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広島大学情報科学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

広島大学情報科学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-05

結論:広島大学情報科学部の編入試験はこんな試験

広島大学情報科学部情報科学科の第3年次編入学試験(一般入試)は、必須の数学(微分積分・線形代数)に加えて「確率・統計」か「プログラミング(C言語)」のどちらかを選ぶ筆記試験と、面接で合否が決まる試験です。募集人員は2025年度(令和7年度)試験から5名から20名に拡大され、同時に全国の高等専門学校を対象にした推薦入試(面接のみ)も新設されました。大学が公表する実施状況によると、制度変更後の2025・2026年度は推薦を含む合計で実質倍率(受験者数÷合格者数)が2倍前後、そのうち2026年度の一般入試単独では2.3倍で、制度変更前の2022〜2024年度(定員5名の一般選抜のみ)の3〜5倍からは緩和しています。過去問分析では、必須の数学は線形代数の固有値まわりと微分積分の重積分・極値が繰り返し問われ、選択科目もそれぞれ出題の型が安定しているため、得意な方を選べば独学でも十分に戦える範囲です。合格者の実例では、対策開始から本番まで約10か月、TOEICは対策開始から約4か月で795点を確保しています。今日から始めるなら、まず出願資格(68単位以上の修得など)を確認し、必須科目の数学(微分積分・線形代数)の基礎固めから着手するのが定石です。この記事では、大学公式の要項・オンライン編入学院の過去問分析・合格者の体験談をもとに、対策の全体像を解説します。

試験概要(最新要項データ)

2027年度2027年度(令和9年度・2027年4月入学)一般入試の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。

20名募集定員(推薦・一般合計)
2026/6/27試験日(一般入試)
必須+選択1筆記試験科目
68単位必要修得単位の目安
試験日(一般入試)2026年6月27日(土) 筆記10:00〜12:00・面接13:30〜
出願期間(一般入試)2026年6月2日(火)〜6月11日(木)17時
募集定員20名(3年次編入)。推薦入試・一般入試の合計人数として公表されており、大学は一般入試単独の内訳を公表していません
試験科目必須: 数学(微分積分、線形代数)
選択: 数学(確率・統計)またはプログラミング(C言語)のいずれか1つ
面接: 情報科学への関心・論理的思考力・学習意欲・適性などを総合的に評価
英語外部試験TOEIC Listening & Reading(公開テストまたはIP)、TOEFL(PBTまたはiBT)のいずれかのスコア証明書の提出が必須。2025年4月1日以降、出願時までに受験したものに限る(オンライン受験は対象外)
出願資格(主なもの)短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、修業年限2年以上の専修学校専門課程修了者、大学に2年以上在学し68単位以上修得した者、学士の学位を持つ者、外国の大学等の関係者など
推薦入試(参考)全国の高等専門学校の情報系学科が対象。出願期間2026年5月7日〜5月13日、試験日5月23日(面接のみ、筆記試験なし)。在籍4年次の成績が学科内上位25%以内であることなどの推薦要件があります

出願資格・提出書類・スコアの有効期限などの詳細は、必ず広島大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「広島大学 情報科学部 編入学 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報であり、一般入試(筆記+面接)を主な対象に解説しています。

出願手続きの実務(チェックリスト)

広島大学情報科学部の一般入試の出願期間は2026年6月2日〜6月11日の約10日間と短く、英語外部試験のスコア証明書という取り寄せに時間がかかる書類も必須です。要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。

  • 出願1年前〜(2025年4月以降): TOEIC L&R・TOEIC-IP・TOEFL PBT・TOEFL iBTのいずれかを受験する。2027年度要項では2025年4月1日以降、出願時までに受験したものに限られます。オンライン受験のスコアは対象外なので、公開テスト・IPテストなど対象形式を確認してから受験してください。
  • 出願3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。大学2年以上在学のルートで出願する場合、入学時までに68単位以上の修得(見込み含む)が必要です。教務課などで早めに確かめておきます。
  • 出願1か月前〜: 学業成績証明書、卒業・修了(見込み)証明書、TOEIC/TOEFLスコア証明書の原本など、発行に日数がかかる書類の手配を始める。スコア証明書は出願期間内に届かないと出願できません。
  • 出願期間(6月上旬〜中旬): インターネット出願サイト(UCARO)で志願者情報の入力・検定料の支払いを済ませたうえで、出願書類を簡易書留で郵送または持参する。登録と支払いだけでは手続き完了にならない点に注意してください。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず広島大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

