大阪大学経済学部の編入試験対策|ERE検定・口頭試問・倍率を解説
結論:大阪大学経済学部の編入試験はこんな試験
大阪大学経済学部の3年次編入試験は、旧帝大の経済系学部としては珍しく筆記による専門科目試験がなく、書類選考(経済学検定試験「ERE ミクロ・マクロ」の成績証明書+TOEFL・TOEIC・IELTSいずれかの英語外部試験スコア+編入学希望調書+学業成績証明書)と、その通過者だけが進む口頭試問(面接)の2段階で合否が決まります。募集定員は経済・経営学科10名の少数選抜で、大学公表の実施状況によると実質倍率(受験者数÷合格者数)は年度により3.8倍〜14.7倍と大きく振れます。さらに2027年度入学者選抜からは出願資格に「70単位以上の修得」という条件が新設されており、対象になる受験生は早めの確認が欠かせません。今日から始めるなら、まずTOEICなど英語外部試験でスコアを固め、そのあとERE対策と志望理由書の作成に移るのが合格者の実例に沿った定石です。この記事では、最新の募集要項・大学公表の倍率データ・オンライン編入学院に寄せられた合格体験談と試験直後アンケートをもとに、対策の全体像を解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2026年11月実施予定)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-19)。
| 募集人員 | 経済・経営学科 10名(3年次編入) |
|---|---|
| 選抜方法 | (1)書類選考(ERE成績証明書・英語外部試験スコア・編入学希望調書・学業成績証明書等を総合判定)→(2)口頭試問(書類選考合格者のみ対象) |
| 出願期間 | 2026年10月5日(月)〜10月9日(金)17時(必着) |
| 書類選考合格発表 | 2026年11月13日(金)15:00 |
| 口頭試問 | 2026年11月26日(木)13:00〜 |
| 合格者発表 | 2026年12月7日(月)15:00 |
| 検定料 | 30,000円(納入期間 2026年9月28日10時〜10月8日17時) |
| 出願資格(主なもの) | (1)大学・専門職大学を卒業(見込)/学士の学位授与(見込) (2)修業年限4年以上の大学等に休学期間を除き2年以上在学し、出願時の総修得単位数が70単位以上の者(2027年度入学者選抜から新設) (3)短期大学・高等専門学校を卒業(見込) (4)外国において(1)〜(3)に相当する資格を得たと認められる者 |
| 提出書類(主なもの) | ERE(経済学検定試験)ミクロ・マクロの成績証明書(「EREミクロ・マクロ ベーシック」は利用不可)、TOEFL(iBT)/TOEIC(L&R、公開テストのみ)/IELTS(Academic Module)のいずれか1種類のスコア票、編入学希望調書、学業成績証明書など |
| スコアの有効期限 | ERE・英語外部試験ともに、合格した場合に許可される入学時期(2027年4月1日)から遡り2年以内に取得したもの |
| 入学時期・在学年限 | 2027年4月1日入学/在学年限2年以上4年以内 |
出願資格・提出書類・選抜方法の詳細は、必ず大阪大学経済学研究科・経済学部が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「大阪大学 経済学部 編入学 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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出願手続きの実務(チェックリスト)
大阪大学経済学部の選抜は、出願から合格発表まで約2か月にわたる長丁場です。書類の準備に加えて、ERE・英語外部試験のスコアを出願前に確定させておく必要があるため、要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。
- 出願1年前〜: ERE(経済学検定試験)と英語外部試験(TOEFL・TOEIC L&R・IELTSのいずれか)の受験計画を立てる。どちらもスコアの有効期限は入学時期から遡り2年以内のため、早すぎる受験には注意しつつ、専門対策が本格化する前に一定の実力を固めておきます。
