東京大学工学部の編入試験対策|科目・日程・合格への準備
東京大学工学部の3年次編入学試験は、高等専門学校の卒業者・卒業見込者を対象に、1次試験と2次試験の2段階で選抜が行われる試験です。1次試験は志望する学科によって英語・数学の2科目、または英語・数学・理科の3科目と科目数が異なり、2次試験では口述試験が課されます。出願資格は高等専門学校の出身者に限られており、募集人数は若干名です。試験は例年6月から7月にかけて実施され、出願期間は5月上旬の数日間と非常に短いことが特徴です。この記事では、学科ごとの科目構成の違いと、出願資格・対策の考え方を整理して紹介します。
試験概要(最新要項データ)
2027年度
| 選抜方法 | 1次試験 ●英語,数学のみ 社会基盤学科、建築学科、都市工学科、システム創成学科 ●英語,数学,理科 ・物理分野科目のみ3問を解答:航空宇宙工学科、物理工学科、計数工学科 ・物理分野科目2問以上を解答:機械系学科(群)、精密工学科、電子・情報系学科(群) ・化学分野科目2問以上を解答:化学生命工学科 ・分野は問わず3問を解答:マテリアル工学科、応用化学科、化学システム工学科 2次試験 口述試験 |
|---|---|
| 出願資格(主なもの) | 高等専門学校卒業(見込み含む) |
この表は2027年度の募集要項データにもとづきます(更新日: 2026-08-05)。日程・科目・資格は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学公表の最新の募集要項を確認してください。
難易度の考え方
東京大学工学部の編入学試験について、公式に公表された志願者数や倍率のデータは確認されていません。出願資格が高等専門学校出身者に限定されており、募集人数も若干名にとどまることが募集要項から読み取れます。数値による難易度の断定はできないため、学科ごとの科目構成や出願資格から対策の方向性を考えることが現実的です。
大学公表の実施状況(志願者数・合格者数)は現時点で確認できていません。確認でき次第、本記事を更新します。
出願までのチェックリスト
- 要項の入手: 東京大学の公式サイトで2027年度の次の募集要項が公表され次第、必ず原本を確認する(例年、試験の数か月前に公表)
- 出願資格の確認: 自分の区分(高等専門学校卒業(見込み含む)等)で出願できるか、単位・証明書の要件を要項で確認する
- 証明書類の手配: 成績証明書・在学(卒業)証明書は発行に時間がかかるため、出願期間(2026年5月7日〜2026年5月8日)の2〜4週間前には依頼する
- 出願期間内の提出: 出願は2026年5月7日〜2026年5月8日。期間が短い大学が多いため、書類は事前にそろえておく
- 試験日の確認: 試験日は1次試験:2026年6月27日 2次試験:2026年7月10日。会場・持ち物・時間割は受験票と要項で最終確認する
試験科目と対策の組み立て方
1次試験は志望学科によって異なり、社会基盤学科・建築学科・都市工学科・システム創成学科は英語と数学の2科目、それ以外の学科は理科分野の設問も加わる英語・数学・理科の3科目で構成されます。1次試験を突破すると、2次試験として口述試験が課される流れです。学科ごとに問われる理科分野(物理・化学など)が異なるため、志望学科に応じた対策範囲の絞り込みが必要です。
英語の準備
東京大学工学部の1次試験には、すべての学科で英語が含まれています。理系の専門的な内容を含む英文にも対応できるよう、読解力を維持しておくことが基本になります。過去の募集要項にはTOEICやTOEFL、英検、IELTSなど外部英語試験のスコアを証明する書類の提出を任意で求める記載もみられたため、外部試験のスコアがあれば準備しておくと安心です。
専門・筆記の準備
東京大学工学部への編入では、志望する学科に応じて数学に加え、物理や化学といった理科分野の基礎を高いレベルで固めておくことが対策の土台になります。2科目受験の学科(社会基盤・建築・都市工学・システム創成)を志望する場合は、英語と数学の完成度を特に高めておく必要があります。3科目受験の学科では、志望学科が指定する理科分野(物理中心・化学中心・分野を問わないもの)を早めに把握し、出題範囲を絞って学習を進めることが重要です。2次試験では口述試験が課されるため、これまで高専で学んだ専門分野の内容を、自分の言葉で説明できるよう整理しておくことも欠かせません。出願資格が高専出身者に限られる分、在学中の学習内容を編入後の学びにどうつなげるかを具体的に語れるようにしておくと安心です。数学・理科は難易度の高い出題が想定されるため、標準的な問題集を早い段階から繰り返し解いておくことをおすすめします。
