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東北大学工学部

東北大学 工学部 編入の合格体験記|らんらんさん・TOEIC480点から始めた16か月

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌‌‌‌‌‌‌‌‌​‌​​‌‌​‌‌‌​​‌​​‌​‌​‌‌‌​

結論:英語を12月で切り上げ、残りの半年で化学5分野を一気に立ち上げた

高等専門学校で化学を学ぶうちに、もっとレベルの高い環境で研究したいと考えるようになった方です。東北大学 工学部 化学・バイオ工学科を第一志望に据えたのは、応用化学・バイオ工学・化学工学を一体で学べる設計に惹かれたから。この学科には推薦入試で合格し、一般で受けた大阪公立大学にも受かったため、残り2校は受験そのものを取りやめています。

対策の入り口は2024年2月のTOEIC480点。3月に610点まで伸びたところで気が緩み、半年ほど失速して9月は630点どまりでした。焦って回し直し、12月に710点を出して英語を打ち切ります。化学に全面移行したのは2025年2月。有機・物理・無機・量子・分析の5分野を教科書と演習書で並行させ、5月からは1日8時間。併願校の過去問は10年分を解ける状態になるまで往復し、面接は高専の先生と1か月で計13回重ねました。

高等専門学校前籍
約90点(在籍していた高専ではGPAという概念がなく、各教科100点満点の平均点が用いられていました。)前籍GPA
4校受験した大学
17か月対策にかけた期間
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科工学系
入学年2024年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 高専から東北大学 工学部を目指すと決めた理由
  • 推薦入試を含めて出願した4校と、その結果
  • TOEIC480点から710点までの停滞と立て直し
  • 有機・無機・物理・量子・分析で使った教材と過去問
  • 面接練習を重ねた準備と、試験当日の様子

なぜ編入を目指したのか

高専で化学を学ぶ中で、よりレベルの高い環境で化学を学び、研究したいと思い編入を志しました。

志望校を選んだ決め手

第一志望の東北大学 工学部 化学・バイオ工学科では、応用化学・バイオ工学・化学工学の3分野一体教育を科掛けており、分野のつながりを意識して学べる環境に惹かれたため志望しました。また、国際卓越大学に認定されており、研究力や国際性に強みをもっている点にも魅力を感じていました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

伝えたときの反応としては、両親は応援してくれる様子でした。 友人や、先輩、学校の先生についても肯定的な意見でした。 もともと学校の席次がよかったこと・親に対しては編入したい旨をプレゼンしたことから、反対されることなく受験を許してもらったためです。 両親を納得させるほどの学力を満たしていること、志望校のレベル感、伝え方は意識しました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)東北大学 工学部 化学・バイオ工学科※推薦入試3年次51.7倍
合格(辞退)大阪公立大学 工学部 応用化学科3年次313.9倍
受験辞退京都工芸繊維大学 工芸科学部 物質材料科学域 応用化学課程3年次--
受験辞退神戸大学 理学部 化学科3年次--

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年2月 、本番の試験は 2025年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
1h
中期
3h
直前期
8h

休日

開始期
1h
中期
3h
直前期
8h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年2月
1h
2024年3月
1h
2024年4月
0.5h
2024年5月
0.5h
2024年6月
1h
2024年7月
0.5h
2024年8月
1h
2024年9月
1h
2024年10月
3h
2024年11月
3h
2024年12月
4h
2025年1月
3h
2025年2月
4h
2025年3月
4h
2025年4月
4h
2025年5月
8h
2025年6月
8h

月ごとの学習の中身

  • 2024年2月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    ぶっつけ本番でTOEIC公開テストを初めて受験し、スコア480を取得しました。

  • 2024年3月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5

    前月のTOEICの出来が悪く、悔しかったため、金のフレーズ・でる1000・公式問題集8,9あたりを中心に学習を進めました。3月の公開テストではスコア610を取得することができました。ここから半年間は気の緩みもあり、あまり勉強していないので、10月まで飛んで読み進めることを推奨します。

  • 2024年4月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    3月にTOEICスコア610を取得したことにより、気が緩み勉強に時間を使わなくなってしまいました。また、高専4年生に進級したばかりで、専門科目の勉強に追われ、TOEIC対策にはあまり取り組めていませんでした。

