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宇都宮大学工学部

宇都宮大学工学部の編入|高専からの推薦だけ・面接と書類で決まる

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年5月7日〜2026年5月12日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06‌​‌‌​‌​​​‌​‌‌​‌‌‌‌‌‌​​‌​​​​‌‌‌‌‌

宇都宮大学工学部の編入は、推薦による選抜だけです。令和9年度の学生募集要項は「入学者の選抜は『推薦による選抜』のみで行います」と書いており、出願できるのは高等専門学校を令和9年3月に卒業見込みの方に限られます。

大学に在学中の方、短期大学を卒業した方、高専をすでに卒業した方は出願できません。この記事は、令和9年度の募集要項をもとに、誰が出せて、当日は何をして、どのくらいの人が受けているのかを整理したものです。

推薦だけの試験は、出願できるかどうかが校内での成績と推薦枠で決まります。しかも国公立の推薦は1校しか出せません。いまの成績と志望校の組み合わせをうかがって、出願の戦略から整理します。

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出願できるのは高専の卒業見込みだけ

令和9年度の出願資格は、要項の文言で次のとおりです。

高等専門学校を令和9年3月卒業見込みの者で、在学中の成績が上位に属し、出身学校長等が人物、学力ともに優秀と認め推薦する者。なお、この場合同一人を他の国公立大学と重複して推薦できません。

ここから読み取れることが3つあります。

  • 高専の卒業見込みに限られる。大学在学者・短大卒業者・高専の既卒者は対象外です
  • 校内の成績と学校長の推薦が前提。「在学中の成績が上位に属し」という条件があるため、出願できるかどうかは校内で先に決まります
  • 国公立大学の推薦は1校だけ。他の国公立大学と重複して推薦を受けることはできません。併願を考えるなら、推薦を使わない試験を実施している大学と組み合わせることになります

出典: 宇都宮大学「令和9年度 工学部第3年次編入学試験学生募集要項」(2026年8月21日確認)。出願前には必ず大学の受験生ポータルサイトで最新の要項をご確認ください。冊子の募集要項の請求が必要です。

募集人員と令和9年度の日程

項目令和9年度(2027年度入学)
募集学科基盤工学科(応用化学コース/機械システム工学コース/情報電子オプティクスコース〈電気電子分野・情報科学分野〉)
募集人員26名(基盤工学科として。コース別の内訳は示されていません)
編入年次第3年次(入学は令和9年4月)
出願期間令和8年5月7日(木)〜5月12日(火)9時〜16時。郵送は書留速達で5月12日16時必着
面接令和8年5月19日(火)集合12時30分・面接開始13時(陽東キャンパス10号館1階玄関ホール)
合格発表令和8年5月29日(金)14時

出願の方法にも特徴があります。志願者本人が直接出すのではなく、出願書類を出身学校長等に提出し、学校がまとめて郵送または持参する形です。推薦書と調査書はどちらも学校長等が作成して厳封したものが必要になります。学校側の作業が入るぶん、校内の締切は大学の締切より前に来ます。4月のうちに担任や進路担当へ相談しておいてください。

試験の中身:面接に口述試験が含まれる

選抜方法は、面接(口述試験を含む)の結果と、推薦書・調査書の評価結果を総合して行われます。筆記試験はありません。

ただし「面接だけだから対策が要らない」わけではありません。要項には、口述試験では志望コースの専門分野を学ぶための基礎的な能力について試問すると書かれています。つまり、専門の基礎を口で説明できる状態にしておく必要があります。

準備の軸は2つです。

  • 志望コースの専門基礎——応用化学なら化学、機械システム工学なら力学系、情報電子オプティクスなら電気回路や情報の基礎。高専で学んだ範囲を、教科書の章立てに沿って口頭で説明できるところまで戻す
  • 志望理由とコース選択の一貫性——なぜそのコースなのか、高専で何をやってきて、編入後に何をしたいのか。推薦書・調査書と食い違わないことが大切です

口述試験は「解ける」ではなく「説明できる」で決まります。どの範囲をどこまで戻すか、専門科目の何から手をつけるかは、志望コースと現在の理解度で変わります。現状をうかがって、絞り込むところからご相談ください。

