無料相談を予約

ホーム編入受験の進め方

英検が使える大学

大学編入 英検が使える大学一覧|法政大学の学部別基準と使われ方の3タイプ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-10‌​‌‌​‌‌‌‌‌​‌​​‌​​‌​​​‌​​‌​​​‌​​​

結論:英検は編入試験で使える。ただし「使われ方」が大学ごとに違う

実用英語技能検定(英検)は、大学入試の一般選抜だけでなく編入試験でも使えます。TOEICやTOEFLと並ぶ外部試験の選択肢として英検を受け付ける大学は国公立・私立の両方にあり、なかでも法政大学は多くの学部で英検で出せる代表的な大学です。

ただし、ひとくちに「英検が使える」と言っても、その中身は大学・学部ごとに違います。一定の級がないと出願できない大学級やスコアを提出して判定材料にする大学基準を満たすと当日の英語試験が免除される大学——この3タイプのどれなのかで、準備のしかたが変わります。この記事では、英検の使われ方の整理、法政大学の学部別の一覧、法政以外で英検で出せる大学、出願までの注意点を順に解説します。

この記事で分かること

  • 編入試験での英検の使われ方は「出願資格」「スコア提出」「試験免除」の3タイプ
  • 法政大学はどの学部で英検が使えるか——学部別の一覧と級の基準
  • 法政以外で英検で出せる大学(国公立・私立の例)
  • 受験時期・4技能・S-CBTなど、英検で出すときに見落としやすい条件

編入試験は大学ごとに出願資格も科目も違います。いまの学年・在籍区分で受けられる大学がどこかは、条件を突き合わせて初めて分かります。

無料相談で受けられる大学を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

編入試験で英検はどう使われるか——3つのタイプ

各大学の募集要項を確認すると、編入試験での英検の扱いは大きく3つに分かれます。自分の志望校がどのタイプかで、英検を「いつまでに」「どの水準まで」仕上げるかが決まります。

タイプ1:出願資格(基準を満たさないと出願できない)

一定の級やスコアを出願の条件にするタイプです。基準に届いていないと、そもそも出願書類を受け付けてもらえません。法政大学のキャリアデザイン学部・国際文化学部のほか、関西大学や大阪経済大学など、私立大学に多い形です。このタイプの大学を志望するなら、出願期間より前に基準を満たした合格・スコアを確保しておくことが絶対条件になります。

タイプ2:スコア提出(級やスコアが判定材料になる)

当日の英語試験を行わず、提出された級やCSEスコアを英語の得点として判定に使うタイプです。法政大学の社会学部・現代福祉学部・理工学部などがこの形で、なかには「級・合否を問わずCSEスコアを提出」という、明確な足切りラインを設けない学部もあります。この場合、英検に不合格でも受験時のCSEスコアで出せる一方、提出したスコアがそのまま英語の評価になるため、高いに越したことはありません。

タイプ3:試験免除(基準を満たすと当日の英語試験が免除される)

当日の筆記英語がある大学のうち、英検などの基準を満たした人は英語の試験が免除されるタイプです。日本大学法学部聖路加国際大学看護学部がこの形をとっています。免除を使えば当日は他の科目に集中できますが、免除の基準・手続きは要項で細かく定められているため、必ず最新の募集要項で確認してください。

「みなし満点」という制度はあるのか

一般選抜(一般入試)では、英検の級に応じて英語の得点を満点とみなす「英検利用」「みなし満点」という方式が知られています。一方、編入試験の募集要項で「みなし満点」という表現が使われることはほとんどありません。実際の扱いは上の3タイプ——出願資格・スコア提出・試験免除——のいずれかです。「◯◯大学 英検 みなし満点」と探すより、志望学部の要項の「出願資格」と「提出書類」の欄を確認するのが確実です。

法政大学は英検利用の代表格——学部別一覧

法政大学の編入試験は、多くの学部が当日の英語試験を行わず、外部試験の級・スコアで英語を評価します。その選択肢に英検が広く含まれているのが特徴です。学部ごとの扱いを一覧にまとめます(いずれも法政大学の2027年度試験要項にもとづく各学部の対策記事の内容です。年度で変わるため、出願前に必ず最新の要項で確認してください)。

英検で出せる学部

学部英検の扱い
キャリアデザイン学部2級以上(4技能)が出願基準の1つ
社会学部級・合否を問わずスコア提出(基準点なし)
現代福祉学部CSE2.0スコアを提出(基準点なし)
理工学部級を問わずCSE2.0スコアを提出
文学部学科で異なる(下の補足を参照)
国際文化学部準1級(4技能)などが出願の条件
スポーツ健康学部4技能での合格が必要。級は要項で確認

