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東京科学大学 情報理工学院 編入の合格体験記

東京科学大学 情報理工学院 編入の合格体験記|研究者を目指した高専からの挑戦

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-10-07​​‌‌‌​​​‌‌​‌‌‌‌‌​‌‌​‌‌​‌​​‌​​‌‌‌

結論:研究者を目指した高専からの挑戦

東京科学大学情報理工学院に合格したやまけんさんの動機は、「研究者を目指し、より優れた環境で研究をするため一般に賢いとされる大学を受けることを高専3年次の春休みに決意した。」

学習期間は2025年2月〜2026年8月。続け方については「平日は高専で内職をし、夕方以降は自宅の静かな環境で集中して勉強した。 午後は一日中自宅にこもって、勉強した。」と記しています。

高等専門学校前籍
—前籍GPA
6校受験した大学
18か月対策期間(経過月)
合格校東京科学大学 情報理工学院 数理計算科学系
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科情報コース
入学年2027年4月 入学
入学年度2027年度

この記事で分かること

  • 編入を目指したきっかけと志望校選び
  • 受験した大学と結果
  • 対策開始から本番までの学習計画
  • 科目ごとの教材と取り組み方
  • 試験当日の流れと感じたこと

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。

研究者を目指し、より優れた環境で研究をするため一般に賢いとされる大学を受けることを高専3年次の春休みに決意した。東京大学を目標にして勉強しておけば、その他全ての大学の学習範囲を基本的に内包しているので、東大を目標に勉強を始めた。

志望校を選んだ決め手

研究室で取り組んでいる内容、大学名、立地、2年次編入という点がポイントになった。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

自分の編入試験に関わった全ての人が応援してくれた。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
不合格東京大学 工学部2年次一般編入613.2倍
合格(入学)東京科学大学 情報理工学院 数理計算科学系2年次一般編入602.6倍
合格(辞退)大阪大学 基礎工学部 情報科学科数理科学コース3年次一般編入103.3倍
合格(辞退)筑波大学 理工学群 工学システム学類3年次一般編入425.3倍
不合格電気通信大学 1類3年次一般編入251.6倍
受験辞退神戸大学 システム情報学部3年次一般編入--

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年2月 、本番の試験は 2026年8月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
7h
中期
10h
直前期
4h

休日

開始期
8h
中期
10h
直前期
4h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年2月
6h
2025年3月
8h
2025年4月
8h
2025年5月
8h
2025年6月
8h
2025年7月
8h
2025年8月
11h
2025年9月
12h
2025年10月
9.5h
2025年11月
9h
2025年12月
9h
2026年1月
9h
2026年2月
13h
2026年3月
12h
2026年4月
8h
2026年5月
5h
2026年6月
4h
2026年7月
2h
2026年8月
2h

月ごとの学習の中身

  • 2025年2月

    主な科目: 英語 / 気持ちの状態 4/5

    3月にtoeicを受験するので、対策を開始した。金フレと出る千を周回してtoeic特有の単語や問題に慣れた。リスニングは公式問題集の音源を倍速で聞き、耳を慣らすことを目標に取り組んだ。

  • 2025年3月

    主な科目: 数学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    徹底研究で数学の対策を始めた。全然解けなくて試験日まで間に合うか焦っていた。試験日から逆算して各月までの到達度を設定した。3月中旬には公式問題集で7割程度とれていたので、自信をもってtoeicを受けることができた。

  • 2025年4月

    主な科目: 数学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    焦りながら徹底研究を進めていた。toeic対策で金フレ、でる千、リスニングを数学の合間にやっていた。数学7、英語3割の配分で勉強していた。toeicの結果がかえってきて790点なので少し浮かれていた。鉄壁も始めた。

  • 2025年5月

    主な科目: 数学, 英語 / 気持ちの状態 2/5

    中旬に2回目のtoeicを受けるので、英語を厚めに対策した。基本的に学校では数学を勉強し、自宅や図書館で英語を勉強していた。問題集が解けるようにならないので日々焦っていた。