広島大学が公表する編入学等実施状況には、学部ごとの志願者数・受験者数・合格者数・入学者数が掲載されています。情報科学部の直近5年間(入学年度ベース)は次のとおりです(出典: 広島大学「編入学等実施状況」各年度版。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。

年度募集人員志願者受験者合格者入学者実質倍率
2022年度5名22名16名5名4名3.2倍
2023年度5名34名30名6名3名5.0倍
2024年度5名29名26名8名2名3.3倍
2025年度20名※65名58名24名21名2.4倍
2026年度20名※64名59名31名16名1.9倍

※2025年度から募集人員が5名から20名に拡大され、全国の高専対象の推薦入試が新設されました。2025年度は移行期にあたり、6月実施の一般入試(募集5名)と10月実施の推薦・一般入試(合わせて15名)の2回に分けて実施されています。2026年度以降は5月の推薦入試・6月の一般入試の年1回ずつに整理されました。表の2025・2026年度の数値は推薦・一般の合計です。

2022 2023 2024 2025 2026 (年度) 22 34 29 65 64 16 30 26 58 59 志願者数 受験者数

この5年間のデータから読み取れるのは次の点です。

  • 2025年度からの制度変更で、志願者・合格者ともに大きく増加しました。募集人員が5名から20名に拡大され、実質倍率は制度変更前の3.2〜5.0倍から、2025年度2.4倍・2026年度1.9倍へ下がっています。
  • ただし2025年度以降の合計値には推薦入試の合格者も含まれます。実施状況は選抜区分ごとに内訳が公表されており、2026年度の一般入試だけを取り出すと受験50名・合格22名(50÷22=実質倍率2.3倍)、推薦入試は志願9名に対し合格9名でした。合計の1.9倍よりも、筆記試験のある一般入試単独の2.3倍のほうが、あなたが実際に受ける選抜の難易度に近い数字です。
  • 2025年度は制度の移行期で、6月実施の一般入試(募集5名/受験28名・合格9名=実質倍率3.1倍)と、10月実施の推薦・一般入試(合わせて15名/受験30名・合格15名)の2回に分かれています。つまり「募集人員が増えて倍率が下がった」ように見えても、一般入試の枠だけを見れば2〜3倍台で推移しているとみておくのが安全です。
  • 合格しても入学しない人が毎年一定数おり(2025年度は合格24名に対し入学21名、2026年度は合格31名に対し入学16名)、他大学との併願合格者が一定数いることがうかがえます。

併願戦略:単願か併願か

情報科学系の編入試験は、広島大学のほかにも筑波大学情報学群・金沢大学融合学域・千葉大学情報科学部など、似た試験科目(数学+プログラミングまたは小論文)の大学が複数あります。オンライン編入学院の合格者の実例から、併願の考え方を整理します。

  • 併願した例: gogoさん(2027年度合格)は筑波大学情報学群(不合格)、広島大学情報科学部(合格・入学)、金沢大学融合学域スマート創成科学類(合格・辞退)の3校を受験しました。筑波大学は逆ポーランド記法や偏微分アルゴリズムなど対策していない分野が出て苦戦した一方、広島大学は基礎的な数学(1次独立の判定・帰納法の証明・極値)が中心で「とりどころ」と感じたと振り返っています。
  • 科目の重なりを見て併願先を選ぶ: 金沢大学融合学域は小論文+面接・口頭試問という別形式の試験でしたが、口頭試問では化学の設問が出るなど専門外の分野が問われることもあったといいます。数学・プログラミングが共通する大学を選ぶほど対策の重複が生まれやすく、逆に試験形式が大きく異なる大学を併願する場合は「イレギュラーな出題にも慌てない」準備が必要です。

併願先を比較検討する際は、千葉大学情報科学部など同系統の学部記事もあわせて確認してください。試験科目・出願資格の異同を早めに把握しておくと、対策の優先順位を決めやすくなります。

出題傾向と科目の選び方(過去問分析)

広島大学情報科学部の一般入試は、必須の数学(微分積分・線形代数)に加えて、確率統計かプログラミングのどちらか1つを選ぶ筆記試験です。まず全員が解く必須分野の傾向、続いて選択科目の選び方を、オンライン編入学院の過去問分析にもとづいて紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

必須:全員が解く数学の頻出分野

まず全受験生が解く必須の数学から見ます。次のバーは、必須の数学の設問を主題ごとに1問1分類し、その構成比を示したものです(学習時間の配分を決めるための目安です)。

