無料相談を予約

ホーム合格体験記

名古屋大学工学部

名古屋大学 工学部 編入の合格体験記|tkさん・高専から電気電子情報工学科へ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌‌‌‌‌‌‌​‌​​‌‌​​​‌‌‌‌‌​​‌‌​‌​‌​​‌

結論:英語に粘りすぎた分を3月からの1日10時間で取り返した

高等専門学校から、名古屋大学 工学部 電気電子情報工学科へ進んだ方の記録です。中学生のころに親から「高専から編入する道がある」と教わり、入学した時点で編入を意識していました。当初は楽をして名のある大学へ行きたいという気持ちでしたが、学年が上がるにつれ高専で学びを終えるのはもったいないと感じるようになり、3年の前期には受験を決めています。東海地域で研究力もネームバリューも最適だと考えたのが、この大学を選んだ理由でした。

この方が後輩に一番伝えたいのは、英語を引っ張りすぎたという反省です。2024年8月にTOEICから始めたものの750点前後で止まり、目標の800点に届いたのは2025年6月。結果として専門科目に本腰を入れたのは2月の数学、3月の物理、6月の化学からで、3月以降はずっと1日10時間でした。教材は数学が編入数学徹底研究、物理は初等力学と電磁気学演習を各4周。過去問は名大を受けない友人から譲り受け、模範解答が無いぶんは自分で解説を検証しています。併願した1校にも合格し、辞退しました。

高等専門学校前籍
3.98前籍GPA
2校受験した大学
13か月対策にかけた期間
合格校名古屋大学 工学部 電気電子情報工学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科工学系
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 高専入学時から編入を考えていた人が、名古屋大学 工学部に決めるまで
  • 出願した2校と、その結果・当日の受験者数
  • TOEICに10か月、専門科目に半年という時間の使われ方
  • 数学・物理・化学で使った教材と、周回した回数
  • 数学・物理・化学と続く当日の時間割と、出題の手ざわり

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 編入前の学校の1年目・前期 のことでした。

中学生の頃に、親から高専から編入するという選択肢を教えてもらい、工学に直結する学びを早くから深めたいと思い、高専入学時から編入を考えていました。高専入学当時は楽をして名のある大学に行きたいという安直な考えでしたが、高専で進級するにつれ、高専で学びを終えるのはもったいないことだと感じるようになり、3年前期には編入することを決めていました。

志望校を選んだ決め手

東海地域でほぼ間違いなく最も力のある大学であり、レベルの高い環境で学びを深めたいと考えネームバリュー、研究力、何をとっても最適な環境である名古屋大学工学部への編入を決めました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

もともと親から高専からの編入という選択肢を教えてもらったため、編入を決めた際、親に驚かれるようなことはありませんでしたが、両親ともに手厚いサポートで支えてくれました。受験勉強で疲弊する毎日のなか、少しでも充実した時間を過ごせるようにと、美味しい料理を作ってくれたり、外食に連れて行ってくれたりしました。当時を思い出すと今でも目頭が熱くなるほど、深く感謝しています。 高専の友人たちは、志望校こそ違えど、それぞれレベルの高い大学への編入を目指して共に切磋琢磨する仲間でした。友人の存在をモチベーションに、そして親の支えを心の拠り所にして、最後まで勉強をやり遂げることができました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)名古屋大学 工学部 電気電子情報工学科3年次一般編入82.7倍
合格(辞退)名古屋工業大学 工学部 電気機械工学科3年次一般編入253.1倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年8月 、本番の試験は 2025年8月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
8h
直前期
5h

休日

開始期
2h
中期
11h
直前期
11h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年8月
3h
2024年9月
3h
2024年10月
1.5h
2024年11月
1.5h
2024年12月
1.5h
2025年1月
1.5h
2025年2月
5h
2025年3月
10h
2025年4月
10h
2025年5月
10h
2025年6月
10h
2025年7月
10h

月ごとの学習の中身

  • 2024年8月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEICの対策開始、リスニングと金フレが主な内容。

  • 2024年9月

    主な科目: TOEICの対策開始、リスニングと金フレが主な内容。 / 気持ちの状態 3/5

  • 2024年10月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEICの対策開始、リスニングと金フレが主な内容。

  • 2024年11月

    主な科目: TOEICはリスニングと金フレに加えリーディングにも取り組み始めた。まだ勉強時間は増やしていなかった。 / 気持ちの状態 3/5

  • 2024年12月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEICはリスニングと金フレに加えリーディングにも取り組み始めた。まだ勉強時間は増やしていなかった。この時期でTOEICを終わらせるのが目標だったので焦り始める。

  • 2025年1月

    主な科目: TOEICはリスニングと金フレに加えリーディングにも取り組み始めた。まだ勉強時間は増やしていなかった。 / 気持ちの状態 3/5

  • 2025年2月

    主な科目: 数学, TOEIC / 気持ちの状態 1/5

    TOEICはリスニングと金フレ、リーディングに取り組んだ。あまりに点数が750点あたりから伸びないので他の科目と並行で取り組み始めた。

  • 2025年3月

    主な科目: 数学, 物理, TOEIC / 気持ちの状態 1/5

    TOEICはリスニングと金フレ、リーディングに取り組んだ。あまりに点数が750点あたりから伸びないので他の科目と並行で取り組んだ。

  • 2025年4月

    主な科目: TOEICの対策開始、リスニングと金フレ、リーディングに取り組んだ。あまりに点数が750点あたりから伸びず、むしろ他の教科の勉強に時間を取られ若干下がり気味だった。 / 気持ちの状態 1/5