  • 2024年5月

    主な科目: 定期試験対策 / 気持ちの状態 4/5

    前期中間試験に向けて勉強していたため、TOEIC対策にはあまり取り組めていませんでした。 当時、東京科学大学の推薦を受けたいと考えていたため、定期テスト対策には力を入れて取り組みました。

  • 2024年6月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEICの勉強を再開しましたが、気分でやったりやらなかったりする日々が続いていたため、TOEIC力が伸びた感触はありませんでした。

  • 2024年7月

    主な科目: 定期試験対策 / 気持ちの状態 4/5

    前期期末試験に向けて勉強していたため、TOEIC対策にはあまり取り組めていませんでした。 当時、東京科学大学の推薦を受けたいと考えていたため、定期テスト対策には力を入れて取り組みました。

  • 2024年8月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    TOEICの勉強を再開しましたが、部活動に注力していたためTOEIC力をさらに伸ばすための勉強はできていませんでした。これまで取り組んでいた「でる1000」や「金フレ」を気分に応じて取り組む程度でした。「○○を何周取り組んだ」と胸を張って言えるほど勉強には手を付けていませんでした。

  • 2024年9月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    前月同様、対して勉強することはなく、インターンに2週間参加したり、学祭の準備をしたりしていました。TOEIC公開テストのスコアは630に伸びましたが(3月:610→9月:630)、半年でスコアが20しか伸びなかったため、焦り始めていました。

  • 2024年10月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    本気でTOEICを伸ばしたいと思い、真剣に取り組むようになりました。具体的には、「金フレ」は答えられなかったものには印をつけ、印が付かなくなるまで周回しました。何周したかは覚えていません。また、「でる1000」も同様のやり方で取り組みましたが、時間の都合上、完璧にすることはできませんでした。試験1週間前からは、本番の型式・スピード感に慣れるべく、図書館にある公式問題集を利用して、1日1セット(2時間分)解くことを継続して、試験に臨みました。結果は、680くらいだった記憶です。点数こそ伸びましたが、解きっぱなしにして復習をしていない問題が多く、大幅なスコアアップにはつながりませんでした。

  • 2024年11月

    主な科目: TOEIC, 定期試験対策 / 気持ちの状態 4/5

    後期中間試験に向けて勉強していたため、TOEIC対策にはあまり取り組めていませんでした。 前期のうちは東京科学大学の推薦入試を受けるために、定期試験を頑張っていましたが、自分にはレベルが高すぎると思いこの頃には諦めていました。 しかし、後期中間試験では、試験日の1週間前に試験対策を終わらせることを目標に勉強していました。これまでの定期テストでは、試験当日までに自分の理想とする習熟度まで仕上がり切らず、当日を迎えていました。編入試験は長期的に学習する必要があるため、長期的に学習することの良さを身近に感じることを狙いとして、早めの学習を心がけていました。

  • 2024年12月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    11月から12月の頭にかけて定期試験があり、定期試験の3日後にTOEICがあったため、あまり対策できないままTOEICに臨みました。これまでのTOEIC勉強貯金と当日のパフォーマンスが高かったことから、スコア710を獲得することができ、TOEICの勉強を終了しました。

  • 2025年1月

    主な科目: 定期試験対策 / 気持ちの状態 3/5

    後期期末試験の対策を主に行っていました。この時期に、志望校を東北大学にしました。

  • 2025年2月

    主な科目: 有機化学, 物理化学 / 気持ちの状態 2/5

    期末試験が終わり、本格的に編入試験対策に取り掛かり始めました。 有機化学は学校で使用していた教科書「これでわかる基礎有機化学」「これでわかる基礎有機化学演習」を1周し、基礎固めに時間を使いました。物理化学は「単位が取れる物理化学ノート」を使用し、概念理解に努めました。勉強時間としては、8時間近く取り組む日もあれば、0の日もあり、平均して3~4時間だったと思います。

  • 2025年3月

    主な科目: 有機化学, 物理化学, 量子化学, 分析化学 / 気持ちの状態 2/5

    有機化学は学校で使用していた教科書「これでわかる基礎有機化学」「これでわかる基礎有機化学演習」に加え、「有機化学演習-基本から大学院入試まで」を1周し、演習を積むことに努めました。 物理化学は「単位が取れる有機化学ノート」を1周した後、「アトキンス」という大学でよく使用されている教科書と併用することで、理解を深めることに努めました。熱力学の範囲は3回読みました。 併願で神戸大学理学部を考えていたため、「単位が取れる量子化学ノート」を1周し、概念理解と簡単な式変形・導出の訓練に努めました。 併願で分析化学が出題される大阪公立大学を考えていたため、高専で使用していた教科書「基礎分析化学/サイエンス社」を使用して、復習しました。また、大阪公立大学の分析化学では語句説明の問題が多く出題されるため、大阪公立大学の分析化学で使用されている教科書「クリスチャン分析化学」を使用して正しい表現にチューニングしたりしていました。勉強時間としては、8時間近く取り組む日もあれば、0の日もあり、平均して3~4時間だったと思います。

