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MARCHの編入

MARCHの編入試験まとめ|実施大学・学部・編入年次の一覧

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-18‌​‌​​​​‌​‌‌​​‌​‌​‌​‌‌​‌​‌‌‌​​‌​​

MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)を編入で目指したい——そう考えて調べ始めると、最初の壁は「そもそもどの大学が編入試験を実施しているのか」がまとまっていないことです。結論から言うと、直近の募集実績では5大学すべてに編入学試験の実施実績があります。ただし募集している学部は大学ごとに大きく違い、全学部で受け入れている大学は1つもありません。

たとえば明治大学と立教大学で編入の募集が確認できたのは文学部だけです。一方の法政大学は10学部で募集があり、MARCHの中では圧倒的に門戸が広い大学です。また、立教大学文学部と中央大学文学部は大学卒業者(学士)だけが出願できる募集で、短大生や大学在学中の方は出願できません。「MARCHのどこかに編入したい」という探し方をするなら、まず自分の学歴で出願できる大学×学部の組み合わせを知ることが出発点になります。

この記事では、5大学の募集学部・編入年次・出願資格・日程を、確認できた最新年度のデータで1ページに整理しました。中央大学と立教大学は2027年度(2027年4月入学)試験の情報、明治大学・青山学院大学・法政大学は2026年度(2026年4月入学)試験の実績にもとづいています(2026年8月18日時点で2027年度分を確認できなかった大学は、前年度実績である旨を各所に明記しています)。

5大学すべてに編入試験の実施実績(直近年度)
18学部5大学合計の募集学部数(直近年度の実績)
4学部大学卒業者(学士)だけが出願できる募集
131名法政大学の募集人員合計(2026年度・10学部)

この記事で分かること

  • MARCH5大学それぞれの編入実施状況と募集学部の一覧
  • 大学・学部ごとの編入年次(2年次か3年次か)と出願資格の要点
  • 短大・専門学校・高専・大学在学中・大卒(学士)——自分の学歴で出願できる組み合わせ
  • 5大学の試験時期のずれと、併願を組み立てるときの注意点

結論:MARCH編入の実施状況一覧

最初に全体像です。情報の年度の列に注意してください。2027年度と書かれている大学はこれから出願できる募集、2026年度と書かれている大学は前年度の実績です。

大学募集のある学部編入年次情報の年度
明治大学文学部のみ2年次・3年次(3年次は学士のみ)2026年度実績
青山学院大学文学部・教育人間科学部・法学部2年次・3年次(学科・資格による)2026年度実績
立教大学文学部のみ(学士のみ)3年次2027年度
中央大学法学部・経済学部・文学部(文は学士のみ)3年次2027年度
法政大学法・文・経営・社会・国際文化・キャリアデザイン・グローバル教養・スポーツ健康・現代福祉・理工の10学部2年次中心(法・文・経営は3年次あり)2026年度実績

2026年8月18日時点で確認できた募集内容にもとづきます。ここに載っていない学部(例: 明治大学の政治経済学部・商学部、立教大学の経済学部など)は、直近年度の編入学の募集を確認できませんでした。年度によって募集学部が変わる可能性があるため、出願前に必ず各大学公式の最新の募集要項を確認してください。

明治大学:文学部のみ・2年次と3年次

明治大学で編入学の募集を確認できたのは文学部だけです(2026年度実績)。2年次編入と3年次編入の2区分があり、出願できる学歴がはっきり分かれているのが特徴です。

区分主な出願資格募集人員日程(2026年度実績)
2年次編入短大卒(見込)・高専卒(見込)・高校専攻科修了・大学に1年以上在学若干名出願2025年12月9日〜15日
3年次編入大学卒業者(学士)のみ若干名出願2026年1月8日〜13日・試験2026年3月2日