- 出願半年前〜: 出願資格を確認する。2027年度入学者選抜からは「4年制大学等に2年以上在学」の区分に総修得単位数70単位以上という条件が新設されました。該当する見込みの受験生は、在籍校の教務課などで早めに修得単位数を確認してください。
- 出願2か月前(8月中旬〜下旬): 外国の学校教育課程修了者など出願資格(4)に該当する場合は、出願資格事前審査の申請期間(2026年8月17日〜8月21日、期間内必着)を逃さないようにします。
- 出願1か月前(9月): TOEFLを提出する場合は送信依頼の手続き期限(2026年9月21日)に注意。検定料(30,000円)の納入期間(9月28日〜10月8日)内に済ませ、収納証明書を出願書類として準備します。
- 出願期間(10月上旬): 編入学願書・編入学希望調書・卒業(見込)証明書・学業成績証明書・ERE成績証明書・英語外部試験スコア票・受験票/写真票などを揃え、簡易書留またはレターパックプラスで郵送します(持参は不可)。
- 書類選考合格発表〜口頭試問(11月): 書類選考合格者にのみ受験票と口頭試問の案内が届きます。志望理由書の内容を自分の言葉で説明できるよう、想定問答を準備しておきます。
必要書類の正式なリストと様式、出願資格事前審査の要否は年度ごとに変わる可能性があります。必ず大阪大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
大阪大学は「学部編入学及び学士入学試験実施状況表」を年度ごとにPDFで公表しています。経済学部の〔編入学〕行(学士入学とは別区分)から抽出した直近4年の実施状況は次のとおりです(出典: 大阪大学「学部編入学及び学士入学試験実施状況表」令和5〜8年度版。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。
| 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 51名 | 47名 | 10名 | 9名 | 4.7倍 |
| 2024年度 | 39名 | 34名 | 9名 | 8名 | 3.8倍 |
| 2025年度 | 44名 | 44名 | 3名 | 3名 | 14.7倍 |
| 2026年度 | 24名 | 24名 | 5名 | 4名 | 4.8倍 |
この4年間のデータから読み取れるのは次の点です。
- 実質倍率は年度によって3.8倍〜14.7倍と大きく振れます。2025年度は志願44名・受験44名に対して合格者はわずか3名で、実質倍率14.7倍という難関の年でした。翌2026年度は受験24名・合格5名(4.8倍)に落ち着いています。
- 合格者数は募集定員10名に対して毎年3〜10名で、定員を大きく下回る年もあります。募集要項にも「選考の結果、募集人員にかかわらず合格としないことがあります」と明記されており、書類選考・口頭試問の内容によって合格者数そのものが変動する選抜方式であることがうかがえます。
- 志願者数は2023年度の51名から2026年度の24名までおおむね減少傾向にあります。一方で2025年度は志願者44名に対し合格者3名と、志願者数の多寡と合格のしやすさが単純には比例していません。
- 2025年度・2026年度は志願者数と受験者数が完全に一致しており、出願した人はほぼ全員が最後まで受験しています。
2026年度合格のオンライン編入学院の受講生(後述の「合格者の声」参照)によると、書類選考を通過して口頭試問に進んだのは10名、当日の出席は9名(1名欠席)でした。大学公表の2026年度実施状況では受験24名・合格5名なので、24名から書類選考で10名まで絞られ、口頭試問を経て5名が合格したことになります。この流れからは、書類選考の段階で募集定員前後まで絞り込み、口頭試問はその中からさらに選抜する2段階構造であることが確認できます。
併願戦略:単願か併願か
実施状況データが示すとおり、大阪大学経済学部は年度によって倍率が大きく変動する試験です。募集定員10名の狭き門で不合格のリスクは常にあるため、多くの受験生が併願を検討します。オンライン編入学院の合格者の実例から、併願の考え方を整理します。
- 併願で合格した例: 2026年度合格のまっさーさんは、神戸大学経済学部と滋賀大学経済学部にも合格しましたが、最終的に大阪大学経済学部へ進学するためどちらも辞退しています。まっさーさんの受験記録によると、神戸大学では経済学・経済数学の筆記試験が課された一方、大阪大学・滋賀大学は面接・口頭試問のみで筆記試験はなく、併願先ごとに対策の重心が変わる組み合わせでした。