  • 2025年5月

    主な科目: 数学, 物理, TOEIC / 気持ちの状態 1/5

    名工大も受けるので、むしろTOEICの勉強が英語の試験に活きると思い気合を入れた。実際役に立ったと考えられ他の受験生より点数は高かったと思う。物理(力学、電磁気)、数学はこの時期までにかなり仕上がっていたので、あとはTOEICの点数だけだった。

  • 2025年6月

    主な科目: 数学, 物理, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 2/5

    目標にしていたTOEICの点数を、大学に提出できる最も遅い試験で取得した。TOEICに費やしていた時間を化学に変える形で1日に物理、化学、数学を4時間ずつくらい勉強した。

  • 2025年7月

    主な科目: 数学, 物理, 化学 / 気持ちの状態 2/5

    この時期は名大の試験に向け化学の勉強が8割で数学と物理は確認程度だった。学校の定期試験と名大の試験が時期が重なったため、学校の勉強は最低限行う形で並行して勉強した。名工大に受かったことがわかり少し気が楽になっていた。

  • 2025年8月

    主な科目: 面接/口頭試問 / 気持ちの状態 3/5

    8/1まで試験。

勉強場所と環境

自室で勉強できないタイプで、図書館や高専の研究室など、自分のスペースが確保できる場所を1日かけて転々としながら勉強していた。移動時間は短い時間でもTOEICのリスニングをしていた。周りの目があるほうが勉強できる人は積極的に外を利用するべきだと思う。自室で勉強できる人はかなり勉強に前向きで素晴らしいと思うが、私自身は追い込まれないと勉強しない自覚があり、人の目がある場所を利用していた。

スランプとメンタル回復

3-5月が最もメンタルが不安定だった。TOEICがいつまでも800点を取ることができず、ずるずる時期が遅れ、他教科も周りの友達が自分よりも先を進んでいるのを目の当たりにして、夜帰ってボロ泣きするくらいにメンタルは不安定だった。親の優しさもあり、食欲こそなかったけれどご飯の時間だけが楽しみだった。ただそんな状態だったからこそ追い込んで勉強できたとも言える。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

数学

2025年2月 〜 2025年7月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 6回以上

周回数は各章で均一ではなく、多いところで6回以上はやった程度。編入に必須の本。

細野真宏の数学が本当によくわかる本 確率が本当によくわかる本 数1・A 3周

物理

2025年3月 〜 2025年8月

電磁気学演習の表紙

電磁気学演習 4周

大学生の電磁気学は出回っていないし、正直これでどの大学も解けた。

化学

2025年6月 〜 2025年8月

単位が取れる物理化学ノートの表紙

単位が取れる物理化学ノート 2周

多少大学の科学の知識を入れておこう、程度の気持ち。気合を入れて勉強したわけではないが、参考にはなった。

福間の無機化学の講義の表紙

福間の無機化学の講義 4周

選んだ基準: 時間がない中で高校範囲だけは覚えようと思った。

無機化学は十分これでいいが、それ以外の範囲はこのシリーズではなく大学範囲のものをやっておけばよかったという反省がある。有機は多少このシリーズでも解けるが完全ではない。

TOEIC

2024年9月 〜 2025年6月

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11の表紙

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11

800点を目標にして、正直いつまでもTOEICの点数が伸びず固執しすぎた感はある。目標には達したが6月まで粘るのは得策ではないはず。

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は名大を受けない友人が独自に持っていたので譲ってもらった。模範解答はないので解いてGeminiに問題を解説してもらい、自分で解説を読んで真偽を確かめていた。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

TOEICはの点数は早く取るのに越したことはないし、TOEICの勉強は一度やめると露骨に点数が落ちるので、一気に取り切ったほうがいいと思う。

AIの活用方法

模範解答はなかったので、自分が解いた後にGeminiに問題を解説してもらい、自分で解説を読んで真偽を確かめていた。あくまで方針の確認程度に使っており、合っているかどうか確かめるには、本人がまず十分その分野を理解している必要があると思う。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

5506006507007508008509002025年08月・605点2025年12月・710点2025年02月・750点2025年04月・710点2025年06月・提出・805点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2025年08月 605点 → 2025年12月 710点 → 2025年02月 750点 → 2025年04月 710点 → 2025年06月 805点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

名古屋大学 工学部 電気電子情報工学科

当日の受験者数8
試験時間の構成9:00ごろ集合 10:00-12:00 数学 12:00-13:00 昼休憩 13:20-14:20物理 14:40-15:40 化学
当日の気づき腕時計必須

名古屋工業大学 工学部 電気機械工学科

当日の受験者数25?
試験時間の構成10:20-11:50 数学 13:00-14:30 英語 15:10-16:10 物理、化学の選択 回収後解散
当日の気づき近隣の高専生ばかりです。

tkさんが名古屋大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥30,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥50,000
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥5,000
合計¥115,000

編入したあとの生活

tkさんが編入したあとに分かったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

僕は遅い時期に初めてメンタルが不安定な時期が長かったので、ゆとりを持てるような計画生のある勉強をしたほうがいいと思います。辛い経験の先に楽しい大学生活はあるので、ぜひ頑張ってください。

— tkさん(名古屋大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

関連記事

合格体験記の一覧へ戻る

本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
LINEで無料相談を予約