福井大学工学部の編入試験対策|推薦・一般の全4区分と学科別科目
福井大学工学部の3年次編入試験は、学校推薦・自己推薦・地域貢献枠推薦・一般選抜という4つの区分で行われ、推薦選抜は5月、一般選抜は6月末という全国的にかなり早い日程で実施されます。3年次編入学生の定員は工学部全体で40名と、5学科をもつ工学部としては広い受け入れ枠です。
準備の量を左右するのは志望学科です。物質・生命化学科と応用物理学科は一般選抜でも学力検査がなく、面接(口頭試問を含む)だけで判定されます。一方で機械・システム工学科と電気電子情報工学科は数学の筆記、建築・都市環境工学科は数学に加えて英語の筆記が課されます。
そして2027年度入試から、電子物性工学コース・電気通信システム工学コースの物理が筆記試験から口頭試問へ変わりました。この記事では、募集要項の原本と大学が公表している入学者状況をもとに、区分ごとの出願資格・学科別の試験科目・4年分の倍率・変更点を整理します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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この記事の要点
- 入学年次は3年次のみ。2年次編入や学士入学の別枠はなく、学士取得者も同じ区分のなかで出願します。
- 選抜区分は4つ。推薦3種(学校推薦・自己推薦・地域貢献枠推薦)は5月1日、一般選抜は6月27日(いずれも2027年度入試の実施日)。推薦で不合格でも同じ年度の一般選抜を受けられます。
- 一般選抜の実質倍率は直近4年で1.37〜2.27倍(受験者数÷合格者数)。学科・コース別では機械工学コースの2.47倍が最も高く、応用物理学科は1.20倍でした。
- 英語の筆記があるのは建築・都市環境工学科だけ。外部英語試験のスコア提出を求める規定は募集要項にありません。
- 62単位という要件は「大学に2年以上在学」区分だけにかかります。高等専門学校卒業や短期大学卒業の区分には適用されません。
- 2027年度入試はすでに終了しています。2028年4月入学を目指す場合は、例年3月ごろ公表の次年度要項を待つことになります。ただし欠員が出れば第2次募集が9月以降に公表される可能性があります。
試験概要(2027年度入試の実施内容)
| 大学・学部 | 福井大学 工学部(機械・システム工学科/電気電子情報工学科/建築・都市環境工学科/物質・生命化学科/応用物理学科の5学科) |
|---|---|
| キャンパス | 文京キャンパス(福井市文京3-9-1)。教育学部・国際地域学部と同じ敷地です。医学部の松岡キャンパスとは別の場所なので、下宿を探すときは取り違えないよう注意してください。附属国際原子力工学研究所は敦賀キャンパスにあります |
| 入学年次 | 第3年次のみ(2027年度入試は令和9年4月入学) |
| 募集人員 | 推薦選抜と一般選抜を合わせて3年次編入学生定員40名。2027年度の内訳は学校推薦20名+若干名、一般選抜20名+若干名で、自己推薦・地域貢献枠推薦はいずれも若干名 |
| 選抜区分 | 学校推薦/自己推薦/地域貢献枠推薦/一般選抜の4つ |
| 出願期間 | 推薦選抜: 2026年4月14日〜4月21日16時必着/一般選抜: 2026年6月11日〜6月18日16時必着(いずれも郵送のみ・持参不可) |
| 試験日 | 推薦選抜: 2026年5月1日(集合13時10分〜13時30分)/一般選抜: 2026年6月27日(集合8時〜8時20分) |
| 合格者発表 | 推薦選抜: 2026年5月27日10時/一般選抜: 2026年7月15日10時 |
| 入学手続 | 2026年9月11日〜9月17日16時必着。一般選抜の合格者は先に「入学意思確認回答フォーム」を7月29日までに提出する必要があり、提出しないと入学の意思がないものとして扱われます |
| 必要単位の目安 | 62単位以上(「大学に2年以上在学」の区分にだけかかる要件。高等専門学校卒業・短期大学卒業などの区分には適用されません) |
| 単位認定 | 出身校での修得内容をシラバスで精査して授業科目別に認定。共通教育科目と専門教育科目を合わせて76単位が上限。卒業要件は各学科とも124単位以上(専門96単位以上+共通28単位) |
| 検定料 | 30,000円(別途支払手数料が自己負担) |
この表は2027年度(令和9年度)の工学部第3年次編入学 学生募集要項にもとづきます(更新日: 2026-09-06)。日程・科目・出願資格は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。
2027年度入試はすでに終了しています。推薦選抜・一般選抜とも試験と合格者発表が済んでおり、これから出願することはできません。
ただし入学手続完了者が定員に達しない場合は追加合格が行われ、それでも欠員が生じたときは第2次募集が2026年9月以降に公表される可能性があります(募集要項に明記されています)。2025年度入試では実際に第2次募集が実施され、募集人員12名に対して6名が志願し3名が合格しています。