  • 2025年4月

    主な科目: 有機化学, 無機化学, 物理化学, 量子化学, 分析化学, 過去問 / 気持ちの状態 2/5

    有機化学は引き続き「これでわかる基礎有機化学」「これでわかる基礎有機化学演習」「有機化学演習-基本から大学院入試まで」を併用しながら学習しました。 物理化学は「単位が取れる物理化学ノート」「アトキンス」に加え、「物理化学演習-大学院入試問題から学ぶ」で演習に取り組んでいました。物理化学演習では熱力学・反応速度の範囲を1周しました。 量子化学は「単位が取れる量子化学ノート」を1周しました。 分析化学は、「基礎分析化学/サイエンス社」に加え、「基礎分析化学演習」も使用し始め、演習量を増やすことを意識して学習していました。基礎分析化学演習は1周しました。併願である大阪公立では語彙を説明させる問題が出題されるため、一緒に大阪公立大学を受験する友人とともに用語集を作成するなどして対策していました。 無機化学は「演習無機化学-基本から大学院入試まで-」を1周しました。 この時期から過去問対策も始めました。大阪公立大学と東北大学の過去問に取り組んでいました。どちらも5年分くらいやりました。また、東北大学には調査書(志望理由・高専での卒研内容など)の提出が必要であったため、学校の先生にサポートしてもらいながら、作成しました。 勉強時間としては、8時間近く取り組む日もあれば、0の日もあり、平均して3~4時間だったと思います。5~6時間くらい勉強に取り組みたい気持ちでいましたが、卒業研究なども始まり、思うように勉強を進められませんでした。

  • 2025年5月

    主な科目: 面接/口頭試問, 有機化学, 無機化学, 物理化学, 量子化学, 分析化学 / 気持ちの状態 1/5

    有機・物理化学・無機・分析・量子など各種化学の勉強は、前月までと同じ教材を使用し、より速く解けるように、より深く理解できるように意識しながら勉強していました。 大阪公立大学の過去問を10年分すべて解ける状態になるまで、過去問⇒分からない部分を参考書で補強⇒過去問⇒分からない部分を参考書で補強⇒…というように学習しました。最終的には、覚えてしまった過去問の回答をアウトプットするだけでなく、最終回答までのプロセスも含めて回答することを心がけながら過去問のタイムアタックを行っていました。 過去問の回答が公開されてる筑波大学、金沢大学、広島大学などの過去問で演習を積んだりもしました。 5月中旬から面接対策を始め、最初の受験となる大阪公立大学までに面接練習を5回行いました。 基本、生活にかかる時間・面接対策以外の時間はずっと勉強していたため、平均して8時間~10時間は勉強していたと思います。

  • 2025年6月

    主な科目: 面接/口頭試問, 有機化学, 無機化学, 物理化学, 量子化学, 分析化学 / 気持ちの状態 3/5

    6月2日に大阪公立大学、6月8日に東北大学の推薦試験を受験しました。新しい対策はせず、これまで使用した教材を中心に復習していました。 大阪公立大学の試験が終わってから、東北大学の試験までの間に8回面接練習をし、口頭試問を含む推薦試験に備えました。1か月間で計13回、高専の先生と面接練習をしたことでかなり自信をもって試験に臨むことができました。 東北大学の試験が終わってから、合格発表までは受験予定の京都工芸繊維大学や神戸大学理学部の過去問を勉強していました。東北大学・大阪公立大学ともに合格することができたため、京都工芸繊維大学と神戸大学は未受験で受験を終了しました。

勉強場所と環境

平日は、学校の自由に使える教室でホワイトボートなどを使用しながら勉強していました。 休日は、自宅で勉強する日もあれば、カフェや市の図書館・学校の図書館など場所を変えて勉強することもありましたが、最も効率のよい勉強は自宅での学習でした。これは、学んだことを自分なりに言語化し、参考書など何も見ずに発生によるアウトプットを行うことで、新出事項を効率よく覚えられていたと思うためです。