試験は、2年次編入が外国語(英・独・仏・中から1つ)+基礎学力・論文+口頭試問、3年次編入(学士)が基礎学力・論文+口頭試問という構成でした。外国語の選択肢が英語以外にもある点は、MARCHの編入では珍しい設計です。大学在学中の方が1年生のうちから挑戦できる2年次編入がある点も貴重です。2027年度の実施有無・日程は執筆時点で確認できなかったため、必ず大学公式の最新要項を確認してください。

詳しい対策は明治大学文学部の編入対策記事にまとめています。

青山学院大学:文・教育人間科学・法の3学部

青山学院大学は文学部・教育人間科学部・法学部の3学部で募集を確認できました(2026年度実績)。学科ごとに編入年次と出願資格が細かく違うのが最大の特徴で、同じ文学部でも学科によって受けられる人が変わります。

学部・学科年次主な出願資格
文学部 英米文学科2年次/3年次2年次: 短大・専門 3年次: 短大・学士。いずれもTOEFL/TOEICのスコア提出あり
文学部 フランス文学科2年次/3年次2年次: 短大 3年次: 学士
文学部 日本文学科3年次短大または学士(区分が分かれています)
文学部 史学科2年次/3年次2年次: 短大 3年次: 学士
教育人間科学部 教育学科2年次短大・学士・高専
教育人間科学部 心理学科2年次短大・高専・専門・大学に2年以上在学
法学部 法学科3年次学士のみ

2026年度は全区分共通で出願2025年10月21日〜11月4日・試験2025年11月22日でした。試験内容は学科ごとに異なり、英米文学科は英語と日本語の小論文・面接、史学科は英語+歴史の基礎学力問題+面接、心理学科は英語+心理学の基礎知識+面接という構成です。志望学科の試験科目に合わせた個別の準備が必要になります。2027年度の要項は大学公式サイトで確認してください。

学部別の詳細は文学部教育人間科学部法学部の各対策記事をご覧ください。

立教大学:文学部のみ・学士対象の3年次編入

立教大学で募集を確認できたのは文学部の3年次編入のみで、出願できるのは大学卒業者(学士)だけです(2027年度)。短大・専門・高専からの編入や、大学在学中の出願はできません。

項目2027年度
募集文学部・3年次編入・若干名
出願資格大学卒業者(学士)
出願期間2027年1月6日〜1月9日
試験日2027年2月21日・2月27日・3月7日(複数の日程が設定されています。自分がどの日程に該当するかは募集要項で確認してください
選抜方法口頭試問

選抜は口頭試問が中心です。筆記の学科試験で点を積み上げる型ではなく、志望する専修の学問について口頭で問われる形式のため、研究計画や学びたいテーマを自分の言葉で説明できる準備が合否を分けます。詳しくは立教大学文学部の編入対策記事へ。

中央大学:法・経済・文の3学部・すべて3年次

中央大学は法学部・経済学部・文学部の3学部で2027年度の募集が確認できました。3学部とも3年次編入・若干名で、文学部だけは学士限定です。

学部主な出願資格出願期間(2027年度)選抜方法
法学部短大・高専・学士2026年9月24日〜9月30日英語+学科別の論述試験(法律学・国際企業関係法・政治学の基礎)
経済学部短大・高専・学士・大学に2年以上在学2026年9月28日〜10月2日英語+小論文(経済・経済学の基礎知識)
文学部学士のみ2026年10月26日〜10月30日外国語+小論文+面接

法学部・経済学部の試験日は2026年10月30日です。MARCHの編入としては最も早い時期に実施されるため、秋以降に受験する他大学との併願計画では中央大学が最初の本番になります。また法学部と経済学部の試験日が同一日のため、学内での2学部併願は事実上できません。経済学部は「大学に2年以上在学+所定単位」で出願できるため、いまの大学に在学したまま3年次編入を狙えるのが実践的なポイントです(文学部の試験日は要項で確認してください)。

詳しくは法学部経済学部文学部の各対策記事へ。なお理工学部については、直近年度の編入学の募集を確認できませんでした(2026年8月18日時点)。

法政大学:10学部で募集・MARCH最大の門戸

法政大学は2026年度に10学部・合計131名の募集があり、MARCHで唯一、学部ごとの募集人員を明示しています。「若干名」ではなく人数が読める点、そして大学に1年以上在学していれば出願できる2年次編入が多い点で、MARCH編入の中心的な選択肢です。