2028年4月入学を目指す方は、例年3月ごろに公表される次年度の募集要項を確認してください。推薦選抜の出願は4月中旬で、要項公表から1か月ほどしか猶予がありません。推薦を狙うなら、要項が出る前から推薦書の準備を進めておく必要があります。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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4つの選抜区分|自分はどれで受けられるか
福井大学工学部の編入試験でいちばん最初に決めるのは「どの区分で出願するか」です。区分によって出願できる人・試験の内容・受験時期がまったく違います。まず一覧で見比べてください。
| 区分 | 出願できる人 | 選考方法 | 2027年度の日程 |
|---|---|---|---|
| 学校推薦 | 高等専門学校を卒業見込みの者で、出身学校長が推薦できる者。建築・都市環境工学科のみ短期大学の卒業見込み者も対象 | 面接(口頭試問を含む)+書類審査 | 出願4/14〜4/21 試験5/1 |
| 自己推薦 | 高等専門学校を卒業見込みの者。理数系科目や志望学科に関連する専門科目の学力に優れた者、ものづくり関連の自作活動やコンテストで表彰・運営に携わった者、学校祭実行委員会や寮生会などの運営に携わった者など | 面接(口頭試問を含む)+書類審査 | 出願4/14〜4/21 試験5/1 |
| 地域貢献枠推薦 | 卒業後に福井県内に就職するか、本学大学院工学研究科へ進学して地域社会に貢献する意志がある者。高等専門学校卒業・大学卒業・大学2年以上在学・短期大学卒業・専修学校専門課程修了・高等学校専攻科修了と、出願資格の幅が推薦のなかで最も広い | 面接(口頭試問を含む)+書類審査。建築・都市環境工学科のみプレゼンテーション5分が加わる | 出願4/14〜4/21 試験5/1 |
| 一般選抜 | 高等専門学校卒業/大学卒業/大学に2年以上在学し62単位以上/短期大学卒業/専修学校の専門課程修了/外国で14年以上の課程修了/高等学校の専攻科修了 の8区分 | 学力検査+面接(口頭試問を含む)+書類審査(学科・コースにより学力検査なし) | 出願6/11〜6/18 試験6/27 |
推薦3種に共通する2つの条件
推薦選抜に出願するには、区分を問わず次の2つを満たす必要があります。
- 志望学科が、出身学校で専攻している学科と同系列であること。同系列かどうか判断しにくい場合は、出願前に資料を同封して文書で問い合わせるよう要項が求めています。なお機械・システム工学科へは情報系・機械系・電気電子系の学科から出願でき、応用物理学科は系列を問いません。
- 他大学へ重複して推薦されておらず、合格したら入学を確約できること。推薦での合格は事実上の専願です。他大学と併願したい人は一般選抜を選ぶことになります。
推薦を狙えるならまず推薦から
推薦選抜には学力検査がなく、面接(口頭試問を含む)と書類審査だけで判定されます。しかも推薦の合格発表は5月27日で、一般選抜の出願開始(6月11日)より前です。つまり推薦で不合格になっても、同じ年度の一般選抜に出願し直す時間が残っています。高等専門学校の卒業見込みで、入学を確約できるなら、推薦を受けない理由はほとんどありません。
ただし推薦の面接は「学力検査がないぶん、面接のなかで学力を確認する」設計です。実際に、面接と口頭試問が一体で20分前後、試験官が複数名という形式で行われたという受験者の報告があります。要項にも「口頭試問において、回答を導くために補助的にホワイトボードや紙を使用する場合もある」と明記されており、その場で計算や説明を求められる前提で準備してください。
地域貢献枠推薦は大学在学生にも開かれている
学校推薦・自己推薦が高等専門学校の卒業見込み者に限られるのに対し、地域貢献枠推薦は大学2年以上在学(62単位以上)・短期大学卒業・専修学校専門課程修了などからも出願できます。大学に在学しながら編入を考えている人にとって、5月に受けられる唯一の選択肢です。
条件は、卒業後に福井県内に就職するか本学大学院へ進学して地域社会に貢献する強い意志があること。加えて、志望学科に関連する専門科目の学力に優れているか、地域貢献に関連する活動で表彰・運営に携わった経験があるか、本学の教育研究に強い関心があるか、のいずれかに該当する必要があります。推薦書には自己PR(地域貢献活動等)と自己評価を記述します。
学科・コース別の試験科目と時間割
一般選抜の学力検査は学科・コースごとに構成が異なります。同じ工学部でも、丸1日かけて2科目を解く学科と、面接だけの学科が混在します。ここを取り違えると準備の設計そのものが狂うので、まず自分の志望先の行を確認してください。
| 学科・コース | 2027年度の時間割 | 出題範囲 |
|---|---|---|