いずれの学部も、英検のほかにTOEIC・TOEFL iBTなどとの選択制です(選べる試験の種類は学部で違います。たとえば社会学部・現代福祉学部はIELTS等が対象外、理工学部は英検またはTOEIC L&Rのみです)。文学部は学科で基準が分かれます——史学科・地理学科は準2級以上、哲学科・心理学科は2級以上、英文学科は準1級以上(いずれも4技能)、日本文学科は級を問わないスコア提出です。

英検が使えない学部

学部英語の扱い
経営学部TOEFL iBTまたはIELTSのみ。英検は利用できない
グローバル教養学部TOEFL・IELTSの基準が受験資格。英検は対象外
法学部当日の筆記英語(スコア提出は不要)

このように、同じ法政大学でも学部によって英検の扱いは正反対です。経営学部はTOEIC・TEAP・GTEC・ケンブリッジ英語検定も対象外で、グローバル教養学部はTOEFL iBT・IELTSの基準を満たすこと自体が受験資格になっています。学部間で併願する場合も、必要な試験の種類が変わることがあります。学部ごとの募集人員・日程を含めた全体像は法政大学の編入試験まとめで解説しています。

もう1つ重要なのが受験時期の条件です。2027年度要項では、スコアは2024年12月以降に受験したもの(英検は2024年度第3回以降に二次試験を受験したもの)に限られます。古い合格・スコアは使えないため、取得済みの人も有効かどうかを先に確認してください。

法政以外で英検で出せる大学(例)

募集要項の選抜方法・出願資格の記載で英検の利用を確認できた大学の例です。英語の扱いは大学単位ではなく学部単位で決まり、年度で変わることもあります。級・スコアの基準は学部ごとに違うため、ここでは使われ方だけを示します。必ず志望学部の最新の要項で確認してください。

国公立

大学学部と英検の使われ方
九州大学法学部——英検・TOEIC等から選んで提出
高知大学人文社会科学部——英検などの基準が出願資格
鹿児島大学教育学部——スコア証明の提出が出願の条件
群馬大学情報学部——一部プログラムで出願要件
宇都宮大学国際学部——英検などのスコアを提出
広島大学生物生産学部——合格証明書などを提出
東京大学工学部——語学力の証明を任意で提出できる

このほか、金沢大学・新潟大学・熊本大学・徳島大学・長崎大学・琉球大学などの医学部(主に学士編入)でも、英検を含む英語資格の基準が出願要件に入っています。

私立

大学学部と英検の使われ方
上智大学文学部法学部経済学部理工学部など——級は学科ごとに異なる
同志社大学文学部社会学部生命医科学部——合格証明書を提出できる
関西大学文学部(英米系専修)・法学部理工系3学部など——取得が出願資格
日本大学法学部——基準を満たすと英語試験が免除
聖路加国際大学看護学部——基準を満たすと英語試験が免除
武蔵大学経済学部人文学部——外部試験の取得が出願資格
亜細亜大学経営学部経済学部法学部——外部試験(4技能)の成績で評価
大阪経済大学経済学部経営学部など——取得が出願資格
桜美林大学各学群(3年次)——スコアを提出。2年次は不要
京都産業大学文化学部——スコア・合格通知書を提出
近畿大学経済学部など——S-CBT等を含むと明記
立正大学経済学部——コース別に英検等の基準あり

この一覧の見かた

ここに挙げたのは、募集要項の記載で確認できた大学の一部です。「英検が使える」は「英検でなければならない」ではありません。多くの学部はTOEIC・TOEFL・IELTSなど複数の試験からどれか1つを選んで出せる形なので、すでに他のスコアを持っている人は、それが使えるかを先に確認してください。逆に、東京国際大学言語コミュニケーション学部(英語コミュニケーション学科)や麗澤大学・北陸大学の国際系学部のように、ここに挙げていない大学にも英検を受け付ける学部はあります。

英検で出すときの注意点

「いつ受けた英検か」の条件を最初に見る

英検の合格に有効期限はありませんが、編入試験の側が「一定の期日以降に受験したものに限る」という条件を付けていることがよくあります。法政大学の2027年度要項の「2024年度第3回以降に二次試験を受験したもの」のように、実施回まで指定される場合や、宇都宮大学のように過去の受験時期で区切る場合があります。高校時代に取った級をそのまま使うつもりでいると、出願直前に使えないと分かることがあるため、志望校の要項でこの条件を最初に確認してください