学部年次募集人員選抜の特徴
法学部2年次/3年次15名/10名英語+論文(3年次は法学・政治学の基礎論述)
文学部2年次/3年次15名/10名論文(志望学科の専門)+面接。英文学科は英語外部試験スコア判定あり
経営学部2年次/3年次20名/10名論文+面接(3年次は経営・会計・経済から2分野選択)
社会学部2年次14名論文(志望学科の専門)+面接
国際文化学部3年次7名学士のみ。論文+英語(外部試験スコア判定)+面接
キャリアデザイン学部2年次6名英語(外部試験スコア判定)+論文+面接
グローバル教養学部2年次5名書類審査+面接(英語でのオンライン面接の場合あり)
スポーツ健康学部2年次4名論文+面接
現代福祉学部2年次5名論文(学科別)+英語(外部試験スコア判定)+面接
理工学部2年次10名筆記なし。英語外部試験スコア+面接

2026年度は全学部共通で出願2025年9月22日〜10月3日・試験2025年11月9日でした。注目すべきは英語の扱いです。キャリアデザイン・国際文化・現代福祉・理工などでは英語の筆記試験を行わず、TOEICなどの外部試験スコアで判定します。つまり出願時点までにスコアを用意しておく必要があり、「出願の数か月前からの英語準備」が実質的な第一関門になります。なお人間環境学部・生命科学部については、2026年度の編入学の募集を確認できませんでした(2026年8月18日時点)。2027年度の要項は大学公式サイトで確認してください。

学部別の詳細は法学部文学部経営学部社会学部国際文化学部キャリアデザイン学部グローバル教養学部スポーツ健康学部現代福祉学部理工学部の各対策記事をご覧ください。

MARCH編入で知っておくべき4つのこと

1. 試験時期が秋から春まで分散している

確認できた直近年度の日程を並べると、中央大学(10月末)→法政大学(11月上旬)→青山学院大学(11月下旬)→明治大学・立教大学(年明け〜3月)の順でした。時期が分散しているため、出願資格さえ満たせば秋に中央・法政・青学、冬から春に明治・立教という形で複数校の受験を組み立てる余地があります。ただしこの並びは年度で変わり得るので、実際の併願計画は各大学の最新要項が出てから確定してください。

2. 「学士のみ」の募集が多い

立教大学文学部・中央大学文学部・青山学院大学法学部・法政大学国際文化学部は大学卒業者(学士)だけが出願できる募集で、明治大学文学部の3年次も学士対象です。社会人の学び直しには追い風の構造ですが、逆に短大・専門・高専・大学在学中の方は、出願できる先が大学ごとに限られます。「MARCHのどこを受けられるか」は偏差値ではなく、まず出願資格で絞り込むのが正しい順序です。

3. 大学在学のまま受けられるルートは限られる

いま大学1・2年生の方が在学したまま出願できるのは、確認できた範囲では法政大学の多くの学部(1年以上在学で2年次、2年以上在学で3年次)、中央大学経済学部(2年以上在学で3年次)、明治大学文学部(1年以上在学で2年次)、青山学院大学教育人間科学部心理学科(2年次)です。仮面浪人的にMARCHを狙うなら、実質的にこの4大学の該当学部が土俵になります。

4. 募集人員は「若干名」が基本。人数が読めるのは法政だけ

明治・青学・立教・中央の募集人員はすべて「若干名」で、何人受かるかは公表された枠からは読めません。学部ごとの人数を明示しているのは法政大学だけです。だからこそ、若干名募集の大学を第一志望にする場合も、人数枠のある法政大学や他大学を組み合わせて受験機会を増やすのが現実的な戦い方になります。