| 機械・システム工学科 (機械工学/ロボティクス/原子力安全工学) | 9:00〜10:20 数学 11:00〜 面接(口頭試問を含む) | 微分積分、線形代数、常微分方程式、確率統計、解析学(フーリエ変換・ラプラス変換) |
| 電気電子情報工学科 電子物性工学コース 電気通信システム工学コース | 9:00〜10:20 数学 10:40〜12:00 面接(口頭試問/物理) 13:00〜 面接(口頭試問を含む) | 数学=微分積分、線形代数 物理(口頭試問)=力学、電磁気学、電気回路、電子回路 |
| 電気電子情報工学科 情報工学コース | 9:00〜10:20 数学 12:00〜 面接(口頭試問を含む) | 微分積分、線形代数 |
| 建築・都市環境工学科 | 9:00〜10:30 数学 11:00〜12:30 英語 13:30〜 面接(口頭試問を含む) | 数学=微分積分、線形代数、微分方程式 英語=範囲の明示なし |
| 物質・生命化学科 応用物理学科 | 9:00〜 面接(口頭試問を含む) 学力検査なし | — |
2027年度からの変更点
2026年度入試(2025年7月実施)と2027年度入試(2026年6月実施)を並べると、次の3点が変わっています。過去問を解くときに現行制度と食い違う部分なので、必ず押さえてください。
- 電子物性工学コース・電気通信システム工学コースの物理が、筆記から口頭試問へ変わりました。2026年度までは9:00〜12:00の180分で「数学・物理から4題」を解く形式でしたが、2027年度は数学の筆記が80分に独立し、物理は10:40〜12:00の面接(口頭試問)で「物理学の基礎的な内容についての理解度」を評価する形になりました。範囲(力学・電磁気学・電気回路・電子回路)は変わっていないため、学習量が減ったわけではなく、手を動かして解く力から、口頭で説明できる力へと問われ方が移ったと理解してください。
- 機械・システム工学科の数学から、必須科目と選択科目の区分表記がなくなりました。2026年度までは「必須=微分積分・線形代数/選択=常微分方程式・確率統計・解析学の3題中1題」という構成でしたが、2027年度の要項は5分野を並べて「以上の内容より出題」とだけ記しています。試験時間も90分から80分に短縮されました。選択で逃げられる前提で範囲を絞るのは危険です。
- 建築・都市環境工学科の募集人員が、一般選抜から学校推薦へ振り替わりました。2026年度は学校推薦3名・一般選抜7名でしたが、2027年度は学校推薦5名・一般選抜5名です。高等専門学校または短期大学からの推薦ルートが太くなり、一般選抜の枠は狭くなっています。
- 推薦選抜の集合時刻も、2026年度の8:00〜8:20から2027年度は13:10〜13:30へ変更され、面接は14:00開始になりました。遠方から当日入りしやすい日程です。
情報工学コースについては、それ以前にも変更がありました。2024年度入試までは学力検査が「数学・専門」で、専門として論理回路が出題範囲に含まれていましたが、2025年度入試から数学(微分積分・線形代数)のみになっています。論理回路を含む古い年度の問題を「現在の出題傾向」として扱わないよう注意してください。
面接だけで判定される2学科をどう考えるか
物質・生命化学科と応用物理学科は、推薦・一般を問わず学力検査がありません。筆記対策が不要な分だけ楽に見えますが、合否を分ける材料が面接(口頭試問)と成績証明書・出願書類しかないということでもあります。専門科目の理解を口頭で確認される前提で、これまで学んだ内容を自分の言葉で説明できる状態に整えるのが対策の中心になります。
なお応用物理学科は、推薦選抜の出願条件である「同系列」の判断で系列を問わないと要項に明記されている唯一の学科です。出身学科の分野が福井大学の学科名と一致しない人にとって、間口の広い選択肢になります。
難易度と倍率|大学公表の4年分
福井大学工学部は、募集要項の巻末に前年度の「工学部第3年次編入学試験入学者状況」を掲載しています。選抜区分別・学科コース別に、募集人員/志願者数/受験者数/合格者数/入学者数の5列がそろった、かなり細かいデータです。ここでは各年度の募集要項から4年分を集計しました。
出典: 福井大学 工学部第3年次編入学 学生募集要項(令和6年度版〜令和9年度版)巻末の「工学部第3年次編入学試験入学者状況」。年度は入学年度です。実質倍率は受験者数÷合格者数で編入総研編集部が算出し、小数第3位を四捨五入しています。合格者が0名の区分は倍率を算出できないため「—」としています。
選抜区分別の推移
| 年度 | 区分 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 学校推薦 | 18名 | 12 | 12 | 10 | 10 | 1.20倍 |
| 自己推薦 | 若干名 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1.00倍 | |
