    予想問題集を1周 Youtubeのリスニング動画みる 金フレは830点が7割くらい TOEICは695点 編入数学徹底研究が難しくて進まない

  • 2025年3月

    主な科目: TOEIC, 数学, 力学 / 気持ちの状態 4/5

    TOEICは3月2週目のものを受けようとしたが風邪で受けれず最終成績695点に決定 徹底研究が1週目終わり、理解度は5割 初等力学に手をつける

  • 2025年4月

    主な科目: 数学, 力学 / 気持ちの状態 2/5

    徹底研究の例題だけ2週目 理解度8割 初等力学1周目 理解度5割

  • 2025年5月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 数学, 力学 / 気持ちの状態 3/5

    数学は過去問演習を解きまくる 初等力学は2周目 大学の志望理由書、自分の強み、面接の方向性を考察

  • 2025年6月

    主な科目: 数学, 力学 / 気持ちの状態 4/5

    過去問をとりあえず回しまくる 頻出の問題や、見たことある問題が出てきたときは問題集に戻り考え方を再インプット

  • 2025年7月

    主な科目: 面接/口頭試問, 数学, 力学 / 気持ちの状態 4/5

    面接で喋ることの確認と過去問解きまくり 頻出事項、重要式変形、式のまとめプリントをつくる

勉強場所と環境

図書館では友達と一緒に勉強している。質問などもできるしそういう時間は作ったほうがいい。基本は家、リビングで勉強している。家族に監視してもらっているいめーじ。時間があれば気分転換に街の図書館に行って勉強もしていた

スランプとメンタル回復

一番メンタルに来たのは春休みが明けて自分が全く勉強していなかった事実を悟った時。自分なりには一生懸命やったつもりだったが、ふたを空けてみれば正直ひどかった。そこから自分の生活や現状、進み具合、理解度を再分析し、友達と張り合えるところまでいけるように一緒懸命頑張った思い出がある。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

TOEIC

2024年9月 〜 2026年3月

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 3周

選んだ基準: 使い方がネットなどに豊富に載っている 種類も十分

とりあえず早く回す 英語→日本語のみでOK

1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急の表紙

1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急 2周

選んだ基準: part5が苦手な人にはいい

周回スピードも大切だが、解説を覚えるのも大事

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11の表紙

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11 2周

選んだ基準: 公式問題集はTOEIC自体の練習としてよいらしい

解説までしっかりおぼえる

数学

2025年2月 〜 2025年7月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 2周

選んだ基準: おさらいにちょうどいい 習ってない範囲も大方済ませられる

例題をしっかり解ききれるようにした

編入数学過去問特訓の表紙

編入数学過去問特訓 2周

選んだ基準: 過去問ベースだから雰囲気を感じられる

C問題や受ける予定のない学校で変な形状の問題が出てきたら無視していい とりあえず基本から少し応用を解けるようにした

力学

2025年2月 〜 2025年7月

弱点克服大学生の初等力学の表紙

弱点克服大学生の初等力学 2周

選んだ基準: 友達がある程度使っていた 解説もわかりやすく範囲もちょうどいい

導出からしっかり意識して理解する

過去問対策(入手・分析・周回)

僕は学校の先輩からいくつか、京都工芸繊維大学や筑波大学はたしか3年分くらいは公式サイトに出ていたのでそこから入手しました 結局過去問はあまり周回できていない ただ、同じ解き方や考え方を利用する問題は同大学、他大学、教科書の問題でなんども出てくる。その考えかだけは何度も思い出して定着させるようにしていた 例)エネルギー保存式と運動方程式の行き来など 模範解答はほとんどないです、時間をかけて自分で解く、優秀な友達に聞く、学校の先生に聞くのが妥当です。また、数学であればグラフ化アプリ(ジオジブリなど)で軌跡を確認するのもよいと思います。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

TOEICはもっと早く点を取って良かった 結局3月の頭まで勉強することになり、風邪で受験できなかった 受験近くは試験科目にガッツリ時間を割けるようにするべき

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

4505005506006507007502024年10月・540点2024年11月・600点2025年01月・625点2025年02月・提出・695点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2024年10月 540点 → 2024年11月 600点 → 2025年01月 625点 → 2025年02月 695点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

筑波大学 理工学部 工学システム学類

当日の受験者数約37名(出願50人)
試験時間の構成9時くらいに集合だった気がする 午前中に試験をやりそのまま1日目終了 2日目も同様の日程で午前中に面接。それで終了
当日の気づき駅からバスで20分程度かかる、受験生で混むことを考慮して早く動いた記憶。

京都工芸繊維大学 設計工学域 電子システム工学課程

当日の受験者数33人 ほぼ全員いた
試験時間の構成午前中に数学 午後に電磁気と回路をやった記憶
当日の気づき1日を通した受験はこの学校だけだったが、お昼ご飯がとても重要だと思う!何を食べるかとか、どの音楽を聴くかとか、できる限り決めておくと悩んだり心配しなくて良さそう

豊田工業大学 工学部 先端工学基礎学科

当日の受験者数19名 ほぼ全員いた
試験時間の構成午前中に口頭試問がありそれだけで終了
当日の気づきバスでないとアクセスできないところにあるので早めに行くのが吉。

Natsさんが筑波大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥15,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥35,000
④ 出願関連費¥90,000
⑤ 当日関連費¥50,000
合計¥190,000

編入したあとの生活

Natsさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入試験は塾や決まった勉強がない、モチベーションがない人が多いという、特殊な環境です。高校からの大学受験生と比べて自分を卑下せず、自分なりに頑張ってほしいです。

— Natsさん(筑波大学 理工学群)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

関連記事

合格体験記の一覧へ戻る

本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
LINEで無料相談を予約