  • 2025年6月

    主な科目: 数学, 英語 / 気持ちの状態 4/5

    数学をメインで勉強していた。このころに徹底研究を1周できたと思う。ほとんど理解していなかったので、2周目をしていたが自力で解けるようにはならなかった。7月末に3回目のtoeicを受けるので、6月中旬から対策を始めた。主に倍速リスニング、出る千、公式問題集を解いた。

  • 2025年7月

    主な科目: 7月は数学3,toeic7割の配分で勉強していた。このころには金フレの単語をほとんど覚えていたので、単語で困ることはなかったと思う。part5も正答率が8割を越えてきた。リスニングは耳慣れのおかげで、等倍の音声が非常に聞き取りやすくなっていた。難化対策で精選模試を始めた。これもリスニングは倍速で取り組んだ。リーディングはどのパートから解くのが自分に向いているかを知るために逆から解いたりしていた。精選模試はみたことない単語が多く登場するが、それらを無視する能力もつけて取り組むことが大事。精選模試で7割程度正解できたら本番で8割は堅いと思う。私はこの対策によって、3回目のtoeicで890を取得できた。 / 気持ちの状態 3/5

  • 2025年8月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 5/5

    過去問特訓などの演習書を始めたが、解けない問題も多々あって効率良く勉強できなかった。また、離散確率、ベクトル空間、複素解析、微分方程式、英文解釈を始めた。東大以外で出題される数学は一旦勉強するのをやめて、上記の応用数学をメインに勉強した。問題を解くだけならあまり難しくないので、比較的モチベが高い状態で勉強できた。夏休み終わりに過去問を解くと決め、数学5割・英語6割を目標に勉強した。

  • 2025年9月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 5/5

    引き続き応用数学を勉強した。英作文の型を知らなかったので高校受験の英作文の参考書でインプット作業を始めた。東大受験をするなら型を学習することはマストだと思う。

  • 2025年10月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 2/5

    平成の過去問を解いたが、数英共に3~4割程度だったと思う。かなり焦っており演習量を増やした。また、高専の教科書に付随する微積の問題集を解き始めた。力学の対策を始めた。考える力学やyoutubeなどでインプットをしてから弱点克服でアウトプットをした。1月の間に弱点克服を2周したが完全には理解していなかった。中旬からは電磁気を学習し始めた。教科書でインプットをし、電磁気学演習でアウトプットをしたが、全く解けず絶望していた。名問の森の力学を解いて、微積を使った物理の威力に感動して力学に対するモチベは高かったが、電磁気はコンデンサに躓き、やる気が消え失せていた。月末に平成物理の過去問を解いたが、ボコボコにされてかなり苦しかった。令和の数学の過去問は5割程度はできたが、易化した年だったので調子にのっていた。

  • 2025年11月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 3/5

    数学3,物理7で勉強していた。電磁気をメインに演習して、名問の森の力学を解いていた。数学は過去問特訓のB,C問題・大学編入のための問題集の2変数関数と応用数学を解いた。東京農工大学の過去問を解いて自分を鼓舞していた。

  • 2025年12月

    主な科目: 徹底演習、複素解析、電磁気学演習、弱点克服電磁気2周目、基礎物理学演習(剛体、振動、電磁気)、物理過去問、数学過去問、確率統計の演習、弱点克服力学3周目、過去問ベースの英作文をやっていた。数学は過去問をメインで解いて、理解不足の箇所を問題集で補強していた。物理は問題集を解きつつ、過去問を解いて実力を確認していた。この時点で電磁気がそれなりにできるようになっていた。 / 気持ちの状態 4/5

  • 2026年1月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 5/5

    演習力学、電磁気学演習(電磁誘導など)、基礎物理学演習(電磁気範囲)、過去問、複素積分復習、問題集復習(過去問特訓、大学編入のための問題集、数学徹底演習)、名問の森(電磁気、力学2周目、波動)、英作文、和訳をした。数学英語2ずつ物理6の配分で勉強していた。