| 地域貢献枠推薦 | 若干名 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1.00倍 | |
| 一般選抜 | 22名 | 108 | 93 | 41 | 31 | 2.27倍 | |
| 2024年度 | 学校推薦 | 18名 | 16 | 16 | 15 | 15 | 1.07倍 |
| 自己推薦 | 若干名 | 1 | 1 | 0 | 0 | — | |
| 地域貢献枠推薦 | 若干名 | 2 | 2 | 0 | 0 | — | |
| 一般選抜 | 22名 | 85 | 61 | 39 | 30 | 1.56倍 | |
| 2025年度 | 学校推薦 | 18名 | 10 | 10 | 9 | 9 | 1.11倍 |
| 自己推薦 | 若干名 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1.00倍 | |
| 地域貢献枠推薦 | 若干名 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1.00倍 | |
| 一般選抜 | 22名 | 107 | 84 | 49 | 19 | 1.71倍 | |
| 一般選抜(第2次募集) | 12名 | 6 | 6 | 3 | 2 | 2.00倍 | |
| 2026年度 | 学校推薦 | 18名 | 16 | 16 | 13 | 13 | 1.23倍 |
| 自己推薦 | 若干名 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2.00倍 | |
| 地域貢献枠推薦 | 若干名 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | |
| 一般選抜 | 22名 | 111 | 81 | 59 | 25 | 1.37倍 |
この4年から読み取れることは3つあります。
- 一般選抜の倍率は下がる方向にあります。志願者数は85〜111名とほぼ横ばいなのに、合格者数が41名→39名→49名→59名と増え、実質倍率は2.27倍から1.37倍まで下がりました。募集人員22名に対して59名を合格させた年もあり、募集人員だけで難易度を測ると実態を大きく見誤ります。
- 合格しても入学しない人が多い。2025年度は合格49名に対し入学19名、2026年度は合格59名に対し入学25名です。他大学との併願で流れる人が多く、大学側もそれを見込んで多めに合格を出しているとみられます。この構造が、追加合格や第2次募集が発生する背景にもなっています。
- 出願しても受験しない人が2〜3割います。2026年度は志願111名に対し受験81名で、30名が受験していません。志願者数だけを見て「30倍近い」と身構える必要はありませんが、逆に受験者数ベースの倍率のほうが実感に近いということでもあります。
学科・コース別の実質倍率
一般選抜について、2023〜2026年度の4年分を学科・コース単位で合算した実質倍率です(第2次募集は含みません)。単年では受験者が2〜5名という区分もあるため、年度ごとの数字ではなく4年合計で見るほうが実態に近づきます。
| 学科・コース | 受験者(4年計) | 合格者(4年計) | 実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 機械・システム/機械工学 | 74 | 30 | 2.47倍 |
| 機械・システム/ロボティクス | 26 | 14 | 1.86倍 |
| 機械・システム/原子力安全工学 | 17 | 13 | 1.31倍 |
| 電気電子情報/電子物性・電気通信システム | 22 | 18 | 1.22倍 |
| 電気電子情報/情報工学 | 92 | 61 | 1.51倍 |
| 建築・都市環境工学科 | 63 | 36 | 1.75倍 |
| 物質・生命化学科 | 19 | 11 | 1.73倍 |
| 応用物理学科 | 6 | 5 | 1.20倍 |
受験者数が集中しているのは情報工学コース(4年で92名)と機械工学コース(74名)、建築・都市環境工学科(63名)の3つです。ただし情報工学コースは合格者も多いため倍率は1.51倍にとどまり、実質的にいちばん通りにくいのは機械工学コースの2.47倍でした。一方で原子力安全工学コース・電子物性工学コース・電気通信システム工学コース・応用物理学科は、4年間の受験者が6〜22名と少なく、倍率も1.2倍前後です。
受験者数が1桁の区分は、1人の合否で倍率が大きく動きます。物質・生命化学科では2024年度に一般選抜の受験者2名・合格者0名という年があり、単年の数字を難易度の指標として使うのは適切ではありません。
2027年度入試の合格者数
2027年度入試の志願者数・受験者数は次年度の募集要項に掲載されるため、まだ公表されていません。現時点で分かっているのは、大学が公表した合格者受験番号の一覧から数えられる合格者数です。
