2年次編入ができる大学
2年次編入は、1年ぶんの単位を持って2年生として入り直す制度です。3年次編入より実施している大学は限られますが、専門科目を課さない募集が比較的多く、入学後に2年かけて専門を学べます。
2年次編入は、1年ぶんの単位を持って2年生として入り直す制度です。募集がある大学は134校、314学部で、そのうち国公立は40校あります。3年次編入に比べると実施している大学は限られますが、入学後に2年かけて専門を学べるため、いまの分野から大きく変えたい人には現実的な選択肢になります。
試験の中身にも違いがあります。専門科目を課す募集は2年次からの募集のうち1割ほどで、3年次からの募集(およそ2割)より少なくなっています。ただし英語や小論文が課される割合は3年次とほとんど変わらないため、「2年次のほうが楽」とは言い切れません。負担が軽くなるかどうかは、志望する大学の試験科目を1校ずつ見ないと分かりません。
この記事では、2年次と3年次のどちらを狙うかの決め方、単位と卒業までの年数の確かめ方、試験科目の見極め方、併願の組み方の順に整理しています。まずは自分がどちらの年次を目指すのかを決めるところから読み進めてください。
数字は最新の募集要項をもとにしています。出願できるかどうかは修得単位数や在学期間などの条件でも変わるため、最終的な可否は必ず各大学の募集要項でご確認ください。
出願までの進め方
2年次編入は実施している大学が3年次より少ない一方、入学後に専門を学ぶ時間を2年ぶん確保できます。いまの分野から大きく変えるなら2年次、同じ分野を深めるなら3年次、というのが基本的な考え方です。志望する大学が両方の年次で募集していることもあるので、どちらで出願するかを先に決めておくと、以降の準備がぶれません。
2年次編入では、これまで修得した単位のうち何単位が認定されるかで、卒業までにかかる年数が変わります。認定数が少ないと3年次編入より在学期間が長くなり、学費の総額も増えます。出願前に、単位認定の目安と標準修業年限を大学ごとに確認しておくと、費用と時間の見通しが立ちます。出願資格として必要な修得単位数が別に決められていることもあるため、あわせて確認してください。
2年次からの募集は専門科目を課さないものが比較的多く、英語と小論文、面接で構成されることがよくあります。ただしこれは全体の傾向であって、志望校が専門科目を課さない保証にはなりません。募集要項で科目を1校ずつ確認し、専門科目がある大学とない大学に分けて、いつから何を始めるかを決めます。面接と書類だけで選抜する大学も21校あります。
2年次の募集は数が限られるため、志望校だけに絞ると受験機会そのものが少なくなります。同じ分野で3年次の募集もあわせて見ておくと、選択肢が広がります。それぞれの出願時期と試験月を並べ、準備が間に合う組み合わせを選びます。2年次と3年次を併願する場合は、試験科目が変わることが多いので、勉強の配分も先に決めておきましょう。
出願できる大学を学部から探す
学部系統ごとに、大学別の対策記事を並べています。大学名で検索することもできます。
2年次編入ができる大学の中から探します(大学名・学部・エリア・国公立/私立で絞り込めます)
経済学系18本
経営・商・会計学系20本
法学・政治学系21本
社会学系16本
人文学系41本
言語・国際学系20本
教育学系10本
心理・人間科学系10本
スポーツ健康学系10本
地域創生・政策学系8本
理学系10本
工学系25本
建築学系5本
情報学系19本
農学・生物学系16本
医療福祉系62本
よくある質問
2年次編入をしている大学はどのくらいありますか
2年次からの募集がある大学は134校、314学部です。そのうち国公立は40校あります。3年次編入より実施校は限られます。
2年次と3年次では、どちらが試験は楽ですか
一概には言えません。専門科目を課す募集は2年次からのほうが少なめですが、英語や小論文が課される割合はほとんど変わりません。志望校の試験科目を1校ずつ確認する必要があります。
2年次編入だと卒業までに何年かかりますか
認定される単位数によって変わります。2年生として入学するため、標準では卒業まで3年です。ただし単位の認定状況によっては、それ以上かかることもあります。
分野を変えたい場合、2年次と3年次のどちらがよいですか
入学後に専門を学ぶ時間を長く取れるという点では、2年次編入のほうが分野を変える人に向いています。ただし実施校が限られるため、3年次の募集もあわせて検討することになります。
面接と書類だけで受けられる大学はありますか
2年次からの募集がある大学のうち、学科試験や小論文を課さず、面接と書類だけで選抜する募集がある大学は21校あります。