  • 2026年2月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 1/5

    複素:Youtubeの複素積分、写像はwebサイトなど 確率:細野、問題集復習 線形代数:基本用語の定義確認、ベクトル空間の復習など 力学:過去問、詳解力学演習 電磁気:過去問、電磁気学演習、詳解電磁気学演習 熱力学:マセマ、ヨビノリ、名問の森、過去問 過去問の数物解き直し 英語:ポレポレ 上記をやっていた。数学2物理4英語2の配分で勉強していた。このままいけば落ちるかもしれない不安が毎晩のように襲ってきてメンタルがやられていた。

  • 2026年3月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 2/5

    数学は問題集の復習と過去問の復習をメインで学習した。ある程度固まってきたので、知識が抜け落ちないことを目標にした。物理は詳解力学演習の剛体分野と電磁気学演習の周回と過去問の復習、波動や原子など東大物理第三問対策をやっていた。起きている間はほとんど勉強していた。

  • 2026年4月

    主な科目: 志望理由書, 数学, 物理 / 気持ちの状態 4/5

    詳解(剛体,コンデンサ)、徹底演習、電磁気学演習できてないとこ、基礎工筑波数物2周目、名問の森熱電磁気力学波動解き直し、量子力学基礎、原子基礎、東大数物R3年まで残してする、英単語、英作文、ポレポレ復習、連続型確率、微積分をやっていた。研究室や図書館にこもって18時過ぎまで勉強し、自宅でも23時過ぎまでやっていた。このころはもしかしたら受かるかも思い始め、モチベが少し高かった。

  • 2026年5月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 1/5

    併願校の微積分対策で問題集と過去問を解いていた。以前は解けなかった参考書がスルスル解けるようになっており、1周するのに時間がかからなかった。過去問も安定して7-8割とれるようになっていた。物理は過去問の復習のみやっていた。英語はAIを使って英作文・和訳の対策をし始めた。

  • 2026年6月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 4/5

    ここまできたら受かるだろう慢心と落ちるかもしれない不安で、ほとんど勉強しなくなった。数学物理は過去問の復習と知識・理論の整理をしていた。英語はAIを使って英作文と和訳の対策をしていた。結局6月にあった電通大と東大に落ちてしまったので、最後まで勉強した方が後味がいい。

  • 2026年7月

    主な科目: 化学 / 気持ちの状態 3/5

    東大受験で燃え尽きたので、阪大筑波はほぼ勉強せずに受験した。東京に行きたかったので急遽東京科学大学を受験校として出願をした。数学物理英語は完成していたので一切勉強せず、マクマリー有機化学概説で化学を勉強し始めたが、化学抜きでも過去問の点数が6割を超えていたので、ほとんど勉強しなかった。

  • 2026年8月

    主な科目: 化学 / 気持ちの状態 3/5

    有機化学の初歩の初歩・熱化学含む物理化学・量子化学をメインに勉強した。東京科学大学の化学は傾向があるので、上記含むそれらをやりつつ効率良く勉強した。

勉強場所と環境

平日は高専で内職をし、夕方以降は自宅の静かな環境で集中して勉強した。 午後は一日中自宅にこもって、勉強した。 試験日2,3か月前からは少し騒がしい環境でも勉強し、当日の雑音対策として勉強した。

スランプとメンタル回復

勉強を開始した3月は後15か月で間に合うのか不安で毎日ガムシャラに勉強していた。11月くらいに数学の過去問を解き始めて旧帝未満の大学なら解けるようになっており安心感を得た。物理を10月から始めて試験まで9か月しかなかったので、毎日「これを理解できるようになるのか、間に合うのか?」と思いながら進めていた。2月になるとそれなりに数学はできるようになるが、物理がまだまだだったので勉強しながら泣くこともあった。勉強しないと落ちるかもしれないと思ってしまうので、寝る以外はほぼ勉強していた。5月になり試験まで2月ほどとなるが、また不安で泣くことが増えた。勉強量を減らし、編入志望の友人と話をするなどして調子を回復させた。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