従来型・S-CBTの別と「4技能」の条件

要項には「4技能での合格」「CSE2.0スコア」など、受け方に関する条件が付くことがあります。S-CBTやS-Interviewを含むと明記する大学(近畿大学経済学部など)もあれば、二次試験の受験時期で条件を書く——つまり従来型を前提にした書き方の大学もあります。自分が受けた(受ける予定の)方式が対象に入っているかを要項で確認してください。また、スコア提出型の学部では合否ではなくCSEスコアが判定材料になるため、不合格の回のスコアが使えるかどうかも要項の書き方次第です。

英検とTOEICの両方が使えるとき、どちらで出すか

志望校が選択制なら、どちらで出しても構いません。判断の軸は2つあります。第一に手持ちの資産——すでに基準を満たす級を持っているなら、新しく別の試験を受け直す必要はありません。第二に結果が確定するまでの速さ——英検の従来型は一次試験・二次試験と進むため結果の確定までに時間がかかる一方、TOEICは受験機会が多く、出願前の受け直しがしやすい形です。これから外部試験をゼロから始める人は、志望校全体でどの試験が使えるかを学部単位で洗い出し、いちばん多くの志望校をカバーできる試験に絞るのが効率的です。準備する試験を1つにできれば、浮いた時間をそのまま専門科目・小論文の対策に回せます。

日程は出願から逆算する

編入試験の出願は9〜11月に集中します。英検の従来型は年3回で、二次試験と合格発表まで含めると結果の確定に時間がかかります。出願期間に証明書が間に合うよう、遅くとも出願の半年前には受験計画を立てておくのが安全です。出願・試験・合格発表の全体の流れは編入の出願手続きとスケジュールにまとめています。

筆記英語の大学との併願も考えておく

志望校の中に、外部試験ではなく当日の筆記英語で評価する大学(法政大学法学部など)が混ざることもあります。筆記型は英検の級が使えない代わりに、スコアが間に合わなくても受けられる方式です。和訳・長文読解の勉強の進め方は編入の英語(和訳・長文)対策で解説しています。志望校リストを学部単位で作り、英語の方式ごとに整理してから対策の配分を決めてください。志望校の絞り込み全体の手順は編入の志望校の決め方をご覧ください。

英検で出すと決めたら——級の選び方と参考書

英検で出すと決めた人がやることは、編入の英語筆記の対策とは別のトラックです。やるのは「志望校の基準に届く級・CSEスコアを、出願までに取ること」の一点です。ここを混ぜると、どちらも中途半端になります。

どの級を狙うかは、志望校のタイプで決まる

志望校のタイプ狙う水準
タイプ1
出願資格
要項が指定した級・スコアがそのまま最低線です。届かないと出願できないので、ここは1点でも超えることを優先します。余裕を見て1段上の級で受けておくと、CSEスコアも上振れします
タイプ2
スコア提出
提出したスコアが英語の得点になります。上限がありません。「級・合否を問わずCSEスコアを提出」の学部もあるので、不合格でもスコアは出せます。受けられるうちに上の級で受けて、CSEを積むほうが有利です
タイプ3
試験免除
免除の基準を満たせばそこで終わりです。それ以上のスコアは合否に効きません。基準を超えたら、浮いた時間を専門科目に回してください

編入で基準に使われるのは準2級〜1級の範囲です。中心は2級と準1級で、タイプ2の大学ではCSEスコアがそのまま得点になるため、準1級で受ける価値が大きくなります。

語彙の参考書は、級ごとに区切って埋める

英検は級ごとに問われる語彙の範囲が決まっています。狙う級の参考書を1冊決めて、出願から逆算した期限を切って終わらせるのが最短です。編入の過去問に出た語を拾う作業とは分けてください。

狙う級にあわせて、どちらか1冊を選びます。

この2冊は「英検に受かるため」の本で、編入の筆記対策ではありません

ここが取り違えやすいところです。上の2冊は英検という別の試験の基準にもとづいて作られた単語帳で、編入試験の過去問で繰り返し出た語を集めたものではありません。オンライン編入学院のレビューでも、編入対策の本格化と並行して使うと学習時間が分散すると書いています。