スランプとメンタル回復

一番メンタルが落ちたのは、大阪公立大学の受験前々日です。これまで解けていた問題が急に解けなくなり、頭がずっとぼんやりしている状態でした。これは、直前期に寝る間を惜しんで勉強していたことによる弊害で、頭が回らなくなり、判断力が鈍っていたためです。直前期は勉強していない方がかえって不安になってしまうくらい追い詰められている状態でしたが、思い切って勉強せず調子の回復に努めました。機能性表示食品や疲労回復によさそうな食材をたくさん摂取したり、長風呂をしたり、冷凍枕を使用して寝たり、できる限りの対策を尽くしました。前日もまだ本調子ではなかったので、無理に勉強しすぎないこと・旅先でおいしいご飯を食べること・一緒に受験する友人とちょっとした遠征を楽しむこと・早寝をすることに意識を持っていきました。これらの対策のおかげて当日はすこぶる調子が良く、自分がもっている力を発揮できたと思います。スランプと回復を第一志望の東北大学の前に経験できたことで、自身を持って第一志望に臨むことができました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

有機化学

2024年2月 〜 2025年6月

これでわかる基礎有機化学 6回以上

選んだ基準: 高専の授業で使用していたため、使用しました。個人的には満足度は高い教材ですが、授業で使用していたことにより、身近に感じられていた参考書であるため、後輩への推奨度としては、星3つとしました。

使い方としては、記載内容を疑うことなく、全て覚えることを意識しました。当時は、分からないことがあったとしても、最初は覚え、繰り返し学習することで理解できるようになると信じていたため、愚直に覚えることを意識していました。

有機化学演習の表紙

有機化学演習 6回以上

選んだ基準: 高専の授業で使用していたため、使用しました。個人的には満足度は高い教材ですが、授業で使用していたことにより、身近に感じられていた参考書であるため、後輩への推奨度としては、遠慮したいところですが、反応機構が丁寧に記載されているため星5つとさせていただきました。

反応機構が非常に丁寧に記載されているため、有機反応を電子の授受で説明できることを理解していく意識で学習しました。

有機化学演習-基本から大学院入試まで- 3周

選んだ基準: 有機化学の編入対策といえば、この参考書と言ってもいいくらい、多くの受験生が使用しているものであるため、他の受験生に遅れをとらないように使用していました。

解説が不十分な部分もあるので、大学で使われているような教科書を辞書代わりに使いながら勉強を進めていました。

無機化学

2024年5月 〜 2024年6月

演習無機化学 基本から大学院入試までの表紙

演習無機化学 基本から大学院入試まで 2周

選んだ基準: 多くの受験生が使用しているものであるため、他の受験生に遅れをとらないように使用していました。

解説が丁寧であるため、回答のみならず解説も自身で言語化できることを目指して使用しました。

化学の新研究 理系大学受験の表紙

化学の新研究 理系大学受験 一部のみ使用

選んだ基準: 大学入試用の参考書だが、高校化学も出題される志望校があったため、使用していた。

コラムが結構詳しく書かれており、高校化学と大学化学の橋渡し的な存在と位置付けて学習することで、深い理解につなげることを意識しました。

物理化学

2024年2月 〜 2025年6月

単位が取れる物理化学ノートの表紙

単位が取れる物理化学ノート 6回以上

選んだ基準: 解説が丁寧で、初学者向けであるため使用していました。初学者向けではありますが、他の演習本と組み合わせることで補完できる内容もあるので、どのレベル帯の方にもおすすめできる参考書です。

これ以上に簡単な参考書は無いと仮定し、公式の導出過程から演習の解き方まですべて理解して覚えることを意識していました。また、「アトキンス」という教科書と組み合わせて学習することで、「単位が取れる物理化学ノート」特有の初学者向けの表現に縛られすぎないよう対策しながら学習していました。