- 経済学・ERE検定の学習内容が重なる名古屋大学経済学部や神戸大学経済学部は、対策の相性がよい併願先としてオンライン編入学院の合格者インタビューでもたびたび取り上げられています(記事末尾の関連動画を参照)。
併願先を選ぶときの実務的なポイントは2つです。第一に選抜方式の違い。大阪大学は書類選考+口頭試問のみで筆記試験がありませんが、併願先によっては経済学・経済数学の記述式筆記試験が課されることがあり、対策の配分を分けて考える必要があります。第二に英語試験の種類。大阪大学はTOEFL・TOEIC・IELTSのいずれか1種類でよい一方、併願先によっては指定の試験や複数スコアの提出を求められることもあるため、併願先の要項は夏までに確認してください。経済学部全体の難易度感をつかむには経済学部の編入難易度ランキング、経営・商学系との比較には経営・商学部の編入難易度ランキングも参考になります。
選抜方法を攻略する(ERE・英語・口頭試問)
大阪大学経済学部は、専門科目の筆記試験ではなく書類選考と口頭試問で合否が決まる試験です。したがってこの節は「何を、いつまでに、どう仕上げるか」を決める材料として読んでください(著作権の観点から、過去に実施されていた筆記試験の設問そのものは記載していません)。
ERE(経済学検定試験)ミクロ・マクロ
ERE ミクロ・マクロは、日本経済学教育協会が実施する90分・四答択一式の試験で、ミクロ経済学25問・マクロ経済学25問の計50問(500点満点)が出題されます。成績はS・A+・A・B+・B・C・Dの7段階評価で証明書に記載され、S評価の目安は410点以上とされています。大阪大学は合格基準点を公表していませんが、書類選考の重要な判断材料の一つです。2026年度合格のまっさーさんは、まず「らくらく」シリーズのミクロ・マクロ入門書で基礎を一周したうえで、EREの問題集を複数冊にわたって繰り返し解き、「分からないところがあったら、AIに必要な公式、理論の理解を質問する」という使い方で理解を補強していました。あわせて経済数学の問題集(編入の経済数学演習)を仕上げ、微分・最適化・ラグランジュの未定乗数法などの計算力を土台として固めています。
英語外部試験(TOEFL・TOEIC・IELTS)
TOEFL(iBT)・TOEIC(Listening & Reading Test、公開テストのみ)・IELTS(Academic Module)のいずれか1種類のスコア票を提出します。スコアの有効期限は入学時期から遡り2年以内です。まっさーさんはTOEIC L&Rを継続的に受験し、675点→720点→825点→840点→830点→780点→860点と一進一退の時期を経たうえで、2025年3月に895点を本番の提出スコアとして確保しました。スコアが伸び悩む時期があっても、複数回受験と問題集の反復で立て直せることが実例からわかります。専門対策(ERE・過去問演習)が本格化する前に英語を仕上げておくと、その後の学習配分に余裕が生まれます。
志望理由書と口頭試問
大阪大学経済学部の口頭試問は、書類選考合格者のみを対象に行われる個別面接です。オンライン編入学院に寄せられた2025年11月27日実施回の試験直後アンケート(6件)と合格者の体験談から、当日の様子と質問傾向をまとめます。
- 面接の構成: 面接官3名程度・個別面接・10〜15分が標準的な実施例です。まっさーさんの回では「12時55分受付、13時から待機、14時から約10分の面接」という流れでした。
- 雰囲気: 「阪大経済の面接は特に圧迫されず、志望理由書にそって基本的なことを質問されるので対策していれば全く問題ない。それよりも高いクオリティの志望理由書を作成しTOEICとEREでできるだけ高い点数を取り、一次試験を突破することの方が数段難しかった。」という声のとおり、書類選考を通過すれば面接自体は落ち着いた雰囲気で進むという回答が複数見られます。
- 質問の傾向: 志望理由書の内容にもとづく深掘りが中心で、「志望理由を簡単に説明して」「なぜ今の大学から編入しようと思ったのか」「入りたいゼミの教授の著書を読んだことはあるか」といった質問に加え、まっさーさんは「好きな関数を教えてください」「代替の弾力性の定義を教えてください」など経済学の専門知識を問われました。志望理由書に書いた研究テーマの周辺分野は、自分の言葉で説明できるように準備しておく必要があります。