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コース別の志願者数と合格者数

募集要項には、過去3か年の合格状況が載っています。推薦による選抜の数字です。

コース志願者数
令和6→7→8年度
合格者数
令和6→7→8年度
応用化学コース(※)8 → 9 → 56 → 9 → 5
機械システム工学コース8 → 6 → 87 → 3 → 5
情報電子オプティクスコース7 → 6 → 76 → 6 → 5

※令和6年度・令和7年度は物質環境化学コースとして募集していたものです。情報電子オプティクスコースの内訳は、令和8年度が情報科学分野4名・電気電子分野3名の志願で、合格は情報科学分野2名・電気電子分野3名でした。

3コースとも志願者は毎年5〜9名の範囲で、合格者数もそれに近い数字です。募集人員26名に対して志願者はそれを下回っており、倍率で見れば2倍を超えていません。

ここで注意したいのは、この数字は「推薦を受けられた人」の中での競争だということです。校内で推薦をもらう段階がすでに選抜になっています。表の数字が低いからといって、準備なしで通る試験ではありません。

なお、過去3か年の表には推薦とは別に「学力」による選抜の記録も載っており、情報電子オプティクスコースで志願24名・合格6名(いずれも電気電子分野)という年があります。令和9年度は推薦による選抜のみなので、この枠を当てにした準備はできません。

いつまでに何を終えるか

時期やること
高専4年まで校内の成績を上げる。「在学中の成績が上位に属し」が出願の前提なので、ここが最初の関門です。志望コースを決め、オープンキャンパスや研究室の情報を集める
5年の4月担任・進路担当へ推薦の相談。推薦書と調査書は学校長等が作成するため、校内の手続きに時間がかかります。国公立の推薦は1校だけなので、この時点で志望校を1つに決める必要があります
5月上旬出願(5月7日〜12日)。書類は学校がまとめて提出します
5月中旬口述試験の準備。志望コースの専門基礎を、口で説明する練習に切り替える。5月19日が面接

試験が5月で、出願はその2週間前です。他の国立大学の編入試験(多くは6月〜8月)より早く動きます。5年生の春に間に合わせるには、4年生のうちに志望校を絞っておく必要があります。

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オンライン編入学院は、推薦で受ける試験の準備や、口述試験で専門を説明する練習も指導しています。合格状況は年度ごとに公開しており、2027年度入学の合格には埼玉大学工学部・東京農工大学工学部などが含まれます。最新の状況は合格者速報をご覧ください。

よくある質問

宇都宮大学工学部の編入は、大学生や短大生でも受けられますか?

受けられません。令和9年度の学生募集要項は「入学者の選抜は『推薦による選抜』のみで行います」と明記しており、出願資格は「高等専門学校を令和9年3月卒業見込みの者で、在学中の成績が上位に属し、出身学校長等が人物、学力ともに優秀と認め推薦する者」だけです。大学在学者・短期大学の卒業者・高専をすでに卒業した方は対象になりません。

筆記試験はありますか?

ありません。選抜は面接(口述試験を含む)の結果と、出身学校長等が作成した推薦書・調査書の評価結果を総合して行われます。ただし口述試験では、志望コースの専門分野を学ぶための基礎的な能力について試問されるため、専門科目の準備は必要です。

他の国公立大学と併願できますか?

推薦は重複できません。募集要項に「同一人を他の国公立大学と重複して推薦できません」と明記されています。国公立大学の推薦による編入は1校しか出せないということです。併願を考える場合は、推薦を使わない試験を実施している大学と組み合わせることになります。

どのくらいの人が受けていますか?

令和9年度の募集要項に載っている過去3か年の推薦による選抜の状況は、応用化学コースが志願8名・9名・5名に対して合格6名・9名・5名、機械システム工学コースが志願8名・6名・8名に対して合格7名・3名・5名、情報電子オプティクスコースが志願7名・6名・7名に対して合格6名・6名・5名です(それぞれ令和6年度・7年度・8年度の順)。募集人員は基盤工学科として26名です。

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国公立の推薦は1校だけです。だからこそ、どこに推薦を使い、どこを学力の試験で受けるかの組み立てが結果を左右します。志望分野と現在の成績をうかがって、併願の形から一緒に考えます。

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