- 推薦選抜(計14名): 学校推薦10名(機械・システム2/電気電子情報3/建築・都市環境4/物質・生命化学1)、自己推薦4名(機械・システム1/電気電子情報1/建築・都市環境2)、地域貢献枠推薦0名
- 一般選抜(計30名): 機械・システム6名/電気電子情報14名/建築・都市環境5名/物質・生命化学0名/応用物理5名
推薦と一般を合わせた合格者は44名で、定員40名を上回っています。注目したいのは物質・生命化学科で、一般選抜の合格者が0名でした。面接だけの選抜だから通りやすい、とは限らないことを示す結果です。逆に応用物理学科は一般選抜で5名が合格しており、これは過去4年(0〜2名)を上回る人数でした。
出題傾向|数学で何が問われるか
ここでは、オンライン編入学院の過去問分析から、福井大学工学部の学力検査で実際に問われている内容の傾向を整理します。著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません。分析対象は学力検査(数学)で、学科・コースにより出題範囲が異なるため、必ず自分の志望先の範囲と照らして読んでください。
微分積分|計算だけでなく「示す」問題がある
微分積分では、次のような領域が繰り返し扱われています。
- 重積分と極座標変換: 領域を極座標に置き換えてヤコビアン(= 変数変換にともなう面積の伸び縮みを表す量)を求め、そのうえで積分値を出す流れ。円領域での2重積分も出ています。
- 2変数関数の偏微分と極値: 偏導関数から停留点を求め、極大値・極小値を判定する形。
- 増減表とグラフの概形: 第1次導関数から増減表を作り、極値を求めてグラフの概形まで描かせる出題。答えの数値だけでなく、表と図を書かせる形式が定着しています。
- 媒介変数表示の微分: 媒介変数で表された曲線について導関数を求め、そこから増減を調べる流れ。
- 広義積分・級数展開: 無限区間の積分値や、テーラー展開(= 関数を多項式で近似する手法)による近似式。
- 公式そのものの証明: 積和の公式を使って不定積分の公式を導く、といった「計算ではなく論証」を求める設問も含まれています。
目立つのは、答えを出すだけの計算問題と、導出過程や理由を書かせる問題が混在している点です。空欄補充の形で証明の途中を埋めさせる出題もあるため、公式を暗記して当てはめるだけの練習では対応しきれません。
線形代数|固有値と空間ベクトルが二本柱
線形代数は、次の2系統が中心です。
- 固有値・固有ベクトルとその応用: 行列の固有値・固有ベクトルを求めたうえで、漸化式で定義された数列の一般項を導く、単位固有ベクトルまで求めさせる、といった発展まで含まれます。逆行列の存在判定と算出も定番です。
- 空間ベクトルと平面: ベクトルの一次結合、内積となす角、2つのベクトルが張る平面の方程式、点から平面へ下ろした垂線の足の座標。法線ベクトルを使う設問がまとまって出ています。
このほか、行列のランク(階数)から連立一次方程式の解の形を論じる問題、回転行列を導出する問題、べき零行列の性質(行列式が0であること、固有値が0であること)を証明する問題も確認できます。証明を要求する設問が線形代数側にも入っているのが福井大学の特徴です。
参考書との対応で見ると、なす角・法線ベクトル・平面の方程式・行列の対角化・逆行列・行列式・線形変換といった概念が、実際の出題と一致しています。線形代数の標準的なテキストを1冊やり切れば範囲としては足りる一方で、「求めよ」だけでなく「示せ」に答える練習を別途積む必要があります。
建築・都市環境工学科の英語
建築・都市環境工学科だけは、数学90分に続いて英語90分が課されます。募集要項に出題範囲の記載はなく、外部英語試験のスコア提出も求められていません。逆に言えば、英語の得点はその日の筆記だけで決まります。数学と英語で合計180分を1日で解く負荷があるため、直前期には通しで時間を計った演習を入れておくことをおすすめします。
口頭試問で何を確認されるか
全学科・全区分で面接(口頭試問を含む)が課されます。要項には「口頭試問において、回答を導くために補助的にホワイトボードや紙を使用する場合もある」と明記されており、その場で式を書きながら説明する場面がある前提です。
受験者の報告では、電気系のコースでは解析学・線形代数・確率統計・電気回路・電磁気学と広い範囲から確認され、機械系では熱力学や力学、振動といった機械工学の基礎、原子力安全工学コースでは放射線に関する基礎が話題になる傾向があります。ただし個々の質問内容は年度や試験官によって変わるため、特定の設問を当てにいく対策は現実的ではありません。自分が履修した科目の基本的な定義・法則・公式を、紙に書きながら説明できる状態にしておくのが、最も再現性の高い準備です。
電子物性工学コース・電気通信システム工学コースでは、2027年度からこの口頭試問が物理の評価枠として独立しました(10:40〜12:00)。実質的に「物理の口述試験」が80分枠で設定されていると考えて準備してください。