固有値・固有ベクトル・対角化
26%
重積分・広義積分・体積
16%
極値・臨界点・制約付き最適化
13%
1次独立・ベクトル空間
11%
偏微分・多変数関数(連鎖律ほか)
8%
行列式・逆行列・二次形式
8%
微分方程式
3%
その他(極限・整数・証明など)
16%

最大の山は線形代数の固有値・固有ベクトル・対角化です。固有値と固有ベクトルを求める計算、対角化可能となる条件、対角化を使って行列の指数関数を求める発展問題まで、同じ道具立てが年をまたいで繰り返し使われています。次いで重積分・広義積分(極座標変換やヤコビアンを使うもの)、極値・臨界点の判定と制約付き最適化(ラグランジュ未定乗数法=制約条件つきの最大化・最小化問題を解く手法)が続きます。

2027年度合格者の体験談でも、必須の数学は「ベクトルの1次独立かどうかの判定」「帰納法を用いた証明」「極値を求める」といった出題で、「基礎なのでとりどころだと思う」と評価されていました。一方で同じ年に出た微分方程式の設問は「わからなかったので飛ばした」とも述べており、頻度は低くても捨てきれない分野がある点には注意が必要です。学習は、固有値・固有ベクトル・対角化の計算を反復して確実な得点源にしたうえで、重積分と極値判定の典型パターンを固める順序が効率的です。

選択科目はどちらを選ぶか

選択科目は「数学(確率・統計)」か「プログラミング(C言語)」のどちらか1つを本番で選んで解答します。どちらか一方しか解かないため、両者の出題量を比べても意味はありません。それぞれの中身と向き不向きで選ぶのが正解です。

比べる観点数学(確率・統計)プログラミング(C言語)
問われ方計算と論述。式を立てて導出する過程を書かせる設問が中心示されたCのコードを読み、空欄を埋める・実行結果を答える形式が中心
必要な準備大学基礎レベルの確率・統計の1冊を通す。手を動かす演習量がそのまま得点になるC言語の文法と、ソート・配列などの定番アルゴリズムの実装経験
向いている人数式の変形や推定量の議論が苦にならない人。必須の数学と道具が共通するので相乗効果がある授業などでC言語を書いた経験がある人。コードの処理を追うのが速い人
注意点最尤推定(= 手元のデータが最も起こりやすくなるようにパラメータを推定する方法)など、証明に近い論述が出ることがある紙の上でコードを机上実行して確かめる練習をしていないと、ケアレスミスに気づけない

選んだあとの学習配分の参考に、科目ごとの内訳も示します。

確率・統計で繰り返し出ているテーマ(過去問分析で確認できた出題数の多い順。テーマの線引きが設問によって重なるため、構成比の数値は出していません)

  • 期待値・分散・標準偏差など基本統計量の計算(線形変換したときの平均・分散の変化を含む)
  • 推定量・最尤推定(不偏推定量、推定量どうしの良し悪しの比較、対数尤度の最大化)
  • 組合せ・確率の基礎(場合の数、条件付き確率、ベイズの定理)
  • 確率分布(二項分布・正規分布・超幾何分布)

プログラミング(C言語)の内訳(その科目の設問に占める割合)

〔プログラミング〕コードの空欄補充
56%
〔プログラミング〕ソート・探索
17%
〔プログラミング〕条件分岐・ループ・関数
17%
〔プログラミング〕配列・ポインタ・メモリ
11%

確率統計は、期待値・分散といった基本量の計算がいちばん多く、そこに不偏推定量や最尤推定が乗る構成です。2026年度には、対数尤度関数を最大にする問題が二乗誤差を最小にする問題と同じであることを示す論述的な設問も出ています。プログラミングはコードの空欄補充が中心で、2026年度は「じゃんけんプログラム」を題材に条件分岐・ループの終了条件・連勝カウントの更新を書かせる出題でした。ソート(並べ替え)と配列操作は年をまたいで繰り返し登場しているため、選択するなら実装しながら覚えておくと安全です。

2027年度合格者は必須の数学を早めに仕上げたことで、本番で選択科目に時間を回せたと振り返っています(「数学を早めに終わらせたのでここに時間を使えたのが良かった」)。どちらを選ぶ場合でも、必須の数学を先に固めることが選択科目の得点にも効いてきます。

合格ロードマップ(時期別)

オンライン編入学院が取材した合格者(対策期間 約10か月)の学習記録をもとに、試験日(6月下旬)から逆算した標準スケジュールを示します。

  • 開始期(対策開始〜):