数学

2025年3月 〜 2026年6月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 3周

選んだ基準: 編入のバイブル的存在。これを使わない人はいない。

高専の教科書でしっかり基礎固めをしてから取り組むと問題が簡単に感じる。この場合、2周もすればもう学ぶことはない。自分はいきなりこの本を始めたので、ほとんど進まず非効率な勉強をしていた。全ての問題集に言えるが、間違えた問題のみ反復する。

編入数学過去問特訓の表紙

編入数学過去問特訓 4周

選んだ基準: 基礎固めからのアウトプット教材。3個ある問題集の内の一つで使わない人もいるが、自分は全てに取り組んだ。

A問題は簡単すぎて時間の無駄なので、B問題から始める。Bが解けないのは基礎ができてない証拠なので、A問題を解くか教科書に戻る。一度解いた問題は時間をおいて解くことで理解度を確認できる。

大学編入のための数学問題集の表紙

大学編入のための数学問題集 3周

選んだ基準: 問題数が多く、解説が他の2冊と比べて比較的丁寧。

B,C問題を解いた。Bがほとんど自力で解けたら基礎は問題ないと判断して良い。たまに難しい問題があるが、とばしてもok。C問題は根気よく粘る練習も兼ねて取り組むべき。

数学徹底演習 3周

選んだ基準: 問題数をこなしたかったので購入した。

頭からひたすら解く。計算速度や記述速度を意識して取り組む。

細野真宏の確率が本当によくわかる本 3周

選んだ基準: 東大で確率が出題されるので、その離散確率の対策をするため。条件付き確率は掲載されていないので別途学習する必要がある。

頭から解く。何を区別するかなど確率特有の考え方を完璧に理解する。間違えた問題は何度も反復して、解き方・考え方をマスターする。

工学系学生のための複素関数攻略への一本道 2周

選んだ基準: 東大で複素解析が出題されるのでその対策をするために購入した。初学者にも理解できる内容で、基礎力をつけるのに必要な問題数が十分ある。写像に関する説明はないので、マセマなどで別途学習する必要がある。

証明を手で書いてしっかり理解する。目でみるだけでは身につかないので、自分で証明する努力をする。

物理

2025年10月 〜 2026年6月

考える力学 6回以上

選んだ基準: 古典力学を理論から学ぶために購入した。

知識のインプットと証明をしっかり行う。演習でわからない箇所があれば理論に戻り、この本を何度も読み直した。

弱点克服大学生の初等力学の表紙

弱点克服大学生の初等力学 4周

選んだ基準: 力学の演習書として。解説が丁寧で問題数も豊富。基本的に初見でこれが十分解ければ、阪大以下は受かります。

高校物理をせずに大学物理に取り組むことがポイント。解けない問題を何度も反復する。

演習力学 2周

選んだ基準: 変わった問題が多く、演習量が確保できる。今年の東京科学大学はここから問題が出ました。無理にやる必要は全くない。

頭から解いて、解けない問題のみ反復する。難しい問題も多いのでへこまず、次の問題にドンドン進むことが大切。

詳解力学演習 1周

選んだ基準: 東大物理の難問対策。数学物理が仕上がってかつ時間が余っている人のみやればいい。物好き以外はしない方が良くて、しなくても全然受かります。

対策したい範囲だけつまみ食いしていく。私は剛体と質点範囲を演習した。難しい問題が多いので時間を溶かしすぎないように気をつける。

弱点克服大学生の電磁気学の表紙

弱点克服大学生の電磁気学 4周

選んだ基準: 誤植が多いが、問題数が多く解説も丁寧。

電磁気のちゃんとした教科書で理論を学習してから演習に取り組むことが大事。高校物理の電磁気が全くできなくても問題なし。私は理論を一か月ほど学習しても全く理解できなかったが、二か月目くらいに急に問題が解け出した。maxwell方程式を念頭において問題を解くことを意識すれば結構簡単に解ける。公式(コンデンサ、波動方程式など)の導出訓練は確実に何度も行って空でできるようにしたい。