対策ロードマップ
推薦選抜(5月)と一般選抜(6月末)では逆算の起点が1か月半ずれます。ここでは一般選抜を基準に、推薦を受ける人はすべてを約1.5か月前倒ししてください。
- 前年9月〜12月
志望学科・コースを1つに絞る。福井大学工学部は全学科・全コースが同じ日に実施されるため、学内併願は事実上できません。倍率も試験科目も学科によって大きく違うので、ここでの選択がその後の学習計画をすべて決めます。あわせて、推薦選抜に出願できる立場かどうか(高等専門学校の卒業見込みか、福井県内就職の意志があるか)も確認しておきます。
- 前年12月〜3月
数学の土台をつくる。微分積分と線形代数は全ての筆記系コースで共通の必修範囲です。教科書レベルの標準問題を一通り解けるところまで持っていきます。機械・システム工学科志望なら、常微分方程式・確率統計・解析学(フーリエ変換、ラプラス変換)まで範囲に入ることを前提にスケジュールを組んでください。3月ごろに次年度の募集要項が公表されるので、公表と同時に原本を読み、変更点を確認します。
- 3月〜4月
過去問を取り寄せて出題形式に合わせる。大学が直近3年分の学力検査の過去問を配布しています。ここで「証明・導出を書かせる設問がどのくらいの比重か」を体感しておくと、以降の演習の質が変わります。推薦選抜を受ける人は、この時期に推薦書と自己PRを仕上げ、指導教員に面接練習を依頼します。推薦の出願は4月中旬で締め切られます。
- 4月〜5月
口頭試問の準備を並行させる。志望理由、卒業研究の内容、編入後に学びたいことを言語化します。専門科目については、主要な定義・法則を紙に書きながら説明する練習を繰り返してください。建築・都市環境工学科志望はこの時期から英語の読解演習を週次で入れます。
- 5月〜6月上旬
出願書類を確定させる。一般選抜の出願は6月11日〜18日(16時必着・郵送のみ)です。成績証明書・卒業(見込)証明書は出身校の発行に時間がかかるため、5月中に依頼を済ませます。出願資格の一部は、出願期間開始の10日前までに大学へ問い合わせる必要があります(後述)。
- 6月中旬〜試験当日
時間を計った通し演習に切り替える。数学80〜90分、建築は英語90分を加えた通し。当日は8時〜8時20分に総合研究棟Ⅰの講義室へ集合します。試験開始に遅刻した場合、受験が認められるのは開始後30分以内までです。課される試験を一部でも受験しなかった場合は失格になります。
出願手続きのチェックリスト
2028年4月入学を目指す方向けの実務リストです。日付は2027年度入試の実績をもとにした目安で、次年度の日程は必ず要項で確認してください。
- 要項の入手(例年3月ごろ): 募集要項は毎年3月に公表されています。推薦選抜の出願は4月中旬なので、要項が出てから準備を始めると間に合いません。
- 出願資格の事前問い合わせ(出願期間開始の10日前まで): 一般選抜の出願資格(4)(学校教育法第90条第2項により大学に入学した者)と(7)(外国で14年以上の課程を修了した者)に該当する人は、出願期間が始まる10日前までに資料を同封して大学へ文書で問い合わせる必要があります。ここを逃すと出願できません。推薦選抜で志望学科が出身学科と同系列か判断しにくい場合も、出願前の問い合わせが必要です。
- 受験上の配慮の事前相談: 病気・負傷・障がい等で配慮が必要な場合の申請期限は、2027年度入試では推薦選抜が4月1日、一般選抜が5月27日でした。出願期間より前に締め切られる点に注意してください。
- 証明書類の手配(出願の2〜4週間前): 成績証明書(原本・厳封)と卒業(見込)証明書が必要です。「大学に2年以上在学」区分で出願する人は、大学所定の様式の在学期間証明書も提出します。専修学校専門課程や高等学校専攻科の修了者は、その課程が基準を満たすことの証明書と履修案内等の添付も求められます。
- インターネット出願の登録と検定料の支払: 出願情報の入力期間は出願期間と異なります(2027年度一般選抜は6月4日9時〜6月18日16時)。検定料30,000円はコンビニ・銀行ATM・クレジットカード・ネットバンキングで支払います。銀行窓口とコンビニ設置の銀行ATMでは支払えません。
- 書類の郵送(出願期間内・16時必着): 角形2号封筒に宛名ラベルを貼り、簡易書留速達で郵送します。持参による出願は認められません。期限後に到着したものは、出願期間最終日の前日までの発信局日付印がある簡易書留速達に限り受理されます。
- 受験票の印刷: 2027年度は推薦選抜が4月20日9時、一般選抜が6月16日9時からインターネット出願サイトで印刷できました。A4カラーで印刷し、当日必ず持参します。
- 合格後の意思確認(一般選抜のみ): 合格通知書に同封されるQRコードから入学意思確認フォームに回答します。2027年度の期限は7月29日でした。回答しないと入学の意思がないものとして扱われます。
併願戦略の考え方
福井大学工学部を受けるうえで、日程面から押さえておきたい点が3つあります。