    2027年度合格のgogoさんは2025年8月から対策を開始し、平日2時間・休日4時間の学習量でスタートしました。最初の2か月は出願の必須書類であるTOEICの単語・文法に集中し、10月から数学全般の基礎固め(編入数学徹底研究を3周)と線形代数(マセマ線形代数を2周)に着手しています。いきなり応用に進まず基礎を固める方針です。

  • 中期(数学の仕上げと選択科目):

    平日2時間・休日3時間のペースを維持しながら、必須の数学の仕上げと選択科目(確率統計またはプログラミング)のインプットを進めます。英語は2025年12月にTOEIC L&Rを2回受験し、1回目の795点を本番提出スコアとして確定させました(2回目は785点で、必ずしも受けるたびに伸びるとは限りません。目標スコアに届いた時点で数学と選択科目に切り替えるのが得策です)。過去問は大学ホームページに掲載されている直近分を利用し、時間を計って解く・模範解答がない設問はAI(NotebookLM等)に採点してもらうといった工夫も有効です。

  • 直前期(試験直前):

    学習時間を平日6時間・休日8時間に引き上げ、過去問演習を総復習します。gogoさんは選択科目の情報で取り組んでいなかった分野があったことを反省点に挙げ、出題頻度が低い分野でも山を張らず優先順位をつけて取り組むことを教訓としています。過去問で分からなかった問題や重要事項は小さなノートにまとめ、試験前日に見返すと安心材料になったといいます。

試験当日のチェックリスト

合格者の体験談と試験直後アンケートから、当日の実務的な注意点をまとめます(時間割などは年度により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。

  • 時間割: 合格者の体験談によると、10時から筆記試験、13時30分ごろから面接(自身は13時50分ごろに呼ばれた)という流れでした。
  • アクセス: 会場は東広島キャンパス。合格者は、バスの降り口が多いので下見をしておくこと、西条駅前から乗ると比較的空いていたことを挙げています。
  • 面接の雰囲気: 試験直後アンケートの回答者2名とも、試験官2名による個別面接で所要時間は6〜8分程度と回答し、雰囲気を「優しい雰囲気。しっかりと聞いてくれる。」「普通」と表現しています。質問内容は志望理由、やりたい研究と現在の大学での履修内容の関連、大学院進学の意向、教養科目への対応力など人物像に関するものが中心でした。
  • 筆記の難易度感: 試験直後アンケートでは「筆記は優しめだったと思う。」「解きやすい問題が多かった」との声がある一方、「最近の合格する難易度は上がってるが試験問題は易化してるので基礎を固めないといけないと思った。」との指摘もあり、基礎を取りこぼさないことが合否を分けると考えられます。

おすすめ参考書

オンライン編入学院の過去問分析で広島大学情報科学部の選択科目「プログラミング(C言語)」との対応が確認できた参考書から紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

試験本番の言語はC言語です。「なるほどなっとくC#入門」はC言語そのものではありませんが、条件分岐・ループ・関数といった手続き型プログラミングの考え方を学ぶ補助教材として使えます。確率統計を選択する場合は、大学基礎レベルの確率・統計の標準テキストで期待値・分散・推定量の計算を反復してください。必須科目の線形代数・微分積分は、大学編入向けの数学の標準テキストで基礎を固めるのが近道です。

合格者の声

gogoさん(2027年度合格・私立大学(理系)から編入)

情報学系の私立大学から約10か月の対策で合格。筑波大学情報学群は不合格、金沢大学融合学域は合格したものの辞退し、広島大学情報科学部に入学しました。TOEIC L&Rは2025年12月に795点を本番提出スコアとして確保しています。

「情報において、取り組んでいなかった分野があり、最終的な痛手となってしまった。そのため、例年でないような範囲でも山を張らずにできる限りしっかりと取り組んだ方が良い。(ただ、優先順位はつけて)」

— gogoさん(2027年度合格)の体験談より

「過去問のわからなかった問題や重要な問題、重要事項や解いた順番、採点結果などは、小さなノートにまとめていた。これを試験前日などに見返すことで安心できた。」

— gogoさん(2027年度合格)の体験談より

試験直後アンケートから(2026年6月27日受験者)

「筆記は優しめだったと思う。面接もかなり柔らかい雰囲気で行ってくださった。そのため、TOEICで差をつける必要があるかもしれない。」
「最近の合格する難易度は上がってるが試験問題は易化してるので基礎を固めないといけないと思った。」

— 2026年6月27日受験者の試験直後アンケートより

よくある質問

広島大学情報科学部の編入試験に面接はありますか?