電磁気学演習の表紙

電磁気学演習 4周

選んだ基準: 問題数が多い。解答は弱点克服と比べると少ないが理解できなくはない。

初学者には全く向いていない。私は最初にこの本に手を付けたが、全く解けなくて挫折した。弱点克服などの簡単めな演習書で力をつけてからこの本に取り組めば、効率よく知識を吸収できる。私は磁性体と電磁波も学習したが、基本的にこれ以外の単元のみ演習すればいい。波動方程式の導出は必ずするべき。今年の東京科学大学で出題されました。

マセマ 熱力学 3周

選んだ基準: インプット教材としては悪くないから。

2,3日で全範囲をインプットして、過去問を解く。わからない箇所はこの本に戻って理論をしっかりやり直す。

名問の森 1周

選んだ基準: 高校範囲の物理を微積を使って解く練習をするため。東大のコンデンサ回路問題は名問の森などで慣れた方がいい。波動、熱力学、原子も大学によっては出題されるので勉強するべき。私は全てを学習した。

力学や電磁気をメインに解くのがおすすめ。解答は公式を乱用してくるので注意が必要。全てを解く必要はなく、過去問に似ている問題を優先的に解く。

基礎物理学演習(青いやつ) 1周

選んだ基準: なんとなく。中身は網羅系の演習書。解説は少しだけ丁寧。

力学と電磁気を1周した。変な問題もあるし、惰性で解いていたので効率は悪かった。網羅系はやらない方がいい。

化学

2025年7月 〜 2025年8月

マクマリー有機化学概説 1周

選んだ基準: 東京科学大学を受けるために化学をやる必要があったので学習した。数学物理英語が仕上がっていたら、化学なしでも合格できるので私は化学をほとんど勉強していません。

辞書として使う。1章の電子の動きなど基本的な理論は覚えるべき。

物理化学 PEL 1周

選んだ基準: 高専の友人がくれた

1周するのに時間がかからないので、インプットを爆速で終わらせて問題集や過去問を解くのがおすすめ。物理化学はほぼ数学なので短期間でも仕上げることができる。

基礎物理化学演習 1周

選んだ基準: 物理化学の演習をするため。解説は丁寧で問題自体の難易度はあまり難しくないと思う。

問題数が少ないのですぐ1周できる。解法暗記を目標にする。

量子化学 基礎からのアプローチ 1周

選んだ基準: 過去問で量子化学が出題されるので、その対策のため。

必要な範囲に絞って学習すれば短期間で量子化学の基礎ができる。量子化学は問題がテンプレばっかりなので対策すれば点がとれます。科学大は基本的に、熱化学含む物理化学、量子化学をある程度理解していれば20点は狙えると思います。

英語

2025年8月 〜 2026年6月

英文熟考 上下 2周

選んだ基準: 東大英語の長文は構文把握が命なのでその対策のために高校受験で評判だったこの本を選択した。

例訳を隠して自分の力で訳してみる。なぜ自分の訳が間違いなのかを解説を読んで理解し、インプットしていく。

竹岡広信の英作文がおもしろいほど書ける本 2周

選んだ基準: 英作文対策のため

自分で作文してみて例解と何が違うかを確認する。例の表現をインプットして自分で使えるようにする。英作文ができる必要はなく、様々な表現を覚えていって、自分で使えるようになればいい。

ポレポレ英文読解プロセス50 代々木ゼミ方式の表紙

ポレポレ英文読解プロセス50 代々木ゼミ方式 3周

選んだ基準: より上級の英文解釈の練習をしたかったから

論理の繋がりを意識して、どこに修飾語がかかってくるかを見極める。文系チックな読みづらい文章も多いが、これらを完璧に読めたら本番で困ることはないと思う。

鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁の表紙

鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁 6回以上

選んだ基準: 英単語を覚えるため

東大英語はこれ一冊で十分対応できる。寝る前と起床後にみて暗記を頑張る。

過去問対策(入手・分析・周回)