- 学内併願は事実上できません。全学科・全コースが同じ日に実施されるため、出願できるのは1学科・1コースだけです。「本命が難しければ別の学科で」という保険はかけられないので、志望先の決定は早い段階で行ってください。
- 推薦選抜と一般選抜は同じ年度内で二度受けられます。推薦の合格発表(5月27日)は一般選抜の出願開始(6月11日)より前なので、推薦が不合格でも一般選抜に出願し直せます。ただし推薦での合格は入学確約が前提なので、他大学と本気で併願したい人は最初から一般選抜を選ぶことになります。
- 6月末という日程は、他大学との併願を組みやすい位置にあります。国立大学の工学系編入は6月から8月にかけて分散しており、福井大学の一般選抜は比較的早い側です。合格発表が7月15日と早いため、その後の受験校の選び方にも余裕が生まれます。北陸・中部圏で工学系を検討している方は、金沢大学理工学域、富山大学工学部、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学の記事もあわせてご覧ください。
なお、追加合格と第2次募集の存在は併願設計に効きます。福井大学工学部は入学手続完了者が定員に達しない場合に追加合格を出し、それでも欠員が生じたときは第2次募集を9月以降に公表することがあります。2025年度入試では第2次募集で3名が合格しています。夏の結果が思わしくなかった場合でも、9月に大学のお知らせを確認する価値があります。
入学後のことも先に確認しておく
単位認定は76単位が上限
編入後の単位認定は、出身校での修得内容をシラバスで精査したうえで授業科目別に行われ、共通教育科目と専門教育科目を合わせて76単位が上限です。卒業要件は各学科とも124単位以上(専門教育科目96単位以上、共通教育科目28単位)。要項には「認定された単位数によっては、2年間で卒業できないこともあります」と明記されているため、2年で卒業できることを前提に生活設計をするのは避けたほうが安全です。
教員免許は編入学生には厳しい
工学部の卒業者には学士(工学)の学位が授与され、所定の単位を修得すれば高等学校1種の免許状(機械・システム工学科/電気電子情報工学科/建築・都市環境工学科は工業、物質・生命化学科/応用物理学科は理科)が取得できます。ただし要項は、編入学生の場合は2年間の在学期間では教員免許状の取得が厳しいため、希望する場合は出願前に必ず学務部教務課へ相談するよう求めています。教員免許の取得を目的に編入を考えている方は、この確認を出願前に済ませてください。
学費と支援制度
入学料は282,000円(予定額・入学手続時に1回限り)、授業料は年額535,800円(予定額・前期後期の2回払い、一括納入も可)です。日本学生支援機構の給付型奨学金受給者は入学料・授業料の全部または一部が免除され、扶養する子どもが3人以上の多子世帯は所得制限なく無償化の対象になります。経済的理由で納付が困難な場合の徴収猶予制度もあります。学生宿舎(国際交流学生宿舎・文京キャンパスから徒歩約10分)は寄宿料が月額5,800円で、新入生の入居者募集要項は11月中に大学ホームページへ掲載されます。
おすすめ参考書
学力検査が課される学科・コースの中心は数学です。ここでは、福井大学工学部の出題内容との対応を確認できた本と、出題分野との対応から選んだ本を分けて紹介します。カードをタップするとレビュー記事に移動できます。
福井大学工学部の出題との対応を確認できた本
いずれも線形代数のテキストです。なす角・法線ベクトル・行列の対角化・逆行列・行列の積・線形変換といった、実際に問われている概念の収録が確認できています。
出題分野との対応から選んだ本
微分積分と、編入試験向けの総合演習書です。極座標変換・重積分・停留点・増減表・マクローリン展開といった収録概念が、福井大学工学部の出題分野と一致します。
機械・システム工学科を志望する場合は、上記に加えて常微分方程式・確率統計・解析学(フーリエ変換、ラプラス変換)を扱う教材が必要です。逆に、情報系の学習で使われる論理回路やアルゴリズムの参考書は、現在の学力検査の範囲には含まれません(情報工学コースの専門科目は2025年度入試から廃止されています)。
よくある質問
福井大学工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
募集要項に掲載されている入学者状況によると、一般選抜の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2023年度2.27倍、2024年度1.56倍、2025年度1.71倍、2026年度1.37倍でした。学科・コース差が大きく、直近4年を合計すると機械工学コースが2.47倍で最も高く、応用物理学科は1.20倍、電子物性工学コース・電気通信システム工学コースは1.22倍です。志望先によって難易度がまったく違う試験だと考えてください。
推薦選抜と一般選抜はどちらが有利ですか?