アトキンス物理化学 2周

選んだ基準: 初学者が読み進めるには難しいが、理解を深いものにできるため使用していました。

「単位が取れる物理化学ノート」という初学者向けの参考書で覚えた表現をよりアカデミックな表現にチューニングすることを意識して学習していました。

物理化学演習の表紙

物理化学演習 2周

選んだ基準: 「単位が取れる物理化学ノート」や「アトキンス」では演習が足りないと感じていたため、演習量を増やすために、使用していました。

演習本なので、たくさん見たことない問題に触れ、自分の引き出しを広げることを意識して勉強していました。

量子化学

2024年2月 〜 2024年6月

単位が取れる量子化学ノートの表紙

単位が取れる量子化学ノート 4周

選んだ基準: 解説が丁寧で、初学者向けなので使用していました。

量子化学は難しいので、理解すべき概念と割り切るべき概念を区別しながら読み進めることを意識していました。

分析化学

2024年3月 〜 2025年6月

基礎分析化学(サイエンス社) 4周

選んだ基準: 高専の授業で使用していたため、使用しました。個人的には満足度は高い教材ですが、授業で使用していたことにより、身近に感じられていた参考書であるため、後輩への推奨度としては、星3つとしました。

分析化学の計算は、「今、何が起こり、どの物質がどれだけ系中に存在しているか」を意識して解いていました。

基礎分析化学演習 3周

選んだ基準: 使用していた教科書だけでは、演習が足りないと感じたため補強の目的でこの教材を使用していました。

演習本なので、たくさん見たことない問題に触れ、自分の引き出しを広げることを意識して勉強していました。

TOEIC

2023年2月 〜 2024年12月

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 6回以上

選んだ基準: TOEICでよく出題される、単語やフレーズがまとまっており、語彙を増やす目的で使用していました。

音声を聞きながら発生することで、五感を使って学習することを意識していました。また、リスニング本番で音声がゆっくり聞こえる状況を狙い、音声の速度を上げて取り組んでいました。

公式問題集10 6回以上

選んだ基準: 本番を模した形で2回分200問が収録されている良書で、当時最新の公式問題集であったため、こちらを使用していました。

リスニング・リーディング問わず、スクリプトをシャドーイングやオーバーラッピングし、五感を活用して学習していました。

面接対策

2024年5月 〜 2024年6月

高専の先生と面接練習 6回以上

選んだ基準: 参考書ではありませんが、高専の先生と面接練習を10人計13回行いました。

たくさん面接練習をしたとしても、慣れるだけでブラッシュアップはされないことを念頭に置き、面接練習に取り組むことで、自身の面接力向上を図っていました。

過去問対策(入手・分析・周回)

志望校の大阪公立大学の過去問10年分を通っていた高専で入手し、全ての問題をタイムアタック型式で解けるくらいやりこみました。何周したかは覚えていないくらい取り組みました。 また、併願で神戸大学理学部化学科(出願はしたが未受験)を考えていたため、神戸大学理学部化学科で開催される編入説明会に参加し、そこで話しかけた大学院生から編入経験者の連絡先をもらい、神戸大学の過去問20年分を入手しました。 他にも、志望校ではありませんが、金沢大や広島大、筑波大などの解答をホームページで公開している大学の過去問を入手し、演習の一環として利用していました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

全体的にもっと早く試験対策に取り掛かればよかったと思っています。取り掛かったのが遅かったため、直前期に焦って睡眠時間を削り、集中力の低下などを招いていました。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2023年12月710 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

東北大学 工学部 化学・バイオ工学科

当日の受験者数5
試験時間の構成※時間についてはうろ覚えです。 8:30頃 集合 9:00頃 全体説明 10:00~12:30頃 面接 ※1人あたり30分で面接終了後解散 ※私は5人中2番目に面接でした ※30分のうち、前半:面接、後半:化学の口頭試問
当日の気づき試験の待機場では電子機器の使用ができないため、対策資料などは紙媒体にして持っていくことをお勧めします。

大阪公立大学 工学部 応用化学科

当日の受験者数31名
試験時間の構成※時間についてはうろ覚えです。 集合時間は忘れました。 9:30~12:00 専門科目 13:10~ 面接
当日の気づき面接の順番・部屋はランダムでした。

らんらんさんが東北大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥40,000
③ 試験関連費¥70,000
④ 出願関連費¥120,000
⑤ 当日関連費¥70,000
合計¥300,000

編入したあとの生活

らんらんさんが編入したあとに分かったこと

編入後の就職活動の状況

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入試験の合格体験記には、参考になる部分がたくさんあると思います。
ただ、勉強法や対策は、人によって合う・合わないがあります。
ぜひ体験記をヒントとして活用しながら、自分に必要なことを考え、自分なりに勉強法をアップデートしていってください。
その積み重ねが、合格への近道になると思います。

— らんらんさん(東北大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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