出願書類と直前期
出願期間は例年5月上旬の数日間ときわめて短く設定される傾向があるため、必要書類の準備は早めに終えておくことが大切です。1次試験は例年6月下旬、2次試験は7月上旬に実施される傾向がありますが、年度によって変動する可能性があるため、募集要項で必ず最新の日程を確認してください。外部英語試験のスコア証明書類などを提出する場合は、試験の実施時期を踏まえて早めに受験しておく必要があります。
おすすめ参考書
オンライン編入学院の参考書データベースで東京大学との対応が確認できている本から紹介します。カードをタップするとレビュー記事に移動できます。
大学編入試験問題数学_徹底演習 _ 微分積分・線形代数・数学
編入数学過去問特訓 _ 入試問題による徹底演習数学
応用数学 = Applied Mathematics 岡数学
新微分積分 = Differential AND Int数学よくある質問
東京大学工学部の編入試験の倍率は?
東京大学工学部の編入学試験について、公式に公表されている偏差値や倍率のデータは確認されていません。そのため数値だけで難易度を判断することは難しく、出願資格や科目構成といった募集要項の情報から対策の方向性を考えることが現実的です。正確な情報は毎年更新される募集要項で確認するようにしてください。
対策はいつから始めるべきですか?
1次試験は例年6月下旬に実施される傾向があるため、逆算すると高専在学中から時間をかけて数学・理科の基礎を固めていくことが計画的な対策につながります。学科によっては理科分野を含む3科目の対策が必要になるため、早い時期から少しずつ取り組み始めるのが一般的な考え方です。具体的な開始時期は個人の状況によって異なるため、余裕を持ったスケジュールを立てることをおすすめします。
東京大学工学部の編入試験の出願資格は?
主な区分は高等専門学校卒業(見込み含む)などです。年度により変わるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
単位認定はどうなりますか?
編入後にどこまで単位として認定されるかは、出身校での取得単位の内容をもとに大学側が個別に審査するため、事前に一律の基準を示すことはできません。認定される単位数によっては、卒業までに必要な在学期間や履修計画が変わる可能性があります。入学後に単位認定の手続きが行われるため、出身校の成績証明書やシラバスなど必要書類は早めに準備しておくと安心です。
英語はどのくらい必要ですか?
東京大学工学部の1次試験には、すべての学科で英語が含まれています。過去の募集要項ではTOEICやTOEFL、英検、IELTSなど外部英語試験のスコアを証明する書類の提出を任意で求める記載もみられましたが、必須のスコア基準は公式には示されていません。選抜内容は年度により変更される可能性があるため、出願前に最新の募集要項で確認することをおすすめします。
過去問は入手できますか?
大学によって公表状況が異なります。募集要項や大学の入試ページで公表・閲覧の可否を確認するのが確実です。オンライン編入学院の受講生はコーチを通じて対策情報の提供を受けられます。
この記事の情報はいつ時点のものですか?
2027年度の募集要項データをもとに2026年8月5日に更新しています。日程・科目・出願資格は毎年変わる可能性があるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。
まとめ
東京大学工学部の編入学試験は、高専出身者を対象に、学科ごとに異なる科目構成の1次試験と口述による2次試験で構成される試験です。募集人数は若干名にとどまり、出願資格も高専出身者に限られることが募集要項から読み取れます。出願資格や科目構成、日程は年度ごとに変わる可能性があるため、出願前に必ず最新の募集要項を確認しましょう。
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、更新しています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ|最終更新: 2026年8月5日