- 待ち時間への備え: まっさーさんは「待ち時間がそれなりに長いので、力を抜いて第一ボタンも空けておけたほうがいいと思う。肩が痛くなるので。」とアドバイスしています。待機時間が長めに設定されている点は、当日の心構えとして知っておくとよいでしょう。
試験直後アンケートの回答者6名のうち5名が「筆記試験はなし」と明確に回答しており、選抜が書類選考と口頭試問のみで完結していることが確認できます。選抜方法は年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

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合格ロードマップ(時期別)
オンライン編入学院が取材した2026年度合格のまっさーさん(国公立大学・理工学部から編入)の学習記録(対策期間 約1年5か月)をもとに、口頭試問(11月下旬)から逆算した時期別の学習配分を紹介します。
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開始期(2024年6月〜2025年3月):TOEICに集中
まっさーさんはTOEICから対策を始め、この時期の学習時間は平日3時間・休日2時間でした。金フレによる単語学習と公式問題集での演習を軸に、開始3か月目の2024年8月には2回受験して800点を突破しています。「ノートに問題集の分からなかった単語文法熟語を書いてまとめて見直す」という反復が、スコアを押し上げる主な学習法でした。
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中期(2025年4月〜7月):ERE対策と経済数学
TOEICで一定の目標点を確保したあと、EREの問題集を複数冊にわたって周回し、並行して経済数学の問題集で計算力を固めます。この時期の学習時間は平日6時間・休日6時間まで引き上がりました。TOEICのスコアが伸び悩んだ月には、専門対策より英語を優先し直す判断も実例として見られます。
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直前期(2025年8月〜口頭試問):過去問と志望理由書
夏以降は経済学・経済数学の過去問演習を本格化させ、志望理由書の推敲にも毎日時間を割きます。まっさーさんは神戸大学の過去問(20年分)を入手し、演習→知識の穴をノートにまとめる→再演習というサイクルを2周回していました。直前期の学習時間は平日4時間・休日5時間で、口頭試問に向けて志望理由書の想定問答を練り上げます。
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口頭試問〜合格発表
2025年11月27日に口頭試問を受け、2025年12月に合格を確認しました。まっさーさんはこの回で神戸大学経済学部・滋賀大学経済学部にも合格していましたが、大阪大学経済学部への進学を選び、他大学は辞退しています。
おすすめ参考書
オンライン編入学院の過去問分析・合格者の使用実績から、ERE対策・経済数学の土台づくりに役立つ参考書を紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。
掲載しているのは経済学・経済数学の対応が確認できた参考書です。EREはミクロ・マクロ双方から出題されるため、まずは入門テキストで全体像をつかみ、経済数学の計算演習と並行して仕上げるのがおすすめです。
合格者の声
まっさーさん(2026年度合格・国公立大学(理系)から編入)
理工学部から約1年5か月の対策で大阪大学経済学部 経済・経営学科に合格。TOEIC L&Rは2025年3月に895点を提出し、EREの問題集と経済数学の演習を反復して口頭試問に臨みました。神戸大学経済学部・滋賀大学経済学部にも合格しましたが、大阪大学への進学を選び辞退しています。
「基本的に受かった人の真似をすることが最も再現性があると思う。あと、ストレスが溜まったら糖分と水分をもって10kmくらい走り込むのがおすすめです。」
— まっさーさん(2026年度合格)の体験談より
試験直後アンケートから(2025年11月27日受験者)
「面接の雰囲気は緩い。一次試験突破の方が難しいと思う。」
「口頭試問自体の質問は基礎的なものが多かったが、待機室での待ち時間が長かった」
「熱量を示し、小原先生を頼りましょう!」
— 2025年11月27日受験者の試験直後アンケートより
よくある質問
大阪大学経済学部の編入試験に筆記試験はありますか?