使い方は次のように分けてください。

  • 英検のスコアを取るまで——狙う級の1冊に絞って、期限を切って終わらせる
  • スコアを取ったあと——単語帳は閉じて、志望校の過去問に出た語を拾う作業に切り替える
  • すでに編入対策が進んでいる人——新しく単語帳を1冊始める判断は慎重に。過去問で語彙の壁に当たった実感があるときだけ

語彙のほかに、過去問を1冊用意して、時間を計って解いてください。英検は形式が固定されているので、形式に慣れるだけで取れる点があります。二次試験(面接)がある級では、音読と応答の練習を人と一度はやっておくと本番の負担が変わります。

編入の英語筆記そのもの(和訳・長文読解)の進め方は編入試験の英語|和訳・長文読解の対策にまとめています。志望校にTOEICやTOEFLも使える場合の選び方は大学編入 TOEFL 参考書ルートもあわせてご覧ください。

よくある質問

英検2級で出願できる編入試験はありますか?

あります。たとえば法政大学キャリアデザイン学部は、2027年度要項で英検2級以上(4技能)を出願基準の1つにしています。文学部の哲学科・心理学科も2級以上、史学科・地理学科は準2級以上が基準です。ただし級の基準は学部・年度ごとに違い、より高い級を求める学部もあるため、志望学部の最新の募集要項で必ず確認してください。

英検準1級を持っていると編入試験で有利ですか?

準1級を出願基準にする学部(法政大学国際文化学部・文学部英文学科など)に出願できるようになり、志望校の選択肢が広がります。また、級ではなくCSEスコアを判定材料にする学部では、提出したスコアがそのまま英語の評価になります。ただし出願資格型の学部では、基準を超えた分が加点されるとは限りません。扱いは学部ごとに要項で確認してください。

編入試験に英検の「みなし満点」制度はありますか?

一般選抜で知られる「みなし満点」という表現が編入試験の募集要項に出てくることはほとんどありません。編入での英検の扱いは、一定の級がないと出願できない「出願資格」、級やスコアを判定材料にする「スコア提出」、基準を満たすと当日の英語試験が免除される「試験免除」の3タイプに整理できます。志望学部の要項の「出願資格」と「提出書類」の欄で確認するのが確実です。

英検S-CBTのスコアでも編入試験に出せますか?

大学によります。近畿大学経済学部のようにS-CBT・S-Interviewを含むと要項に明記する大学もあれば、二次試験の受験時期で有効なスコアを区切る、従来型を前提にした書き方の大学もあります。自分が受けた方式が対象に入っているか、志望学部の募集要項の記載を必ず確認してください。

英検を持っていないと編入試験は受けられませんか?

受けられます。編入試験には英語の試験そのものがない学部も、当日の筆記英語だけで受けられる学部も多くあります。また、英検が使える学部の多くはTOEIC・TOEFL・IELTSなど複数の試験からどれか1つを選んで出せる形なので、英検以外のスコアでも出願できます。英検が必須になるのは、外部試験の選択肢が英検に限られる場合だけです。

編入試験に使う英検はいつまでに取ればいいですか?

編入試験の出願は9〜11月に集中します。英検の従来型は年3回で、二次試験と合格発表まで含めると結果の確定に時間がかかるため、遅くとも出願の半年前には受験計画を立てておくのが安全です。また、大学側が「一定の期日以降に受験したものに限る」という条件を付けることが多いので、古い級をそのまま使えるかも要項で確認してください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

無料相談で何から始めるか聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

まとめ

編入試験での英検の使い方を整理します。

  1. 英検は編入試験で使える。使われ方は出願資格・スコア提出・試験免除の3タイプで、どれかによって準備の期限と水準が変わる
  2. 法政大学は多くの学部で英検で出せる。ただし学部で扱いが分かれ、経営学部・グローバル教養学部は対象外、法学部は当日の筆記英語
  3. 法政以外にも、上智・同志社・関西大などの私立、九州大法学部などの国公立で英検が使える学部がある
  4. 「英検が使える」は「英検でなければならない」ではない。複数の試験から選べる形が多いので、手持ちのスコアが使えるかを先に確認する
  5. 編入の要項に「みなし満点」という表現はほとんど出てこない。要項の「出願資格」と「提出書類」の欄で扱いを確かめる
  6. 受験時期・4技能・S-CBT可否などの条件は大学ごとに違う。必ず志望学部の最新の募集要項で確認する

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。英検の扱いは、各大学が公表する募集要項をもとに確認しています。基準・条件は年度で変わるため、実際の出願にあたっては必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年8月10日

編入受験の進め方へ戻る

本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
LINEで無料相談を予約