一般入試では、10時から12時の筆記試験のあと、13時30分から面接が実施されます。2026年6月27日実施の一般入試(2027年度)を受けた試験直後アンケートの回答者2名によると、試験官2名による個別面接で所要時間は6〜8分程度、雰囲気は比較的穏やかだったとのことです。これに対して推薦入試(高専の情報系学科が対象)は逆に面接(口頭試問)のみで、筆記試験はありません。

選択科目は確率統計とプログラミングのどちらを選ぶべきですか?

本番ではどちらか1つしか解かないため、出題量の多い少ないで選ぶ意味はありません。中身で選んでください。確率統計はオンライン編入学院の過去問分析で期待値・分散の計算がいちばん多く、そこに推定量・最尤推定が続く構成です。プログラミングはC言語のコードの空欄補充が科目内の半分以上を占め、ソートや配列操作が繰り返し登場します。数式の変形や導出の論述が苦にならないなら確率統計、C言語を書いた経験があってコードの処理を追うのが速いならプログラミングが向いています。2027年度合格者は必須の数学を早めに仕上げ、本番で選択科目に時間を回せたと振り返っています。

TOEICは何点あれば広島大学情報科学部に編入合格できますか?

大学は合格基準点を公表していません。オンライン編入学院が取材した合格者の提出スコアの実例は795点(TOEIC Listening & Reading、2025年12月提出)でした。TOEICまたはTOEFLのスコア証明書は出願の必須提出書類のため、未取得のままでは出願できない点にも注意してください。試験直後アンケートでも、筆記が易しめだった年について「そのため、TOEICで差をつける必要があるかもしれない。」との声があり、早めに高いスコアを確保しておくと安心材料になります。

広島大学情報科学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?

広島大学が公表する編入学等実施状況によると、募集人員が20名(推薦・一般の合計)に拡大された2025年度以降の実質倍率(受験者数÷合格者数)は、推薦を含む合計で2025年度2.4倍、2026年度1.9倍でした。制度変更前の2022〜2024年度(募集人員5名の一般選抜のみ)は3.2〜5.0倍です。ただしこの合計値には全員が合格した推薦入試も含まれます。2026年度の一般入試だけを取り出すと受験50名・合格22名で実質倍率2.3倍、2025年度6月実施の一般入試は受験28名・合格9名で3.1倍でした。筆記試験のある一般入試を受けるなら、合計値ではなくこの2〜3倍台を目安にしてください。

推薦入試と一般入試の違いは何ですか?

推薦入試は全国の高等専門学校の情報系学科の卒業見込者が対象で、在籍4年次の成績が学科内上位25%以内であることなどの推薦要件を満たし、学校長の推薦を受けた場合に出願できます。筆記試験はなく、面接調書にもとづく面接(口頭試問)のみで選考されます。一般入試は出身校を問わず、短大・高専・専修学校・大学2年以上(68単位以上)・学士など幅広い資格で出願でき、必須の数学と選択科目の筆記試験に面接が加わります。本記事は主に一般入試を対象に解説しています。

対策はいつから始めるべきですか?

オンライン編入学院が取材した合格者は、前年8月に着手して6月下旬の本番まで約10か月の準備期間をとっていました。試験日が例年6月下旬のため、前年の夏〜秋ごろから始めると1年弱を確保できます。最初の数か月でTOEICのスコアを固め、並行または後続で必須の数学と選択科目のインプットを進めるのが典型的な流れです。

広島大学情報科学部の編入試験の出願資格は?

2027年度(令和9年度)一般入試の要項では、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、修業年限2年以上の専修学校専門課程修了者、大学に2年以上在学し68単位以上を修得した者、学士の学位を持つ者など8つの資格区分があります。詳細な条件は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。

まとめ

広島大学情報科学部の編入試験は、2025年度の制度変更で門戸が広がった一方、「必須の数学(微分積分・線形代数)の基礎固め」+「得意な選択科目(確率統計かプログラミング)への絞り込み」という攻略ルートは変わっていません。過去問分析の結果が示すとおり、出題は各分野の基礎理論に忠実で、独学スタートでも十分に戦える範囲です。ただし公表される実質倍率は推薦入試の合格者を含む合算値である点には注意し、筆記試験のある一般入試を受ける場合は油断せず対策してください。まずは要項を取り寄せて出願資格とTOEIC/TOEFLスコアの有効期限を確認し、必須の数学の学習から今日はじめてください。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年8月5日

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