高専経由や大学の教務科に、過去問の郵送やpdfをメールで送信してもらった。数年分だけでも問題の傾向が出ているので、大学ごとにどこを対策するかを明確にして不安な分野を潰していく。本番の予定通りに紙とペンで過去問を解いていく。間違った箇所はなぜ間違えたか、次正解するにはどう考えればいいかなどの反省を行い、時間を空けて2,3周目に入る。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

地方国立大の過去問をみて、初見で解けるなら基礎はできていると判断していい。とりあえず編入数学の概要を知って、自分が何をするべきかを月単位で計画する。過去問は春休みから始めても十分間に合うので、焦って夏に解いたりしない方がいい。toeicはなるべく早く終わらせるべき。夏休み前に終わっていたらそれだけでアドになる。

AIの活用方法

ChatGPT,Gemini,Claudeを使った。 英文和訳、和文英訳、過去問の解答解説や数学物理のわからない箇所の説明をさせた。また大学に提出する志望動機などのブラッシュアップなどにも使った。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

7507758008258508759009252025年3月・790点2025年05月・780点2025年07月・提出・890点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2025年3月 790点 → 2025年05月 780点 → 2025年07月 890点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

東京大学 工学部

当日の受験者数61
試験時間の構成英語数学物理の順で試験が実施される。 9:30~11:00 英語 12:00~14:00 数学 14:30~16:00 物理
当日の気づき本郷キャンパス近くのホテルなら徒歩でもいいが、徒歩10分以上の距離なら迷わずタクシーを使うべき。試験会場は涼しいが、着くまでが暑いのでストレスをためないためにもお金は惜しまず使いましょう。食事は持参推奨。解けたかどうかは気にしない方がいい。次の科目に備えて精神統一やエネルギー・水分補給をした方がいい。答案回収の時間が長すぎるので、根気よく待ちましょう。

東京科学大学 情報理工学院 数理計算科学系

当日の受験者数約60(数理計算科学系は自分含めて2人)
試験時間の構成9時半-11時半:数学 13時-14時半:物理 15時-16時半:化学
当日の気づき真夏で暑いので汗がひく時間なども考えて早めに会場に着いた方がいい。一般選抜の合格者の半分は旧帝大合格を持っていると思う。面接はスーツだが、ジャケットを羽織る必要はないかも。シャツとネクタイで何も言われなかった。

大阪大学 基礎工学部 情報科学科数理科学コース

当日の受験者数12名出願(数理科学コース)の内、10名受験
試験時間の構成9時半-11時半:数学 13時-14時半:物理
当日の気づき伊丹空港近くのホテルに泊まる高専生が多かった。豊中キャンパスは坂道が多く、遠いので遠慮なくタクシーを使うべき。

筑波大学 理工学群 工学システム学類

当日の受験者数42名出願で34名受験
試験時間の構成10-12時:数学と物理
当日の気づき筑波駅周辺のホテルで宿泊がほとんど。駅からキャンパスまでバスが出ているが、人が多く暑いので並ぶのが嫌ならタクシーを使ってもいい。私は行きだけ受験でできた知り合いとタクシーで会場に向かった。革靴で歩き回るのは疲れるので、サンダルなどを持って行って、面接終わりに履き替えた方がいい。面接終わりのバスは混んでいる。

電気通信大学 1類

当日の受験者数約60
試験時間の構成10-12時:数学 13-14時半:物理 15時半-17時:英語
当日の気づき調布駅近くのホテルで宿泊するのがベスト。電通は旧帝大受験者の滑り止めで、合格者も旧帝大が9割程度なので第一志望の受験生は厳しい戦いになると思った方がいい。みな高得点をとってくるので小さなミスが不合格に直結する。私は計算ミスで総崩れだったので、見直しはするべき。

やまけんさんが東京科学大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥50,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥24,000
④ 出願関連費¥180,000
⑤ 当日関連費¥200,000
合計¥454,000

編入したあとの生活

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-10-07

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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