推薦選抜は面接(口頭試問を含む)と書類審査だけで、学力検査がありません。合格率も一般選抜より高く、直近4年の学校推薦は志願者10〜16名に対して合格者9〜15名でした。ただし学校推薦と自己推薦は高等専門学校の卒業見込み者に限られ(建築・都市環境工学科の学校推薦のみ短期大学卒業見込み者も対象)、合格した場合は入学を確約する必要があります。出願できる立場なら推薦を先に検討し、不合格でも同じ年度の一般選抜を受けられる日程になっている点を活かすのが現実的です。
大学2年生でも出願できますか?必要単位は何単位ですか?
一般選抜の出願資格には「大学に2年以上在学し、62単位以上を修得した者または修得見込みの者」という区分があり、大学2年生でも出願できます。この62単位は在学生向けの区分にかかる要件で、高等専門学校卒業や短期大学卒業の区分には適用されません。修得見込みで出願して所定の単位を修得できなかった場合は合格が取り消されるため、履修計画は早めに確認しておいてください。
英語やTOEICのスコアは必要ですか?
2027年度の募集要項には、TOEIC・TOEFL・実用英語技能検定などの外部試験スコアを出願資格や提出書類として求める記載はありません。英語の筆記試験が課されるのは建築・都市環境工学科の一般選抜だけで、試験時間は90分です。それ以外の学科・コースでは英語の学力検査はありませんが、面接で英語学習の状況や英語論文への向き合い方を問われた受験者の報告があるため、まったく触れないでよいという意味ではありません。
電気電子情報工学科の物理の筆記試験はまだありますか?
電子物性工学コースと電気通信システム工学コースでは、2026年度入試まで数学と物理を合わせた180分の学力検査が課されていましたが、2027年度入試から物理の筆記試験がなくなりました。現在は数学の学力検査80分に加えて、物理学の基礎的な内容の理解度を評価する面接(口頭試問)が別枠で行われます。力学・電磁気学・電気回路・電子回路という出題範囲そのものは変わっていないため、学習内容を減らすのではなく、口頭で説明できる形に整え直すことが対策になります。
過去問は手に入りますか?
福井大学工学部は編入学試験の過去問題を配布しています。文京キャンパスの学務部入試課の窓口で受け取る方法と、入試課へ電子メールで請求して着払いで郵送してもらう方法があり、請求方法は募集要項に記載されています。配布されるのは直近3年分で、対象は学力検査のみです。面接・口頭試問の問題は配布されません。
2027年4月入学の募集はもう終わっていますか?次はいつですか?
2027年度(2027年4月入学)の推薦選抜・一般選抜はいずれも終了し、合格者発表も2026年5月27日と7月15日に済んでいます。ただし入学手続完了者が定員に達しない場合は追加合格が行われ、それでも欠員が生じた場合は第2次募集が2026年9月以降に公表される可能性があります。2025年度には実際に第2次募集が行われました。2028年4月入学を目指す場合は、例年3月ごろに公表される次年度の募集要項を確認してください。推薦選抜の出願は4月中旬で、要項公表から1か月ほどしか猶予がありません。
まとめ
福井大学工学部の編入試験は、選抜区分を選ぶところから戦略が始まる試験です。高等専門学校の卒業見込みなら学校推薦・自己推薦、大学や短期大学に在学中で福井県内就職・大学院進学の意志があるなら地域貢献枠推薦、それ以外は一般選抜という整理になります。推薦は5月、一般は6月末と全国的に早い日程なので、逆算の起点も他大学より1〜2か月前に置く必要があります。
難易度は学科・コースで大きく異なり、直近4年の一般選抜では機械工学コースの2.47倍が最も高く、応用物理学科は1.20倍でした。募集人員22名に対して59名を合格させた年もあり、募集人員だけで難しさを判断するのは適切ではありません。まずは志望学科を1つに絞り、その学科に課される科目(数学のみか、数学+英語か、面接だけか)を確認したうえで、微分積分と線形代数の土台づくりから始めてください。
そして、電子物性工学コース・電気通信システム工学コースの物理が筆記から口頭試問へ変わったこと、情報工学コースの論理回路が出題範囲から外れたことは、過去問を解くうえで必ず知っておくべき変更点です。古い年度の問題をそのまま「現在の傾向」と考えないよう気をつけてください。制度は毎年見直されるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項で確認しましょう。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要・日程・出願資格・選抜方法は福井大学が公表する工学部第3年次編入学 学生募集要項の原本で、志願者数・合格者数は同要項巻末の入学者状況および大学が公表した合格者受験番号で確認しています。出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析にもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日







