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京都大学工学部の編入試験について徹底解説!

京都大学工学部の編入試験について徹底解説!

1. はじめにー京都大学工学部は編入学試験を実施している!?

”東京一工”と称される日本トップの大学群の一角、京都大学。

西日本の大学の中で頂点に立つ学校で、誰しも一度は憧れ入学してみたいと思ったことがあることでしょう。

そんな京都大学は、経済学部や法学部、工学部など、多くの学部で編入学試験を実施しています。

学部によって入学年次や受験できる資格が異なっているのですが、今回はその中でも特に工学部の編入学試験について、その概要を紹介していきます!

2. ズバリ!高専生を対象として実施されている!

京都大学工学部への編入学試験の対象は、

高専生のみ

です。

4年制大学や短大に在籍している方、学士を修得されている方にとっては残念な条件ですね...

以前は学士編入学試験が実施されていたのですが、現在は廃止されています。

この試験に合格された方は、2年次に編入学することになります。

また、在学年限が3年以上6年以内と定められています。

3. 編入できる学科・コース

編入学できる学科は以下の通りです。また、一部学科では出願時にコース選択をする必要があります。

どの学科・コースを選ぶかによって試験内容が変わる部分もあるので、やりたいことと学べることをしっかりと考えた上で、決めるようにしましょう。

編入学できる学科・コース一覧

・建築学科

・工業化学科

・情報学科

   -計算機科学コース

   -数理工学コース

・地球工学科

・電気電子工学科

・物理工学科

   -宇宙基礎工学コース

   -エネルギー応用工学コース

   -機械システム学コース

   -材料科学コース

   -原子核工学コース

4. 選抜方法・試験科目は?

工学部の選抜には主に2つの試験区分があります。

それは、基礎科目と口頭試問です。

基礎科目については、英語、数学、物理、化学が対象で、英語はTOEFL iBTのスコア、その他の科目は筆記試験の結果により評価されます。

また口頭試問については、志望する学科において実施される面接のようなものです。

これらの専門科目の具体的な内容については後ほど記述します!

5. 試験の概要ー出願資格・日程について

出願資格

出願資格について特筆すべき点としては、

・先述したように、高専生のみが対象であること

・英語の試験としてTOEFL iBTを受験しなければならないこと

の2点が挙げられます。

特に2点目の英語の試験については、TOEICでも受験できる大学も多いため、「どこの学校もTOEICで受験できるものだろう」と思っていると、大変なことになるので注意が必要です。

また、TOEFLに関しては出願の際の手続きが少し複雑で、かつ時間がかかる場合もあるので、受験する前に注意事項に目を通しておくと良いでしょう。

日程

主な手続き及び試験の日程は以下の通りです。(2024年のデータ)

出願:6月末ごろ-7月頭ごろ

試験:8月末ごろの2日間(筆記試験一日、口頭試問一日)

結果発表:9月上旬ごろ

理系の編入学試験は文系に比べて実施時期が早いため、対策できる期間が短いことも特徴と言えるでしょう。

6. TOEFL iBT

この記事をご覧のみなさんは、TOEFLという試験をご存知でしょうか。

実はこのTOEFLは、京都大学工学部編入学試験の科目の中でも、「最も大変だった」と言う合格者の方がいるほどレベルが高いテストなのです。

日本でよく採用されている試験であるTOEICと比べても、圧倒的にTOEFLの方が難易度が高いです。

TOEICではReadingとListeningの2技能の試験であることに対して、TOEFLはそれらにSpeakingとWritingを加えた4技能全てを使う試験です。

また対策に関する情報が少なかったり、問題そのものの難易度も非常に高いため、対策を侮っていると痛い目をみます。早いうちから対策をしておきましょう。

しかし、合格報告の多い得点帯が50点ほどとかなり低めであるため、そこまで重くとらえる必要もないと思います。

当時TOEIC900点弱であった筆者が、TOEFLを初受験した際には、65点ほど獲得できましたので、最低限得点するだけであればそこまでの負担にはならないでしょう。

7. 筆記試験

数学

試験の詳細

 試験日程:1日目

 実施時間:午前

 試験時間:2時間

頻出範囲:微積分、線形代数、確立、ベクトル、行列

 大問数:4

物理・化学

試験の詳細

 試験日程:1日目

 実施時間:午後

 試験時間:物理・化学合わせて2時間

頻出範囲

 物理:力学、電磁気

大問数:2

 化学:理論化学、有機化学

大問数:2

物理・化学については、どちらかの科目に賭けて、もう一方の科目をあまり対策しなかったという方もかなりいらっしゃいます。

ただ、年によってこっちが簡単、こっちが難しいというようなこともありますし、どちらもできて損することではないので、自分に合う戦略を考えていただければと思います。

8. 口頭試問

口頭試問の内容は学科や受験者によって大きく異なります。

よく問われる質問としては、

・志望理由

・併願校に合格した場合はどこに進学するのか

・卒業後の進路

・試験の出来はどうだったか

・卒研について

など、一般的な面接のような内容が挙げられます。

またそれに加え、口頭試問として、学科で学ぶような専門的な内容に関する質問がされる学科もあります。

面接官は10名弱の学科が多く、時間としても長くとも20分程度である学科が多いですが、1時間近くかかったという声もあるため、これも学科や年、受験者によっても異なるようです。

基本的には和やかな雰囲気ではあるものの、質問のレベルは高いため、事前準備はしっかりとしておきましょう。

詳細な情報は各学科ごとにきちんと調べて、自分の受験する学科ではどのような対策をするべきなのかを明確にしていくと良いと思います。

9. おわりにー対策について

この段落では、編入学を考え始めた早い時期からやっておくべき対策について、ざっくりと解説していきます。

まずは、高専でいい成績を修める

出願時に提出する書類に、1年から5年までの順位や各単位ごとの成績などを記載する必要があります。高専時代に取り組んだことなどが面接で聞かれることもあったり、高専生活も受験にそのまま関わってきますので、サボらずきちんと取り組むようにしましょう。

情報を集める

編入学試験が難しいと言われているいくつかの理由のうち、最も受験生を悩ませるであろうポイントは情報量の少なさです。

京都大学工学部の試験は高専生のみを対象としていることから、高専生用の編入学対策コミュニティが出来上がっていたりと、高専生は情報を集めやすい環境にあるかと思います。

4年制大学や専門学校から編入学をしようと思う方々が過去問を集めるのに苦労するのに対し、高専には過去問があるケースも多いので、活かせる環境を生かしてしっかりと対策をしていきましょう!

一方で、ライバルとなる他の受験生も全員高専生であるため、同じく過去問や対策方法などの情報を手に入れやすい環境にいます。


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