2025年11月27日実施の試験を受けた受験者へのオンライン編入学院の試験直後アンケートでは、多くが「筆記試験はなし」と回答しています。選抜は書類選考(ERE経済学検定試験の成績証明書・英語外部試験のスコア・編入学希望調書・学業成績証明書等)と、書類選考合格者のみが進む口頭試問の2段階で行われます。ただし選抜方法は年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
大阪大学経済学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
大阪大学が公表する「学部編入学及び学士入学試験実施状況表」の〔編入学〕行によると、実質倍率(受験者数÷合格者数)は2023〜2026年度で3.8倍〜14.7倍と年度によって大きく変動しています。2025年度は受験者44名に対し合格者3名という年もあり、募集人員10名に対して合格者数を無理に揃えない選抜であることがうかがえます。
ERE(経済学検定試験)は何点くらい必要ですか?
大阪大学は合格基準点を公表していません。EREミクロ・マクロは日本経済学教育協会が実施する90分・四答択一式(ミクロ経済学25問・マクロ経済学25問の計50問、500点満点)の試験で、S〜Dの7段階評価(S評価の目安は410点以上)で成績証明書が発行されます。オンライン編入学院の合格者は、経済学の基礎テキストで土台を作ったうえでEREの問題集を複数冊繰り返し解き、過去問演習と並行して仕上げていました。
TOEICは何点あれば合格できますか?英語試験はTOEIC以外でもいいですか?
大学は合格基準点を公表していません。TOEFL(iBT)・TOEIC(Listening & Reading Test、公開テストに限る)・IELTS(Academic Module)のいずれか1種類のスコア票を提出する形式です。オンライン編入学院が取材した合格者は、TOEIC L&Rで895点を本番の提出スコアとして確保していました。スコアの有効期限は、合格した場合に許可される入学時期から遡り2年以内の受験分に限られます。
2027年度から出願資格はどう変わりましたか?
2025年3月19日付で大学が公表した告知により、2027年度入学者選抜(2026年11月実施予定)から、「4年制大学等に休学期間を除き2年以上在学した者」の区分に、出願時点で総修得単位数70単位以上という要件が新たに追加されました。これまでこの区分に単位数の条件はなかったため、該当する受験生は早めに単位の修得状況を確認しておく必要があります。
口頭試問ではどんなことを聞かれますか?
オンライン編入学院に寄せられた複数の受験者の証言によると、面接官3名程度・10〜15分の個別面接で、志望理由書の内容にもとづく深掘り質問が中心でした。志望理由やゼミ希望教授の著書・論文を読んだか、経済学の専門的な質問(生産関数や代替の弾力性など)を問われた例もあります。多くの回答者が、圧迫面接ではなく落ち着いた雰囲気だったと振り返っています。
大阪大学経済学部と併願しやすい大学はどこですか?
オンライン編入学院の合格者には、大阪大学経済学部に加えて神戸大学経済学部・滋賀大学経済学部にも合格した実例があります(最終的には大阪大学に進学するため他大学は辞退)。経済学・ERE検定の対策が重なる大学を選ぶと追加負担は小さくなりますが、大学ごとに必要な英語試験の種類や選抜方式(筆記の有無など)が異なるため、併願先の要項は早めに確認してください。
対策はいつから始めるべきですか?
オンライン編入学院が取材した合格者は、試験の約1年5か月前(試験前年の6月)から対策を始め、最初にTOEIC、続けてERE検定、直前期に過去問と志望理由書という順で進めていました。出願期間が10月上旬、口頭試問が11月下旬と長丁場になるため、大学1〜2年生のうちに英語対策から着手するのが実例に沿った目安です。
まとめ
大阪大学経済学部の編入試験は、募集定員10名の少数選抜でありながら、筆記試験がなく「ERE検定+英語外部試験のスコア」と「志望理由書にもとづく口頭試問」で合否が決まる、旧帝大の経済系学部としては珍しい選抜方式です。大学公表データが示すとおり実質倍率は年度によって3.8倍〜14.7倍と変動が大きく、書類選考の段階で募集人員前後まで絞り込まれる年もあります。2027年度からは出願資格に70単位以上の修得という条件が新設された点にも注意が必要です。まずは自分の出願資格を確認し、TOEICなど英語外部試験のスコア確保から今日はじめてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月19日


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