まとめ

  • MARCHは5大学すべてに編入試験の実施実績があるが、募集学部は限られる(明治・立教は文学部のみ、青学3学部、中央3学部、法政10学部)
  • 立教文・中央文・青学法・法政国際文化は学士(大学卒業者)のみ。明治文3年次も学士対象
  • 大学在学のまま出願できるのは法政(大1から)・中央経済(大2から)・明治文2年次(大1から)・青学心理(大2相当)
  • 直近年度の試験時期は中央10月末→法政11月上旬→青学11月下旬→明治・立教は年明け〜3月と分散しており、資格を満たせば併願を組み立てられる
  • 募集人員が明示されているのは法政の10学部・計131名(2026年度)だけ。他はすべて若干名
  • 法政を中心に英語を外部試験スコアで判定する学部が多く、出願前のスコア準備が実質的な第一関門

よくある質問

MARCHで編入学試験を実施している大学はどこですか?

直近の募集実績では、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5大学すべてに編入学試験の実施実績があります。ただし募集学部は大学によって大きく異なり、明治大学と立教大学は文学部のみ、青山学院大学は文学部・教育人間科学部・法学部、中央大学は法学部・経済学部・文学部、法政大学は法学部・文学部・経営学部など10学部です。全学部で編入を受け入れている大学はないため、志望学部の募集があるかを最初に確認してください。

MARCHの編入は何年次に入学しますか?

大学・学部・出願資格によって2年次と3年次に分かれます。中央大学(法・経済・文)と立教大学文学部は3年次のみ、法政大学は2年次が中心(法・文・経営は3年次もあり)、明治大学文学部と青山学院大学は2年次と3年次の両方の区分があります。同じ学部でも、短大卒は2年次・大学卒業者(学士)は3年次というように、持っている資格で入学年次が変わる場合があります。

いま大学1・2年生ですが、在学したままMARCHに編入できますか?

出願できる大学は限られます。直近の募集実績では、法政大学の多くの学部が大学に1年以上在学で2年次編入に、2年以上在学で3年次編入に出願できます。中央大学経済学部は大学に2年以上在学していれば3年次編入に、明治大学文学部の2年次編入は大学に1年以上在学で出願できます。青山学院大学は教育人間科学部心理学科(2年次)が大学2年次相当で出願可能です。一方、立教大学文学部と中央大学文学部は大学卒業者(学士)のみが対象で、在学中の出願はできません。修得単位数などの細かい条件は必ず最新の募集要項で確認してください。

短大・専門学校・高専からMARCHに編入できますか?

短大からは、明治大学文学部(2年次)、青山学院大学の文学部・教育人間科学部、中央大学の法学部・経済学部、法政大学のほとんどの学部に出願できます。高専からは明治大学文学部、中央大学の法学部・経済学部、法政大学の各学部などが対象です。専門学校(専門士)からの出願は、青山学院大学の一部学科(心理学科・英米文学科2年次など)と法政大学の多くの学部で認められています。立教大学文学部は学士のみのため出願できません。学部・学科ごとに条件が細かく異なるため、必ず最新の募集要項で出願資格を確認してください。

社会人・大卒ですが、MARCHに学士編入できますか?

できます。むしろMARCHは大学卒業者(学士)だけを対象にした募集が目立ちます。立教大学文学部・中央大学文学部・青山学院大学法学部・法政大学国際文化学部は学士のみの募集で、明治大学文学部の3年次編入も学士が対象です。このほか中央大学の法学部・経済学部、青山学院大学文学部の3年次、法政大学の多くの学部でも学士で出願できます。働きながらの学び直しでMARCHの3年次に入るルートは、想像されているより広く開かれています。

この記事は、各大学が公表している編入学試験の募集情報を2026年8月18日時点で整理したものです。中央大学・立教大学は2027年度(2027年4月入学)、明治大学・青山学院大学・法政大学は2026年度(2026年4月入学)の内容にもとづきます。募集学部・日程・出願資格は年度ごとに変わるため、出願前に必ず各大学公式の最新の募集要項をご確認ください。

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