オンライン編入学院の裏側編入に特化した教材はどうできる?専門家とつくり、更新を続ける制作現場
専門家との打ち合わせ、グラフや欄外のデザイン、使う生徒の声の反映まで。國生学長に密着し、編入に特化したオリジナル教材の制作をたどります。

この取材について
| 取材テーマ | 教材制作 |
|---|---|
| 動画公開日 | 2026-06-10 |
教材は完成で終わらない。最新の出題を、次の更新へ
オンライン編入学院がつくる、編入試験に特化したオリジナル教材。制作現場に密着した日は、学長の國生さんが、経済学を担当する先生と内容の更新について話していました。専門家の知識をどう受験対策へつなげ、学ぶ人が使いやすい教材にしていくのか。その工程とこだわりを聞きました。
取材者今は、何の打ち合わせをしていたんですか?
國生さん学長編入試験に特化したオリジナル教材の中身を、さらに更新していくための打ち合わせです。過去問の内容や傾向は変わっていくので、密に話し合いながら、教材の内容をブラッシュアップしていこうという話をしていました。
取材者どんな方と打ち合わせをしていたんですか?
國生さん学長経済学の小原先生です。経済学のプロなので、試験の傾向だけでなく、「ここも押さえておかなければ」という話がたくさん出てきます。それをどう教材に落とし込んでいくかを相談しています。
もちろん、生徒さんの指導も担当しているので、限られた時間のなかで進めなければいけません。生徒のことを考えながら、どこをどう進めるかというバランスを取っていました。
取材者それぞれの分野の専門家と、一緒に教材をつくっているんですね。
國生さん学長その通りです。経済学や法学、教育学、社会学、理系なら物理、化学、数学、生物学など、それぞれの分野で、編入に特化した教材をつくっていこうと考えています。
市販の参考書も使う。そのうえで、編入に必要な部分を補う
取材者市販の教材もいろいろありますが、オリジナル教材をつくる意図は何ですか?
國生さん学長考え方として、テキストや教材は、あくまで手段です。一人ひとり、参考書をどう進めるかは変わります。市販の参考書を組み合わせながら学習しますが、それだけでは細かいところに手が届かないこともあります。
編入試験で必要なことは分かっていても、そこにちょうど合う教材を見つけにくい。そうした部分を埋めようというのが、この教材づくりのプロジェクトです。
誰にでも合うテキストをつくるのは難しいですが、より多くの受験生が、編入の傾向を捉えられる教材にしたい。そこを、たくさん会話しながらつくっています。
取材者「編入に特化する」とは、具体的にどんな部分ですか?
國生さん学長最終的に取り組むべきものとして、過去問があります。その傾向を踏まえて、どこを学習し、どんな問題に取り組むかを考えることを大切にしています。
過去問の情報収集も、大学に問い合わせたり、実際に足を運んだりと、地道な作業です。集めて終わりではなく、生徒が学習に使える状態に落とし込むところまで必要だと思っています。
専門家・運営・生徒の声。そして、伝わるデザイン
取材者教材づくりには、どんな人が関わっているんですか?
國生さん学長編入試験は学部ごとに分かれているので、各分野の専門家が、いろいろな大学の試験を分析することが大事です。そこがないと、試験からずれた教材になってしまいます。
一方で、専門家が学問として深めたいことと、編入受験生に必要なことの間には、バランスもあります。そこは運営が調整し、生徒さんの意見ももらいながら改善しています。専門家、運営、実際に使う生徒の声。この3つが重要だと思っています。
取材者デザイナーも制作に関わっているんですか?
國生さん学長はい。正しい情報が、学ぶ人にすぐ伝わることは大事です。デザインの力も、学習ではとても重要だと思っています。社内のデザイナーと、フルカラーでつくり込んでいます。
例えば、脇に「ここは編入試験で問われるポイント」といった補足を書きます。経済学なら、グラフはとにかく大事です。グラフがどう動くかを考えられるよう、必要な図を入れていきます。
分かりやすく、学習の邪魔をしない、シンプルなデザインであること。必要な情報がちゃんと伝わるように、どの教材でも意識しています。
デジタルだから、気づきも新しい情報も反映し続ける
取材者内容を充実させるだけでなく、実際に使う人のことまで考えているんですね。
國生さん学長僕が編入受験生だったときに、「あったらいいな」と思ったものをつくりたい気持ちが強いです。その一方で、スピード感も大事なので、内容は常に更新し続ける前提で考えています。
手元にある紙の教材はサンプルですが、生徒さんにはデジタルで配布できます。そうすると、「ここがもう少し分かりやすければ」という声や、新しい過去問の情報も反映していけます。
まだ完璧だとは思っていません。「ここも収録してほしい」という声もあると思うので、使う人と一緒に成長していく教材にしたいですね。
取材者生徒さんの声は、どのように反映していくんですか?
國生さん学長担当コーチとのやり取りのなかで、声を吸い上げています。今後は、更新型テキストにQRコードを設けて、「ここは分かりにくかった」「こうしてほしい」という声を集められるようにもしたいです。優先順位を考えながら、社内で検討しています。
撮影では、すでにコーチを通して集めている声に加え、今後取り入れたい意見収集の方法も語られました。新しい仕組みも含め、使う人から学びながら更新していく姿勢がうかがえます。
自分が受験生だったときの「あったらいい」を形にする
取材者ここまで編入にこだわって教材をつくるのは、どんな思いからですか?
國生さん学長市販の参考書をうまく組み合わせて合格を目指すことは、十分にできると思っています。オリジナル教材を、あえてつくらないという考え方もあるかもしれません。
それでもつくりたいのは、僕自身が受験生だったときに、「もっとこうだったらいいのに」「新しい情報が反映されていたら」と感じた経験があるからです。せっかく受験生の人生を変えるお手伝いができるのなら、本当につくりたいものを、形にしたいんです。
大変ですし、時間もかかります。でも、その努力が誰かの人生につながるのなら、素敵なことだと思います。どのくらい役立っているかは、実際に使う生徒さんの声がすべてです。もっと改善してほしいところもあると思いますが、力を注ぐことで結果につながるのなら、やりきりたいですね。
専門家と内容を詰め、運営が受験対策とのバランスを考え、デザインで伝わりやすく整える。そして、使う生徒の声を次の更新へつなげる。教材づくりは、完成品を一度届けるだけでなく、学ぶ人に合わせて改善を重ねる仕事でした。
この取材の要点
| 市販教材と組み合わせる | 教材は手段。編入対策で足りない部分を補う。 |
|---|---|
| 専門家・運営・生徒の視点 | 専門性と受験対策のバランス、現場の使いやすさを考える。 |
| 更新を続ける教材 | 新しい情報や学ぶ人の声を、内容の改善につなげる。 |
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